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令和2年度 全員協議会

 第6回(10月6日)
出席議員 池田正文議長,菱沼和幸副議長,鈴木康仁議員,飯村一夫議員,新田茜議員,大和田寛樹議員,川井幸一議員,櫻井茂議員,石橋保卓議員,岡野孝雄議員,玉造由美議員,勝村孝行議員,谷田川泰議員,小松豊正議員,山本進議員,村上泰道議員,関口忠男議員,櫻井信幸議員,岡野孝男議員,徳増千尋議員,高野要議員
市執行部 市長(谷島洋司),都市建設部長(鶴井重則),都市建設部理事兼駅周辺整備担当(宮澤哲也)
議会事務局 局長(武石誠),庶務議事課長(中山善正),課長補佐(木﨑憲一)


池田議長)ただいまから,全員協議会を開会いたします。なお,会議中の議員並びに説明員の発言について,マスクを着用して発言することを許可いたします。
 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。本件説明のため,市長・谷島君,都市建設部長・鶴井君,都市建設部理事兼駅周辺整備担当・宮澤君が出席しております。
 それでは,これより案件に入ります。「石岡駅周辺整備事業について」を議題といたします。本件について,執行部に説明を求めます。

市長)本日は,大変お忙しいところお集まりいただきまして,誠にありがとうございます。石岡駅周辺整備事業における(仮称)西口交流施設の計画概要についてご説明いたします。この施設につきましては,石岡駅の西側,茨城トヨペット跡地に,学生の学習スペース・多世代交流・観光など,人が集まる拠点として整備するものでございます。内容につきましては,担当理事からご説明しますので,よろしくお願いいたします。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)(仮称)西口交流施設の計画概要について,ご報告いたします。本事業につきましては,学生の学習スペース・多世代交流・観光など,人が集まる拠点として展開していきます。具体的な内容でございますが,1つ目として,これまで駅前に学生が参考書やノートを広げて学習できる場所がございませんでした。駅前の立地条件を活かし,学生が気軽に立ち寄って学習できるスペースとして活用していきます。
 2つ目として,学生や社会人が暑さ寒さをしのげる,電車の時間調整できる場所として活用していきます。また,その際にキッチンカーの常設やかんばん横丁と連携し,飲食の提供が出来るものと考えてございます。
 3つ目として,これまでに学生が一時的に石岡カフェ跡地を活用し,学生による実施した事例がございます。常にやりたいけれど,やれる場所がないという話もございました。行政として,もっと協力が出来ればという観点から,学生による栽培した花の販売,手作りお菓子,飲み物の販売,企画・開発した商品の販売など,学生のチャレンジショップとしての活用も提供していきたいと考えてございます。
 4つ目として,隣接しているレンタカーと連携し,レンタサイクルの貸し出し場所として活用し,石岡市内の観光の移動手段が選択できることにより,手軽に気軽に来れる場所,観光拠点として展開していきます。また,サイクリストが電車で来て,着替えなどの準備・休憩場所としてサイクルステーションとしても展開していきたいと考えてございます。
 5つ目として,石岡のおまつりにおいて,落ち着いて観覧・飲食ができる有料の場所として提供していくことも視野に入れてございます。石岡駅が中心となった人が集まる拠点として,(仮称)西口交流施設を整備していきます。
 事業箇所につきましては,茨城トヨペット跡地でございます。敷地面積833.14平方メートル,延べ床面積124.99平米でございます。賃貸借の契約金額でございますが,月額36万円でございます。契約期間につきましては,借家法により定められている期間,30年となってございます。期間につきましては,双方合意のもと途中解約も可能となってございます。借地で進めてございますが,西口駅前道路の線形見直しに対しましても必要な土地でございますので,併行して用地取得に向けて調整を図ってまいりたいと考えてございます。
 スケジュールにつきましては,今年度,借地契約,10月1日付けで契約でございます。施設補修設計,令和3年度において改修工事を実施後,オープンを予定してございます。また,今年度は市の財政単独となってございますが,石岡駅周辺整備事業全体として,国土交通省の新規事業「都市構造再編支援事業」として個別支援制度を活用してまいりたいと考えてございます。条件でございますが,国費率最大で2分の1,最小でも8分の1が令和3年度より5年間活用できる補助メニューでございます。今後,国土交通省へ概算要求をしていく予定でございますが,市の財政負担が極力抑えられるよう,国土交通省並びに茨城県と調整を図ってまいりたいと考えてございます。
 (仮称)西口交流施設をはじめとした石岡駅周辺整備事業につきましては,国の補助を活用し,計画的に進めてまいります。以上で,石岡駅周辺整備事業(仮称)西口交流施設の報告を終わります。

池田議長)以上で「石岡駅周辺整備事業について」の説明は終わりました。この件に関して,ご質問等がございましたらお願いいたします。なお,質問にあたっては,従前の申し合わせのとおり,質問のみ1人5分までとさせていただき,自席において行うことといたしますので,よろしくお願いいたします。

小松議員)だいたいあの辺の概略図はいつも使っているんで,わかっているつもりですけれども,トヨペットのところを使うと。それから駅があると。それで,トヨペットと駅の間には駅前の道路がありますよね。前はあそこに横断歩道があったんだけれども,横断歩道が無くなって,今あそこの大形屋のところになってますでしょう。そうすると,駅があってトヨペットがあって。その駅の利用者とこの関係は,道路遮断されるんだけど,あそこはどうするつもりですか。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)現在,横断歩道につきましては,ない状況になっております。前後かなり離れたところにですね,横断歩道はございますが,踏切側の横断歩道につきまして,あちらのほう移動できればということで,警察のほうと,所轄とですね,協議してまいりたいと考えてございます。

小松議員)そうすると,いわゆるメインのところではなくて,もっと先の,守横通りのところですか。あそこにも横断歩道ありますよね。あれをもっと手前に持ってくる。そうするとこれは横断歩道だけで,信号は付けない訳だね。それはどうですか。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)現在,あそこにおきましては,横断歩道の設置も認められていない状況になってございますので,信号の設置ももちろん今の段階ではないものと考えてございます。今後ですね,警察のほうと協議した上で,信号の設置も可能であるのかどうかも含めてですね,協議を進めてまいりたいと考えてございます。

小松議員)もうひとつね,市民の皆さんから意見があるのは,あそこのなんというんですかね,銅像がありますよね,犬のタロー像。あれをね,その関係じゃなくても,ぐっと曲がってあそこだけ出っ張っていて具合が悪いというんで,あのへんを総合的に調整するということになればなったほうがいいんじゃないかという市民もあるんですけれども…

〔「いらないんじゃないか」と呼ぶ者あり〕

小松議員)いらないというか,移動するとかそういうのはありますか。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)先の定例会においてもですね,谷田川議員から同様の質問がございました。その時においてもですね,1期計画のほうでできなかったものについてはですね,今回の石岡駅周辺整備事業,こちらの2期計画のほうで,その形状も含めて今後検討してまいりたいと思ってございます。

小松議員)それからですね,あそこ,計画を見ますと2階にできるんですね。1階,2階にできるってなっているでしょう,計画でね。そうすると,ここでお金なんかも,先ほど言ったようにお金を払って云々なので,ここに誰か職員を置くということになるんですか,人を。整理する管理者を。それはどのようにお考えですか。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)管理手法につきましては,今後オープン前までには決定してですね,議会のほうに,また諮ってまいりたいと考えてございます。

小松議員)そうすると,今の計画は非常に皆歓迎すると思うんですけれども,市直営なのか,それともどこかに委託してやるのか。これはいかがですか。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)指定管理につきましてもですね,ひとつの管理手法だと考えてございますので,そちらも含めて検討してまいりたいと考えてございます。

小松議員)今,かんばん横丁との連携を言われましたけれども,どうも私のイメージとしてはかんばん横丁は端のほうにあって,そこから離れたところにあってね,何かあまり連携が取れるという感じはしないんだけれども,それは何か工夫をされるんですか。どのようにそれはお考えでしょうか。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)かんばん横丁の連携につきましては,現在,タピオカドリンクなども販売している店舗がございます。そちらのほうと連携を図りながらですね,飲食の提供も考えてございますので,そちらのほうでやっていきたいと思ってございます。

小松議員)それから,あの辺を歩きますと,昔からのお店とか不動産会社とかありますよね。こういう構想は,いい場合であっても,あのへんの方々に事前に説明すると。いわゆる住民説明とか,そういうことはやるんですか。どういうふうにあのへんの方々が。突然というふうに思われてもね。そういうことを考えていますよと。皆さんのご意見はいかがですかと。そういうふうにして意見を聞きながら,そういう心配もあるのかなということを,担当者も受け止めてね。それで全体として,皆で納得するような感じで行けば一番いいと思うんですけれども。そのへんの,住民に対する説明とか配慮とか,そういうことはどのようにお考えですか。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)今後の各地区の代表もしくは自治会に対しての説明につきましては,今後,常任委員会も含めてですね,色々な調整方法を含めて考えていきたいと思ってございます。

髙野議員)今の質問を聞きましてね,非常に信憑性のないものであります。ただ,あそこにあるから作りたい。何をやりたいということが先行しておりまして,今答弁の中でも決して確たるものが,確信を持てるものがない。本当に私はこんな事業でいいのかと。子どもを集めて勉強させる。あそこに商店を置く。反対側のかんばん横丁と連携させる。何か食べる時にあそこから出前でもとるんですか。私がね,今泉市長と歓談したことがございます。その時には,あそこの土地は借りたい。そして物を建てたい。それで,そこを石岡市の観光の拠点として使うんだと。建物は立てて,それで結局,あそこの上にステーションパークありますよね。あそこから歩道をつけて。土浦にありますけど。そういった,今作ろうとしているビルの中に歩道を入れ込む。そういった,ある程度大掛かりな,そういったことをして,とにかく子どもたちとも交流が持てる。それで本筋は観光の拠点ですと。そんなことを今泉市長は言っていたんですよ。ところが,今の話を聞いてみると,今泉市長の構想の半分にもいかない。ただあそこに作って人が集まればいいなと。ただ,人を集めるというのには,きちっとした計画。ここできちっとした計画ですね。後で,後で,後で。そういう計画では,私はいけないんじゃないかなと思うんですね。こうやって全協開いて,皆さんに時間をとってお話しするんであれば,やはりきちっと,こういうものを作ります。こういうものができますので,ご協力いただきたいと。それよりまず,同僚からも質問がありましたけれど,私はね,地域の方々,石岡の中心市街地の活性化,中心市街地何年やってますか。皆さん潤わないんですよ。そことの整合性どうするんですか。今度はあそこで動線止めるんですか。人の流れも止まります。人はね,街の中に流さなくちゃいけないんです。動線を作るのが行政なんです。わかりますよね。そのへんのところをですね,今お話は聞きましたけれども,なぜその確たる,もうこうなるんだというものを出せないのか。後から後からで。私は,こうできるんだと。これがこうですからというものを聞きたいんですよ。そうならないと,賛成も反対もないでしょう。後でやります。後で考えます。これは,仕事をすることにおいては,まずいんじゃないですか。自分の自宅ならいいです。屋根だけ葺いておけば,雨露しのげます。後から壁張って何していけば出来上がります。しかし違うでしょう。これ公共物ですよ。だからもう少しね,私はこのようなことをするのであれば,真剣に取り組んでいただきたい。学生があそこに来て勉強する。考えられますか。一人二人はいるでしょう。皆が集まってくるということがありますか。失敗したら,子どもたち,教育どころか逆になりますよ。最後お答えいただきたいのですが,なぜこのような,きちっとまとまらない中での説明になったのか,お伺いします。
 …答弁できなければ結構です。この次ね,こういったことを私たちに説明するときには,こうなります。もうやるんですから,このようにやります。地域とはこのようにお話をしております。了解もいただいております。子どもたちだったら,子どもたちが勉強するかどうか。アンケートも取ったらいいでしょう。そういったことをきちっとしてね,私はやっていただきたい。石岡の観光の顔となる訳ですから,そうですよね。

池田議長)時間を経過しておりますので,簡潔に願います。

髙野議員)はい。そのようにお願いいたします。以上で終わります。

村上議員)先ほど説明で借地法に則って30年ということでありましたが,借地法が適用される場合とされない場合について,ちょっとご説明いただきたいのですけれども。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)現在,ちょっと資料のほうを用意するのを忘れてございます。後程ご回答させてください。

村上議員)適用されるので30年ということで,それぞれどういう,適用しなければならなかったのか,選択制でそれを適用したのか,契約年数の適性や金額や,所有の選択等も考えなければいけないので。そのあたり,ちょっとどうだったものかなと思ったものですから。わかりました。なければ後程で構いません。

櫻井茂議員)先ほど借地の件で,村上議員と同じような趣旨になってしまうかもしれませんけれども,双方合意の上で30年という話がございました。仮に途中で解約したい場合,相手が合意しなかった場合,解約できるのかどうかというのは確認されていますか。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)合意の下,その解約ということで,相手方ともちゃんと,途中どちらかが理由をもって解約したいという話をもって解約できるというふうに話を伺ってございます。

櫻井茂議員)わかりました。あともう1点です。今回,既存の施設を活用して,その中に色々なメニューを盛り込む訳ですけれども,施設の老朽化に伴う破損等がおきた場合,どちらがその施設の破損についての修繕等ですね,手当するのか。大家さんなのか石岡市なのか,そのへんは決まっているのでしょうか。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)今回,建物については,石岡市のほうで補修を実施していくというふうになってございます。

櫻井茂議員)そうしますと,今後活用するにあたって内装を変えたり,そういうのはもちろん石岡市なんでしょうけれども,遠い将来に向かいまして施設の傷みが生じた場合,継続して石岡市が使う場合には,石岡市が建物等の補修,テント状の建物もありますけれども,テントの張り替え等を石岡市の負担で行うという形になるということでよろしいですか。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)議員おっしゃるとおりでございます。

櫻井茂議員)了解いたしました。

飯村議員)西口交流施設というのは,3番の中央公園ですか,3番の東口都市公園というのがあるんですけれど,その中に組み入れるような考えはなかったんですかね。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)都市公園整備ということで,ステーションパークが都市公園として指定されてございます。その中にですね,新たに都市公園の移設というふうになった場合においては,都市公園の面積をそのまま都市公園として作らないとですね,都市公園の移設というのができない条件になってございますので,そのまま都市公園として整備を実施していくというふうに考えてございます。

飯村議員)交流施設ということですが,30年とかさっきおっしゃいましたが,契約のことですので,それはそれであれかなと思うんですけれども,この借地することについて,石岡市が借地しなくても,違う場所があるのであれば,そういう形もひとつ考えるというか,今,石岡市として駅前を,この地主さんというかね,そういう方にお願いして,石岡市が借地しないような形で,民間企業に寄り添うような形の提案はできなかったんですか。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)ご確認なんですけれども,借りなくても提供してくれる人がいるかどうかということでしょうか。

飯村議員)借りなくても提供してくれるというか,一緒に市がやって,この交流施設をやると。民間企業がもう全部やってくれると。そういう形の提案というのはなされなかったんですかね。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)民間企業から手が挙がってはきてない状況です。そもそも駅周辺整備事業でですね,かしてつ跡地につきましても,元々はそういう計画で動いていたんですけれども,それも結局,企業がそもそも挙がってこなかったという理由もあってですね。計画のほうが一時とん挫したという話もございます。

飯村議員)わかりました。一応そういう提案で企業のほうがやってもらえないということなんであれば,市のほうで借りてまで,借地してやる意向であるかどうか。他に石岡市としてね,空いている土地がある訳ですよ。そういうところを使ってやるような考えに至らなかったんですかね。周辺整備はわかるんですけれども,周辺整備でも借地をしないような形で計画を進めることはできなかったんですかね。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)今回,駅周辺整備事業に対しましては,西口,東口での役割を変えてございます。一つとしてですね,駅西口の中心市街地活性化をメインとして考えてございます。東口につきましてはですね,公共交通・公共施設の利用者による賑わいというふうに,役割を西口,東口で検討してまいりまして,そちらのほうで西口交流施設につきましては,まず観光の拠点となるような整備も含めまして,東口のほうにこちらのほうで整備したいというふうに考えてございます。

〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕

池田議長)先に保留いたしました答弁が整いましたので,発言を許します。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)先ほどの借家法についてご答弁申し上げます。平成4年7月31日以前に締結した契約の場合は,借地法が適用となってございます。平成4年8月1日以降に締結した契約の場合は,借家法が適用になるということでございます。

村上議員)そうしますと,これは借家法を適用しなければならないですか。適用には何種類かあるような気がするんですが。これが適用にあてはまる案件なので適用されるという,その条件についてちょっとお伺いします。どういう案件なので借家法にあてはまりますというところをお伺いしたいんですが。借家法の適用は,借主が既存の権利を30年,地主が返せと言っても30年間使えるという権利という反面,地主側は自分が使いたい時に30年間貸し出したので自由に使えないという,それぞれ双方のメリット・デメリットがあるんですが,石岡市にとってそれが有効な,30年間はやっぱり使ってこれをやりたいという,西側の有効活用を30年間はやりたいので,こういう契約にしたいという思いがあって結ぶのか,どちらにしても今の法律が全て借家法なので,30年間結ばざるをえないのか,そのへんの事業をそもそもやる意気込みを伺いたかったんですね。その30年間というものに対する市側の考えについてお伺いしたいということです。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)先ほどは失礼しました。継続してずっとやっていきたいというのがですね,駅中心市街地活性化も含めてやっていきたいというふうな思いもございまして,長く契約していきたいと。先ほど言われました30年のみならずですね,途中で購入ができるのであれば,そちらのほうに切り替えていきたいという思いもございまして,途中解約もできるというやり方をとらせていただいてございます。

村上議員)30年に限らず長くやりたいということであれば,既存の市有地であったり,もっと有効的な購入できる建物や物件であったりとか,これありきで進めるべきなのかどうかというのは,今後ある程度情報が出そろってからもう少し判断していきたいと思いますが,これありきで進めるというのはとても危険かなと思います。意見ということで。以上です。

岡野孝男議員)この事業の概算の事業費は幾ら見込んでいますか。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)現在,設計を発注しているところでございます。そちらをですね,現在,事業費がどれほどかかるかというのをですね,今,積算しているところでございます。そちらが整い次第ですね,また報告させていただきたいと思ってございます。

岡野孝男議員)設計はいつ頃できるのか。あとですね,財源はどうするのか。例えば,その事業費が出た場合の財源はどういう形で考えているのか,お尋ねいたします。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)財源につきましては,市の財源としてですね,都市計画のお金を使えればと思ってございます。またですね,国の補助のほうもですね,来年度貰えるようにですね,今調整を図っているところでございます。

岡野孝男議員)設計はいつ頃できるのかと聞いたんですけれども。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)設計につきましてはですね,12月までにはですね,設計は出来上がるものと考えてございます。そちらのほうを基にですね,また議会,それから常任委員会のほうに報告したいと思ってございます。

岡野孝男議員)これはちょっと,事業費も出ないし,設計がどうなってくるのかというのもわからないし,財源もなんか曖昧で,都市計画からとか,一般財源の話なのか,はっきり言ってもらわないとわからない。基金なんかはあるのかということもあるし,今の段階でイエスかノーかという話にはならないと。やっぱり全体の計画がはっきりして,概算の事業費がでると。財源はどうするのかと。これからの市の財政計画なんかも入ってくるので,ただやればいいという話ではないので,これからやっぱり歳入が厳しくなってくるというところで,どのくらいかかって,どういうメリットがあるのかということがはっきりしないことには,イエスかノーかも言えないということですよ。だからやっぱり,それなりの説明をするには,ある程度の納得というか,計画性のある段階で説明をするべきだと私は思っています。以上です。

菱沼副議長)ちょっと確認の意味でお伺いしたいと思います。今回の西口交流施設整備ということで,トヨタレンタカーのところをお借りするかと思うんですけれども,実際あそこは何年に作られていますかね。トヨタさん自身は。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)トヨタレンタリースのほうはお借りしないでですね,現在,茨城トヨペット跡地,空いている部分のみを使用する予定でございます。

菱沼副議長)茨城トヨタの空き地のところですね,その部分を借りてやると。それとあと1点はですね,今回の施設整備ということである訳ですけれども,そこに目標・目的がきちんと明確になってないといけないと思うんですね。そこで1か月に大体どのくらいの集客をしていくのか。また,年間どのくらいの人たちにここを使っていただくのかという部分がやっぱり大事になってくると思うんですね。そこらへんはどのようにお考えですかね。お尋ねしたいと思います。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)現在,集客目標につきましてはですね,現在,御幸通り商店街の方々と色々な調整を図らせていただいてございます。またですね,石岡市の観光協会におきましてもですね,一体となって頑張っていきたいと,協力していきたいという話もしてございます。そちらにつきましてはですね,今後具体的に,設計だけではなくてですね,そういう指標なんかも出せる業務委託なんかも発注してございませんので,そちらのほうを発注して色々決めていきたいと思ってございます。

谷田川議員)今の段階で,例えばあの施設,この交流施設を作ったにしても,色々な意見を総合しますと,どれほどの人が集まるのか。また,どれほどのその費用対効果があるのか。そのへんもかなり疑問のところがあります。しかしながら,今やるとすれば,その交流施設の前にやることがあると思うんです。それは駅の西口の広場であるとか,駅の交通体系。今,非常に危険な状態であります。あの状態のままで交流施設を作ったにしても,あそこに行くまでの交通手段であるとか,この前も質問しましたけれども,立体駐車場はどうなっているのか。駐車場もなければ,今のような道路体系では,とてもとても安全にあの交流施設が安全に使用できるとは,私は思ってないんですね。それを,今回予算の中で丸通の事務所を後ろに引っ越すという話がありました。それと同時に,あそこを直線にするには,先ほど同僚議員からの質問もありましたとおり,あのタロー像が非常に邪魔なんですね。あれをどかして,交通体系をもう少しきちっと整えてからでないと,あの交流施設というのは,せっかく作っても活きてこないんじゃないかというふうに思っています。駅の西口の,駅前の道路体系,これはきちっと,いつ頃までにできるのか具体的にはわからないんですか。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)西口のロータリーも含めた交通体系につきましては,まだ業務の,設計の発注はしていないためですね,いつできるのかというのはですね,現在,計画的には明確にはできない状態になってございます。

谷田川議員)そうすると,先ほどの交流施設もまだ具体的な金額も決まっていない。それ以前に,あの道路体系もどうするか,きちっと予算もたてていない。いつ完成するのかもわからない。そのような中で,果たしてその交流施設そのものが市民から喜ばれる施設になるのか。道路体系がきちっとしていない中で,あの施設にどうやって渡るんだよ。どこに車置くんだよ。そういうふうになると思いますよ。それであの交流施設が活かせるとは思わないんですね。もう少し,駅の道路事情,ましてや石岡の核となる,顔となる駅ですので,もう少しそれを整備しても遅くはないというふうに私は思います。
 それと,核となる駅,顔となる駅ですから,こちらから見ても,郵便局から来ても,6号のほうから来ても,間違いなく3車線になって,右に曲がる車,直進する車,左に曲がる車,これが噛み合わないように,渋滞しないように,そういう交通体系をとることが先決ではないかというふうに思っておりますので,そのへんのところも,そのほうが優先順位が先じゃないかと思っていますので,そのへんのところも併せて考えていただきたいと思います。

池田議長)質問ですか,要望ですか。

谷田川議員)要望と同時に質問であります。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)谷田川議員おっしゃるとおりですね,そういう計画も含めて検討してまいりたいというふうに思ってございます。

谷田川議員)やはり具体的な金額が出てこないと,誰も真剣に請け負ってくれないというか,取り組んでくれない部分がありますので,その予算と財源,先ほども出ましたけれども,それをもうちょっと明確にしてからでも,この計画はいいのではないかというふうに思います。よろしくお願いします。

飯村議員)先ほど横断歩道の件が出ましたが,敷地向こうの駐車場,これどれくらいの稼働率があるんですかね。4番の駐車場を使って交流施設を作る。そういう考えはないですかね。自分のところで…

池田議長)飯村議員,失礼しました。2回目ですので。

〔「そうですか。わかりました」と呼ぶ者あり〕

徳増議員)優先順位は,先ほど同僚議員が言ったとおりで,まず道路のほうからやらなければならないと思います。ただ,西口に,これ消えちゃったのかどうかわかりませんけれども,保育所関係,子どもの森,あれはどうなったんですか。まず保育所作ることのほうが先じゃないですか。今の石岡小学校の中に入ってますけれども,劣悪な状態ですよ。それを考えたときにどうなるんですか。何が必要で,何が必要でないのか,市の方針はどうなっているんですか。それをお聞きしたいです。

池田議長)今回の全員協議会の案件につきましては,先に申し上げたとおり,「石岡駅周辺整備事業について」でございますので,子どもの森,統合保育所の件についてはご遠慮いただければと思います。ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

池田議長)なしと認めます。よって本件については,以上で終結いたします。
 以上を持ちまして,全員協議会を閉会いたします。





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