〒315-8640
茨城県石岡市石岡一丁目1番地1
Tel 0299(23)5600

gikai@city.ishioka.lg.jp

議会中継
  


平成27年度 経済建設消防委員会

 第7回委員会 (11月16日)
出席委員 関口忠男委員長,村上泰道副委員長,大槻勝男委員,川井幸一委員,大和田寛樹委員
市執行部 【経済部】
 部長 前沢洋一,次長 真家忠,農政課長 吉水法雄,商工課長 田村幸生,観光課長 武川俊郎
【都市建設部】
 部長 福田嘉夫,次長 渡辺利生雄,都市計画課長 浅田禎智,下水道課長 櫻井俊充,建築住宅指導課長 栗原秀樹,道路建設課長 額賀均,道路建設課副参事 吉田昌司
【消防本部】
 消防長 色川利男,次長 小松﨑政次,次長兼警防課長 足立芳一,総務課長 日浅孝幸
議会事務局 庶務議事課係長(木崎憲一)



関口委員長)ただ今から,経済建設消防委員会を開会いたします。
 本日の議題につきましては,お手元に配付いたしております協議案件書のとおりであります。次に,本日の案件に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。これより議事に入ります。多面的機能支払交付金事業の進捗状況についてを議題といたします。本件について,執行部から説明を求めます。

農政課長)お手元に配布させて頂きました資料1から資料3の多面的機能支払交付金事業につきまして説明をさせて頂きます。この事業につきましては,平成19年度より農地・水環境保全向上対策事業としてスタートしましたが,平成26年度から多面的機能支払交付金事業に名称が変更されまして,今年度から法整備化がされております。この交付金事業につきましては,農地所有者および地域住民による共同での地域農地の維持管理や地域の景観環境形成など5カ年の計画を立案しまして,それを実践することに支援するものでございます。
 まず,お配りしました資料1をご覧ください。上段に交付金の構成および主な活動内容が記載されております。まず上段ピンク色の農地維持支払交付金につきましては,農地の草刈り・水路の泥上げや農地に隣接いたします土・採石道路の砂利敷きなどの維持補修等の地域資源の適切な保全管理活動に対しまして交付されるものです。続きまして,下段青色の資源向上支払交付金につきましては,地域資源の質的向上を図る共同活動と施設の長寿命化のための活動の2つに分かれております。まず共同活動につきましては,①の施設の軽微な補修としまして,水路のひび割れ補修や農地に隣接いたします道路の路面・法面補修等の活動がございます。また,②の農村環境保全としまして,花などの植栽や生き物調査等の活動に対しまして交付されるものです。2つ目の施設の長寿命化のための活動としましては,水路の更新や農業用施設ゲートバルブの交換等,老朽化が進む施設の改修に対しまして交付されるものです。
次に,下段をご覧ください。交付金の交付単価でございます。先ほどご説明いたしました①の農地維持支払につきましては,都府県の水田ですと10アールあたり3,000円,畑ですと2,000円となります。②の資源向上支払(共同)につきましては,都府県の水田ですと10アールあたり2,400円,畑ですと1,440円となります。③の資源向上支払(長寿命化)につきましては,都府県の水田ですと10アールあたり4,400円,畑ですと2,000円となります。全てを取り組みますと,水田では9,200円,畑では5,080円となります。この事業にかかります負担割合でございますが,国が50%,県と市がそれぞれ25%となっております。この事業は,農業者の負担軽減,農地の維持管理向上はもとより,近年希薄になりつつあります地域連携・コミュニティの再構築や将来の担い手ともなる地域子供たちへの関心・育成を図ることも含まれております。
 市では,花の植栽を取組条件の1つとしておりまして,取り組んでいる地域では,花壇や農地に隣接する道路沿いにきれいに花を咲かせ,環境美化や景観形成に役立っているところです。また,これまで多発しておりました自然災害での道路や水路等施設の軽微な修繕なども,地域での早急な対応が行われておりまして,市への要望依存が減少してきている状況でございます。
石岡市では,平成19年度に8組織が取り組みを開始しております。資料2でもご覧頂けますように,現在では24組織(地区)1,022ヘクタールまでに活動が広がっておりますが,県南地域での実施率平均29.4%に対しまして,石岡市はまだ21.3%と低く,稲敷市の52.3%と比較しましても大きく下回る状況でございます。茨城県でも,全国で43位という低い取り組み率のために,普及啓発に力を入れている状況でもございます。このような状況のもと,平成28年度におきましては,資料3のとおり,新たに9組織約451ヘクタールが取り組みの要望をしております。今後も取り組む組織が増加することが予想されます。説明は,以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

関口委員長)以上で説明は終わりました。本件について,ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。

大槻委員)補助金のことでちょっとお聞きをしたいんですが,今現在,石岡市では,まちづくり協働ということでね,ある程度は皆さん,お集まりの中でも色々とお話は出ているみたいなんですが,まちづくり協働の中にですね,例えば花壇をつくって皆さんで協働で,パンジーだとか色々なものを植え付けると,そういったものに対しては補助金の対象になるのか,お伺いいたします。

農政課長)多面的事業の取組の中では,水田周辺の道路に花壇をつくることはもちろん対象となってございますが,まちづくり協働とはまたちょっと事業の性質が違いまして,国にそういった組織化を認めて頂いて,こういった事業に取り組んで補助金が出るということになってございます。

大和田委員)確認なんですけれども,交付金の支払い先というのは地区なんですか。団体が農地を使って何か事業をやるという,そういう団体にも交付金が出るんですか。

農政課長)こちらの組織につきましては,地区,区ですか,あるいは子供会,あるいは消防団,そして農地関係の土地の利用,そういった地域ぐるみの組織化をして,こういった活動をして頂く際に,支援されるものでございます。また,この支援の農地維持支払という部分がございますが,その部分に関しましては,農業者の団体ということで,土地改良会議,そういった方々の組織でも支援がされるということになってございます。以上でございます。

関口委員長)他にご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他の件で執行部より発言を求められておりますので,これを許します。初めに経済部から説明願います。なお,発言は挙手によりこれを許します。

農政課長)私からは,農政課において12月議会に補正予算上程を予定しております事業費補助金につきまして,ご報告をさせて頂きます。
 まず,一つ目に,農道・農業排水路整備事業(単独)におきまして,農道整備工事の工事費300万円,延長80メートル分の増額計上を予定してございます。二つ目に,環境保全型農業直接支援対策事業費補助金におきまして,国の制度が今年度の4月に変更となり,取り組み内容が拡大しましたことから,223万8,000円の増額計上を予定してございます。三つめに農地中間管理事業におきまして,取組地区の面積が当初予定を大幅に上回ったことから,農地集積協力報償957万1,000円の増額を計上予定してございます。
 続きまして,石岡市農産物直売センター「石岡そだち」,施設の管理における指定取消の申し出についてご報告いたします。指定管理制度の導入をしております農産物直売所,石岡そだちにおきましては,これまで指定管理協定によりましてJA新ひたち野に管理運営をお願いしてまいりましたが,平成27年11月5日付けによりまして,平成28年3月31日をもちまして,指定取消の申し出が提出されました。つきましては,この申し出を受けまして,今後指定取消の命令を行い,次年度以降に新たな指定管理者を公募してまいりたいと考えておりますので,ご理解のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。

商工課長)商工課からは,第4回定例会へ上程予定の補正予算と石岡ふれあいまつりの2点につきまして,ご報告をさせて頂きます。
 初めに,補正予算についてでございますが,中心市街地活性化事業の空き店舗等活用支援事業費補助金2件分としまして,296万円の計上を予定しております。当初予算で新規出店2件分と,26年度から継続の家賃補助を計上させて頂きましたが,すでに,新規認定が2件ありまして,その他,書類による事前審査で補助金交付要件に該当し,認定が見込まれるもの2件分につきまして,お願いするものでございます。
 次に,2点目の石岡ふれあいまつりについてでございます。当日はお天気にも恵まれ,約2万人の方にご来場頂き,盛況のうちに終了することができました。会場内で行いました来場者アンケートの調査結果などから,居住地の内訳といたしましては,八郷地区,石岡地区の来場者はほぼ半々で,若干八郷地区の方が多い状況でしたが,当初目的の一体感の醸成は図られたと考えております。また,今回,東京圏交流事業としまして,国から交付金を受けての開催でしたが,県外からは約3%,600名程の方にお越し頂いたところでございます。千葉県や東京方面など広範囲にPRしたことと,イベント内容に興味を持って頂けたことが,来場者の増加に繋がったのではないかと考えております。今回の来場者アンケートや,現在,出店者の方へ依頼しておりますアンケート等の意見を参考といたしまして,次年度以降の開催に繋げてまいりたいと考えております。商工課からの報告は以上でございます。

観光課長)観光課からは,第4回定例会へ上程予定の補正予算と,石岡のおまつりなど,観光,イベント事業につきましてご報告をさせて頂きます。
 まず,1点目の補正予算についてでございますが,増額補正と債務負担行為補正を予定してございます。増額補正につきましては,常陸風土記の丘におきまして,池周辺遊歩道の桜並木をライトアップするための照明機器を購入する経費283万円の計上を予定するもので,財源は国の地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型の上乗せ分)を予定してございます。債務負担行為補正につきましては,国民宿舎つくばねと,つくばねオートキャンプ場の2施設の指定管理期間の満了に伴う案件でございます。一つ目の国民宿舎つくばねについてでございますが,指定管理の期間としましては,平成28年度から平成32年度までの5年間,指定管理委託料は1年度あたり4,416万5,000円,5年間の限度額は2億2,082万5,000円を予定してございます。二つ目のつくばねオートキャンプ場につきましては,指定管理の期間としましては,平成28年度から平成32年度までの5年間,指定管理委託料は1年度当たり830万円,5年間の限度額は4,150万円を予定してございます。
 次に,観光・イベント事業の実施状況についてご報告いたします。まず,石岡のおまつりでございます。9月19日から21日の3日間とも好天に恵まれまして,たいへんな盛り上がりがあったところでございますが,入込観光客数は45万1,000人で,前年比2万7,000人の減となりました。シルバーウィークや運動会,関東・東北豪雨被害などの影響があったと考えております。本年は,おまつりの魅力アップ,おもてなしの拡充に取り組み,魅せるおまつり,参加・体験型のおまつりとして,幌獅子の総揃え,イベント広場において交流イベントを実施するとともに,御幸通りへの提灯設置を行ったところでございます。また,トイレを36基から44基に,休憩所を3箇所増設するとともに,臨時駐車場を昨年の倍の約3,800台を確保し,ゴミ対策につきましても,一般市民等ボランティア19名の他,職員等を動員してのクリーン作戦を行ないました。さらに,飲食店のご協力を頂きランチマップを作成し,案内を行っております。また,公共交通の利用の呼びかけも行ってまいりまして,石岡駅の利用客は昨年より減少しましたが5万2,840人,BRTにつきましては7,581人と昨年より若干増加した結果となっております。こうした取組により,県内はもとより,東京,横浜,千葉からのお客様が増え,北関東自動車道の効果と思われますが,栃木や群馬からもおいで頂き,他にはない町ぐるみの壮大なおまつりとして好評を得ております。一方,反省点といたしましては,山車や幌獅子がいない時間帯ができてしまうことや,駐車場,トイレ,ゴミ箱などの設置場所が分かりにくい,交流イベントにつきましては,イベント広場では集客力が弱いなどが上げられておりまして,来年に向け改善を図ってまいりたいと考えております。
 次に,茨城県フラワーパーク開園30周年記念事業について,ご報告いたします。11月8日日曜日の開園30周年記念式典につきましては,雨の中ご臨席を賜り誠にありがとうございました。2日間の来園者数につきましては,1日当たり3,000人を見込んでおりましたが,7日土曜日につきましては,雨は降らなかったものの終日曇りで肌寒い影響もあり1,962人,8日日曜日につきましては,終日雨によりまして914人,合計2,876人となったところでございます。地域別の来園者の状況でございますが,まず,車のナンバーの調査や,アンケートの結果から,県外では,野田,柏や春日部,大宮などからの来場者があるとともに,トンネル効果により,つくば市方面からの来園者が多くなっている状況にあり,東京圏へのPR効果の成果が出てきていると推測しているところでございます。
 次に,茨城県フラワーパークにおけるイルミネーションについて,ご報告いたします。現在,12月から新たに実施いたしますイルミネーションの整備が茨城県により進められております。テーマは,「イルミネーションで綴るグリムの世」界と題しまして,グリム童話「白雪と紅ばら」に登場するキャラクターなど17体とLED電球約40万球で園内に光の装飾を行ないます。さらに,フラワードームをライトアップしますとともに,ドーム内ではベゴニア等を展示いたします。期間につきましては,12月1日火曜日から平成28年2月14日日曜日までの約2カ月半となってございます。点灯時間につきましては,午後5時から午後9時,入園料金は大人500円,小中学生は250円としてございます。また,11月下旬には内覧会としまして,一般公開に先立ち報道機関や旅行会社の皆様に公開し,PRを行う予定となってございます。なお,12月1日の初日につきましては,午後4時30分から点灯式を行う予定となってございます。観光課からは以上でございます。

関口委員長)以上で,説明は終わりました。ただいまの件につきまして,何かご発言はございませんか。

村上副委員長)農政課の石岡そだちの件なんですけれども,前回指定管理をとる時に,JAさん以外にその当時ありましたか。その状況をもし分かれば。

農政課長)前回につきましては,ひたち野さんのみでございました。

村上副委員長)そうすると,今回指定管理取消ということで,存続も含めて,長いスパンというか,将来設計をしっかり立てて,指定管理の募集をしていかなければならないかなと思います。いつも定例議会を含め,石岡そだちの売上については議論になっていますので,しっかりと費用対効果も含めて検討して頂ければと思います。以上です。

大槻委員)フラワーパークについてお聞きしたいのですが,夜間と昼間の入館料は違うんですか。それと,ライトアップなんですけれども,これはどの周辺までやるのか,ちょっとお聞きしたいんですけれども。

観光課長)まず,料金につきましては,昼間の料金と夜間のイルミネーションの料金は別に設定してございます。昼間見て,また引き続き夜も見るという方の場合には,それぞれご負担頂くという形になってございます。続きまして,ライトアップの装飾のエリアなんですが,来園者センターの前から大温室の手前までを装飾する予定でございます。大温室につきましては,ライトアップをする予定でございます。

大槻委員)今,私が料金のことを聞いたのはですね,昼間の入館料はいくらなのか,夜間の入館料はいくらなのか,それを聞きたい。

観光課長)昼間の入園料なんですが,12月からは大人が370円となります。イルミネーションについては大人が500円となってございます。以上でございます。

川井委員)今の関連でちょっとお伺いします。イルミネーションというのは今回初めて行われる訳ですが,まだまだ地域の市民をはじめ,周知が少ないと思いますが,具体的にPRしていくということですけれども,どういった手法でやっていくのか。それと,当初予定していた規模よりも小さくなったという話も聞いておりますけれども,その辺のことも含めてお伺いいたします。

観光課長)まず,イルミネーションのPRの方法ですが,一つとしましては,チラシ等を作りまして,それを主要なところに配布して頂くということがございます。その他に,市や産業文化事業団,フラワーパークのホームページを使いまして,そういうところでのPRも続けていきたいと思っております。続きまして,当初の規模からの縮小についてでございますが,県が整備を進めている状況でございますけれども,県からの情報ですと,当初では見込めておりませんでした,例えばデザインや設計,そういったところでの経費がかかってしまったこと。あともう一つは,円高等によりまして,LED部品となりますので,その辺の経費で規模が縮小になったということで,県からは聞いているところでございます。

川井委員)私も30周年の記念式典に出させて頂きました。その話の中で櫻井県会議員からも県内随一の規模だったと伺ったものですから,それを含めても県内一の規模なのでしょうか。

観光課長)県内としましては,大規模にやっているイルミネーションというのは,他県に比べますと少ない状況でございまして,一か所当たりで見ますと,昨年一番大きかったところが坂東市のほうで約三十数万球というのがございましたので,今年の電球数はまだ確認はしておりませんけれども,昨年の数字でいいますと,県内でも比較的大きな規模になるかと想定してございます。以上でございます。

関口委員長)他にご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,経済部の所管については,以上で終結いたします。次に,都市建設部から説明願います。

都市計画課長)平成27年第4回定例会において,都市計画課が所管する議案について,提出を予定してございますので,ご報告申し上げます。
 初めに,石岡市住民参加型まちづくりファンド支援事業基金を設置するための,石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについての議案1件を予定してございます。次に,駅前・東ノ辻線道路整備事業代替地購入事業のための土地の取得についての議案1件を予定してございます。以上が,議案提出を予定しております概要でございます。
 次に,平成27年第4回定例会において,都市計画課が所管する増額補正を予定してございますのでご報告申し上げます。初めに,住民参加型まちづくりファンド支援事業を開始するにあたりまして,石岡市住民参加型まちづくりファンド支援事業基金費5,400万円の増額補正を予定してございます。次に,貝地・高浜線道路整備事業におきまして,道路事業用地を以前,土地開発基金で購入してございますので,工事の進捗に合わせて買い戻しを行うため,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業において,5,320万6,000円の増額補正を予定してございます。以上が,増額補正を予定しております概要でございます。よろしくお願い申し上げます。

下水道課長)平成27年第4回定例会において,下水道課が所管する増額補正を予定してございますので,ご報告申しあげます。
 初めに,石岡地区の下水道施設の長寿命化工事にかかる予算不足が見込まれるため,流域関連公共下水道整備事業(補助・ポンプ場)8,364万8,000円の増額補正を予定してございます。次に,石岡地区の下水道管路の実施設計にかかる予算不足が見込まれるため,流域関連公共下水道整備事業(単独)2,228万1,000円の増額補正を予定しております。
 次に,八郷地区の下水道施設の長寿命化工事にかかる予算不足が見込まれるため,公共下水道整備事業(補助)1,670万円の増額補正を予定しております。以上が,増額補正を予定しております概要でございます。よろしくお願い申し上げます。

建築住宅指導課長)平成27年第4回定例会において,建築住宅指導課が所管する増額補正を予定しておりますので,ご報告申し上げます。
 市営住宅維持管理経費のうち工事請負費,池の台団地流末排水施設整備工事において予算不足が見込まれるため,294万9,000円の増額補正を予定してございます。以上が,増額補正を予定しております概要でございます。よろしくお願い申し上げます。

道路建設課長)道路建設課所管の案件についてご報告いたします。
 初めに,平成27年第4回定例会において,増額補正を予定してございますのでご説明申し上げます。道路や排水路又は法崩れなどの維持補修にかかる工事請負費と,合材や砕石などの補修用材にかかる予算不足が見込まれるため,道路維持経費650万円の増額補正を予定してございます。
 続きまして,市道の変更及び市道の廃止について議案提出を予定してございますので,ご報告申し上げます。石岡市三村地内の市道において,認定区域の一部機能が喪失したことによる市道の変更,市道としての機能が喪失したことによる市道の廃止,以上2件の議案提出を予定してございます。
 続きまして,石岡市三村地内のJR常磐線に架かる天神橋の架け替え工事に伴う予算流用について,ご報告申し上げます。天神橋の架け替え工事につきましては,今年度,JR東日本において,既設の橋脚及び橋桁撤去・架線の移設が完了してございます。現在,基礎杭の打設を行っており,完了後に,橋台設置を実施する予定となってございます。また,市施工分として,橋桁製作工事を実施することになっておりますが,付属部材の予算不足により,橋りょう整備改修負担金より約3,000万円の予算流用をするものでございます。本来であれば,12月補正予算をお願いするところでありますが,補正予算後では,工事発注が遅れ全体事業に影響を及ぼすため,予算流用をするものでございます。なお,本工事につきましては11月末に工事発注を予定してございます。以上が道路建設課のご報告内容となります。よろしくお願いいたします。

関口委員長)以上で,説明は終わりました。ただいまの件につきまして,何かご発言はございませんか。

村上副委員長)都市計画課で駅前の代替地ということでご説明がありましたけれども,これは駅前の食堂の件でしょうか。

都市計画課長)今回の代替地につきましては,駅前・東ノ辻線,いわゆる駅の東側の現在合併特例債で行っています道路,この代替用地でございます。

大槻委員)建築住宅指導課にお聞きしますけれども,池の台住宅で294万円ですか,補正ということなんですけれども,今現在,池の台住宅なんですけれども,一部工事が始まったようなんですけれども,今年度はどのへんまで工事をやる予定なのか,お聞きいたします。

建築住宅指導課長)先程の補正の関連なのですが,池の台団地のマンホールをかさ上げするということで工事を既に発注しております。しかし,地盤面を掘削したところ,想定以上の軟弱地盤だったため,工事を一時中止しておりまして,地質調査を実施しました。その結果,支持層が10メートル付近だったため,杭工事が必要となりましたことから,増額補正をお願いするものでございます。工事の進捗状況によりけりですけれども,12月補正で予算が確定させて頂いたならば,随時工事を設計変更し進めまして,3月中には終わらせる予定でおります。以上でございます。

大槻委員)お聞きしたところ,工事の見込は3月いっぱいで終わるというお話でございますが,池の台住宅の人達はね,非常に困っているんですね,駐車場が無いということでね。ですので早急に,工事を進めていってもらいたいと思います。よろしくお願いします。以上です。

大和田委員)道路建設課にちょっと聞きたいんですけれども,発注から工事の完了の仕組みというのは,どのような流れで。発注されていて完了していないというのもあるかと思うんですけれども,その流れを教えて頂きたいと思います。

道路建設課長)工事発注から完了までの流れでございますが,適正工期というものがございまして,工事を発注してからその工事期間までの間,現場の工事管理を行っている訳でございますけれども,一つ例に挙げますと,道路整備工事の場合は,丁張り検査,路床路盤検査,それから道路舗装検査,それぞれの検査等を行いまして,工事の規模にもよりますけれども,数カ月工事を要する訳でございます。工事工期内に工事を完了するということが大前提でございます。場合によっては,工事掘削中に埋設した水道管とか,色々占有物がございまして,そういったものについては,ある一定の移設期間が要するものでございますが,基本的には工事期間を設定しまして,その中で工事を完了し,その後2週間以内に検査をするもので,以上が一連の工事の流れでございます。

大和田委員)前に,8月の中旬くらいだったと思うんですけれども,東成井小学校の東側の坂道の下の改修工事をお願いしたと思うんですが,あれ完了していると思うんですけれども,6月くらいにお願いをしてある,部原の下水道の管の入れ替えというか,発注はされているということで,まだ工事は着手されていないと思うんですけれども,なんでそんなに,頼んだものに対して,8月に頼んで既に終わっているものもあれば,6月に頼んであるのに,発注されているのに,まだ工事すら始まっていないという。確認をさせて頂ければと思います。

道路建設課長)道路工事につきましては,一般市道の道路改良費と,今回補正でお願いしている道路維持経費などがございます。年度中に現場の状況,道路が著しく損傷している,そういった部分的な対処については,この道路維持経費の予算を通してやる訳でございますが,中々予算の配分も財源が厳しいものもございまして,その部分だけ改修すればいいのかということで,全体的な周辺のことも調査しなくてはならないということでございますので,予算と周辺の状況を見ながら整備は進めているつもりでございますけれど,再度ですね,委員からご質問がございました現地について,どうなっているのか,何が問題なのか,今後調査研究してまいりたいと思います。以上でございます。

大槻委員)ただいま,大和田委員から質問があったと思うんですけれども,私もちょっと道路のことで道路建設課に1件,お聞きをしますけれども,私がお聞きをしますのはですね,住宅密集地の道路の舗装,側溝を入れる,そういった案件が出ていると思うんですね。かなり出ていると思うんです。それにも関らず,いいですか,例えばね,建物も無いような道路をね,大分舗装なんかをやられたようですが,ちょっとお聞きをいたします。

道路建設課長)道路舗装,道路排水整備というのは,毎年地域から要望もございます。一部だけの機能,その部分だけ直せばいいのかというところもございますが,我々道路建設課は,全体の市道の一連の整備を元にしてございますので,できるだけ,2度3度とならないように,集中してやるためには,ある程度周辺調査とか,又は予算,財源を確保して整備に努めているところでございます。色々と地域からの要望が多くございますので,できるだけ予算の中で,限られた予算の中でできるように,今後も進めてまいりたいと思います。

大槻委員)ただいまですね,説明がありましたけれども,私が言っているのはですね,住宅密集地を優先的にやらないで,何故ね,家も建っていないような農道みたいなところを何箇所もやっている。これは特にですよ,八郷地区じゃないですね。石岡地区ですね。それを私は聞いているんですよ。

道路建設課長)住宅密集地も市道でございます。住宅密集地でないところも市道として認定しているところが多くございます。委員からあったように,基本的には住宅密集地が優先度が高いとは考えてはございますので,今後も住宅密集地を優先的に整備できるよう努めてまいりたいと考えております。

大槻委員)ただいま説明がありましたが,今後はですね,住宅密集地を優先的にということで,そのような形で進めていって頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。

関口委員長)他にご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,都市建設部の所管については,以上で終結いたします。次に,消防本部から説明願います。

総務課長)私からは,平成27年第4回定例会において,石岡市一般会計補正予算のうち,消防本部総務課所管の補正予算2件につきましてご説明申し上げます。
 初めに,平成27年度茨城県消防団充実強化推進事業としまして,消防団の安全装備を配備するため,事務事業用品費に164万円を補正予算として計上するものでございます。事業概要でございますが,平成25年12月「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」が施行されたことに伴いまして,茨城県が平成27年度から3カ年,市町村の行う消防団の安全装備品の購入に要する経費の一部に対し助成する補助金制度が制定されましたので,この制度を活用し,消防団の装備充実を図ってまいりたいと考えております。補助率につきましては,石岡市の補助基準額163万5,200円に対し50%でございまして,主な補助対象装備品は,編上げ靴,救命胴衣,トランシーバーでございます。当市におきましては,消防団に簡易デジタル無線機を整備しておりますので,編上げ靴と救命胴衣を計画的に整備してまいります。
 次に,消防水利整備事業のうち,防火水槽設計・工事監理委託料65万円及び防火水槽設置工事980万円の事業費につきまして,起債先を変更するものでございます。変更理由としましては,平成27年度緊急防災・減債事業が改正されまして,新たな対象事業に消防水利施設が加わりましたことで,切り替えにより起債充当率が75%から100%に,交付税措置が30%から70%になる有利な起債でございます。これによりまして,歳入の消防施設整備事業債8,490万円が260万円増額されまして,8,750万円となるものでございます。以上,2件の補正につきまして議案を予定しておりますので ご報告申し上げます。よろしくお願いいたします。

関口委員長)以上で説明は終わりました。ただいまの件につきまして,何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,消防本部の所管については,以上で終結いたします。その他の件で何かご発言がございましたら,挙手によりお願いいたします。

村上副委員長)いつも予算時期になると議論に上がるものなんですが,経済部の観光施設等整備基金のありかたなんですけれども,本会議,委員会含めて基金の運用の柔軟性について議論されていますけれども,今後の将来展望について現時点でどう考えているか,お伺いしたい。

観光課長)観光施設等整備基金につきましては,これまでトイレの改修やエアコン設置,休憩室の増設等の他ですね,比較的交換サイクル,投資サイクルの短いものの修繕や工事,そういったものに行ってきた状況がございます。平成12年にやさと温泉,ふれあい交流施設が開館してから15年が経過しておりまして,源泉の循環設備やボイラー等,温泉施設のメインとなる設備の更新に備えなければならないと考えてございます。また,平成24年度には休憩室や脱衣室,内風呂や露天風呂といった来場者が直接利用する居室等のリニューアルを実施してございます。飽きられずに利用して頂くためには,その他県内類似施設との競合等の関係もございまして,そういったところから,今後利用者の増加を図るためには,やはりそういったリニューアルも10年程度のサイクルで必要ではないかと考えてございます。こういったことから,入湯税を原資としました観光施設等整備基金につきましては,ゆりの郷が温泉施設として安定した機能を継続ための整備と魅力向上に充てていきたいと思います。また,ゆりの郷の利用者が増加することによりまして,その他の観光施設,常陸風土記の丘やフラワーパーク,観光果樹狩り,こういったところへの誘客に繋がりますので,市内観光全体への波及効果があると考えてございます。以上でございます。

村上副委員長)観光施設等整備基金については,ゆりの郷に基本的には使っていくというご説明を頂きましたけれども,この整備について色々と議論があると思いますので,今,現状をお伺いしましたので,今後こちらとしても,色々,市内他に観光施設がございますので,考えられるのかどうかも含めて,議員として今からちょっと勉強していきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

大槻委員)ただいま村上副委員長からゆりの郷ということで質問がありましたけれども,私もですね,このゆりの郷温泉,以前からたくさんの市民からお金の使い方でお話が出ておりますので,ちょっとお聞きしますが,この入湯税ね,入湯税というのは確か1人150円でしたよね。例えばですね,この入湯税はかなり入ると思いますけれども,ただいま村上副委員長からも質問がありましたが,私としてはですね,この入湯税,ゆりの郷温泉にばかり使う必要はないんじゃないか,このような形でいつまでも続けていてね,かなりの金をゆりの郷温泉につぎ込んでいると。市民からは,このゆりの郷温泉を売却したほうがいいんじゃないかというようなお話も出ていますので,その辺ちょっとご説明をお願いしたい。

観光課長)入湯税につきましては,昨年度,26年度の実績ですと約2,700万円の入湯税収入がございます。委員からございましたとおり,これまでふれあい交流施設の施設の充実や,修繕改修等に充ててきたところでございます。先ほどの答弁と重複してございますけれども,やはり今後,その温泉施設の中心となる設備や機器,そういったところの更新を考えなければならない時期でございますので,現時点におきましては,そういった充実や整備を考えてございますので,ご理解を頂きたいと思います。また,その施設の売却についてでございますが,現在のところ,民間への売却ということは無いといいますか,検討していないという状況でございます。以上でございます。

大槻委員)ただいまですね,ゆりの郷温泉ですね,市民から民間に売却してはどうだというお話がかなり出ておりまして,今私がお聞きしたところ,売却する予定はないということなんですが,今後ですね,例えばですね,以前にリニューアルオープンで1億何千万円という基金をきれいに吐き出してますよね。また,今聞いたところ,どこか直すというお話が出ていますよね。ここに全部のお金をつぎ込んじゃうんです。ゆりの郷温泉は確かに観光の役にはたっていると思いますけれども,これ私が言うわけではありませんけれども,民間に例えば売却しても関係ありませんよ,これ。私はそうは思いますけれども。私は市民の声を聞いておりまして,今,私が代表してね,市民の代理としてね,私が伺っているんですけれども。このまま続けて,あそこに大きなお金をつぎ込むのか,前にリニューアルで1億何千万というお金をつぎ込んで,またそういった大きなお金をつぎ込むのか。その辺ちょっとお聞きいたします。

経済部長)ただいま,大槻委員よりゆりの郷の今後の運営も含めましてのご意見等を頂いたところですが,現在,ゆりの郷につきましては,年間入場者数が20万人を超え,観光施設としては,この石岡市内の拠点といいますか,大きな集客力を持つ施設でございまして,指定管理者であるJAさんとも,あと5万人くらいはキャパ的には増やせるのではないかということで,そういう目標を持っていこうと考えているところでございます。その入湯税の使い方につきましては,ただいま観光課長が申し上げましたとおりでございますけれども,そういう多大な集客力と地域への波及効果,そういったものを見ますと,また,あそこに併設しています直売所も年間1億5,000万円を超える売り上げがあるということで,地域の観光拠点プラスその直売所等を通しての農家の経営向上,また,その野菜等を食堂でも使うという循環的な使い方,そういったところも,効果といいいますと,計り知れない効果が今あがっているところでございます,そういうことからも将来的にも人気を維持していく,入園者を確保していくためには,どの観光施設もそうでしょうけれども,定期的なリニューアル,または施設の大幅なリニューアル,そういったものが必要になってくるだろうと。また,そうしないと人気がすぐ落ちてしまうという結果になるだろうということで,担当といたしましては,入湯税を年間で約2,700万円ですか,5年間で約1億円を目標に積み立て,そういう大幅なリニューアルに備えていくという考えでおります。大槻委員から売却もあるのではないかとのご指摘でありますが,ひとつにはそういう選択肢もあろうとは思いますけれども,このゆりの郷は国の補助事業を活かして建てた施設でございます。ですから,今で15年経過。あれは鉄筋コンクリート造になってございますので,その補助金の耐用年数,決められた耐用年数は多分30年を超えるものになっていると思いますので,その期間については,売却等した場合には,売却といいますか,他の運用をした場合には,その残年数分の補助金を返還しなければいけないという事態も生じます。そういったことも考慮の中に入れまして,今後の運営というものを考えていかなければならないと思っております。どうぞ,ご理解頂きたいと思います。

大槻委員)ただいまね,経済部長からも説明がありましたが,直売所なども考えなければということなんですがね,例えば民間に売り渡した場合でも,直売所を無くすとか,そのようなことはありませんのでね。これもね,民間に渡しても直売所はそこに入れろと,そんな形であれば,なんら問題は無いと思うんですよ。15年と言いましたよね。30年というと,あと半分あるということになりますよね。その補助金というのは幾らなのか,説明をお願いいたします。

観光課長)大変申し訳ございません。その補助金の資料つきましては,今ここにございませんので,了承頂ければと思います。

大槻委員)後で資料を頂ければ結構です。

関口委員長)他にご発言はございませんか。

大槻委員)行政視察のことでね,委員長にお聞きをしますので。今年7月の27日月曜日から29日の水曜日,経済建設消防委員会の視察がありましたね。この視察に対して,某議員がですね,当日になりましてキャンセルというお話を聞いておりますが,どういった理由でキャンセルなのか,そのへんをお聞きをします。これ,大事な行政視察ですので,それを放り投げるということはとんでもないことですので。それとですね,今年の10月1日木曜日,これ委員会視察ですね。我々の委員会の視察なんですけれども,常陸多賀駅前に行政視察ということで視察にまいりましたけれども,この時も某議員はキャンセルをしているんですね。それでね,この時ですね,八郷の議員さんは八郷から市の車に乗り,石岡の本庁に行き,本庁から石岡の議員さんが乗るということで,八郷の庁舎から石岡市の本庁に向かいました。ところがですね,用事があって行けないという某議員は,石岡市の本庁の駐車場にうろうろしていたんですよ。このようなことがあっていいのか。それとですね,もうひとつなんですけれども,行政視察なんですけれども,例えばですね,家の中でですね,本当に急病人が出たとか,どなたか身内で亡くなられたとか,そのような急遽ね,そのようなことがある場合にはやむを得ずということにもなると思いますけれどもね,行政視察も行かないで,庁舎内にいたとか,そのようなことがあっていいのか,これをちょっとね,お聞きをいたします。

関口委員長)暫時休憩いたします。

―休憩―

関口委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。今大槻委員から発言を求められまして,この議会会議規則に則りましてお答えしたいと思います。委員は,事故のため欠席,遅刻又は早退するときは,その理由を付け,当日の会議時刻までに委員長に届け出なければならない。こういうことになっているんですが,確か,7月27日の徳島,愛媛の視察の時には,もう三か月程前になりますが,事務局を通して連絡は頂いております。それから,10月1日の委員会視察ですか,常陸多賀駅の環状交差点,これに委員会で行った時も前の日ですか,欠席の届を頂いております。そして,この会議規則によりますと,欠席の理由ですか,これについては別に触れられておりませんので,都合が悪いということであれば,欠席してもいたしかたないと。そういうことでございます。

大槻委員)○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

関口委員長)暫時休憩いたします。

―休憩―

関口委員長)再開いたします。

川井委員)質問が少し遅れましたけれども,9月の台風時についての道路冠水についてお伺いいたします。
 昨年も柿岡地区近隣の道路が冠水いたしまして,また,その時には20年に1度,10年に1度という大水ということで冠水いたしましたけれども,また今年,ご存じのように9月の大雨によって冠水いたしました。消防関係はじめ職員の皆さん,消防団と,大変ご苦労されたことと思います。ありがとうございます。その中でですね,感じたことがありまして,やはり八郷地区の中心部であります柿岡地区に入れるルートというのが,大分遠回りしないと入って来られない。具体的に言いますと,葦穂のほうから瓦会を回ってとか,また,小幡,小桜のほうからから回って出ていくといったような道路しか通れないということになりました。地域の市民の方々はじめ,大変困惑されたり,迷惑だった,大変だった部分があると思います。こういった地域の中心部分での地域での冠水によって市の中心部に入れないというのが,この近隣に果たしてどのくらいあるのでしょうか。聞いた中では,そうそう無い話だと思うんですよ,私は。昨年は20年に1度という大雨でしたから。それがまた今年も来たということであれば,やはり今後こういった被害も度々おこるのであろうと推測します。そういった中で何度も申しますけれども,旧八郷時代はやはりここが中心となった場所ですから,多くの通勤通学はじめ道路を利用する方がいる中で,やはり今後こうした状況になった場合に,事故なく,怪我なくというばかりでもすまないと思います。そこで,しっかりとした柿岡から出る道数本あります中で,全ての道とは言いませんけれども,せめて1本でも通れるような道路を作って頂くことが,やはり市として,行政としての役目だと私は考えます。その点,今言った予算的な部分もありましょうし,お考えもあるでしょうから,担当からお考えを伺いたいと思います。

道路建設課副参事)恋瀬川関係の冠水については,委員おっしゃったとおりの状況がありまして,県道関係とか通れなくなった状況がございます。石岡市の市道の対策といたしましては,県道の下川橋下流を通っています平成橋付近の市道B104号線があります。これにつきましては大雨等,冠水時に避難の生活道路として機能等が確保できるよう,来年度から地権者等の意向を確認しながら,整備について調査や研究をしてまいりたいと考えております。

川井委員)今,ご説明頂きました。そういう検討をして頂くということでございますが,はっきりとした資料がありませんので,具体的にその部分はどのへんなのか,ご説明頂きたい。

道路建設課副参事)申し訳ございません。場所につきましては,石岡筑西線,柿岡の市内を通ります県道が,丁度ガソリンスタンドがありますのが県道で下川橋という,よくあの冠水してしまう県道があると思うんですけれども,その少し下流にかかっていますのが平成橋,これが市道でございます。丁度下宿地区からセブンイレブンの。これに関しましては,市道の部分でございますので,市として検討をしていく考えでおります。県道に関しては引き続き県で対策をして頂いておりますので,要望をしていきたいと思います。以上です。

川井委員)わかりました。今言った,県道と市道の違いもわかりましたし,市道でそういったご対応を頂くということでございますけれども,是非来年の台風時期がくるまえに,できればその辺の整備を進めることが地域にとっても有難いことでありますし,先ほども申しましたように,行政としてすべきことでないかと私は強く感じておりますので,担当部長さんはじめ皆さんのお力添えを頂きまして,よろしくお願いいたします。
 それと,関連のない話になってしまいますが,私も議員となりまして,まだまだ勉強不足のことがありますから,石岡市全体の部分ではわかりませんけれども,私も議員となりまして,この道路に関してあちこち見ますと,やはりこの中々幼少の頃から,道路の改善が進んでいない部分が多々あるのではないかと感じております。瓦会方面いたしましても,小幡の方面にいたしましても,まだまだセンターラインも通っていない細い道路が多々ある。また,整備もされていない部分もある。先ほど,道路建設課長からも予算立てたもので順次進めていくという説明もありましたが,そういった市でできる部分と,また,県や国の助成を使って,そういった他方からの力を借りるという部分でも道路づくりはできると思います。私は,今後は職員の皆さまのお力添えというか協力を頂いて,やはりそういった県とのパイプをはじめ,やはりそこの部分での予算立てをして頂いて,是非ともこの石岡が住みやすいまちづくりの一環として感じられる部分は,道路の部分も大きいと感じております。この地域は自動車がなくちゃ通勤通学が難しい部分もありますし,他市町村を見ても,道路の部分では改善されている部分が多々見受けられますが,まだまだだ石岡,特にこの八郷地区においては,まだまだだなと感じている部分がありますので,今後も職員の皆さまとそういった部分では,お互いに考えたり研究したりしながら,そういった部分では是非進めて頂きたいと思っていますので,その部分も含めて,今後ともよろしくお願いいたします。以上で終わります。

関口委員長)他にご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)以上でその他の件を終結いたします。
執行部におかれましては,退席頂いて結構です。本日はお疲れ様でした。暫時休憩いたします。

―休憩―

関口委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。

大槻委員)先ほどのね,行政視察の質問の中の2回目の質問なんですけれども,取り消しを頂きたい。削除願いをいたします。

関口委員長)ただいま,大槻委員から申し出がありました発言の取り消しについては,石岡市議会委員会条例第46条の規定により,この申し出を許可することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)異議なしと認めます。以上で,本日の経済建設消防委員会を閉会いたします。




戻る 議会トップページへ