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議会中継
  


平成26年度 都市建設委員会

 第1回委員会 (5月20日)
出席委員 髙野要委員長,鈴木米造副委員長,前島守雅委員,山口晟委員,関口忠男委員,大槻勝男委員
市執行部 都市建設部長(沼田耕),都市建設部次長(福田嘉夫),都市建設部参事兼都市計画課長(舟橋伸),都市建設部参事兼建築住宅指導課長(笹目崇),駅周辺整備推進室副参事駅周辺整備推進室長(鶴井重則),下水道課長(飯田修久),建築住宅指導課副参事建築担当(栗原秀樹),道路建設課長(額賀均),道路建設課副参事道路建設担当(吉田昌司)
議会事務局 庶務議事課係長(木﨑憲一)


髙野委員長)ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。本日の委員会は,平成26年度になりまして,説明員として執行部の出席を求め,開催する初めての委員会であります。つきましては,都市建設委員並びに執行部との情報の共有化,そして今後の円滑なる委員会審査のため,会議を開催するものでありますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。それでは,これより議事に入ります。本日の議題は,都市建設部の所管事務及び平成26年度主要事業について。付託されている陳情の審査として,陳情第42・北府中二丁目地内の道路拡幅に関する陳情について。その他であります。本日の調査及び付託案件説明のため,出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。なお,冒頭にも申し上げましたとおり,本日の委員会は新年度最初の委員会でありますので,委員並びに執行部の自己紹介を行い,案件に入りたいと思いますので,ご協力のほど,よろしくお願いいたします。それでは最初に委員の自己紹介をいたします。

鈴木副委員長)副委員長の鈴木です。よろしくお願いいたします。

前島委員)委員の前島です。よろしくお願いいたします。

山口委員)委員の山口です。よろしくお願いいたします。

関口委員)関口です。よろしくお願いいたします。

大槻委員)委員の大槻です。よろしくお願いいたします。

髙野委員長)続きまして,執行部から自己紹介をお願いいたします。

-都市建設部の自己紹介-

髙野委員長)それでは,お諮りいたします。本日の議題であります陳情第42につきましては,その現状を調査するため,これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

髙野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

-休憩-

髙野委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。それでは,あらためまして,執行部におかれましては,各課の所管事務及び主要事業についてご説明を願いたいと思います。なお,発言は,挙手によりこれを許します。

都市建設部長)私からは都市建設部の職員体制についてご説明させていただきます。まず,都市建設部業務概要の1ページの配置図についてご説明申しあげます。都市建設部は都市計画課,駅周辺整備推進室,下水道課,建築住宅指導課,道路建設課の4課1室となってございます。職員構成でございますけれども部長1名,次長級に3名,内2名が参事兼の課長となっているところでございます。課の体制といたしましては,都市計画課については,参事兼課長と課長補佐以下10名の体制となってございます。駅周辺整備推進室におきましては,室長以下3名記載のとおりとなってございます。下水道課につきましては,課長以下11名で記載のとおりとなってございます。建築住宅指導課につきましては,参事兼課長と副参事以下9名記載のとおりとなってございます。道路建設課は課長以下21名記載のとおりでございます。以上のとおり,私を含めまして総勢58名の体制で業務にあたっているところでございます。なお,2ページ目以降の都市建設部事務分掌から主要事業施策概要につきましては,各担当課長から説明させますので,よろしくお願いいたします。

参事兼都市計画課長)それでは,都市計画課の業務概要につきまして,ご説明を申し上げます。都市建設部業務概要の2ページをお開き願います。都市計画課の事務分掌でございますが,1の都市づくりの基本構想に関することをはじめとしまして,記載されておりますとおり19の事務を担当しております。続きまして,4ページをお開き願います。平成26年度の主要事業と施策概要についてご説明申し上げます。はじめに,都市計画一般経費の350万円でございます。これは,都市計画事業の計画,決定や変更,また,景観の保持等に要する経費でございます。内訳といたしましては,景観調査委員会の委員報酬10万5,000円をはじめ,本年度からの新規事業となります,区域指定の見直しに伴います,調査委託料170万円のほか,茨城県都市計画協会,茨城空港関連道路整備促進協議会,恋瀬橋ロードパーク管理運営協議会の負担金などを計上しております。次に,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の予算額4億7,745万9,000円でございます。これは,合併特例債の事業計画に基づきまして主要6路線の道路整備に要する経費でございます。内訳でございますが,測量・設計・調査委託料の3,600万円につきましては,本年度は,貝地・高浜線,上林・上曽線,駅前・東ノ辻線の3路線を予定しております。次に,道路改良工事費の1億5,500万円でございますが,本年度は,貝地・高浜線と上林・上曽線,駅前・東ノ辻線の3路線を予定しております。また,これら3路線の用地購入費としまして1億6,575万円,その用地取得に伴います立木等の補償費としまして,1億1,825万円をそれぞれ計上しております。次に,公園維持管理経費の1億712万2,000円でございます。都市計画課が,管理をしております都市公園や広場,緑地等の維持管理に要する経費となっております。主なものといたしましては,公園維持管理清掃業務委託料の2,422万8,000円でございますが,これは, 管理をしております公園や広場等36施設の定期清掃と植栽管理業務等について,委託するものでございます。高木剪定委託料の90万円につきましては,国府公園内にありますケヤキの強剪定作業が主なものでございます。借地料の262万5,000円は,柏原池公園駐車場,井関農村公園,高速バス駐車場の借地料でございます。また,新規事業となります公園長寿命化改修工事としまして6,000万円を計上しており,宮下公園の滑り台,ブランコ,シーソーなど13の公園で36施設の改修工事を予定しております。このほか,公園施設諸工事としまして,ステーションパークにございます,からくり時計の補修工事費43万円などとなっております。最後に,駐車場特別会計となります駐車場管理運営経費の2,040万2,000円でございますが,石岡駅の東側にあります市営駐車場の維持管理に要する経費となっております。内訳といたしましては,駐車場内の日常清掃業務を委託する駐車場管理委託料が151万1,000円,駐車場の出入口にあります自動駐車料金精算システムの点検及び警備業務を委託します機械器具等 保守点検委託料が81万円となっております。また,一般会計繰出金につきましては1,576万1,000円を予定しております。以上が,都市計画課所管の事務並びに主要事業と施策概要でございます。よろしくお願いいたします。

参事兼建築住宅指導課長)建築住宅指導課長の笹目でございます。初めての委員会となります。どうぞよろしくお願いいたします。それでは,建築住宅指導課の業務概要につきましてご説明いたします。業務概要の3ページをお開き願います。1番上にございます建築住宅指導課の事務分掌となります。宅地開発に関することから,記載されております12業務を所管しております。続きまして7ページをお開き願います。平成26年度主要事業の施策につきましてご説明申し上げます。はじめに,木の住まい助成事業1,000万円でございます。平成23年度より国から2分の1の補助を受け,在来の木造住宅について,建築費用の一部を補助するもので20件分を見込んでおります。内容につきましては,市内の商工業の活性化と定住人口の増を図ることを目的といたしまして,市内の設計事務所や工務店に依頼するなど,一定の条件を設けまして,1件当たり建築費用の10%以内で50万円を限度に助成するものです。続きまして,木造住宅耐震改修促進事業535万円でございます。昭和56年度以前に建てられた木造住宅の耐震診断及び耐震改修に対して助成するものす。内訳といたしまして,木造住宅耐震診断士派遣業務 委託料35万円は,1件当たり3万5,000円の耐震診断士派遣を10件見込んでおります。次に,木造住宅耐震改修補助金500万円でございますが,木造住宅の耐震化促進を目的に,一般診断費用と耐震改修費用を合わせまして50万円を限度に10件を見込んでおります。続きまして,住まいづくり推進事業600万円でございます。平成25年度より市外からの転入者を対象に,定住人口の増を目的としまして,建築費用の10%以内で30万円を限度に20件を見込んでおります。続きまして,市営住宅維持管理経費2,809万6千円でございます。主な内訳といたしまして,畳,襖,クロス,浴室防水などの建物修繕で390万円,バランス釜やガス漏れ警報器交換などの備品修繕で420万円,施設清掃管理保守保安委託料472万円,住宅解体工事200万円,正上内台団地の下水道接続工事140万円を見込んであります。続きまして,賃貸住宅ストック事業1,342万8,000円でございます。この事業は,国から2分の1の補助を受け,中心市街地における定住人口の確保と増を図るために石岡駅周辺の良好な民間共同住宅を,賃貸住宅ストック活用事業により認定し,高齢者世帯,子育て世帯,障がい者世帯などを対象に家賃の助成を行うものです。続きまして,被災住宅復興支援事業211万5,000円でございます。この事業は,県の全額補助により東日本大震災で大規模半壊以下の判定を受け,住宅等の復旧のために金融機関から融資を受けた方を対象に1%の利子補給を5年間行うものです。利子補給の対象となる住宅復旧に係る融資限度額を640万円として,25件を見込んでおります。また,宅地復旧に係る融資限度額は390万円で,住宅と宅地が該当するものとして1,030万円の利子補給を5件見込んでおります。続きまして,狭あい道路整備事業1,730万円でございます。この事業は,建築基準法に基づく道路後退用地の整備に要する経費といたしまして,後退用地の舗装工事費に600万円,後退用地の購入費に580万円,狭あい道路部分の分筆補助金400万円,工作物の撤去補助金150万円の20件分を見込んでおります。最後に,民生費の災害救助費577万1,000円でございます。この事業は,国から100%の補助を受け,東日本大震災による県内及び東北3県の避難者を対象に,民間賃貸住宅を仮設住宅として借上げ,1世帯4人までが6万円,5人以上の世帯が9万円を限度に,市が契約を置き換えるものです。受付期間は平成24年12月28日をもち終了しております。現在の受入状況でございますが,福島県から6世帯,市内から2世帯,県内の市外から1世帯,計9世帯となります。以上が,建築住宅指導課の業務と主要事業の概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

髙野委員長)委員におうかがいします。説明は新規事業のみとさせていただきたいのですが,よろしいですか。後で事業概要にお目通しいただきたいと思います。

〔「異議なし」との声〕

髙野委員長)それでは,新規事業のみということでご説明を願います。駅については新規ではありませんが,ご説明願います。

駅周辺整備推進室長)駅周辺整備推進室長の鶴井でございます。本年度も引き続きよろしくお願いいたします。私からは,駅周辺整備推進室に関します所管事務及び平成26年度の主要事業について説明させていただきます。はじめに,お手元の資料,平成26年度都市建設部業務概要の2ページをお開き願います。事務分掌でございます。真ん中の段でございますが,1の石岡駅周辺整備に係る関係機関との連絡調整に関することなど,記載されておりますとおり,3項目の業務を所管しております。続きまして4ページをお開き願います。平成26年度における主要事業施策概要の下段の表でございます。事業名といたしましては石岡駅周辺整備事業でございますが,石岡駅周辺の整備に関する経費としまして8億8,586万7,000円を予算計上してございます。事業の内容でございますが,まず測量,設計,調査委託料の260万円ですが,東西自由通路新設工事に伴い,東口の駅前広場との接続部分におきまして,通路利用者及び一般車やタクシー乗降場利用者の利便性向上のため,舗装や排水,また,植栽や工作物,シェルターなどの設計業務委託料として計上しております。次の石岡駅橋上駅舎化整備委託料の8億円でございますが,こちらは,駅舎の橋上化及び東西自由通路整備のJR東日本への工事委託料でございます。次の西口駅前広場等整備工事の4,800万円でございますが,西口の駅前広場内にあります電線を地中化する工事費用でございます。次の用地購入費250万円につきましては,西口駅前広場整備に関連します用地費でございます。次の家屋補償3,200万円につきましても,西口駅前広場整備に関します家屋の移転費用でございます。以上が,駅周辺整備推進室の業務概要でございます。また,新しくなる石岡駅周辺の立体画像を作成しましたので,その他のところでご覧いただきたいと思います。よろしくお願いします。

下水道課長)下水道課長の飯田でございます。昨年に引き続きどうぞよろしくお願いいたします。私から,平成26年度下水道課の所管事務並びに主要事業施策概要について,ご説明を申し上げます。恐れ入りますが,お手元の資料の業務概要の2ページをお開き願います。まず,下水道課の所管事務についてご説明申し上げます。表の中段にございます下水道課,その右側の記載事項が,下水道課の事務分掌でございます。1項目の公共下水道及び農業集落排水事業の全体計画及び事業決定に関することをはじめとする14項目の事務を担当してございます。これらの事務につきましては,大きく分けて2つのグループ,業務管理グループと整備グループに分けて行っております。 まず,業務管理グループでございますが,公共下水道受益者負担金及び農業集落排水分担金並びに使用料金,下水道及び農業集落排水施設の維持管理,合併処理浄化槽設置に関することなどを担当しております。また,整備グループですが,公共下水道事業及び農業集落排水事業の整備計画や測量,設計,施工管理など,主に建設に関することを担当しております。以上が下水道課所管の事務となっております。続きまして,平成26年度主要事業施策の新規事業概要について,ご説明いたします。下水道課の概要につきましては5ページに記載してございます。新規事業といたしましては,下水道特別会計の中段にございます流域関連公共下水道整備事業(単独),下水道整備に要する経費として4,846万6,000円を計上してございます。その中で新規事業といたしまして,生活排水ベストプラン図書作成業務委託料1,127万円を計上しております。内容といたしましては,石岡地区において下水道,農業集落排水,合併処理浄化槽などを効率的に配置して,整備や維持管理を進めるためのマスタープラン作成費用でございます。前回,平成19年度に見直しを行いましたが,6年が経過し近年の人口減少などの社会情勢の変化に対応する必要が生じたことにより,下水道などおのおのの整備区域について,市町村ごとに見直しを行い,処理区域の人口推移,整備方法などを検討いたしまして,より効率的な処理区域として再編するものでございます。続きまして,その下段にございます,流域関連公共下水道整備事業(単独・雨水)でございます。新規事業といたしましては,若松三丁目,石岡二高北側にあります,山王川沿いの調整池の整備工事費として3,870万円を計上してございます。次に,最後の公共下水道整備事業の(単独)でございます。新規事業といたしまして,石岡地区と同じ生活排水ベストプラン図書作成業務委託料925万円でございます。内容といたしましては,先ほど石岡地区の説明と同じであります。以上が平成26年度下水道課所管の主要事業の新規事業の概要でございます。よろしくお願いいたします。

道路建設課長)平成26年度道路建設課の事務分掌及び主要事業施策概要の新規事業についてご説明申し上げます。まず,資料3ページ目でございます。1.道路の占(使)用等の許可及び現場検査に関すること,以下記載のとおり18項目の事務を,本庁・支所それぞれ業務を行っております。続きまして,8ページをお開き願います。道路建設課の新規事業概要についてご説明申し上げます。1番上の道路管理事務費,道路台帳補正委託料の中に道路台帳システム更新とございます。これは,現在導入している道路台帳システム基本ソフトのメーカーサポート期間が本年3月で終了するため,新しい道路台帳システムに更新するための費用でございます。925万円のうち125万円分が新規の更新手数料となってございます。次に,道路維持経費の道路舗装修繕測量設計委託料550万円でございます。これは,国補関連事業となっており,防災安全交付金の対象枠となっております。市内で道路が傷んでいるところを6路線を選定いたしまして,本年度から測量設計を2箇所,550万円を執行する予定となってございます。次に道路舗装修繕工事ですが,こちらも先ほどご説明いたしました2箇所の工事を行うための工事費となってございます。3,150万円でございます。続きまして,橋りょう新設改良事業の工事用道路整備工事1,500万円でございます。これは,三村地区の天神橋の架け替えに伴い,平成25年度までにJRで概略設計,詳細設計が完了し,本年度から本工事に取り組むための,仮設用進入路の工事費として計上してございます。以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

髙野委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

関口委員)まず道路建設課にお聞きしたいのですが,道路安全パトロール臨時雇人で,この方たちにはどういう業務をお願いするのか。

道路建設課長)業務内容としましては,市内の道路補修箇所などの状況を見極めるため,早期発見のひとつの手段として,臨時雇用人を2名雇っております。軽微な穴埋めにつきましては,安全確認をして,早急に対応を指導しております。しかしながら,補修個所があった場合については,至急市に連絡をし,早急な修繕を図っております。通学路又は一般市道についてのパトロールを日割りで石岡地区,八郷地区で行っております。以上でございます。

関口委員)東日本大震災のときに,法面やコンクリート擁壁とか1回は見たと思うのですが,その後の確認というのは毎年やっているのですかね。庁舎は毎年検査をしていると思いますが,道路もそういった面は早めに確認しなければいけないのですが。それはどれで対処するのですか。この場合は予算的に。

道路建設課長)来月6月1日から30日までの期間は土砂災害防止月間となっております。毎年,土浦の土木事務所,石岡市,警察署と連携をとりまして,市内のそういった崖等の安全対策の見回りパトロールを実施しているところでございます。その他の道路に付随した擁壁等につきましては,こちらの道路パトロール又は現業職員が週に1回パトロールを実施しております。事業としましては,補修の大きさにもよりますが,軽微な補修であれば市直営でできますが,崖となると,費用も大変かかってきます。そういった場合には県,国等の補助事業で対応できるか調査しながら進めなければならないと考えております。以上でございます。

関口委員)次に,都市計画で公園維持管理。石岡地区にはかなり公園がありますけれども,利用目的によって芝生がはってある公園とかいろいろあると思うんですが。公園維持管理清掃業務委託料。これは,どこに委託しているのですか。

参事兼都市計画課長)通常の清掃や除草についてはシルバー人材センターに委託をしております。以上でございます。

関口委員)それでですね,芝生を利用している公園がありますけれども,芝生が雑草が強くなっている状態とか,芝生がはげている公園とかが見受けられるのですが,そういった対応は,公園維持管理では任せてはいないのですか。

参事兼都市計画課長)シルバー人材センターにお願いしてございますのは,ゴミの集積と除草のみでございます。日誌の中で報告をしてもらいまして,内容を確認して,軽微なものについては補修をお願いしております。中には業者を入れないと無理というものも当然ございますので,そういう場合にはこちらで調査をして,対応という形になろうかと思います。

関口委員)市民から公園をもう少し管理してほしいよと。里親制度でやっている公園もあるのでしょうが。ない公園は,積極的にシルバーさんに掃除した後に状況を報告していただいて,適切に対応していただきたい。そういうことは大丈夫でしょうか。

参事兼都市計画課長)これまでも異常がある箇所は報告してほしいとお願いしておりますが,特にそのへん指導をしたいと思います。

前島委員)農業集落排水等の接続率が低い地域がある訳ですが,今年の対策は。目的として何%まで上げると。考えがあれば述べてください。

下水道課長)農業集落排水の接続率についてですが,今年度の対応といたしましては,平日等を利用しまして,できるだけ未接続者宅を歩くという計画を立てております。実施といたしましては,6月を目途に進めております。接続率といたしましては,関川地区が一昨年59.2%が昨年度末64.1%となり,4.9%上昇しております。やはり70%を目指しまして,本年度は活動したいと思います。また,石岡西部地区は一昨年40.5%が昨年度末48.3%となり,8%ほど上昇しております。これにつきましても約50%ですので,60%に近いように,戸別訪問を行い接続の依頼をしたいと考えております。

前島委員)今の課長からの説明で努力する方向性は見えたのですが,関川地区が70%で西部地区が60%だと。ちょっといかがなものかと思うので,できれば,70%くらいは努力してもらいたい。先ほどの説明では,50%以下のものが上がったというけれども,これは上がった訳ではない。最初からおかしい訳だから。そういう発想でないと,努力したというのも勘違いと見られてしまうので。一般の人は,普通,農集でもやってほしいというのであれば,80%くらいは接続していると思っている訳だよね。私が聞いて,50%以下だと。なんだそれはとなる。どれだけ投資しているのかという話が出ますから。接続した人が,正直者がばかを見る形になるよね。未接続の方も最初は賛成している訳だから。だから私は,今言ったように70%くらいは当たり前だと思う。これから農集もなかなか難しいと思うんだけれども,何をやるにしても接続率というのは最初から考えてやらないと。お金をかけた投資効果というのが半減してしまうと思うので,大変でも努力をしてほしいと思います。以上です。

高野委員長)私も農集排には疑問を持っているんですが。今,前島委員から70%くらいにはしてほしいと。私は東府中なんですが。今,何%くらいになっていますか。

下水道課長)出し山地区でございますが,3月末現在で89.8%でございます。

高野委員長)私のほうは,町内の人が役所の人と一緒に歩いたりしてやってきたんですね。なるべく皆さんで賛成して。目的は何だったかというと,何か月か何年かで繋ぎますという約款とってますよね。そこでね。どうしてもやらない人いますよね。その人の部分。今,私の町内も家が増えています。だけれども,だいたい分家以外は出しませんということで,最初の目的どおりにやっているんですけれども,どうしても排水は,枡まではあるけれど,その中の工事をやらないという人は,お金の問題もあるんですが。もううちはやらないよというお年寄りなどもいるんですね。そういった人は,どうしてもやらなければ,よその人に,欲しくて仕方ない人がいるんですから,譲ってあげることも考えてみてはいいのかなと。取り上げるんじゃなくて。うちのほうは新興住宅が増えていまして,みなさん下水繋がせてくれと来るのですが,無理ですよと言ってるんですね。そうすると,若い人たちも下水等々心配しなくてすむのかなと。だから側溝があるところは浄化槽でもいいんだけれども,側溝すらないところはみんな自然発散させているんですよね。あんなものは,毎日5人もいたらそんなに発散するのかなとも思いますのでね。答弁はいりませんが,ご検討いただけますか。

大槻委員)建築住宅指導課にお聞きしたいのですが,狭あい道路整備事業の中の建築基準法に基づく後退用地の買取りに要する経費と載っていますが,これはどのような買取りをしているんですか。セットバックの部分なんですが。

建築住宅指導課副参事)建築住宅指導課で進めておりますのは,建築基準法の42条の2項道路といいまして,法以前に4メートル未満だった道路として,特定行政庁が指定したものにつきましては,中心から2メートル分をセットバック事業として買い取っております。以上です。

大槻委員)これは法以前の土地なんですか。

建築住宅指導課副参事)法以前の道路というのは建築基準法の定義となっておりまして,そこを指定するのは特定行政庁といいまして,石岡所管でいいますと,土浦の県南県民センターの建築指導課が2項道路として判断したものについては,うちで準用して買いますということにしております。

大槻委員)前に園部地区なんですけれども,何軒か住宅が立ち並んでいるところなんですけれども,ここを舗装するにあたってセットバックの部分を買取をして欲しいとお願いをしたんですが,それは法以前のものにひっかかっていたのかな。

〔「場所を言わなければわからない」との声〕

大槻委員)場所は,園部中学校から常磐線の羽鳥に向かいまして,右に入りまして,7軒か8軒・・・。

髙野委員長)大槻委員に申し上げます。場所等々の把握もできず明快な答弁ができないと思いますので,後日お尋ねいただいて,よくご説明を受けていただければと思います。

大槻委員)わかりました。結構です。

髙野委員長)ほかに発言はございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長)ないようですので,以上で,本件については,終結いたします。次に,陳情第42北府中二丁目地内の道路拡幅に関する陳情を議題といたします。本陳情は,平成26年第1回定例会最終日に当委員会に審査付託され,閉会中の継続審査となっていた案件であります。なお,陳情趣旨,陳情事項については,お手元に配付しております文書のとおりであります。これより審査に入ります。先ほど実施いたしました現地調査の結果を踏まえ,本陳情についてご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

関口委員)この陳情は簡単ですよね。何メートルに拡幅してほしいとかね。代表者というのも,自治会とか区長会で出てくるのであればわかるんですけれども。内容が40メートルとか50メートルとか書いてあるんですが,それより線引いてあるのが長いと思うんですよね。この陳情書そのものが,もう少し訂正して出していただきたいなと思うんですが,事務局は受理した時にどういう説明を受けたのですか。

事務局)陳情を受けた経緯でございますけれども,石岡市北府中住民一同ということで,最初陳情をお持ちいただきましたが,住民一同ということでは受けられないということで,陳情をお持ちいただいた○○様に代表という形で出していただいたという経緯でございます。内容といたしましては,お話をお伺いしたところ,この陳情の内容にございます,水田に車が落ちる事故が発生しているので直していただきたいということで,わずか40メートルから50メートルという記載がございますけれども,具体的には先ほど現地確認していただいた部分になってくるかと考えております。以上です。

髙野委員長)暫時休憩します。

-休憩-

髙野委員長)再開します。ほかに発言はございませんか。

前島委員)ただいまの北府中二丁目地内の道路拡幅に関する陳情につきましては,願意は妥当であると認めます。手続き上は若干の問題はございますけれども,安心安全を守ることが大事だと思います。以上です。

髙野委員長)他にご意見はございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長)次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長)ないようですので,討論を終結いたします。これより採決に入ります。陳情第42・北府中二丁目地内の道路拡幅に関する陳情を採決いたします。願意は妥当ということですが,色々異論もございますので,起立採決といたします。お諮りいたします。本件は,「採択とすべきもの」と決することに賛成の委員の起立を求めます。

-起立多数-

髙野委員長)起立多数でございます。よって本件は「採択とすべきもの」と決しました。さらに,お諮りいたします。ただいま「採択とすべきもの」と決しました陳情第42につきましては,執行機関に送付し,その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

髙野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で当委員会に付託されておりました陳情の審査は,終了いたしたわけでありますが,本陳情にかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

髙野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,その他の件で,執行部から発言を求められておりますので,これを許します。

道路建設課長)委員の皆様に冠水事故による損害賠償請求事件という資料をお配りさせていただきましたが,こちらの案件につきましては,平成21年8月7日午後6時30分頃石岡市内の大橋道西のロイヤルハウス石岡新館付近の市道を走行中に,集中豪雨,局地的な大雨があった日なのですけれども,道路が冠水し,そこに侵入した車両がエンジン停止により故障したという事件でございます。これを受けて,被害者,原告から水戸地方裁判所土浦支部へ損害賠償請求事件として訴訟がございました。その後,第1審判決では,43万円相当という結論が出ました。こちらの43万円に対して原告側が不服といたしまして,25年4月15日,1審判決を不服として,東京高等裁判所へ控訴しました。東京高等裁判所において,審議不十分ということで,水戸地方裁判所土浦支部へ差し戻しとなりました。その後,水戸地方裁判所土浦支部から和解勧告の案がございました。原告側も石岡市も双方とも,和解勧告の案件を十分に審議し,また,顧問弁護士とも相談をかけました。その旨,市長へ報告しまして,和解の期限が平成26年5月15日ということでございますので,そちらの日にちをもって和解をいたしました。賠償額は25万円ということで裁判官から提示がございまして,そちらについては5月26日までに清算するという内容でございました。本来であれば,6月の定例議会の案件として議員の皆様方に審議いただくところでございますけれども,そういった早急な対応をしなければいけないということで,議会に報告ということになります。以上でございます。

髙野委員長)ただ今の説明につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

〔「なし」との声〕

髙野委員長)ほかに発言はございませんか。

関口委員)駅周辺の鶴井さんにお伺いしたいのですが,定例会が終わった後に,新聞に石岡駅で事故が起きたと出ていましたよね。女子高校生が上から落ちてきたもので怪我をしたと。これについて詳細に説明をいただきたいんですよ。早いうちに話があるのかなとは思っていたんですが,なかったものですから。前にも言ったように,何かあったときにはすぐに報告するって,今日もらった議事録にも載っていると思うんですよね。詳細な説明をお願いします。

駅周辺整備推進室長)天井の点検口の落下事故ということで,詳細な内容についてご説明させていただきます。発生日におきましては,平成26年4月9日水曜日,時間は夕方の3時50分頃でございます。その内容でございますが,JR石岡駅の待合室の天井にある点検口が落下して,丁度その下にベンチがございますが,ニューデイズがあったところが今は壁になっていますが,その内側にベンチがございまして,そこに女子高生が座っていたと。こちらが落下します。そして,ベンチに座っていた女子高生の右腕に接触したと。実際女子高生に怪我はなかったと聞いております。JRの対応としましては,点検口を外しまして,全部プラスチックの板でふさいだということで現場対応をしてございます。事故の相手側の対応としましては,当日の夜,JR東日本水戸支社の者と,現在現地で工事をしております東鉄工業の者が自宅を訪問し,謝罪をしました。その時に再度怪我の確認をとったところでございますけれども,怪我もなく痛みもないということで相手側からは聞いております。当日の9日の夜に,JR東日本水戸支社が記者会見をしまして,その状況等を報告しまして,翌日の朝刊に載ったということでございます。私どもも事件が起きたのが9日の夕方ですので,次の日の朝,JR東日本から私どもに連絡がありまして,早速現場に向かいまして確認をし,現場の作業員から状況の説明を受けました。何が原因で落下したのかというのは,10日の時点では調査中との回答でした。市側としては再発防止の徹底は当然ですが,安全性のさらなる向上に努めていただきますよう要請をしたところです。また,その後,連休の前にJRから回答がございました。これにつきましては,待合室の天井上部に作業員が足を踏み入れたことが原因であると。お客様がいる範囲での作業については,お客様の立ち入らない措置等をすることが対策であると,そういったことで,天井点検口落下の事故を受けまして,再発防止に努めていくことで指導していくとのことでございます。

関口委員)今,詳細な説明をいただいて,最初は事故の原因はわからなかったけれど,調査したら作業してたというんでしょ,その上でね。こんなのあり得ないですよ。天下のJR,東鉄工業さんが。下を待合室で使っていたと。これは課長駄目でしょうよ。はっきり言わないと。上で作業するってその日に決めるんですよ。そうしたら,ここは立入禁止とか,バリケードやって入れないようにするとか。監視員をつけるとか。当たり前でしょ,これ。報告受けた。今後気をつけますじゃないですよ,これは。怪我がなかったから良かったけれども。こんなの仕事している人はみんなやってますから,常識ですから。これは強く言ってくださいよ。最初にそんなことがあっては大変ですよこれから。心配ですから,再度お願いいたします。

駅周辺整備推進室長)2月の26日に皆さんで万全を期しましょうとやったばかりで,それが1カ月半でこういった事象がおきたと。それは,大変遺憾に思っております。本来こういうことがあってはなりませんので,私どもも目を光らせながら,徹底してまいりたいと思います。

髙野委員長)ほかに発言はございませんか。

道路建設課長)先ほど私から,冠水自己損害賠償請求の事件でご説明させていただきましたが,資料の上から2番目,平成23年12月2日,損害賠償請求事件ですが,資料に「件」が抜けておりました。訂正しておわび申し上げます。また,先ほど和解金25万円とご報告いたしましたが,そちらについては,保険の対象となりますので,保険金が保険会社から入ることとなっております。大変失礼いたしました。

髙野委員長)ほかに発言はございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長)今ですね,関口委員からお話がございましたが,現場でね,点検口が落ちるとか,屋根からものが落ちるなんていうことは,私も現場からあがってきた人間なんですが,あり得ないことなんですね。本来であれば,上で仕事する場合には下には人は入れない。私も大変たくさん工事やってきていますんでね,そんな中では,あとは軽作業であっても物が落ちた時怪我をするから網を張るとかね。それは物でなくて,もしかすると上から人が降ってくるかもしれない。だからこれは,JRさんにきちっとね。もし女の子が死んでいたら大変でしょう。部長名ではないですよ,市長名できちっとね。石岡市でお金払って頼んでいる訳ですから。ただでやってもらっている訳ではないんでね。そのへんのところはきちっとね。要請したらいいんじゃないかと思います。ただ言うだけじゃなくて,今後はこうしますというのを貰ったらいいと思うんですよ。どこでもそうだけど,失敗した場合に今後はこうしますというのを出しているんだから。そのへんも石岡市でね,馴れ合いにならないできちんとやられたらいいのかなと,私は思いますので要望いたします。ほかにないようですので,以上で本件については終結いたします。暫時休憩いたします。

-休憩-

髙野委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。スライドをお願いします。

駅周辺整備推進室長)それでは,時間をいただきまして,新しくなる駅舎や自由通路,また,西口及びBRT専用駅前広場のイメージ映像をご覧いただきたいと思います。こちらの映像につきましては,それぞれの施設の設計や完成予想図等を基に作成しておりまして,立体的に見える画像でございます。これまでよりも詳細なイメージが伝わってくるものと思います。はじめに,全体の鳥瞰を見ていただきまして,その後,西口から各施設へ,また,駅ホームやBRT専用駅前広場に向かいまして,そして東口へと連絡する画像でございます。それでは,よろしくお願いします。

-映像投影-

駅周辺整備推進室長)今後,若干修正する箇所があるんですが,こちらを活用しまして,広く市民の方へ情報を提供しまして,意見を聞きながらよりよいものになるように進めさせていただきたいと思っております。以上でございます。

髙野委員長)ただいまの説明につきましては,質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

〔「なし」との声〕

髙野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。その他の件でほかに発言はございませんか。

〔「なし」との声〕

髙野委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。以上で,本日の都市建設委員会を閉会いたします。





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