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議会中継
  


平成23年度 都市建設委員会

 第6回委員会 (9月30日)
出席委員 高野要委員長,関昭副委員長,前島守雅委員,山口晟委員,関口忠男委員,大槻勝男委員
市執行部 都市建設部長(沼田 耕),都市建設部次長兼建築住宅指導課長(前島 晃),都市建設部次長兼駅周辺整備推進室長(池田 久),都市建設部参事兼下水道課長(立川芳男)都市計画課長(舟橋 伸),道路建設課長(福田嘉夫),道路建設課副参事(嶋田行正)
議会事務局 庶務議事課係長(飯田英男)


髙野委員長)ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。暫時休憩いたします。

― 休   憩 ―

髙野委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。初めに,都市建設部長 沼田君から発言を求められておりますので,これを許します。

都市建設部長)この度は,議案第90号・議案第91号の市道認定におきまして,私どもの不手際ということで,当委員会の皆様方には大変ご迷惑をお掛けいたしました。この場をお借りしましてお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。早速,道路管理台帳の二重,三重のチェック体制の強化を図るためのチェックマニュアルを作成するよう担当のほうに指示したところでございます。今後このようなことがないよう十分注意いたしますので,よろしくお願いいたします。本当に申し訳ございませんでした。以上でございます。

〔「委員長,動議」と呼ぶ者あり〕

前島委員)この度の石岡駅周辺整備対策特別委員会の設置は,事前に都市建設委員会に何ら調整もなく,一方的に数の力で設置したのは暴挙であり,都市建設委員会の調査権・審査権を著しく侵害するものであり,断じて容認できない。都市建設委員会は,これに強く抗議し,委員会における調査・審査の一切を拒否すべきと考え動議を提出いたします。都市建設委員 前島守雅。

髙野委員長)暫時休憩いたします。

― 休   憩 ―

髙野委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。先程,前島委員から発言があったわけでございますが,委員の方々のご意見をお伺いいたしたいと思います。

山口委員)ただ今前島委員のほうから動議が出たわけでありますが,この内容でありますが,駅周辺整備対策特別委員会の設置が,都市建設委員会に諮らなくて出来たということでありますが,私たちは市民から選ばれて市議会議員になって,石岡市の行政に携わっている中で,議会の中では,やはり全体で考えることは,なかなか難しく,各委員会をつくって,その委員会に諮るものは,委員会に諮ることになるので・・・。駅周辺の特別委員会は,駅のところを整備するわけですよ。ですから,都市建設委員会というのは,石岡市全体の都市建設に係るものを協議しなければならないので,これを審議しないということになると,継続,継続ということはなかなか難しいと思うので,やはり,議会としては何らかの形で,この問題を審議しなければならない。とにかく,この間みたいに臨時議会をやるとか,また別な都市建設に代わるものをつくるとか,議会が混乱するわけです。でありますから,今回のこの動議については,内容を見ますと,全体の石岡市のことを考えた時には,これは取り下げるべきだと思います。これに対しては反対です。

髙野委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長)意見をいただかないと集約が出来ません。

関副委員長)この動議は,私は当を得たものだというふうに判断をいたしております。理由を申し上げます。石岡駅周辺整備対策特別委員会というのは,単に数の力をもって,委員会を設置したという結果,これは正に前代未聞であります。都市建設委員会として,それに何ら抗議もせずに,唯々諾々とするということについては,石岡市の発展のために,あるいは市民のために,この市の行政上,大変問題がある。従って,都市建設委員会としては,それは基本的には,こういう乱暴な手段は取らないほうがいいんだろうとは思うんですが,現在の議会においては,そういう数の力に対抗するためには,やむを得ない措置ではないかというふうに私は考えております。以上で私の意見を終わります。

大槻委員)私も関副委員長と同じ考えであります。あまりにもですね,これだけの大きな問題に対して,数で押切ろうとしているので,私も動議に対しましては賛成です。

山口委員)お二人から賛成の意見があるわけですが,私は多数決でいくと,これは通ると思うんですが,やはりそうしますと私が述べていることと,都市建設の一部の人が述べていることと,議会からして見ると同じことになるんですが,議会制民主主義,これは駅周辺整備事業というのは,都市建設委員会だけで検討するだけの問題ではないんですよ。とにかく都市建設もある,環境の問題もあるし,いろいろな問題があって,石岡市全体の中の代表で,今審議会とかあるんですが,やはり今回の場合には,鹿鉄の土地,いろいろな問題があって,市で買うことになった。そうすると,あのまま買ったまま,何も協議しないで,あのままにしておいたらば,神栄跡地と同じになってしまいます。ですから,あの問題を協議していくのには,とにかく議員全員でやればいいんですが,それもなかなか大変なんで,特別委員会を設置してやろうという形で,議会で多数の意見で,その時は反対していましたが,出来た以上は,皆で審議していくのがそれは当然,都市建設は都市建設で与えられたものを審議するのが,都市建設であると思うので,これはやはり今回出てきたものは,災害の問題だとか,非常に大事な問題が出てきているわけです。これを審議しないということになると,石岡市全体の事業が遅れてしまいますので,これは都市建設委員会だけの問題ではなく,また特別委員会とか,臨時議会を開いたりしてなっていきますから,そういうことをやると,都市建設委員会が市民から問われると私は思います。みんな手を挙げて,都市建設委員会に入ってきた。やりたい人もいたのに,我々が運が良くなっている。そんな中で自分たちに付託されているものを審議しないということは,これは一つのわがままな形に市民からは問われるんじゃないかと私は思います。慎重にこれは考えてもらいたい。この動議には反対です。

高野委員長)ただ今,各委員からご意見をいただきました。集約してみますと山口委員の意見,これも我々はきちんと委員ということで,今の仕事を全うしなければならないのではないかと。これも最もな意見でございます。しかしながら,大槻委員,関副委員長,また今日動議を提出なされました前島委員の話を聞きますと,やはり今回のこの行為は,委員会軽視である。委員に対しての冒とくであります。今まで何にもない中で,誰もが委員に選ばれ,そしてその中でそれなりに石岡市民を考えて,一生懸命頑張ってきたんではないかなと思います。今都市建設委員会の他に教育福祉委員会とかいろいろございます。そういった方々も私と同じ想いで一生懸命頑張っているんじゃないかと思います。私も都市建設委員長,初めてでございます。私もやる気でここに参りました。しかしながら,まだ委員に当選して何か月でもありません。そういった中で,私たちの真意が一部の議員によって問われたということは,私は断じて納得できません。私たちが都市建設委員会の中で,何か出来なかったことがあるのか。みんな努力してきたところでございます。そして,私も6期になります。今度の特別委員長は2期目であります。いま傍聴されておりますが。私たちはそれなりの経験,そして勉強もしてきているんです。それが何故私がここでそういったものから身を引いていかなくちゃいけないのか。これは数の横暴による単なる事業の云々じゃない。私たちがやりたい,やらせたくない,委員会など軽視してもいい。とんでもない状況でございます。そういった中で,私たちが今ここで,今議会でそういうようなことになった。私も反対しましたけど,それで今本当に真の審議が出来るか。皆さん,頭の中は不満で一杯だと思います。私は本日の委員会,部長・次長,皆さんの顔を見ていると,いろいろな案件もあるので開きたいです。このような意見を申し上げているのは,きちんとした所管,出来ることは外して欲しくない。今回はそういうことで,私たちは委員の意見を総括いたしますと,審議が出来ないということです。よって,閉会いたします。

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