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議会中継
  


 第14回委員会 (3月16日)
出席委員 池田正文委員長,菱沼和幸副委員長,高野要委員,塚谷重市委員,川村良一委員,村山裕委員,村上泰道委員
市執行部 【保健福祉部】
保健福祉部長(金子重夫),次長兼福祉事務所長(石井洋一),社会福祉課長(内田栄市),高齢福祉課長(田中良枝),介護保険室長(黒崎輝夫)
【教育委員会】

教育長(石橋 凱),教育次長(土師照夫),参事教育総務担当(松崎守男),教育総務課長(上曽宗則)
議会事務局 議事法制課係長(飯田英男)



池田委員長)
ただ今から,教育福祉委員会を開会いたします。本日の議題は,お手元に配付しております協議案件書の順に進めて参りますので,よろしくお願いいたします。次に,本日の所管事務調査に当たり,保健福祉部の説明員として,出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。なお,教育委員会事務局職員につきましては,保健福祉部所管の調査終了後に出席を要請しておりますので,よろしくお願いいたします。これより議事に入ります。当市における障害者及び高齢者グループホームの現状について及び障害者福祉作業所「ひまわり」の管理運営状況についてを一括して議題といたします。本件の調査にあたり,高齢者の方のグループホームとして「あいリレー石岡」を,また障害者の方のグループホームとして,しろがね苑で運営しております「わかみや」を,さらに障害者福祉作業所「ひまわり」の運営状況を調査するため,委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
 〔「異議なし」との声〕
 
池田委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

 − 休  憩 −

池田委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。先程実施いたしました現地調査の結果を踏まえ,初めに,当市における障害者及び高齢者のグループホームの現状について,ご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

川村委員)障害者のグループホームの訪問をさせていただいたわけですが,前々から言われていたことですが,市営住宅でグループホームが出来れば,対応していただければ有り難いなということを言っていましたので,是非委員会としても働きかけをさせていただきまして,グループホームの増設をしていただいたほうがいいのかなと思いますが,委員会としてしはどうなんですか。

池田委員長)暫時休憩いたします。

 − 休  憩 −

池田委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。

保健福祉部長)ただいまのご質問でございますが,市営住宅で障害者のグループホームが出来ないかということでございますが,市営住宅の入居につきましては,制度上どのようになっているのかを踏まえまして,申し入れと言いますか,お話をしていきたいというふうに思います。

村上委員)先程の障害者のグループホームのところなんですが,今後ニーズと言いますか,グループホームを必要としている方がおるのかどうかということを向こうの方に伺ったところ,やっぱりグループホームに入るにしても,就業が出来ないと収入がないので,家賃等の負担金が払えないので,なかなか入ることが出来ないというような方がいらっしゃるようなんですが,まずグループホームを必要としている方のニーズと,もしそれが多数あって就業が出来ない状態があるのであれば,その就業の支援とか,そういう体制というのを何か考えておるのか,今実態としてあるのかどうかをお伺いいたします。

社会福祉課長)村上委員さんのご質問に対して,実態調査を実施したいと思います。

村上委員)是非そちらのほうを実施していただいて,やっぱり現状がどのようになっているのかということを市のほうでも是非把握してもらいたいと思います。

池田委員長)ほかに発言はございませんか。

 〔「なし」との声〕

池田委員長)ないようですので,本件については以上で終結いたします。
 次に,障害者福祉作業所「ひまわり」の管理運営状況について,ご質問・ご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。
 発言はございませんか。

 〔「なし」との声〕

池田委員長)ないようですので,本件については以上で終結いたします。
 次に,その他の件といたしまして保健福祉部所管の件で発言がありましたら,挙手によりお願いいたします。
 発言はございませんか。
 
 〔「なし」との声〕
 
池田委員長)ないようですので,以上で終結いたします。
保健福祉部の説明員におかれましては,退席いただいて結構です。暫時休憩いたします。

 − 休  憩 −

池田委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。休憩中に教育委員会事務局の職員と入れ替えを行ないましたので,よろしくお願いいたします。これより,教育委員会所管事務の調査を行います。本日の所管事務調査に当たり,教育委員会事務局の説明員として,出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。石岡市教育バスの運行についてを議題といたします。本件につきましては,3月9日に開催いたしました当委員会において,執行部からスクールバス運行業務委託に伴う積算内訳書が提出されたところでありますが,当資料の説明を含め,運行に当たっての概要について説明を求めます。

教育総務課長)それでは,教育バスの件につきまして,これまでの経過を踏まえまして,ご説明申し上げます。お手元の資料に基づきましてご説明申し上げます。まず,バス登録及び業者選定の経過についてということで,まずバスの運行計画について,これはこれまでもご説明しておりますが,小学校児童の登下校,それから校外活動等への活用ということで5台を購入したわけでございます。その際,運行業務委託をする場合の必要な条件といたしまして,道路運送法に基づきまして,有料による登下校の活用につきましては,こちらの括弧書きで記載しておりますとおり,こういった業務の許可が必要になります。それから,校外活動等の活用につきましては,一般貸切というような許可を必要とするということでございます。こういった条件のもとに,このバスの運行につきまして,石岡市地域公共交通会議,こちら2月中旬に開催されましたが,その教育バスの運行計画の協議,さらには承認をいただいたということでございます。それにつきましては,次のページの1ページでございます。こちらに教育委員会としての教育バス運行事業計画ということで,その会議の中でお示しをさせていただいた内容でございます。これまでもご説明しておりますが,まず登下校に必要な5校,デマンドタクシーの代わりということになります。それから,料金,登下校とも使う場合には定期として1か月3,000円,それから登下校の何れか片方の利用の場合には1か月1,500円というような料金の設定をいたしまして協議をいただいた次第でございます。それから次の2ページ目をご覧いただきたいと思います。こちらには,中型バス42人乗りの3校,楕円形で示されている学校が中型バスを利用する通学でございます。それから四角で区切ってございます三村小・関川小については,マイクロバスを活用するということで,位置関係を示させていただいております。続きまして,3ページをご覧いただきたいと思います。こちらにつきましては,先程の地域公共交通会議の中で,確認及び承認をいただいた内容でございます。運行の態様,それから運賃及び料金,それから事業計画の営業区域と車両及び運行。それから,事業計画としまして運行時刻と。この大きな5項目が会議の中では必須項目となっておりまして,その内容の協議をいただいた上で,ご承認をいただいたところでございます。続きまして,最初のページにお戻りいただきたいと思います。こういった会議の承認を受けまして,まずバスの登録をしなければなりませんので,その際に,所有者は石岡市,使用者は,そういった業者という形でナンバー登録をしなければなりませんので,まずその事業者の選定を行なう必要がございます。そのために業者選考委員会,2月に開催されましたが,そこで条件付公募型プロポーザルという形で公募をしたところでございます。その条件といたしましては,こちらに@,Aという2つの項目で条件を付けさせていただいたところでございます。特に,Aにつきましては,この運行業務を委託する際に必要な法的な許可をもっているという条件でございますので,この条件については,こういった形で2つの許可をお持ちの業者ということで募集をしたところでございます。その後,その下の企画提案書の審査ということで,この応募していただきました業者から企画提案書をいただきまして,それに基づき審査を3月1日に行なっております。それで,その審査の中で選定を行なった結果,こちらに記載してございます,関鉄グリーンバス株式会社,こちらが中型2台,東小と石岡小,それからマイクロ2台,三村小と関川小,それから有限会社ムツミ観光自動車,こちらは中型1台,柿岡小分でございます。こういった形でバスの登録にかかる事業者を選定したところでございます。その後,選定された事業者につきましては,こういった会議の承認結果を踏まえて,陸運支局へ事業の届出をするということで,それは,事業者のほうで行っているというところでございます。現在は,そのナンバー登録の手続きを進めて,納車につきましては3月末に納車出来る運びとなっております。続きまして資料の5ページをご覧いただきたいと思います。こちらにつきましては石岡市教育バス運行規程,これはまだ案ということでご理解いただきたいんですが,規程を現在作成をしているところでございます。こちらには第2条からでございますが,これの使用範囲ということで3項目ほど挙げさせていただいております。それから運行日ということで,基本的には学校の登下校ということから,この条文を入れているところでございます。その他,あと第5条のほうは,通学に利用する子どもからの届出,そういった部分について記載をしているところでございます。それから,次のページの6ページでございますが,第7条に業務の委託ということで,「教育バスの運行業務等は,旅客自動車運送事業者に委託するものとする。」ということで,現在こういう形の案で事務的に進めているところでございます。それから資料の8ページ以降につきましては,中型バスの仕様内訳書,それから簡単な図面と言いますか,仕様の書いてある図面,それから11ページからはマイクロバスの仕様書と関係書類ということで出させていただいております。以上でございます。

池田委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

菱沼副委員長)ただ今,石岡市スクールバス運行業務に関して課長から説明を受けたわけですけれども,何点か確認の意味でお尋ねしたいと存じます。まずこのバスなんですが,中型バス3台とマイクロバス2台ということで発注をされていて,今月中に納車はされるという話は聞いていたんですが,明確にいつ納車されて,そのバス自体が,こういうご時世の中でそのバス自体が環境に配慮されているバスかとは思いますが,そういうバスなのかお尋ねしたいと思います。それと石岡市のスクールバスという部分でネーミングが多分掲載されると思いますが,それをどのように考えているのかお尋ねいたします。

教育総務課長)まず第1点目の納車でございますが,基本的には3月31日,基本的にはと申しますか,予定として3月31日を予定しております。それから環境的な問題なんですが,ディーゼルエンジンということで,条件としては,各自治体,東京都とか規制のあるところにも適合した,走っていけるという車で発注をしているところでございます。それから,名前につきましては「いしおか」という名前を,前,両サイド,後に市章を入れて,平仮名で入れております。と申しますのは,通常は登下校もございますが,その他にも広く活用する可能性も当然含まれておりますので,「いしおか」という名前を大きく入れまして,それで色は基本的には白い色です。若干緑のかかった白い色です。基本的には白い感じの色になっています。文字は,市の色と言われております濃紺でということで,「いしおか」と平仮名で記載しております。

菱沼副委員長)そういう中で3月31日納車で,比較的環境に配慮したバスということで発注していると。名称の部分においては,石岡市という部分が,ホワイトの部分にグリーンが混ざっているような,全体的なベースがですね,それに濃紺で「いしおか」と掲載されている部分においては,目立つような部分で,場所も決まっていると思いますので,その点ひとつお願いしたいと思います。それから,各バスが5台あるわけですが,その発着的な部分で,例えば,こちらに掲載がありますが,東小学校であれば,どこからどこということがありますが,その東小学校までに行く間に何か所とか決まっていると思うんですよね。停留所と言いますか,待合場所と言いますか,そういう部分はもう明確になっているのか,お尋ねしたいと存じます。

教育総務課長)一部の路線で事業者のほうと確認を取っている部分もございます。これまで,タクシーの運行ということで,車自体も小さい状況もございましたので,ある程度1番便利なところに停めていたという経過がございますが,今回中型車とマイクロになりますと,他の車の通行に支障をきたす恐れもありますので,その辺はこの登録業者のほうと現在路線の確認をいただいて,乗用車で私どもも一応周ってはいますが,やはり大型の運転の方に確認をいただきませんと,わからないところも多々出てきておりますので,この業者のほうには早急に路線を一度確認をいただいて,それから安全に乗降が出来ると思われる場所を選定をいただいて,さらに学校側のほうとも保護者の方のご理解をいただきながら,最終的に今後春休み,来週ぐらいになんとか結論を出して,文書で利用者の保護者の方に通知を差し上げる予定でございます。今現在わかっている範囲のことにつきましては,各学校に利用されている保護者の方にお願いということで,申込書とか,そういったものについては,既に学校側に配付をお願いしている状況でございます。

菱沼副委員長)そうしますと,これから事業者のほうで通学路的な部分の乗降の状況を確認していくということでありますが,そういう意味においても今日16日ということになって,日にちもなくなってきている状況の中で,スピーディ―にその事業者の方とのやり取りをしていかないと,最終的にPTAの方々,保護者の方にですね,ご案内が遅れてしまうということもありますので,そういう意味において特にスクールバスを利用される方に対して,スピーディ―な広報が大事だと思いますので,広報漏れのないようにしっかりとやってもらいたいと思います。次に定期券が1か月3,000円ということで,往復で掲載されております。そういう中で1か月3,000円という状況というのは,どういう観点から3,000円という部分になっているのか,それと併せて1か月3,000円という状況になっていますが,一般的に定期になると3か月,6か月とまた1年という定期もあるわけですが,そういう部分の減免と言いますか,そういう部分は考えておられるのかお尋ねいたします。

教育総務課長)この定期券の価格については,1番基本といたしましたのは,これまでのデマンドで利用されている料金が3,000円であること。また,小桜小学校も委託したバスで登下校を行っているわけですが,そちらにつきましても1か月3,000円ということから,料金的に統一するという部分が1番大きな要因でございます。それから,何か月かの部分のそれに伴う割引という点でございますが,この定期につきましては,デマンドと同じく,タクシーの場合は,「まち未来いしおか」のほうで買っていただいたわけですが,これは今度はそれぞれその2つの事業者に買っていただくということで,収益としては利用料金は入るわけでございます。ですから,その辺につきましては,事業者のほうの考え方もございますので,教育委員会としては,各月ごとの3,000円という取り決めのみ,その連続で購入する場合という部分については考えていないという状況です。

菱沼副委員長)そうしますと,ただ事業者に任せるということではなく,教育委員会としても今回こういうご時世の中でスクールバスにしているわけですから,業者さんも2社に選定して,こういうふうに決まっているわけですね。そういう意味においては教育委員会としても,1か月3,000円だけを決めるのではなくて,基本的にPTAの人からもこういうふうな一般的に関鉄グリーンバスさんを使ったりするわけなので,そういう意味においては定期券の部分においては,3か月,6か月とかという部分で,少しでもこういう厳しい状況もあるので,減免が出来ればPTAの方にも喜んでいただけると思います。そういう意味においては,教育委員会から業者さんのほうに要望していただきたいと思いますが,その点如何でしょうか。

教育総務課長)この金額につきましては,先程申し上げました地域公共交通会議の中で一応承認をいただいた金額でございますので,その辺につきましては,この会議で定められた,承認を受けた料金と,それから何か月かにわたって購入した場合の割引の点について整合が取れるかどうかという確認がまず必要かと思います。そういったものを踏まえた上で,今までの購入状況等も調べることが可能であれば,早急に幾つか参考として,「まち未来いしおか」のほうにも伺いながら,検討はさせていただきたいと思うんですが,そういった条件が幾つかあると思いますので,さらに検討させていただければというふうに思っております。

菱沼副委員長)そういう中でしっかりと精査をしていただいて,やはり市民ニーズというものがあると思います。そうなってきた時に,これは出来ませんということではなく,そういう部分を今考えて進行していますと言うのと,全然違うと思います。そこら辺をしっかり教育委員会から業者さんのほうに要望していただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。次に,今この県内でスクールバスを運行されている自治体,今増えてきていると思いますが,そういう中で教育委員会では県内でスクールバスを運行している自治体,どのくらい把握されているのかお尋ねいたします。

教育総務課長)県内のスクールバスの点につきましては,昨年調査をした経緯がございます。いろいろございまして,やはり市が所有するバスで行っているという例は非常に少ない状況でございます。実際に聴き取りなどを行った例としては稲敷市がございましたが,これは市のバスを活用して行っているところが1か所と,それから市のバスなんですが,運行を業者に委託している部分がございました。そういった事例は幾つかございますが,やはりそれぞれの市町村の,特に合併を経てそういった形になったということもございまして,それぞれの市町村の状況が異なるということで,差し支えなければ,今日調査資料がないもので,詳しいところはわからないんですが,参考として稲敷市を,大体同じような傾向でしたので調べたんですが,やはり値段の設定については,やはり市町村の事情があるようでしたので,うちのほうとしましては,あくまでこれまでの設定の値段というものを大事にしたいというところで進めて参りました。

菱沼副委員長)なぜこういうことを聞いたかと言いますと,今回のスクールバスという部分においては,教育委員会のある程度主導のもとで,スクールバスを運行していこうということになっているわけです。そういう中で,県内のいろいろな状況が,今稲敷市という話があったわけですが,稲敷市だけではなく,様々な大子とか,常陸大宮とか,そういう意味においては,様々なスクールバスを運行されているわけでございます。そういう中で,いろいろな部分を分析した上で,石岡市に合ったスクールバスのやり方というのがあるわけです。そういう部分においては,いろいろ調査をしなければ,基本的には今年初めて4月1日から運行されるわけでありますので,そういういろいろな状況を教育委員会で知っていなければいけないと思います。そういう意味で,今茨城県内のスクールバスの状況はどうなんですかと,今聞いたのはそういうことなんです。そういう意味においてですね,さらに伺いますが,県内で運行している自治体の,今まで1年とか2年とかやられているところもあると思いますが,今までこういう部分がちょっと悪かったので,こういうところを今度改善するんだよとか,そういうふうなご意見は集約されていますでしょうか。

教育総務課長)昨年調査した点については,教育委員会に関連するいろいろな補助金とか,そういったものを合わせて調査した経緯でございまして,この登下校に使うバスに関して特出しで調査をしていなかったものですから,そういった課題・問題点までは把握をしていないというのが現状でございます。

菱沼副委員長)そういう部分がやはり大事だと思うんですよね。あくまでも石岡市として運行されるのが4月1日で,もう間もないわけですよ。そういう中で他の自治体のスクールバスに乗って,その子どもたちのこと,いろいろな状況があるわけです。そういう中で,その状況分析が出来ていないというのは,これはちょっとどうなのかなと思うわけです。実際出来ていないという状況であれば今後調査をしていただいて,こういうことにはこういうふうに対応してもらいたいとか,いろいろな部分を話し合いをしていかなればいけないと思うんですね。そういう意味で早急にスクールバスを運行されているところに連絡をしていただいて,今どういう問題点がありますかとか,そういう部分をきちんとチェックしておいていただいて,4月1日からはPTAの皆様にも,他の地域ではこういうことがありましたが,こういう部分には十分気を付けてくださいとか,そういう部分をPTAの方に言っていくことが,教育委員会としての責務だと思います。スクールバスを運行する以上ですね。私はそう思いますので,そこら辺早めの対応をしていただいて,それで各PTAの皆様,また保護者の皆様も含めてですね,周知のほどをひとつよろしくお願いいたします。それからあと1点は要望になりますが,そういう意味において調査,スクールバス等についても石岡市も4月1日から始まるわけですが,そういう意味においても当委員会でもスクールバスに対してのいろいろ調査をしていきたいと思いますが,委員長如何でしょうか。

池田委員長)ただ今菱沼副委員長から申し出のありました,類似自治体のスクールバスの運行については,当委員会としても現地調査を含めて視察をしていきたいと思います。日程・場所につきましては,事務局と協議の上,後日皆様方にお知らせしたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

川村委員)この中の積算内訳書の中で,人件費の中の運転手1人はわかりますが,この事務員等の0.4人というのは,どういう計算の仕方でどういう方がここで働くのか教えてください。

教育総務課長)この事務員と申しますのは,運行管理,それから車両管理,そういったものが義務付けられておりますので,そういった人員の分の人件費ということで記載をさせていただいております。

川村委員)わかりました。次に,2番目の燃料費のところで軽油費はわかります。リッター当たり4.5キロメートル走って,26万円かかると。その下の油脂費というのは,違うものを使うのか。バイオ燃料か何かを使うのかと思いますが,ちょっと教えていただきたいと思います。

教育総務課長)一般的にオイル,それから車両点検等に伴うグリースとか,そういう燃料以外のものを入れて計算をしているところでございます。

川村委員)今でもほとんどグリースなんか使わないですよ。シリコンで出来ているものがほとんどなわけですから。乗用車でグリースアップなんかするところはないですから。ですから,てっきり私はこの油脂費というのは,何かバイオ燃料か何かを途中で混ぜるのかと思ったんですが,普通これは油脂費というのは,その他の消耗費か又はその他部品,修繕に入るのかと私は思いますが,これはどちらに入っても使うものは仕方がないと思いますが,どうなんですか。

教育総務課長)この積算に当たりまして,4社から見積もりを取った中で,4社とも燃料の軽油費と油脂費ということで,この燃料のほうに記載があったものですから,そういうことで,ここへ入れさせていただいております。

川村委員)別にこれはこだわるわけではありませんが,私は今言ったように油脂費とかグリースとかそういうものであれば燃料ではないと思っていますので,それでも燃料だとお思いなのか,その辺はわかりませんが,これ以上は避けますけれども,多分私は,その他に入るのではなかろうかと思っております。それからこちらの委員会のほうの資料の2番目のところで,有料による登下校の活用ということを謳って,月3,000円または1,500円が,その保護者と言いますか,家庭からいただくということになるわけですよね。でも私はスクールバスということになれば,まして小学校であれば,本来であれば自治体が小学校に通えるような場所につくるべきでしょ。ただいろいろな事情で遠くに家をつくっている方もいるかも知れません。ただこれはまだいいかも知れませんが,今度統廃合ということを考えた場合,これは自治体の都合でそこの学校をなくすという可能性があるわけですね。そしたら自治体の都合でなくしておいて,遠くになったからお金を取るというのは,私はおかしいのかなと。これはちょっとスクールバスという観点でいけば,やはり基本的には無料等がいいのかと思っているわけですが,その辺のところはどうお思いか,ご意見をお聞かせ願います。

教育総務課長)まず有料の考え方でございますが,今回この教育バスにつきましては,スクールバスという考え方も当然ございますが,基本的にはこれまで遠距離通学者の対応としてデマンドタクシー又は委託したバス,それから定期バスを使って学校側の承認を得た上で,そういった交通機関の利用という部分を捉えてきたわけです。その中で,デマンドタクシーのほうが遠距離通学者が利用していた5か所のルートがございますが,そのデマンドタクシーでは今後小学校の登下校には使用できないというようなことが,まずございましたので,その代替えだけではないわけですが,その遠距離通学者の対応ということが大原則でございましたので,その点で有料という形,これまでと同じような形で有料とさせていただいたところでございます。その他に統合の場合にスクールバスを出すという部分につきましては,今後教育委員会の考え方としては,統合審議会の答申に基づきまして,議論をこれから進めていきたいという部分でございますが,その際のスクールバスにつきましては,今後十分保護者のご意見等をいただきながら,検討していかなければならないというふうに考えております。

川村委員)そういうふうな形で,自治体の都合によりその学校がなくなるという可能性もあると思っておりますので,その時にはこういうことがあってはいけないのかと。出来るだけやはり保護者の方に負担をかけずに,学校に通学していただける形をつくるべきではないかなと思っておりますので,よろしくお願いしたいと思います。それから,その下の校外活動等の活用ということなんですが,一般貸切旅客事業ということでなっておりますが,これにも金額がかかって料金を徴収するということになるわけですか。

教育総務課長)こちらについては学校行事ということでございますので,無料ということで料金の設定はございません。

川村委員)わかりました。それから1ページのほうで,事業の内容のところの1番上のところのエリアですが,「石岡市教育バスの運行エリアは石岡市全域とする。」と書いてございます。それからその下のところでは,「学校行事等での活用においては市域外への乗り入れも行う。」と書いてありますが,今現在石岡市の小学校に他町村から通っている方はいらっしゃらないんですか。

教育総務課長)他の隣接する市町村から通学している児童生徒はおります。

川村委員)そうすると,例えばそこの入り口まで行って,そこからは行けないというのは,路線としてそれが認められれば,少しぐらい乗り入れをしても,私は児童のために走らせているわけですから,これは市内だけと限定しなくてもいいのではないかなと。ですから,これを石岡市全域ではなく,通学範囲とか,通学範囲内であればどこから通ってきても通学範囲ですから,そのような感じのほうがいいと思うんですが・・・。

教育総務課長)学区につきましては,あくまで市内ということになりますので,他の市町村からこちらに来る場合には,学区外から来られているということですので,あくまで学区内の市内ということでエリアとしているわけです。それからもう1点,この事業を行うために,地域公共交通会議の結論を経て申請をしなければならないわけですが,そういう中では,地域運行ということが大原則となっておりまして,その中で市内というのが大前提ということでございます。それからこの2番目のところに書いてございます市外というのは,学校行事や市の行事の貸切の部分で市外へ出る場合もありますということでございます。以上でございます。

川村委員)その学区外から来ている方がいらっしゃることは確かですので,それを認めていないと。現実にはそういう方がいらっしゃるわけですから。ですからそれを私はお伺いをしているわけでありまして,それを全て切り捨てるのかどうなのか。それから今後やはり通学バスがそこまで来てくれるのであれば,石岡市内の学校のほうがいいよという方も今後出てくる可能性もあるわけですね。その辺のところをどうお思いなのか。私が言っている通学範囲と言っているのは,通学をしている範囲ということですから,学区内ということではないんですね。その辺のところの認識が若干違うと思っているんですが,今後の課題ではないかと私は思っているんですが,ただ規程の中でこれが入れられないということになれば話は別ですが,出来ましたら,子どもたちのためにも,やはり他町村から来ているということは遠いということですから,当然それはお考えになって然るべきかと思っております。今後は如何なんでしょうか。

教育長)この運行計画そのものが,石岡市内を前提としておりますので,やはり縛りがなくなったら,制限がなくなる可能性もありますので,その辺については慎重に対応して参りたいと思っております。

川村委員)わかりました。それから,児童の問題で対象が5校になるわけですよね。中型3台,マイクロ2台でやっていますので,これが学校別の利用状況というか,どれぐらいの児童が対象になっているのか,今の把握の中で結構ですので,お教えください。

教育総務課長)基本的には,15名から27名でございます。学校によって人数が変わりまして,今度新入生のほうの調査をまだしておりませんので,今現在の数字については手元にないものですから,後でお知らせしたいと思います。

川村委員)新しい新入生も入ってきますので,今の6年生は卒業してしまうので,若干のズレはあるかと思いますが,今現在の数字でいいですよと申し上げたわけですが,なければ仕方がないことなんですが・・・。

池田委員長)この件については,資料が揃い次第ご説明願いたいと思います。

川村委員)またちょっと戻りますが,この積算内訳の中で,その他経費,ここに任意保険が12万7,490円とございます。この任意保険というものの内容についてお教えいただければと思います。

教育総務課長)これも見積書等を参考に出させていただいた数字でございますが,一般の車と同じように対人・対物,それから車両保険も含まれた額であるというふうに考えております。

川村委員)そうすると今の中では搭乗者というか,学童の面が漏れているような気がするんですが,例えば何人いるかわかりませんが,10何人いるわけですよね。その時の補償というのはどうなんでしょうか。

教育総務課長)失礼いたしました。当然,バスでございますので,乗っている方の保険が含まれているものでございます。

川村委員)参考までで結構なんですが,例えば,対人・対物・搭乗者,お幾らぐらいのに入っているんでしょうか。

教育総務課長)その内訳につきましては,この保険のほうはあくまで事業者のほうが入るものでございまして,その中身については精査していない状況でございます。

川村委員)でもこれは,この積算の内訳の中に入っているわけですよね。これは提出されているわけですから。そうしたら,これは最低でも対物は幾らぐらいは必要ですよとか,対人が幾らぐらい,それから搭乗者が幾らぐらいという,こちらの要望というのは,それを満たさなければまずいんじゃないかと私は思うんですが,担当としてはどう思いますか。

教育総務課長)ご指摘のとおりでございます。基本的にその辺,早急に確認をした上で,業者のほうの保険の加入につきまして,話し合いをしてみたいと思っております。

川村委員)それでは,その件に関してはよろしくお願いしたいと思います。それから,この教育福祉委員会の資料の中で,バスの形状があるわけですが,このタイプでは,ノンステップというのはなかったんですか。やはり出来れば乗降口にステップがあるみたいですので・・・。これ乗降口ステップありますよね。

教育総務課長)車両の仕様によっては,あると思いますが,私どもで発注したものについては,ノンステップを付けていない仕様で発注をしたものでございます。

川村委員)やはり先程副委員長からありましたようにエコにも優しく,人にも優しくということであれば当然これはノンステップ,又は車椅子等がそこに乗降できるようなシステムが附属されていると非常に良かったのかなと思いますが,今さら言っても仕方がないことかも知れませんが,私どもにこういうものは一切明かされていなかったわけですから,協議の対象にもならなかったと思うんですよ。今になって出てきて,それはこういうバスですと言われても困りますということで。ですから,前から私はそういうものを前へ出してくださいよ,前に出してくださいよと,私はこの委員会の中でも何回か言いましたよね。それでチェックした時には間に合わない。これはやっぱり間違っていると思うんですよ。我々のチェック機関がどうなのか,我々の意見が聞けないということに,強いて言えば思われると思うんですが・・・。

教育総務課長)この仕様につきましては,ある程度予算の上限というのが決められていた点もございまして,全て附属部品等についても付けるということが難しかった部分もありますが,今後早い段階でお示しが出来ればというふうに思っております。

川村委員)これはわかりましたというしか言いようがないんですが,基本的には事後承諾になってしまうという。非常に問題があるのではないかと思うんですよね。やはり一緒に協議を重ねた上で,やっぱり納得をして,それから実行に移すと。そのための私はこういう機関だと思っておりますので,一方的に終わったものを事後承諾をされて,それで委員会のほうでも十分にやったのかと言われたら,私も困ると思うんですよね。言いようがないですから。これは是非ですね,今後はこういうことがないようにしていただきたいと思うんですが,教育長のほうに一言お願いをしたいと思います。

教育長)このご時世と言いますか,学校の状況を考えて,特に児童の状況を考えて,大事なご提言だと思いますので,今後対応に努めて参りたいと思っております。

川村委員)是非事前にきっちりとした審議をさせていただきたいと思っておりますので,聞くところによりますと,今の委員長はかなり回数も開くとおっしゃっておりますので,随時開かせていただいて,やはりそれを慎重審議をしたいと思っております。よろしくお願いいたします。

教育総務課長)先程のバス利用者の数字でございます。申し訳ございませんでした。石岡小学校が18人,東小学校が28人,それから三村小学校が12人,関川小学校が14人,柿岡小学校が21人が1番新しい数字でございます。

川村委員)再度質問になってしまいますが,そうすると東小学校の28人というのは目一杯ですよね。

 〔「42人」と言う者あり〕

川村委員)それでは良かったです。撤回します。

村上委員)何点かお伺いいたします。まず公募なんですが,この公募に応募された会社は何社ありましたでしょうか。

教育総務課長)2社でございます。

村上委員)そうすると,振り分けたのかどうかわかりませんが決めて,それぞれの運営の範囲を任せた決め手というのは,どういうものがあったのでしょうか。

教育総務課長)公募の仕方としましては,中型バスは1台ごとの提案をいただきました。それからマイクロバスにつきましては,関川小と三村小を行う予定でございますが,帰りの時間は,関川小は八木という地区まで送り,登下校を扱っているわけですが,1台で下校時は対応できる可能性があるということから,マイクロバス1台ごとではなく,2台一度ということで,合計4つの部門で企画書を提案いただきまして,それぞれ会社のほうで希望する提案をいただいたということでございます。

村上委員)それはわかったんですが,それぞれ例えば東小と石岡小を関鉄さんに,柿岡小をムツミさんにお願いした経緯と言いますか,決めた経緯というのは・・・。

教育総務課長)それぞれに,その業者以外に競合しなかったということでございます。

村上委員)そうすると2社応募があったと言いながらも,それぞれの募集口が1社しかなかったので,結局そこにお願いしたということですか。

教育総務課長)そういうことでございます。

村上委員)わかりました。そうするとこの積算内訳書というのが,向こうにそのまま受け入れられたとは思うんですが,先程川村委員からもありましたが,事務員なんですが,ここの部分で運行管理者と車両管理者というところが含まれるということなんですが,0.4人ということは,通常の業務を行っている方にこの部分のスクールバスの業務もプラスしてやってもらうという考えで0.4人ということなんでしょうか。

教育総務課長)この積算の内訳につきましては,来年度予算ということで,今後選定した業者と随意契約ということになりまして,この値段に決まっているものではございません。提案された計画書の中では,当然会社からの提示額はございますが,この額については今後登録選定を受けた事業者との随契ということで,今後折衝をしていく部分でございますので,まだ明確な部分ではございません。それから0.4人という部分につきましては,委員のおっしゃるとおり,兼務,1台に付き1人ということではなくて,時間的な割り振りをしますと0.4人程度の対応が必要だということで,積算をしているものでございます。

村上委員)運営の事業のそもそもの運行規程の第2条のところで,小学校の通学使用というものと学校行事等の教育上の目的に使用する時,その他教育長が特に認めた時というのが,このバスを使う場合に指定されていますが,料金に一般利用者が大人500円,小人150円となっていますが,これはどういうことを想定して設定しているのでしょうか。

教育総務課長)この料金のほうにつきましては,このバス運行規程につきましては,このバス自体どういうふうに使うかということで規程をつくっているものでございます。ただ登下校の利用については,最初にご説明いたしました地域公共交通という立場での運行となりますので,そちらの運行の形態の中で料金が定まってくるということでございます。その料金の徴収が必要な部分については,小学校の登下校に使うものということで限定をしております。ですから(2),(3)の使用目的の部分については,無料ということで考えているものでございます。

村上委員)そうすると事業計画の1ページのDの一般利用者が使うことはどういう時があるのでしょうか。

教育総務課長)これは登下校の際に,同じ時間,同じルートで,1か月前までに予約するということですので,その際に支障がきたさない範囲で,子どもたちの送迎が優先ということでございますので,その際にご利用になる場合には,申し込みをいただいた上で500円をいただくという考え方でございます。

村上委員)そうするとこれは1か月前に申し込まないと一般の方は使えないというか,もし使う場合には1か月前に申し込むということなんですか。

教育総務課長)この点につきましては,現在運行しておりますデマンドタクシーがありますが,そちらとの競合を避けるという意味もございまして,それからバス自体はこのデマンドタクシーのバス型という形で考えていただければと思いますが,その時に学童輸送を最優先ということで,一般の方の利用が実際には対応しきれないという部分がございますので,ただこの制度を法的な制度の中で捉える場合には,デマンドタクシーと同じような取り決めはしなければなりませんので,そういうことで一般の方の利用という部分についても料金設定をしなければならないというところから,500円というような形で出させていただいております。それから1か月前という申し込みにつきましては,基本的には学童を優先するため,前もって余程前の段階でわからないと利用が出来ないという形を取らせていただいているわけでございます。

村上委員)一般利用の設定については承知しましたが,例えば大人の中の中学生というところで,もしかすると登下校に中学生の方も使いたいという希望が今後出るかも知れませんが,その時の料金設定の500円というのは,一般の方と同じで,もし通学に使うという事情があれば,もう少し料金設定のほうを考えてもいいのかなと。あと定期券も小学生のみの対象かと思いますが,その地域として例えば関川・三村のほうを走る子が例えば城南中のほうに行くとか,地域によっては中学生でも利用がもしあるのであれば,そのあたりの設定を今後検討してもらえると助かるなと思うんですが,如何でしょうか。

教育総務課長)このバス運行につきましては,時間とコースが既に設定をされたものでござまいますので,あくまでルートが決まっているという状況から中学生の利用がしづらいというのが現状でございます。今後,そういったものも含めて,先程菱沼副委員長からもありましたように,いろいろな問題点は調査をしていきたいとは思うんですが,基本的に市内の中学生については,自転車通学という形で学校のほうも進めておりますので,小学生の児童の遠距離の輸送というところに限定をさせていただいているところでございます。

村上委員)ただ中学生もですね,例えば小学校6年生が中学校1年生に入った瞬間に,ある意味身体的な問題もあると思うんですが,すぐ中学生と全く同じというのもまた難しいところもあるので,今後検討材料として考えていただければと思います。これは提案事項ですので,私のほうからは以上で終わります。

村山委員)基本的なことをお伺いいたします。この地域公共交通会議のメンバーは,どういう方で,任期は何年で,何人ぐらいいるんですか。

教育総務課長)この会議につきましては,企画課が所管してございまして,メンバーとしましては,石岡市副市長,それから市の職員を入れまして13名で構成されております。構成メンバーとしましては副市長,それから旅客自動車輸送事業者代表及び関係団体代表,それから関東運輸局の茨城運輸支局職員,それから住民利用者代表,経済団体代表,それから石岡警察署署員,それから企画部長が会議のメンバーです。

村山委員)あとで表にして出していただけますか。それで,もう1つ伺いたいのが,先程村上委員からもありましたが,これ一般利用の中学生以上500円,小人150円というのは,ここに書く必要ないんじゃないんですか。書いたら利用できるということになってしまいますよね。ほとんど500円では使わないでしょう。

教育総務課長)この料金設定については,地域公共交通会議の中のこのデマンドの事業として,組み込まれているものでございますので,対象者として一般の方も料金設定としては最低限必要な部分ということから入れる必要があるということで,入れさせていただいたものでございます。

村山委員)と言うことは,要件として入っているんですか。

教育総務課長)本日お配りしてございます資料の3ページを改めてご覧頂きたいんですが,こちらの協議事項,必須項目ということで,この中でこういった5項目について協議した上でこの会議の中で承認をしませんと,この運輸輸送事業というものが認可にならないということがございます。そういったことから,小学生だけではなく大人の方,中学生以上の料金設定も必須条件になっているということで記載をさせていただいているところでございます。

村山委員)一般から考えるといろいろな問題がありますよね。一般利用者でもって,1か月前の予約ということになると,ほとんど使えないという状況ですよね。デマンドとのかかわりがあるので,単に料金を入れておけということだけなんですかね。デマンドは所管が違うんでしょ。企画ですか。それは企画に行って聞いて見ます。説明の内容に疑問はありますが,会議の中で決めたことですので・・・。今後は市民の足として利用するのであれば,もっと知恵・工夫があるわけですよね。例えば登録制にするとか。この時間と地域だけしか走らないんだから。不審者は乗せないとか。せっかくこれだけの費用を投じるわけですから,知恵と工夫をもう少し重ねていただきたいというのが,私の実感なので,要望としてお願いしておきます。以上です。

池田委員長)石岡市地域公共交通会議のメンバーですが,教育委員会所管ではないので,企画に行かれたときに聞いていただけますでしょうか。

菱沼副委員長)追加で確認をしたかったんですが,先程バスの名称ということで「いしおか」ということで入れるということだったんですが,あくまでも教育委員会の所管の部分で「教育」と入れてはどうかと思いますが,如何でしょうか。

教育総務課長)当初購入する段階では,教育関係以外でも利用が図られるのではないかと。学校の長期休業期間中,それから土日なども含めて,幅広く使うということも,当初検討のところでございました。それで,この名称につきましては,「いしおか」ということで「市」は入りませんで,「いしおか」ということで,市の市章と「いしおか」という平仮名でございます。教育委員会と限定をすることよりも幅広く活用が図られる可能性があるということから,「いしおか」という名前にしたものでございます。

菱沼副委員長)いしおか教育委員会でも幅広く,教育委員会のバスだからって,いろいろなところで使えると思います。あくまでも所管が教育委員会で,教育委員会で所管して購入されている部分においては,石岡の教育委員会,1つの教育という部分が入っていたほうが私はいいと思います。そういう意味においては,内部でちょっと協議をしてもらって,私は必要だと思います。それからあと1点,先程今後事業者と路線についての乗降に対してのチェックをしていく中で,教育委員会と事業者との今後の協議会と言いますか,すり合わせをしなければいけないと思うんですよ。そういう部分において,今の段階でいつ頃事業者との協議を進められていくのか。それに併せて,基本的にそれをしっかりやっておかないと,保護者の方への説明もできなくなってしまいますので,その辺をどのように考えているのかお尋ねしたいと存じます。

教育総務課長)事業者との協議につきましては,先程申し上げましたようにルートの再確認をいただいている段階で,ルートの確認が出来た段階でうちのほうで提示したルートが可能かどうかという,特に三村のほうできつい場所がございますので,交通量とかも含めて。その辺まずバス会社のほうに確認をいただいた上で,そのルートが決まった中で学校の要望等も踏まえて,早急に先程申し上げましたように来週中には,検討,出来れば今週中にはしたいんですが,その相手方の状況を踏まえて出来るだけ早い段階で協議をして,その結果,学校とさらにその結果をもとに協議をいたしまして,保護者宛の通知を作りたいと思っております。

菱沼副委員長)最終的に安全・安心の通学ということが第1優先でございますので,この通学路で乗降のときに事故とかがないような部分で事業者との協議をしっかりとしていただいて,安全・安心な通学が出来るようによろしくお願いしたいと存じます。以上です。

野委員)1点だけお伺いいたします。この車両の購入の入札について,どのような形で業者を絞られたのか,その辺をお伺いいたします。

教育総務課長)車両の購入の入札につきましては,市内の事業者を指名競争入札でお願いをした経緯でございます。その中で落札業者に発注をしたということでございます。

野委員)土木工事でも何でもそうですが,何千万円以上の工事は県の中堅とか,みんなそういう形の中で仕事をやっているわけですが,私は本来これだけのバスですよ。それを市内に絞ってやるということ自体が何かおかしいと思います。本来であれば,これだけのバスですよ。軽四輪を買うわけじゃないですから。本来はきちんとディーラーから,市内だったら日野とか三菱とか名前を出してしまいますが,そういうバスを販売しているディーラーないでしょ。そしたら,自動車の修理屋さんとか,トヨタとかではビスタとかあるけどバスは売っていないでしょ。そしたら,これ一般の修理屋さんから買ったんでしょ。そうじゃないですか。その辺をお伺いいたします。

教育総務課長)このバスの購入の原資につきましては,国の第1次補正の緊急経済対策交付金というものを充当しておりまして,その用途につきましては,市内の事業者,それからそういった関係のほうに出来るだけ細かく発注をするというような通達もございましたので,通常ですと確かにバスのディーラー直接ということがございますが,この事業についてはそういった目的をもった交付金ということがございましたので,その辺につきましては,1台ずつ市内の業者を指名して,発注したものでございます。

野委員)その業者さんは,バスの修理が出来る業者さんなんですね。

教育総務課長)直接その業者が出来るかどうかという部分については,難しい部分もあろうかと思います。現実的には。

野委員)最低でも修理屋さんから物を買うんだから,修理ぐらい出来るところから買うのは当たり前でしょ。それじゃ資格を満たしていれば,自転車屋さんからでもバスを買うんですか。本来これだけのバス,大型自動車ですよ,どこでもディーラーに声掛けて,最終的な保証もあるんですよ。だからさっきからあなたの意見を聞いていると,予算がないから,ノンステップじゃないのを買っただとか,予算があるとかないとかというのは,あなたの主観でしょ。予算は作れば出てくるでしょ。大型自動車・大型ダンプを買うときは,スズキの軽四輪を売っているところから,スズキからは買わないんだよ。日野とか三菱から買うんだよ。あなた,それで修理が出来ないところからも買っていると言っているんでしょ。せめて修理が出来るようなところから買ったらいいでしょ。私はどこに売ったって何したって構わないですよ。あなたには何回も言っているでしょ。数字的なこととか何か。きちんと見積もりを取ってやりなさいとか,入札はさせなさいとか。やっぱりそういうところね,これ行政なんだよ,あなたの個人の家じゃないんだよ。友達から買ってやろうとか,そうじゃないんだよ。あそこから買ってやらないと可愛そうだとかという問題じゃないの。修理も出来ないところからバスを買うんだと。それは買ってやることはいいよ。少しでも市内の人が潤ってくれれば。だけど最終的に修理とかいろんな問題が出てくるでしょ。メンテナンスが。それであなた今聞いたら,あれでしょ。そこまではわからないということでしょ。そんな入札をやるなということですよ。軽トラ買っているんじゃないんだよ。バスを買っているんだよ。まして人を運ぶんだよ。安全面だって,何だって,定期点検でもきちんとやってもらわなければならない。別にどこから買っても私は構いはしないですけれども,もうちょっと深く考えて行動に移したほうがいいと思います。自転車屋さんでは自転車を買う。軽トラを売っているところからは軽トラを買う。もう少し真剣に,慎重に,入札でもそうです。誰もがおかしくないと思うように,そのような形で,もう買ってしまったものは仕方がないですが,これからはやってください。

教育次長)今,高野委員のほうから,いろいろご意見を頂戴いたしました。今回購入いたしましたバスにつきましては,ただいま担当のほうから説明させていただきましたように,市内の業者からという趣旨等の交付金でもございました。そういうことで,修理等について,またメンテナンス,こういうものが生じた場合には,その購入いたしました業者と製造会社,ディーラーですね,こういうものとの連携を密にしていただいて,対応を図っていただくという方向で進めて参りますので,ご了承いただければと思います。以上です。

野委員)今,買うのも,出来るだけと私に言いましたよね。これは絶対市内だということで,交付金の文言に入っているんですか。

教育総務課長)今回の交付金の事業に際してということで,地域経済の活性化を図るためというような文言で,出来るだけ地域の活性化に繋がる配慮をするようにというような形で契約検査室のほうにも文書として届いているということから,そういう配慮をさせていただきました。それから「出来るだけ」という部分については,市内に指名願いが出ている会社が物によってはないという部分もございましたので,その他についてはそういった事例もあるということで,今回のバスに限定しますと,市内にそういう扱うことの出来る業者がございましたので,市内に限定させていただいたというところでございます。

川村委員)先程私が言いましたように,だから事前調査と言うか,事前に審議をさせてくださいということなんです。そうすれば,こういう問題はないですよね。どこから買いたい,こういうふうにやりたいと言えばいいんですから。それを全部終わってから,うちのほうにくるんですから。だから,こうなってしまうと思うんです。だから前もって,先程も言いましたように,事前に審査をさせてください,協議をさせてくださいということです。念を押しますが,その辺でやれば,いいのかなと思っておりますので,今後はよろしくお願いしたいと思います。

池田委員長)ただ今,委員各位より当教育福祉委員会に対して,事前の説明がなされていないというご意見がございました。この件につきましては,有明中学校の一連の改築にかかる部分におきましても当委員会としては,再三にわたり事前に説明をされるよう申し上げてきたところでございますが,未だ改善がなされていないということでございますので,今後事前に資料,あるいは協議等をもっていただきたいということで教育福祉委員会として申し述べておきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

村山委員)最後に教育長にお伺いいたしますが,バス運行規程の案の中の第2条第3号にある,「前2号に掲げるもののほか,教育長が特に必要と認めたとき」というのは,どういうことを想定しているのかをお伺いいたします。

教育総務課長)私のほうから,まだこの案の段階でございますので,ご説明させていただきます。これは,特認事項ということで,いろいろな例外のようなもの,そういったものに対応する場合,ただ基本的には教育上の目的外,例えば学校関係以外の団体が必要になった。それから市の行事としてこのバスを使う場合が出てくることもございますので,そういった例外の部分について,この規程を設けさせていただいているところでございます。

村山委員)その点わかりましたが,今後また費用の問題とか,いろいろ条件があると思いますので,その辺も今度運用になったときに,またいろいろお伺いしたいと思いますので,ありがとうございました。

池田委員長)ほかにご質問等はございませんか。
 
 〔「なし」との声〕
 
池田委員長)ないようですので,本件については以上で終結いたします。
 次に,その他の件といたしまして教育委員会所管の件で発言がありましたら,挙手によりお願いいたします。
 発言はございませんか。
 
 〔「なし」との声〕
 
池田委員長)ないようですので,以上で終結いたします。
 以上で,本日の教育福祉委員会を閉会いたします。




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