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議会中継
  


平成29年度 教育福祉環境委員会

 第7回委員会 (9月8日)
出席委員 谷田川泰委員長,大和田寛樹副委員長,池田正文委員,櫻井信幸委員,小松豊正委員,玉造由美委員,新田茜委員
市執行部 【生活環境部】
 部長(齋藤秀幸),次長兼水道担当(遠藤正志),参事兼保険年金課長(豊崎康弘),生活環境課長(荻沼宏樹),まちづくり協働課長(武石誠),市民課長(宮部善仁),水道課長(萩原勇),市民会館長(櫻井浩司)
【保健福祉部】
 部長(加藤乃利明),次長兼福祉事務所長(小倉俊彦),高齢福祉課長(菊地正樹),こども福祉課長(萩原正晴)
【教育委員会事務局】
 教育長(櫻井信),部長(武熊俊夫),次長(鈴木和彦),参事学校統合担当兼学校教育担当(金子英信),教育総務課長兼学校統合担当(野口健市),教育総務課副参事兼学校統合担当(細谷和彦),教育総務課指導室長兼学校統合担当(松本浩一),中央公民館長(瀧清教)
議会事務局 庶務議事課主任(大石美智子)


谷田川委員長)おはようございます。ただ今から教育福祉環境委員会を開会いたします。
 本日の審査につきましては,お手元に配付いたしております協議案件書のとおりであります。
 本日の委員会の進め方でございますが,初めに,議案第55号について現地調査を実施し,調査終了後に案件の審査を行いたいと思います。
 次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職,氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 また,保健福祉部及び教育委員会事務局の説明員につきましては,現地調査終了後の出席となりますので,ご報告いたします。
 それでは,これより議事に入ります。
 この際,お諮りいたします。本日の議題であります議案第55号の審査の参考とするため,これより委員派遣による現地調査を行いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

-休憩(現地調査)-

谷田川委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 この際,保健福祉部及び教育委員会事務局の説明員が出席いたしましたので,ご報告いたします。
 それではあらためまして,議案第55号平成29年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,当委員会の所管に係る部分についてを議題といたします。本案について,初めに執行部から説明を求めます。
 なお,説明の順番は,生活環境部所管,保健福祉部所管,教育委員会事務局所管の順でお願いいたします。

生活環境部参事兼保険年金課長)議案第55号平成29年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,私からは,保険年金課所管に係る内容についてご説明いたします。
 補正予算書26,27ページをお開きください。26ページ最下段,歳出で款3民生費,項1社会福祉費,目1社会福祉総務費でございます。次ページ28,29ページ最上段の説明欄,特別会計繰出金の,国民健康保険特別会計職員給与費等繰出金は,4月の定期人事異動に伴う給与費等の見直しにより,国保特別会計に繰り出す233万4,000円の補正減を計上するものでございます。
 続きまして,同ページ,上から3つ目となります。同項,目4国民年金費についてですが,説明欄,基礎年金事務費,電算業務委託料の40万円の増額につきましては,国民年金届出書等を電子媒体化するため,システムを改修する委託料です。
 財源とする歳入でございますが,22,23ページをお開きください。22ページ2段目,歳入の款14国庫支出金,項3委託金,目2民生費委託金でございます。改修に要する費用の全額が国から交付されます。厚生労働省からの指示を受け,千円未満の端数を基礎年金等事務委託金,年金事務協力・連携交付金を39万9,000円,合計40万円を増額するものです。
 以上です。

生活環境課長)それでは,議案第55号平成29年度石岡市一般会計補正予算(第3号)の生活環境課所管分についてご説明いたします。
最初に4ページをご覧ください。第3表債務負担行為補正の追加分についてですが,平成28年度石岡市一般会計補正予算(第6号)におきまして,新広域ごみ処理施設整備・運営負担金について,期間を平成28年度から平成52年度までで,限度額を108億1,847万円として債務負担行為を設定しておりましたが,地方自治法上は設定した平成28年度中に契約行為等が行われないと予算の執行力を失ってしまうとされております。そのため落札業者が確定し,契約が行われる見込みとなったことから,期間を平成30年度から平成52年度までとし,当市の負担割合に応じた90億9,918万1,000円の新たな債務負担行為を追加するものでございます。
 次に,30,31ページをご覧ください。新ごみ処理施設建設に伴う整備事業におきまして,7月25日に霞台厚生施設組合で開札され,事業者が決定しましたことから,本年度における事業費が確定いたしました。3段目にございます,費目款4衛生費,項2清掃費,目1清掃総務費の霞台厚生施設組合負担金(衛生分),4,083万4,000円の補正をお願いするものです。負担金額増の内訳でございますが,本体工事費2,324万6,978円,施工監理委託費998万593円,追加対策工事費760万6,000円でございます。
 次に44,45ページをご覧ください。債務負担行為で翌年度以降にわたるものについての前年度末までの支出額又は支出額の見込み及び当該年度以降の支出予定額等に関する調書についてでございますが,新広域ごみ処理施設整備・運営負担金の限度額を90億9,918万1,000円で設定するものです。当該年度以降の支出予定額の期間ですが,平成30年度から平成52年度までとし,特定財源の地方債3億4,130万円となります。中身についてですが,合併特例債となります。一般財源は87億5,788万1,000円となります。なお,一般財源のうちには,震災復興特別交付税37億3,752万5,000円が含まれております。
 以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

まちづくり協働課長)まちづくり協働課から,補正予算書24,25ページをお開き頂きたいと思いますけれども,款2総務費,項1総務管理費,目13諸費,節17公有財産購入費,旭台会館管理経費の用地購入957万円についてご説明申し上げます。この経費で購入を考えております用地は,現在,旭台会館の駐車場として借地しております北東側の隣接地でございます。地番で申し上げますと,東大橋深久保2966番2と,2966番4の2筆でございまして,面積はあわせて859.90平米となってございます。
 旭台会館につきましては,敷地内に17台分の駐車スペースしかないことから,今回,用地購入を考えております隣接地でおよそ35台分のスペースをお借りし,約50台分強のスペースを確保してきたところでございます。
 この隣接地につきましては,平成28年度に不動産鑑定を実施してございます。鑑定評価額は957万円,平米当たりに直しますと,1万1,100円となってございます。
 購入費の計上に至った経緯についてでございますけれども,2年ほど前にその地権者サイドから,市が購入してくれないか,購入しないのであれば第三者へ売却したいとの話がありました。私どもといたしましては,指定管理者から駐車場の利用状況等について聞き取りを行うなどいたしまして,駐車場の確保につきましては,現在の旭台会館の運営と利用者の利便性において死活問題であると考えまして,28年度予算において不動産鑑定委託料を計上し,借地契約を28年度末まで1年間延長して頂き,購入を待って頂いていたところでございます。その後,地権者サイドからは早期の購入を求められておりましたが,折しも平成29年3月に公共施設等総合管理計画が策定されまして,私どもといたしましては,旭台会館の個別施設計画を策定した後に,購入予算を計上すべきであると判断し,平成29年度当初予算には購入費を計上せず,再度,平成30年3月31日までの借地契約の延長をお願いいたしまして,購入を待って頂いていたところでございます。その後,個別施設計画の策定を行い,借地契約の期間は残っているものの,民間に売却されては市民の利便性を著しく損ねるため,30年度当初予算まで待つことはできないと判断させて頂き,駐車場の購入費を計上させて頂いたところでございます。
 なお,先ほど現地をご確認して頂いたとおり,旭台会館敷地内の駐車場と,この隣接地につきましては,高低差があることなどから,現在,車の行き来ができない状態となってございます。そのため,旭台会館敷地内の駐車場が満車だった場合,利用者の方は大きく遠回りをいたしまして隣接地まで移動して頂かなければならず,大変ご不便をおかけしているところでございます。 
 私どもといたしましては,この不便な状態を解消するため,用地を購入の上,直接,車の行き来ができる状態に改善してまいりたいと考えているところでございます。今回の予算をお認め頂いた後には,旭台会館の敷地と,隣接地とのアクセスを改善するため,内部でその手法等を検討いたしまして,平成30年度の当初予算に,その実現に向けた予算を計上できるよう務めてまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。

市民会館長)私からは,議案第55号石岡市一般会計補正予算第3号のうち,市民会館所管分につきましてご説明いたします。補正予算書の24,25ページをご覧ください。歳出のうち,款2総務費,項1総務管理費,目9市民会館費の施設運営経費の測量委託料219万3,000円と不動産鑑定委託料27万円でございます。現在,市民会館が有している駐車場は,敷地内に45台分,道路を挟んだ北側の民有地に180台分の,合計225台分を確保しております。ただし,休日・祝日の催事等の時には,臨時的に石岡小学校の職員,来客者駐車場60台を借用し,催事の状況に応じて図書館向かいのイベント広場も緊急的に使用しております。この北側の民有地に係る経緯につきましては,1年ほど前に,その地権者から,市が購入してくれないか,購入しないのであれば第三者へ売却したいとの話がありました。周辺には他に駐車場に適した場所もないため,駐車場の確保は,現在の市民会館の運営と利用者の利便性においては死活問題であると考えます。公共施設等総合管理計画の策定中であったこともあり,地権者に待って頂くこととしました。3月の公共施設等総合管理計画の策定後,市民会館の今後のあり方について個別施設計画の策定に向けた検討を進める中で,当該地の測量と境界確定が必要なこと,購入に要する費用の参考とする不動産鑑定が未実施だったことなどが判明いたしました。また,今年度に入り地権者から早期の購入を求められたため,信託契約の期間は残っているものの,民間に売却されては市民の利便性を著しく損ねるため30年度当初予算まで待つことはできないと判断し,駐車場の購入に向けた具体的な検討資料とするため,不動産鑑定費用と面積の測量や境界確定のための業務委託料を計上させて頂きました。
 今後,市民会館のあり方について検討を進め,個別施設計画を策定してまいりますが,このタイミングを逃すと購入の意思がないとして民間に売却され,2度と購入することが難しくなる恐れがあり,市民の利便性を著しく損ねないために,駐車場の8割を占める部分は欠かせないものと考えております。
私から説明は以上となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

高齢福祉課長)私からは,議案第55号平成29年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,高齢福祉課所管分についてご説明申し上げます。
 補正予算書の28,29ページをご覧ください。歳出についてご説明いたします。款3民生費,項1社会福祉費,目3老人福祉費の特別会計繰出金でございます。このうち,介護保険特別会計職員給与費等繰出金につきましては,介護保険特別会計における職員等人件費及び臨時職員賃金等の補正に伴い,95万1,000円を増額するものでございます。
 次に,介護保険特別会計地域支援事業(包括的支援事業等)でございますが,繰出金につきましては,介護保険特別会計における臨時職員賃金等の補正に伴い,41万7,000円を増額するものでございます。
 続きまして,既存高齢者施設等防犯対策強化事業でございます。既存高齢者施設等防犯対策強化事業費補助金541万4,000円につきましては,防犯対策を強化する介護サービス事業者に対して,その経費の一部を補助することにより,施設の安全性の向上を図ることを目的としたものでございます。
 続きまして,補正予算書の22,23ページをご覧ください。歳入についてご説明いたします。款14国庫支出金,項2国庫補助金,目3民生費国庫補助金につきましては,歳出における既存高齢者施設等防犯対策強化事業費補助金の予算補正に伴い,地域介護・福祉空間整備推進交付金541万4,000円を補正するものでございます。
 一般会計の補正予算につきましては,以上でございます。
 
こども福祉課長)議案第55号平成29年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,こども福祉課に係る補正予算についてご説明いたします。
 歳出からご説明いたします。補正予算書29ページをご覧ください。中ほどになります。款3民生費,項2児童福祉費,目1児童福祉総務費,節19負担金補助及び交付金のうち,保育支援関係経費,特定教育・保育施設整備事業費補助金1億2,496万4,000円につきましては,保育の受け入れ枠の確保,特に低年齢児の受け入れ枠の拡大を図るため,私立保育園の改築を行うための施設整備等に必要な費用について,国の保育所等整備交付金を活用するために予算を増額するものでございます。
 次に,歳入のご説明をいたします。22ページ上段をご覧ください。款14国庫支出金,項2国庫補助金,目2民生費国庫補助金,節2児童福祉費補助金の保育所等整備交付金3分の2,1億1,107万8,000円は先ほどご説明いたしました,私立の保育所改築に係わる保育所等整備交付金の増額に伴い,補正するものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

教育総務課長兼学校統合担当)議案第55号平成29年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,教育総務課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
 補正予算書36,37ページをご覧ください。一番下の段,款10教育費,項3中学校費,目1学校管理費,節13委託料,学校維持管理経費の実施設計委託料758万2,000円の増でございます。こちらにつきましては,八郷中学校のグラウンド改修の土質調査が完了いたしましたので,その結果を基に実施設計業務を委託するための費用を補正するものでございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

指導室長兼学校統合担当)議案第55号平成29年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,教育総務課指導室所管につきましてご説明いたします。
 初めに歳出より説明させて頂きます。36ページ,37ページをご覧ください。上から2段目の款10教育費,項1教育総務費,目2事務局費の学校教育一般経費17万5,000円でございます。オリンピック・パラリンピック教育推進事業という国の委託事業があり,茨城県では42校の小中学校が推進校となっており,当市では,林小学校が推進校に決定されました。事業内容につきましては,オリンピック・パラリンピック・ムーブメントの普及・推進を図るとともに,スポーツ機運の醸成を図り,児童生徒が生涯にわたって豊かなスポーツライフを継続する資質や能力を育てることを目的に,オリンピアンやパラリンピアンを招いた講演会や体験授業を実施するものでございます。講師謝礼11万円の増でございますが,10月に講演会を予定しておりまして,オリンピアン・パラリンピアンへの講師謝礼等でございます。その下の行の6万5,000円の増でございますが,講演会や体験授業を実施するために使用する教材等の購入費用でございます。
 次に,歳入についてご説明いたします。補正予算書の22ページ,23ページをご覧ください。上から4段目の款15県支出金,項3委託金,目6教育費委託金,補正額17万5,000円ですが,先ほど歳出でご説明いたしましたように,オリンピック・パラリンピック教育推進事業の国からの委託金を補正するものでございます。事業費の全額が委託金となっております。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

中央公民館長)私から,議案第55号平成29年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,中央公民館が所管するものをご説明申し上げます。
 補正予算書の38,39ページをご覧ください。歳出でございます。上から2番目の表にございます,款10教育費,項5社会教育費,目2公民館費,八郷地区公民館管理運営経費454万7,000円でございますが,小幡地区公民館敷地の測量委託料でございます。旧小幡地区公民館につきましては,利活用に興味を示している企業があり,企業誘致担当部署を初め,関係部署が連携し,石岡市公共施設等総合管理計画の基本方針に基づく,市有財産の遊休資産を活用した企業誘致を進めることとなったところでございます。このため,小幡地区公民館の敷地と,旧小幡地区公民館の利活用を図る部分とを明確にする必要が生じましたので,今回,用地測量業務委託料を補正予算として計上させて頂きました。対象地が3筆で合計面積が約1万3,800平方メートルを予定しております。
 以上が,中央公民館が所管しております,補正予算の内容でございます。
よろしくお願い申し上げます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

大和田副委員長)こども福祉課に伺います。23ページのですね,交付金の3分の2なんですけれども,1億1,107万8,000円。これ全体の事業費は1億6,661万7,000円でよろしいですか。

こども福祉課長)補助対象事業費につきましては1億6,639万2,623円でございます。

大和田副委員長)次に29ページの保育支援関係経費ですね,1億2,496万4,000円。実際に市の負担は約1,400万円になると思うんですけれども。1,400万円というのは,これどういうふうに計算して,この1億2,496万4,000円というのが出るのか伺います。

こども福祉課長)市の負担といたしましては,事業費対象分といたしまして,市が12分の1と定められていますので,1,386万7,000円。そちらに開設準備金加算金が含まれますので,1万8,750円。こちらが含まれている金額でございます。

大和田副委員長)わかりました。ありがとうございます。定員が70名から80名ということで,前に伺っているんですけれども。10名,児童の受入人数が増えるということで,これは結構なことだと思うんですが。この10名の保育・教育の認定別の増員数というのは。3号認定が10名でよろしいですか。それとも1号,2号認定。保育園ですから2号認定も何名か増員するのか伺います。

こども福祉課長)3号認定の分につきましては0歳児から2歳児,こちらが10名となってございます。3歳児,4歳児,5歳児につきましては,各1名ずつ,各3名となっております。合計で10名ということです・・・。失礼しました。合計で10名でございますので,0から2歳児が7名ですね。失礼しました。3号認定の0歳児から2歳児につきましては7名の増加,3歳児から5歳児につきましては,3名増加,計10名ということでございます。訂正してお詫び申し上げます。

大和田副委員長)もう一点最後に,新築する移転場所というのはどちらになりますか。

こども福祉課長)移転場所につきましては,現在の茨城乳業のそばの敷地と聞いてございます。

玉造委員)私の方から,ただ今現地を視察に行ってまいりました旭台会館と市民会館の件につきまして,お聞きしたいと思います。
 旭台会館の敷地は,水路が通っておりますので,形的にはひょろ長い形になっていますし,先ほどの説明で高低差を解消するため,購入の後,高くして使用するというようなお話もございました。これは35台分の土地の購入ということでございますが,水路の高さというか,水路の幅と深さも大変深いようには感じましたが,場所自体が低い土地でもありますので,最近のこの雨の状況で,あるいは浸水するようなことがないとは限らない場所であるということや,またその後,高さを高くするということなんですが,地盤が悪いのではないかなという気がいたしますので,どこかほかに土地がないものかなと思います。あそこを買わないで,この駐車スペースを確保するような方法はないものか,お伺いいたします。

まちづくり協働課長)まず水路についてご説明申し上げます。あの水路自体,石岡市が管理している水路でございますが,大雨等の際にもあの水路があふれて駐車場側に浸水したという事例は過去にないと認識してございます。また,土地を高くするというご提案もあると思いますけれども,私どもといたしましては,それも含めまして,上の旭台会館の敷地から,下に下りる形も。そういった様々な整備の形を検討した中で,もっとも利用者の方に利便性の高い整備内容で整備をしてまいりたいと考えてございます。また,玉造委員さんから別の場所について検討すべきではというお話もございましたけれども,長い期間にわたりまして,あの下の駐車場,市民の方々にお使い頂いております。今日ちょうど現地調査して頂いたわけですが,ちょうど今日ご覧頂いた中では,上の駐車場に空きスペースがあるにも関わらず,下に止めていらっしゃる方もおられる。おそらく,敷地内で満車だった場合に,またさらにもう一度Uターンしてあちらに至るというのが実際のところ,手間と申しますか,そういったことになってしまうので,先に下の駐車場に至る利用者の方というのはかなり多いと認識してございまして,そういった中で市民に親しまれている場所。すでに認知されている場所ということで,私どもとしてはできればあの場所で,引き続き駐車場として利用して頂きたいと考えてございます。

生活環境部長)ただ今,委員さんから旭台会館駐車場の土地購入につきまして質問が出ましたので,この場をお借りいたしまして,先ほどのまちづくり協働課長の説明の補足分を説明させて頂きたいと思います。
 まず駐車場地権者との契約は,その期限が本年の3月31日までとなってございました。この駐車場用地は,1年以上も前から他への売却の話がありまして,その対応を検討してまいりました。そういった中で,公共施設等総合管理計画が策定中であり,その完成が本年の3月末でした。この公共施設等総合管理計画の策定後に,個別施設計画を策定し,旭台会館をどのようにするのかが決定されることとなったわけでございます。そのようなことから,地権者に1年間借地契約を延ばして頂きまして,その間に個別施設計画で旭台会館の位置付けを明確にし,施設を存続させるということが決定されるまでの期間,待って頂いたということで進めてきたところでございます。
 また,個別施設計画の策定を進める中で,東地区公民館が同一地域にあるということから,それとの調整も必要となりました。今回,これらの調整,パブリックコメントなどを経まして,個別施設計画を策定し,購入の補正予算を提案させて頂いたところでございます。よろしくお願いいたします。

玉造委員)今の説明で今年の3月31日に期限が切れるものを1年延ばして頂いて,今年使ってきたということで,また東地区公民館の件もあるので,早急に進めたいというようなご説明がございました。先日見ましたグラフでも,耐震性があるのと,あと老朽化が進んでいる点もありましたが,まだ使えるということと,また公共施設等総合管理計画でも旭台の地域の方にも便利に使って頂いているということで,旭台会館の重要性というのは理解いたしましたが,旭台会館自体が下の,今度購入したいという土地との高低差が大変ありますので,そういった地震に弱い場所に建っているのではないかなというような心配がありますので。また,さらに下の方は盛り土をしたりしては,さらに危険なのではないかなというようなことと,水路につきましても,今日に至るまで,雨があふれて浸水したことはないというようなご答弁でございましたが,これから後,そういった想定外のことがあり得ることが十分考えられますので,またほかのところに駐車するスペースがあれば,そちらをお考えになった方がいいのではないかと考えております。さらに市民会館の土地も視察させて頂きましたけれども,これは将来購入するということを前提に測量をするという補正予算でございますが,その土地につきまして,土地の下に文化財があるというようなことも。そういったことは現在把握というか,どういう状況なのかお聞きしたいと思います。

まちづくり協働課長)旭台会館について先にご答弁させて頂きたいと思います。まずあの駐車場の低さと申しますか,土地の形状だと思うんですけれども。ご指摘のとおり,旭台会館より一段低い土地になってございますけれども,同じレベルに,個人住宅等もかなり張り付いているということ,またあそこは第一種住居地域にもなっておりますので,そのような意味で,土地が弱いと申しますか,そういった意味での弱点としては捉えていないところでございます。ただ,高低差があるということで,旭台会館をお使いになる方の利便性と申しますか,バリアフリー的な観点からは課題があると認識してございまして,本日お時間頂きまして,後ほどご説明差し上げたいと思っておりますが,旭台会館の長寿命化工事を10年強の時期に実施する予定でおりますので,その際には旭台会館内のバリアフリー工事とあわせて駐車場との関連,バリアフリー化についても解消をさせて頂きたいと考えてございます。

市民会館長)先ほどご覧頂きました,駐車場の敷地なんですけれども,埋蔵文化財の包蔵地という範囲に含まれております。駐車場として実施するのであれば,砂利の状況であればそのままの状況で使用ができると考えております。

玉造委員)ありがとうございます。今現在砂利ですとか,周辺は雑草が生えているような状態になっているようですけれども,そういった文化財がある場合,砂利の場合はそのままで使えるというようなご答弁がございましたが,この市民会館のあり方を今後検討するというような,先ほどのご説明でございましたが,これまでに市民会館のあり方を検討するべきではなかったのかなと考えますが,土地を購入することを前提に測量をしてから後,市民会館のあり方を検討するというのは,どうも逆ではないかなと考えますが,この点につきまして,ご答弁をお願いしたいと思います。

市民会館長)一応,今回駐車場の購入につきましては,継続的にやって,今後耐用年数を迎えるまでにも,短期的に駐車場がなくなってしまいますと,お客様に対しての利便性,サービスの質が低下すると思いますので,購入ということで検討させて頂いております。また,公民館のあり方についてですが,今後個別施設計画の策定の中で,整合性を図りながら,策定していきたいと考えております。

生活環境部次長兼水道担当)市民会館のあり方と駐車場についてご説明させて頂きます。確かに玉造委員のお話のとおり,市民会館のあり方につきましては,もう少し早い時期に検討の着手に入るべきではなかったのかと考えてございます。ただ震災以降,こちら耐震診断等も実施してございます。また,石岡市の公共施設のあり方について,根本的に見直すという流れの中におきまして,市民会館のあり方の見直しについては,これから抜本的な見直しに取り組んでまいりたいと考えております。また駐車場につきましても,確かにこちらもお話のとおり,市民会館のあり方を考えてから,駐車場の購入も当然検討するべきだろうというようなお話はごもっともだと考えてございます。ただ,現状におきましても,市民会館は毎日運営をし,多くの方にご利用頂いております。そういう状況の中で,大変利便性の高い駐車場がなくなってしまう可能性があるというお話をお伺いする中で,私どもといたしましても,何らかの取組をしていかなければならないと考えまして,それが今回購入の検討になると。購入に際しまして,まずその駐車場の状況を精査しておきたいとの観点から,測量と不動産鑑定の費用の委託料,こちらを今回お願いしたものでござまいす。よろしくお願いします。

玉造委員)ただ今,市民会館の2011年以降,耐震診断を実施したというお話がございましたが,市民会館の一部はIS値も低く,耐震診断の結果,地震に弱いという結果が出ていると思いますが,その点についてはどのようにお考えですか。お伺いいたします。

市民会館長)市民会館の耐震診断,平成25年度にやった結果ですけれども,管理棟においては,耐震診断の結果は,将来想定されている地震に対して大丈夫だという判定が出ております。大ホールにおきましては,IS値が低いところで0.41ということで,将来想定される地震への確保はできていないということで判断されております。ただ,現在大ホールを使用するに際しましては,誘導員,警備員を配置し,職員も配置し,誘導をつけて対処しております。それで,ホールの方でいきますと,地下の駐車場が一番低く,2階,3階も耐震不足ということになっております。

玉造委員)ただ今,ご答弁を頂きまして,大ホールの方でIS値が低いということで,現在もほぼ毎日のように利用されているかと思いますが,そういった地震に備えて,万が一の時には誘導員が誘導して,安全面に気を付けているということでございますが,地下駐車場がもっとも低いということで,本来であれば,使用もできない状態ではないかと考えますが,この地下駐車場につきましては,現在使用しているのかどうかお伺いいたします。

市民会館長)地下駐車場ですけれども,耐震診断の結果で0.41ということなんですけれども,柱の8本を震災後,補修しておりますので,そのへんに関して,その後検討しておりませんので,ちょっと数値についてはまだ判断ができないんですけれども,駐車場の部分に関しましては,補修をしている状況でございます。それで,現在も地下駐車場は使用しております。

玉造委員)ただ今,ご答弁にありましたように,柱を補修して使用しているというご答弁でございましたが,どのような形で柱を補修しているかは,私も現地をそこまで見ていませんので。まあ見てもわからないかもしれませんが。地下駐車場が現在,補修した上でどのくらいの耐震性があるのかを,まずは測ってみるというのが重要なことだと考えております。大ホールの方で地震が起きた際に,そういった危険性,潰れる危険性とかそういった危険性があるということが分かっていても,ほかにそういった替えの場所がないといったような形で,現在も使用しているところですので,土地を購入するというのは,まだ早い,時期尚早なのではないかなと考えております。以上です。

池田委員)市民会館費の施設運営経費についてお伺いいたします。現在,当該駐車場については,信託契約を結んで使用しているということでございますが,いつから借りているのか,まずお伺いいたします。

市民会館長)平成3年からお借りしております。

池田委員)それではその信託契約で固定資産税が減免になっているということでありますが,固定資産税額はいくらなのかお伺いいたします。

市民会館長)一応,固定資産税につきましては,環境保全の信託契約に伴ってやっておりますので,固定資産税の評価額はこちらでお示しすることはできないと思います。

池田委員)当然,今現在使っている上で,要は借地料として,一部考え方としては,借地料として固定資産税額を減免しているという捉え方ができると思うんですけれども。重要な数字だと思いますので,後ほどお知らせを頂ければと思います。
 次に,これあくまでも議案ですね,測量委託料,あるいは不動産鑑定委託料の議案なので,市民会館についてはあまり触れられないと思いますが,実はこれ,切り離したら全然議論にならない話なんですね。何のために駐車場だって話ですから。そこでお伺いいたしますが,平成25年に耐震診断をしたと。これがIS値0.41。当然これ,いわゆる言葉を選ばず言えば,危険な建物に1,000人の人を集めること自体,私から言わせれば行政の不作為としか言いようがありませんよね。いつどんな大地震が来るかもわからない。それで避難誘導が確保していればいいのかという話でもありませんので。この市民会館をどうするのかというのは,今後の個別施設計画かどうか知りませんけれども。ここでこれ部長にお伺いしたいんですが,新市建設計画,あるいは合併特例債事業にも,複合文化施設の建設がうたわれております。これについて,今現在も有効なのか,それをまずお伺いしたいと思います。

生活環境部長)複合文化施設の計画につきましては,まだ合併特例債が残っているということで,計画自体は生きているものと認識してございます。

池田委員)生きているのであれば,駐車場の手配を考えるより,まずそちらかなと。これ玉造委員と同じ意見なんですが。そうしますと隣接地に石岡小学校がございます。今現在新しい学校統合について審議会で協議しているわけですけれども。今後,石岡小学校のあり方についても,これ少なからず関連してくると思いますよね。木を見て森を見ずという言葉皆さんご承知だと思います。今回これに当てはめれば,木というのは駐車場の話ですよね。一番大事なのはその奥にある市民会館なんですけれども。これ森は市民会館のあり方です。それを別個に分離して,中長期的な観点からこっちはこれ,目の前の駐車場がなくなると困ります。それはやはりどうしても納得できない部分ですね。そこでお伺いしますが,補正予算ですので,今回補正を組んでまで測量委託料,あるいは不動産鑑定委託料をかける緊急性及び重要性があるのかどうか,部長にもう一度お伺いいたします。

生活環境部長)今回の駐車場購入につきましては,第三者への売却の話を聞きまして,喫緊の課題として現在の市民会館を使用していく中では必要と考えて,測量等のお願いをしているわけでございますが,中長期的に見ましては,駐車場として購入した土地ですが,色々な活用方法があると思いますので,購入した中で考えていくのかなと認識してございます。

池田委員)市民会館自体が昭和43年に建てられて,49年が経過していますよね。中長期的と言いますが,中長期的ってこの先どのくらいを想定されているのかお伺いいたします。

生活環境部長)市民会館を補修して使うなり,どこかの場所に移動するなりしても,すぐには稼働することはできないと思いますので,すぐにでもそういった工事に取りかかったとしても,10年先くらいにはなるのかなと感じております。

池田委員)10年経ってしまえば60年経過する建物になってしまいますが,それでは,今現在耐震診断が合わないと。これを耐力度を安全な基準に上げるとすると,その工事費は想定される額でおいくらになるのかお伺いいたします。

市民会館長)平成25年度耐震診断した時に,一緒に試算して頂いた耐震補強工事につきましては,大体2億円となってございます。

池田委員)それでは次に移ります。旭台会館管理経費についてお伺いいたします。先ほど現場をつぶさに見てまいりました。玉造委員からも出ましたが,ああいった地形でございますので,水路も通っている,あるいは多分地盤自体,強固な地盤ではないと思うんですね。これ購入に当たって,ハザードマップでも危険度の確認とかっていうのはされているのかどうか。

まちづくり協働課長)ハザードマップ等に照らしての確認はしてございません。

池田委員)そうしますと,地形であります,直接進入ができない中で,今後利便性の向上のために何らかの手立てを講じていくというようなご説明だったと思いますが,実際どのような想定をされているのかお伺いいたします。

まちづくり協働課長)先ほど玉造委員さんへのお答えの中でも,まあレベル自体を上げるというのも一つの考えかと思いますけれども。私どもとして現時点で考えておりますのは,旭台会館の敷地の駐車場レベルから,下の駐車場にスロープ状と申しますか,連絡の道路と申しますか,アクセススロープを。できるだけ駐車場の台数確保の観点もございますけれども,可能な限り緩やかなアクセススロープを降ろしたいと考えてございます。

池田委員)私からは以上です。

大和田副委員長)まず市民会館の方からですけれども,売却しますと。なので緊急性があって,当然駐車場がなくなれば利便性が低下して市民の皆さまに迷惑をかける。それは十分わかるんですけれども。交渉をしてきて,なぜ当初予算で予算組みができなかったのか。公共施設の再配置計画を待っていたということなんですけれども,そこまで迷惑が市民にかかってしまうというのであれば,当初予算で1年以上前から交渉しているわけなので,載せてくることができたと思うんですけれども。なぜ今になって9月で。部長の答弁を聞きますと,補正ありきだったんだということを自ら認めてしまっているような感じになってしまうので。そういうやり方,予算の取り方,補正の仕方というのがまず行政で大丈夫なのかなということを確認したいのですが。

生活環境部長)先ほど申し上げましたが,第三者に売却されてしまうということになりますと,市にとっても大変重要な場所でもございますし,市民会館にとっても駐車場がなくなってしまうと大変なことになってしまうということで,本来の補正のあり方とは違うかもしれませんが,喫緊の課題ということで,今回9月の補正ということで計上させて頂きました。

大和田副委員長)そうすると,ほかにも借地で借りて,石岡市で使っているものってあると思うんですけれども。その所有者が売却をするって言ったら補正で。もちろん必要性だとか,市民にどれくらい利便性が低下するとか,迷惑かけるとか色々あると思うんですけれども。売却するって言えば補正組んで買ってくれんのかって話になってきてしまって。もちろん脅して売却するよって持ち主さんは言ってるわけではないと思いますけれども。あまりにも唐突に売却しますって,慌てて買うことにしました。そのために緊急性があるんで,測量,不動産鑑定を入れますという,こういうやり方自体にちょっと僕は違和感をすごく。行政のやり方としてどうなのかなという違和感を持ちます。これ旭台会館も一緒で,先ほどお二人の課長さんの説明を聞いても全く同じことを言っているんですね。売却をします。当初予算で組めなかった,公共施設の再配置計画を待っていたんだ,利便性が低下する。それはわかります。利便性低下すると思います。市民の方に迷惑がかかる。だからと言って,すべて補正を組んでこういうことをやっていっていいというのではまずいなというのを感じます。補正をですね,先ほど池田委員からありましたとおり,地方自治法で補正の編成ですね,218条第1項にあくまでも予算の調製後に生じた事由に基づいて,既定の予算に追加その他の変更を加える必要性が生じたときと。まあ緊急でかつ重要な案件であるということが予算,当初予算を組んだ以降にわかった場合ということなので。はなからわかっているものを補正で組むというのは,まず補正の,地方自治法の考え方に反していると思いますので,この2つは私としては納得できないなと思います。

新田委員)私からもくどいようで申し訳ないんですけれども。市民会館費についてお伺いしたいことが2点ほどあるんですけれども。今回この施設運営経費246万3,000円ということで,なぜ補正の計上なのかということで先ほど来,土地の売却の話もあり,このタイミングを逃すと駐車場の利用ができなくなる恐れがあるので,平成30年度の当初予算までは待てないよという話だったんですけれども,この駐車場については確かに市民会館の駐車場ということで,北側の,今の借りているところに関しては,市民会館の駐車場ということが浸透しているので,普段の日でも使う人は多いと思うんですけれども。そもそもなんですが,休日とかイベント以外の日であっても敷地内の駐車場では間に合わないのか。そのへんお聞きしたいんですけれども,お願いいたします。

市民会館長)大ホールを使う場合は当然,イベント広場の方も満車になります。通常の場合ですと,イベント広場の方は20台程度利用されているかなと思います。

新田委員)ありがとうございます。それでは通常の場合でも敷地内の45台分では間に合わないということですね。わかりました。それとですね,もう一つ駐車場の必要性については私も理解はしているんですけれども,もし購入となった場合,市民会館のあり方については今後考えるということだったんですけれども,例えば既存の場所で建て替えができないということで,移設となった場合に,購入した土地をどのように活用していくのかという計画,そこまでの計画がされているのかということをお尋ねしたいと思います。

生活環境部長)現在のところ計画はございませんが,仮に取得をした場合には全庁的に,総合的な観点から考えていくことになるかと思います。

新田委員)ありがとうございます。理解いたしました。私も皆さんと同じように明確な方向性が出た後で,購入に向けた予算立てをするべきなのではないかなと思います。質問は以上です。

小松委員)再配置計画,いわゆる公共施設がいくつかありますけれども,どうするんだというのは,例えば旭台会館についてはそのことを言っているんですか。まず質問,この旭台の個別施設計画のことを言っているんですか。もっと言えば再配置計画というのはどのようにでき上がっているのか,いないのかお伺いいたします。

まちづくり協働課長)市の公共施設に関しましては,昨年の3月に公共施設白書,それから今年の3月に公共施設等総合管理計画というものが市で策定されたところでございます。それを踏まえての再配置計画につきましては,これら,今申し上げた2つの計画等につきましては,行革推進課でとりまとめましたけれども。再配置等についても,これは私の理解で大変恐縮でございますが,そちらが中心でこれからとりまとめていくのかなと思ってございます。そのような中で,旭台会館の個別施設計画でございますけれども,これについては,この個別施設計画の中で旭台会館の今後の公共施設としての位置付け,方向性というのは述べさせて頂いておりまして,あの場所において,今後,公共施設として長く使用していくということは,申し述べてございます。

小松委員)非常に大事なことが,この補正で出されているんだけれども。私が色々考えているんだけれども,なかなか積極的に賛成するということにならないのね。旭台会館については昨日ですか,急きょ説明があったんですけれども。市民会館についてはそういう認識がないので。どういうふうになった中での市民会館の駐車場の測量とか,不動産鑑定というのはちょっと理解できないので,なかなかすんなりオーケーということにはいかないという気持ちですね。やはり我々が,市民の皆さんが色んな土地を買って色々測量等する場合には,少ないお金の中で,よくよく系統的に考えて,手順を踏んで,やはり計画を実施するべきだと思うんだけれども。今回のことについてはその前提条件が,我々が納得できる材料が得られていないので,なかなか賛成しにくいというか。市民の皆さんの意見を聞く余裕もないと,そういう中で一人ひとりの委員さん,どうなんだと言われても,確信を持ってオーケーだと言えないような状況であるということを申し上げたいと思います。
 それから別の問題ですけれども,私はこの補正予算については,全体を本会議で議案質疑いたしました。それで非常に大きな問題意識を持っているのは,4ページに書いてある債務負担行為,90億9,918万1,000円のことなんですけれども。これは答弁でも明らかなように,霞台厚生施設組合議会の全員協議会で説明された新ごみ処理施設の落札額が当初339億何がしが,270億円で日立造船グループが落札したことからくるんだけれども。何回も言っていますように,このことがえらい問題があるんですよ。いわゆる選定委員会が設けられたけれども,選定委員が誰なのかもわからない。それから選定委員会がどういう結論に至ったかも,その全員協議会の直前にぱっと見せられただけで,その内容にも非常に問題があります。そういう経過でこれは大論議になるべき問題なんで,議決されていないんですよ。議決されていない前提で債務負担行為を決めようということ自体が議会軽視だし,こんなことがあっていいのかと。怒りさえ覚えるんですよ。そういうことを私は強調しているのね。そういうことです。それからもう一つの問題はやはり,そもそもの問題として,今まで公設公営方式だったのが,DBO方式に切り替わって,デザイン設計したところが20年間にわたって管理運営すると,そこまで一括発注したということ自体が大問題として言っているので,そういう問題が議論してきた,また議論されるんだけれども。そういう金額が議決なくして,このように補正の債務負担行為に計上するというのは,まったく道理に合わないと。これを言っているんですけれども,何か答えありますか。

生活環境部次長兼水道担当)霞台厚生施設組合の新ごみ処理施設整備事業に関します,債務負担行為についてご説明させて頂きます。昨日副市長からご答弁差し上げましたとおり,こちらにつきましては,まず霞台厚生施設組合で,新ごみ処理施設建設のための業者との契約が済んだとの報告がございました。それに伴いまして,工事費の負担分として,各構成自治体がそれぞれ債務負担行為を組むことになるかと思います。それで,私も財政の所管,また生活環境の所管に確認しましたところ,契約が整った後に議会を開くというのは,これはどっちが後,先というのはないと。構成団体と,霞台厚生施設組合で議会をもって,そこで議決を得れば順番の問題ではないんだと確認はしてございます。またその発注方法等につきましては,これは霞台厚生施設組合側の問題でございますので,そちらの議会側での議論になってくるかと思いますので,私どもが答弁をする範ちゅうではないかと考えてございます。

小松委員)だからこれは霞台厚生施設組合の議会日程も決まっているんですよ。決まってからやはりやるべきじゃないですか。決まる前にやること自体がまったく議会の軽視だと。道理に合わないと言うしかないですよ。このこと自体は皆が同意しているんじゃなくて,重大な問題を含んでいるんだからね。そういうことで,先ほど言ったように,どなたかが言いましたように,補正予算のあり方にも関係してね。そういう手順を踏まないでやれば,議会なんてなくていいでしょう。送付する場でいいわけですから。非常にまずいですよ,これは。

生活環境部次長兼水道担当)繰り返しになりますが,議会の開催の後先というのは,問題にはならない。契約が法に則って締結してございます,契約に関する債務負担行為でございますので,繰り返しになりますが,構成自治体と霞台厚生施設組合で議会を開き,こちらで議決を取れば,何ら問題はないと伺ってございます。また,今回のことに関しましては,霞台厚生施設組合が今後議会を開くに当たりまして構成自治体の承諾を,できれば先に頂いてもらいたいというような状況もございまして,私ども今9月の定例会におきまして,債務負担行為の追加をお願いしたところでございます。また,契約等々の部分につきましては,こちらは再度申し上げますが,霞台厚生施設組合の問題になってくると思いますので,私どもの答弁の範ちゅうではないということでお答えさせて頂きます。

小松委員)全く納得しません。それで先ほど言われました,霞台厚生施設組合から議決する前でもいいから決めてくれという,その文章を見せてくださいよ。どういう指示が,どういう連絡があったのか。それ自身が問題になりますから。この件については全く納得できない問題です。

谷田川委員長)休憩いたします・・・。櫻井委員,何かありますか。

櫻井委員)旭台会館の駐車場ですけれども。

〔「休憩か。」との声〕

谷田川委員長)休憩ではありませんから。もといですから。

〔「休憩後の発言。」との声〕

谷田川委員長)休憩を取り消します。

櫻井委員)旭台会館の駐車場の件ですけれども,仮に来年3月で使用できなくなる可能性はあるんですか。

まちづくり協働課長)これまでの経緯に照らしまして,可能性自体はあると思っております。

櫻井委員)旭台会館は今後何十年という形で活動していくわけですけれども,先ほど,同僚委員からもありましたように,代替地となるような駐車場は。あれより利便性を損なわない代替地はあるんですか。

まちづくり協働課長)現在,旭台会館に隣接,もしくはかなり近い場所での駐車場での代替地の手当というのは困難と思っております。

櫻井委員)もし,旭台会館の活動に来年4月以降,大きな支障をきたすことがあるということも考えられるわけですよね。

まちづくり協働課長)旭台会館につきましては,現在,指定管理者に管理を委ねておりますけれども,聞き取り等しますと,通常時で上の駐車場10台,下の駐車場10台程度は毎日入っているということでございますし,また,利用者が年間2万5,000人ということで,300日程度開館するとすれば,1日当たり80人程度の利用者がいるという中で,下の駐車場が仮にお借りできないという状況になりますと,平成30年度以降の旭台会館の運営というのは,車でいらっしゃる方に関して申し上げれば,甚だ困難になるということになりますので。もしもそういう事態に至った際には,多少離れた土地でも,いずれかの土地を駐車場としてお借りするというようなことを検討しなければならないと考えてございます。

櫻井委員)利用者の数等々を考えて,やはり不便をきたすような手法を取るのであれば,今の段階でどのようにしたらいいのか,お考えになるのが私はベストではないかなと,合理的ではないかなと思います。そうなった時,例えば担当部署では市民の皆さまからの,多分反発が出るのではないかなと想像するんですけれども,どのようにお考えかお尋ねしたいと思います。

まちづくり協働課長)市民の皆さまからの要望という意味では,確か今年の5月だったかと思いますけれども,旭台の方々からも駐車場の拡大と申しますか,そのこととバリアフリー化について要望書を頂戴した経緯がございます。私どもといたしまして,現在こういった形で用地の購入をお願いしているわけでございますが,先ほどの答弁で申し上げたように,お借りできないということが想定できる中では,私どもとしても今後何らかの模索と言いますか,そういったことは行ってまいりたいと考えてございます。

櫻井委員)強度的な話も先ほど出ましたけれども,将来的に建物を建てる計画はないわけですよね。

まちづくり協働課長)現在のところ考えてございません。

櫻井委員)そうであれば,私はこの件については,補正予算とか当初予算とか色々議論が出ているようでありますけれども,もっと合理的にこの件については処理するべきだなと考えます。

生活環境部次長兼水道担当)旭台会館と市民会館についてご説明させて頂きます。今回,同じような案件が出されたというようなご指摘をただ今頂戴いたしました。確かに旭台会館につきましても,市民会館につきましても,駐車場の確保というのがその運営のアキレス腱になっているかと考えてございます。同時期に同じような状況の補正予算を提出せざるを得なかったということで,様々なご意見を頂戴してございます,またお叱りも頂戴してございます。ただ,旭台会館につきましては,私ども所管部といたしましては昨年度,不動産鑑定を入れまして,昨年度の段階で購入について前向きに検討させて頂いてございました。それが全庁的な流れの中で,平成29年度の当初予算の中に計上を見送らざるを得なかったということで,担当といたしましては,その流れの中におけます,個別施設計画を策定させて頂きまして,今回購入費を計上させて頂いたと。また市民会館につきましては,従来より建物の問題,市民会館の施設そのものの問題を内包しながら,これもお𠮟りを頂きましたが,ある意味場当たり的に運営をしていかざるを得なかったと。これについては今後,先ほどもご説明させて頂きましたように,抜本的な部分も含めまして,検討させて頂きたいと考えてございます。ただこちらにつきましても駐車場が死活問題という状況におきまして購入,これはまだ先ということで,大変申し訳ございませんが,まずは私どもに購入する,しないという材料を得るための測量の費用,不動産鑑定の費用と。私ども何もない中で市民会館の今後のあり方を検討していくのは大変つらいところでございますので,まずその情報となるものを頂戴いたしまして,その後に市民会館のあり方について検討させて頂き,購入をするしない,市民会館を建て直す,どうするということを委員会,または議会でご検討,議論を頂ければと考えてございます。

谷田川委員長)暫時休憩いたします。

-休憩-

谷田川委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。

大和田副委員長)議案第55号について提案がございます。よろしいですか。

谷田川委員長)はい。お願いします。

大和田副委員長)議案第55号石岡市一般会計補正予算(第3号)について,附帯決議をしてはどうかと思います。
 地方公共団体の補正予算の編成は,地方自治法第218条第1項に根拠が求められるとはいえ,あくまでも「予算の調整後に生じた事由に基づいて,既定の予算に追加その他の変更を加える必要が生じたとき(同条条文)」とされている。地方公共団体の運営は,原則的には一会計年度を通じた年間予算として議決された当初予算に基づき,執行されるべきである。
 今回の一般会計補正予算は,2億587万8,000円を追加する内容であるが,事項別明細に示された支出内容には,先の原則に照らし,疑問を感じざるを得ない項目が散見される。
 これらについて,市民福祉の向上という観点からみれば,予算化することを直ちに否定するものではないが,市長においては,当初予算の編成及び議決の重要性を深く認識し,補正予算の計上には以後慎重を期されるよう求めるものである。
 以上であります。

谷田川委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

小松委員)議案第55号平成29年度石岡市一般会計補正予算(第3号)に対して,私は反対の討論を行いたいと思います。第一に債務負担行為90億9,918万1,000円が計上されていますけれども,これは霞台厚生施設組合におきまして,新ごみ処理施設の落札を日立造船グループが行った落札額が270億円ということに基づいて,債務負担行為が設定されたと思いますけれども。これは霞台厚生施設組合議会の全員協議会で報告されただけのことであって,議決もされていない。それでこの問題については,実際に日立造船グループが落札されましたけれども,総合評価,一般競争入札制度という非常にそういうやり方が取られまして,実際には落札額で言えば石川島播磨の方が安いんですね。しかし総合的な評価によると点数によって,その日立造船グループが一番いいという経過は,それは選定委員会の判断によるものなんですよ。この選定委員会は誰がそうなのかというのは一切示されていない。その選定委員会が出した講評についても様々な問題があります。これは大議論をすべき問題を抱えているわけでございまして,そういう議論を経ないで議決したものを前提として,債務負担行為として一般会計補正予算に計上するのは,これは間違いであって,賛成できない。厳しくこれは,そういうことをやること自体を厳しく私は批判して,反対するものでございます。そもそもこの経過に至ったDBO方式そのものについても,これまでは公設公営,単年度主義ということで,現在の霞台厚生施設組合はやっておりまして,それを全く変えるDBO方式についても問題がありまして,これは設計して製作した会社が20年間にわたって管理するという一括方式でございまして,これ自体が大問題だということは,私はこれを批判的に述べているところでございます。
 それから2番目に霞台厚生施設の組合負担金(衛生分)4,083万4,000円につきましても,この新ごみ処理施設に踏み入ったものであり,またあそこで工事をするために,地下8.8メートル,9メートルのところ,およそですね,フッ素,ヒ素これを除去するという工事費が発見されまして,そのことが含まれている。これ当初予算には新ごみ処理施設は組まれていない予算が新たにこういう形で,4,083万4,000円も補正予算として組まれること自体にも全く同意し難いものでございます。
 それから3つ目の問題としては,今議論されております,市民会館の駐車場の調査に係る予算で,測量,不動産鑑定ですね。それからあと,旭台会館のそういう問題については基本的な問題があるので,私はこういう附帯決議でよしとするのではなく,明確にすべき問題であると。反対という立場から反対するものであります。そしてやはりこういう問題については,公的な施設の今後のあり方について,しっかりとした市民的な議論をして,その上に予算化,次の具体的な計画が来ないと,本当にこれは見通しを持った予算化にはならないものであるというのが,今回露呈したので,私はそういう立場で,この議案第55号の補正予算には反対するものでございます。

谷田川委員長)暫時休憩いたします。

-休憩-

谷田川委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 ほかに討論はございませんか。

大和田副委員長)賛成の立場で討論させて頂きます。
 今回の補正予算は保育施設整備事業費補助金等,重要案件が多数含まれております。しかし,地方公共団体の補正予算の編成は,地方自治法第218条第1項に根拠が求められるとはいえ,あくまでも「予算の調整後に生じた事由に基づいて,既定の予算に追加その他の変更を加える必要が生じたとき(同条条文)」とされている。地方公共団体の運営は,原則的には一会計年度を通じた年間予算として議決された当初予算に基づき,執行されるべきであります。
 今回の一般会計補正予算は,2億587万8,000円を追加する内容でありますが,事項別明細に示された支出内容には,先の原則に照らし,疑問を感じざるを得ない項目が散見されます。
 これらについて,市民福祉の向上という観点からみれば,予算化することを直ちに否定するものではありませんが,市長においては,当初予算の編成及び議決の重要性を深く認識し,補正予算の計上には以後慎重を期されるよう求めるとともに,本会議において修正動議を提出させて頂くことを前提に,賛成させて頂きます。

谷田川委員長)ほかに討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第55号平成29年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,当委員会の所管に係る部分についてを採決いたします。
 本案は起立により採決いたします。
 本案は原案可決すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。

-賛成者起立-

谷田川委員長)起立多数であります。よって,本案は原案可決すべきものと決しました。
 なお,当委員会といたしまして,先ほど大和田副委員長からご提案のありました内容で,議案第55号平成29年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,当委員会の所管に係る部分について附帯決議を付したいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に進みます。次に,議案第56号平成29年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
 本案について,初めに執行部から説明を求めます。

生活環境部参事兼保険年金課長)議案第56号平成29年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
 5ページをお開き下さい。予算の総額に歳入歳出それぞれ440万4,000円を追加し,予算総額を歳入歳出それぞれ105億9,052万7,000円とするものでございます。
 内容につきまして,事項別明細書でご説明いたします。なお,歳出から先に説明させて頂きます。52,53ページをお開きください。款1総務費,項1総務管理費,目1一般管理費,説明欄の職員等人件費353万6,000円のうち,社会保険料を除く340万1,000円が4月の人事異動などに伴うもので,国民健康保険を担当する者のうち,主に給付を担当する職員8名分の増減により増額となります。また,職員1名が育児休業等を取得予定のため,臨時雇人賃金75万4,000円,その上の欄,社会保険料13万5,000円を増額いたします。
 次に,款1総務費,項2徴税費,目1徴税総務費,説明欄の職員等人件費694万1,000円の減も4月の人事異動に伴うもので,主に国保税を担当する職員7名分の増減により減額となります。
 次に,款8保健事業費,項1特定健康診査等事業費,目1特定健康診査等事業費,説明欄の職員等人件費64万3,000円の増も4月の人事異動に伴うもので,主に特定健康診査等を担当する職員3名分で増額となります。
 次に,款11諸支出金,項1償還金及び還付加算金, 目3償還金,説明欄の療養給付費交付金返還金でございますが,平成28年度療養給付費交付金の精算に伴う過大交付分の返還金に伴い,641万2,000円増額するものです。
 次に,歳入でございますが,戻って頂きまして50,51ページをお開きください。款4国庫支出金,項2国庫補助金,目2制度関係業務準備事業費補助金は,平成30年度からの県広域化に伴うシステム改修費用が国庫補助対象となり,32万4,000円を増額するものです。
 続いて,款10繰入金,項1他会計繰入金,目1一般会計繰入金,職員給与費等繰入金は,歳出でご説明いたしました職員等人件費と臨時雇人賃金の合計から,財源として見込んでおりますシステム改修に係る国庫補助金32万4,000円,臨時職員雇用に伴う雇用保険被保険者掛金分2,000円を差し引いた233万4,000円が減額となります。
 次に,款11繰越金,項1繰越金,目1療養給付費等繰越金は,歳出でご説明させて頂きました,平成28年度療養給付費交付金の過大交付に伴う返還金に充てるものです。
款12諸収入,項3雑入,目6雑入は,歳出の臨時職員雇用に伴う雇用保険被保険者掛金として2,000円の増額となります。
 以上でございます。

谷田川委員長)以上で説明は,終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第56号平成29年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。
  
〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第59号平成29年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
 本案について,初めに執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長)議案第59号平成29年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
 補正予算書の14ページから15ページ及び,ページをまたがってしまいますが,16ページをご覧ください。第1表は,歳入歳出予算の補正でございます。事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億3,254万4,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ76億4,523万8,000円とするものでございます。
 続きまして,事項別明細書についてご説明申し上げます。補正予算書の82,83ページをご覧ください。歳出についてご説明いたします。款1総務費,項1総務管理費,目1一般管理費の職員等人件費でございます。これは,高齢福祉課介護保険室及び地域包括支援センター職員の人事異動等に伴い,職員給及び各種手当等をあわせて1,644万6,000円減額するものでございます。
 次に,介護保険事務費でございます。これは介護保険担当職員1名が出産・育児休暇を取得することにより,その代替となる臨時職員1名を雇用するため,臨時雇人賃金81万7,000円を増額するものでございます。
 続きまして,款3地域支援事業費,項2包括的支援事業費,目2包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費の職員等人件費でございます。これは,地域包括支援センター職員1名の退職に伴い,その代替となる嘱託職員1名及び,職員1名の出産・育児休暇の取得に伴い,その代替となる臨時職員1名の計2名を雇用するため,社会保険料29万7,000円を増額するものでございます。
 続きまして,地域包括支援センター運営事業でございます。先ほどの代替職員2名分の報酬及び賃金として186万4,000円を増額するものでございます。内訳としましては,嘱託職員1名分として保健師報酬104万9,000円を,臨時雇人賃金1名分として81万5,000円を増額するものでございます。
 続きまして,款4基金積立金,項1基金積立金,目1介護給付費支払準備基金積立金の基金積立金でございます。これは,平成28年度介護保険特別会計に係る決算剰余金の確定に伴い,決算剰余金を介護給付費支払準備基金に積み立てるため,当該積立金を3億5,290万7,000円増額するものでございます。
 続きまして,款6諸支出金,項1償還金及び還付加算金,目3償還金の償還金でございます。これは,平成28年度介護給付費に係る国庫及び県負担金,社会保険診療報酬支払基金交付金,介護保険災害臨時特例補助金,地域支援事業に係る国庫及び県交付金の精算に伴い,返還する必要が生じたことから,介護給付費国庫負担金返還金4,330万4,000円,介護給付費県負担金返還金3,930万9,000円,介護給付費支払基金交付金返還金823万3,000円,介護保険災害臨時特例補助金返還金1万5,000円,地域支援事業国庫交付金返還金149万6,000円,地域支援事業県費交付金74万8,000円をそれぞれ補正するものでございます。
 続きまして,補正予算書の80,81ページをご覧ください。歳入についてご説明申し上げます。款3国庫支出金,項2国庫補助金,目3包括的支援事業等交付金,款5県支出金,項2県補助金,目2包括的支援事業等県交付金,款7繰入金,項1一般会計繰入金,目4包括的支援事業等繰入金につきましては,歳出における包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費の増額に伴い,対応している財源をそれぞれ補正するものでございます。
 続きまして,3段目,款7繰入金,項1一般会計繰入金,目2一般会計繰入金につきましては,歳出における臨時雇人賃金等の補正に伴い補正するものです。
 続きまして,款7繰入金,項2基金繰入金,目1基金繰入金につきましては,歳出における職員等人件費,償還金等の補正に伴い補正するものです。
 続きまして,款8繰越金,項1繰越金,目1繰越金につきましては,平成28年度決算に伴う繰越金を増額するものでございます。
 続きまして,款9諸収入,項3雑入,目4雑入につきましては,嘱託職員1名分及び臨時職員2名分の雇用保険被保険者掛金について,9,000円を増額するものでございます。
 介護保険特別会計の補正予算につきましては,以上でございます。

谷田川委員長)以上で説明は,終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第59号平成29年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。
   
〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第60号平成29年度石岡市水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
 本案について,初めに執行部から説明を求めます。

水道課長)私から,議案第60号平成29年度石岡市水道事業会計補正予算(第1号)について,ご説明申し上げます。
補正予算書の17ページをご覧ください。収益的支出の科目,款水道事業費用の既決予定額5億5,687万9,000円に対し,1,380万円を増額いたしまして,5億7,067万9,000円に,項営業費用の既決予定額5億206万1,000円に対し,1,380万円を増額いたしまして,5億1,586万1,000円に,科目職員給与費の既決予定額4,833万8,000円に対し,1,380万円を増額いたしまして,6,213万8,000円に増額補正するものでございます。増額理由といたしまして,4月の人事異動に伴う変動分の補正でございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は,終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第60号平成29年度石岡市水道事業会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第71号石岡市学校設置条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について,初めに執行部から説明を求めます。

教育総務課副参事兼学校統合担当)議案第71号石岡市学校設置条例の一部を改正する条例を制定することにつきまして,ご説明を申し上げます。石岡市学校設置条例の一部を改正することにつきましては,こちら提案理由にありますように,石岡中学校,城南中学校の統合再編に伴いまして,条例の一部を改正するものでございます。石岡市学校設置条例の別表にあります小中学校幼稚園25校1園のうち,石岡市立城南中学校の項を削るものでございます。なお,この条例施行につきましては,平成30年4月1日といたしております。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いをいたします。

谷田川委員長)以上で説明は,終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第71号石岡市学校設置条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本委員会に付託されました案件の審査は,すべて終了したわけでありますが,これらに係る委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,所管事務の調査といたしまして,泉橋付近特定空家等解体工事についてを議題といたします。 
 本件について,執行部より説明を求めます。

生活環境課長)私からは,生活環境課所管の事務についてご報告差し上げます。
 本定例会初日の8月29日に,一般会計補正予算第2号,空家等対策事業の特定空家等解体工事費として議決を頂いた,泉橋付近の特定空家等解体工事の進捗状況ですが,9月1日に見積合わせを行い,業者が決定いたしました。9月8日までの公告期間に,当該物件に対し所有権等に関する申し出等がない見込みのため,9月12日から9月14日の工程で解体作業を実施いたします。契約金額は入札金額95万円に,消費税分7万6,000円を加えた102万6,000円でございます。
 以上,生活環境課の所管事務に関することについてご報告いたします。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。
 ただ今の報告につきまして,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。

小松委員)122万2,000円だったと思うんだけれども,このようになったんですけれども。どういう業者が手を挙げて,どういう業者に決まったんですか。教えてください。

生活環境課長)業者は解体の登録をしている事業者について,4社に通知を行いました。入札等の落札業者については,株式会社アレスコでございます。

小松委員)わかりました。

谷田川委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他の件といたしまして,まちづくり協働課から発言を求められておりますのでこれを許します。

まちづくり協働課長)旭台会館の個別施設計画について,ご説明申し上げます。若干お時間を頂きますが,申し訳ございません。
 まず,この個別施設計画は,今年3月に策定された石岡市公共施設等総合管理計画に基づくものでございまして,今後,すべての公共施設について策定されるものでございます。
 旭台会館につきましては,先ほどご審議頂いた補正予算への予算計上がございましたので,他の施設に先んじて,策定させて頂いたものでございます。
 それではお手元の石岡市旭台会館個別施設計画をご覧頂きたいと思います。表紙を1枚送って頂きますと,裏面にわたりまして目次がございます。この各章の章立てにつきましては,総務省が示している個別施設計画の構成案に基づきまして,全7章で構成をさせて頂いたところでございます。
 目次に続きまして,右側に第1章,旭台会館個別施設計画策定の背景,目的と位置付けということで,お示ししてございます。ページを送って頂きますと,まず本文1ページにおきましては,計画を策定する背景と目的を述べておりますが,ページ一番下の図の右下の部分,角が丸くなっている部分がございますけれども,学校,河川,道路というカード状のものが並んでおります,この階層が,私ども市町村が策定する個別施設計画,今お示ししている旭台会館個別施設計画の位置となります。
 さらにページを1枚送って頂きますと,石岡市公共施設等総合管理計画,上位計画となりますが,これの概要をお示ししてございます。また,右側のページには当市の各計画との関係性,個別施設計画の関係性についてお示ししてございます。内容については後ほどお目通しを頂ければと思っております。
 ページを送って頂きますと,第2章の扉がございます。さらに送って頂きまして,4ページをご覧頂きますと,この章では,まず旭台会館の概要をお示ししてございます。建築年,構造,面積,建物の内容などにつきましては,次ページにかけてご覧頂くとおりでございます。
 5ページの中ほど,2として対象施設の類型一覧表を記載しておりますが,旭台会館は公共施設等総合管理計画におきまして,その他集会施設に位置付けられておりまして,市民会館や公民館,コミュニティセンターなど集会施設系の施設につきましては,6ページ,右側の表になりますが,こちらにお示ししたとおりとなってございます。
 このページの下半分に目を移して頂きますと,計画期間について述べさせて頂いております。上位計画である公共施設等総合管理計画が,平成29年度から68年度までの40年間を計画期間とし,10年ごとに見直すこととしていることから,旭台会館の個別施設計画につきましても,平成29年度からの10年間,総合管理計画の見直し年度とあわせまして,平成38年度までとしております。
 なお,一番下の段落で述べておりますけれども,旭台会館につきましては,計画期間とした平成38年度の翌年度,平成39年度に建築後40年を迎えることから,後ほどご説明する第6章におきましては,39年度までの期間について言及をさせて頂いているところでございます。
 ページを送って頂きますと,第3章の扉がございます。旭台会館に係る施設計画を取り巻く現状と課題でございますけれども,表紙を送って頂きますと7ページから施設計画を取り巻く現状と課題として,行政サービスの概要をお示ししてございます。こちらについてはご覧おきを頂ければと思います。若干ページを飛ばさせて頂きまして,2枚ほどお送り頂き11ページをご覧頂きたいと思うんですけれども,3として施設の老朽化の状況をご説明してございます。旭台会館は,昭和62年竣工の施設でございまして,新耐震基準に基づく施設でございますので,平成28年3月策定の石岡市公共施設白書におきまして,耐震安全性は確保されていると位置付けられた施設でございます。
 また,同じく公共施設白書の建物総合評価結果という表,こちらにも転載させて頂いておりますけれども,この評価の結果といたしまして,表の真ん中からやや下,レーダーのような形のグラフの上の部分に建築総合評価結果としてお示ししておりますが,今後老朽化ということでございまして,右下のコメント欄をご覧頂きますと,耐震性や老朽化の面では緊急な状況にはないという旨の記載がされているところでございます。ページを1枚送って頂きまして,12ページ以降は,人口の推移,財政の現状と課題等を記載してございます。こちらもページを若干飛ばさせて頂きますけれども,3枚ほどページを送って頂きますと,旭台会館の状況というページがございます。左上に先ほど現地調査をして頂いた,駐車場と旭台会館の写真があるページになりますけれども。このページにつきましては,旭台会館の状況として,まず市民の間で旭台会館の認知率が低いという課題を述べさせて頂きまして,中段からは,旭台会館の駐車場関係について述べております。旭台会館は年間利用者数が2万5,000人以上ありながら,敷地内の駐車場が17台分しかないこと,また,借地している隣接地の駐車場とのアクセスが非常によくないということを述べております。左の地図は白黒でございますので,いささか見づらくて恐縮ではございますが,ご覧頂きますとおり,仮にお出でになった方が,敷地内の駐車場が満車だった場合,利用される方は再び道路に出て,Uターンして商業施設がございます十字路を右折して,現在の隣接地に至るという,大変不便な状況だということを書かせて頂いております。またその下の部分になりますけれども,旭台会館の利用料金でございますが,旭台会館は地区公民館と運営手法が似ておりますけれども,その料金設定と申しますか,減免基準等におきまして公平性の確保に課題があるという認識を述べさせて頂いております。
 ページを1枚送って頂きますと,次に,第4章の扉がございまして,対策の優先順位と考え方を述べさせて頂いております。写真が若干暗くなってしまっているかと思いまして,大変申し訳ございませんが,ここに述べさせて頂いておりますのは,内部の据え付けの椅子ですとか,またドアの劣化でございまして,利用料金を頂いている施設である以上,順次これらを修繕していくべきであるとして申し述べております。次に挙げておりますのが,利用者に対する利便性の確保でございまして,先ほど申し上げた駐車場に関する課題,駐車場として借地している隣接地については,昨年度不動産鑑定を実施していることから,旭台会館敷地から直接アクセスできる形態に改善することが求められているということを述べさせて頂いております。続いて,公共施設等総合管理計画で指摘されておりますけれども,旭台会館の場合,環境対応,またはバリアフリー化が十分ではない点がございますけれども,これについては大規模な工事が必要となるところでございます。ここで一度ページを飛ばさせて頂きまして,32ページをお開き頂ければと思います。ページの大部分が表になっているページになりますけれども。32ページの下の行,左側の部分ご覧頂きますと,長寿命化のイメージということで書いてございます。旭台会館の場合,鉄骨造ということで耐用年数が80年とされてございますけれども,この場合,40年を経過する際を節目として,躯体健全性調査というものを行った上で長寿命化改修を行うこととされてございます。表をご覧頂きますと,飛び石のような形で,少しずつ劣化しながら,途中で40年のところで上にベクトルが向いていると思いますけれども。ここで改修工事を通じてベクトルをもう一度上に上げるということで考えられてございます。
 申し訳ございません,行ったり来たりしますけれども,再度21ページにお戻り頂ければと思うんですけれども。このページの上部でございますけれども,旭台会館は平成39年度に建築後40年を迎えますことから,先ほど申し上げたバリアフリー化等の大規模な改修につきましては,長寿命化改修の際に実施することとしております。また,施設対策の優先順位といたしましては,施設の内装は随時行うものとして,工事関係といたしましては,先ほど来,申し上げている駐車場のアクセス改善を第一に挙げさせて頂いております。
 1枚ページ送って頂きますと,第5章の表紙がございまして,個別施設の状態等ということで,旭台会館の利用状況,または稼働率等を述べております。内容をかいつまんで申し上げますと,ちょっと25ページをご覧頂きたいと思うんですけれども。25ページ左下にグラフの色んな線。見づらくなってしまって大変恐縮なんですけれども,お示ししてございます。これが平成24年から28年までの各施設の利用者数の推移を示してございまして,旭台会館についてはちょうどグラフの中ほどにちょっと太めの線と,丸いマークでお示ししておりますのが,旭台会館の利用者数となってございます。ご覧頂きますとおり,他の公共施設と比べても減少率が顕著であるということで,ご覧頂けると思いますけれども。要因といたしましては,旭台会館をいわゆる営利利用という形で,民間の企業さんが利用していた,例えば英語教室ですとか,ダンス教室等が近年にあって旭台会館の使用をおやめになっている状況がございます。ここについては少子化の影響が表れているのではないかと,私どもでは考えてございます。しかしながら,1枚ページ送って頂いて26ページをご覧頂きたいんですけれども。26ページの中ほど,横長のグラフになりますが,平成26年度における類似施設の稼働率というグラフをお示ししてございます。一番左側の,上に伸びが激しいグラフが旭台会館の多目的ホールに当たりますけれども,ご覧頂きますとおり80%に迫るような伸びを示してございます。この多目的ホールでございますが,面積が150平米弱と手ごろであること,また壁面の一部に鏡が設置されていることなどの特徴から,集会施設の各部屋の中でも最も多い利用状況となってございます。
 一方,右側の27ページに目を移して頂きたいと思うんですが,③利用料金の比較という項目に記載させて頂いておりますが,旭台会館の場合,地区公民館と比べて利用料金の減免を行っていないため,利用料金について,若干そごがございます。今後,この点について指定管理者制度の中で調整を図っていく必要があると考えてございます。
 ページ1枚送って頂きますと,第6章の表紙がございます。対策内容と実施時期ということでございます。
 ページを1枚お送り頂きまして,29ページをご覧頂きますと,中ほど左側にございますグラフにお示しいたしましたように,これは中学校区ごとの住民1人当たりの集会施設の面積になりますが,ご覧頂きますように,石岡中学校区は,住民1人あたりの床面積がほかと比べると若干低くなっている状況でございます。
 次に30ページをご覧頂きたいと思いますが,中ほどに再配置に関する基本的な考え方ということで,(3)として示させて頂いております。その中におきましては旭台会館について,その立地を活かした広域的利用と,地元などの市民ニーズに即した地域的利用に供するため,公共施設として存続することとしてございます。続く2,保全に関する基本方針におきまして,31ページ一番下の行から,次の32ページの冒頭にかけてになって大変恐縮なんですけれども。建築後40年を経過する平成39年度を,先ほども申し上げましたけれども,長寿命化工事の目安とさせて頂きまして,その2年ほど前に躯体健全性調査を計画してまいりたいと考えてございます。
 33ページをご覧頂きたいと思いますけれども,今まで申し述べてまいりました駐車場の改修ですとか,長寿命化工事につきまして,工程表としてお示ししたのがこの33ページの表となってございます。
 ページを1枚お送り頂きますと,最後の章,第7章になります。今後の対応方針と本計画の実現に向けてということで申し述べております。この章で,一つに,東地区公民館との関係を述べております。東地区公民館につきましては,その立地も含めまして,現在,教育委員会において検討がなされようとしていると伺っているところでございます。そのような中で,仮に東地区公民館について抜本的な見直しが行われる場合でございますが,旭台会館もその運営を大きく見直す必要が生じる可能性があると認識しております。旭台会館の指定管理は,今年度でちょうど指定管理期間が終了いたしまして,来年度,30年度から新たな契約に向けまして,現在指定管理者の公募を行っているところでございますけれども,来年度からの指定管理期間につきましては,これまでの5年間から2年短縮いたしまして,3年間とさせて頂く予定でございます。東地区公民館のあり方が大きく見直される場合には,ただ今申し上げた,この3年間の指定管理期間の中で,このページ,若干下に表がお示ししてあると思いますけれども,ご覧頂くような30年度,31年度,32年度,3か年のスケジュールを想定させて頂きまして,対応を図ってまいりたいと考えてございます。
 お送り頂きまして,裏側のページになります。これが最後のページになりますけれども,計画のフォローアップの体制としてお示ししてございますのが,この表のように生活環境部内に,これは仮称でございますが,施設管理運営協議会といった組織を立ち上げまして,計画の進行管理を行ってまいりたいと考えてございます。
 お時間頂きましてありがとうございました。以上です。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。
 次に,ただ今の報告に対し,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。

櫻井委員)先ほど現地をご案内して頂きまして,説明を受けまして,今回購入するであろうと,まだ議決されていないんでね。その購入された場合,先ほどのご説明だと,上の段からスロープのような状態のものを造って,まず下の駐車場に入れるような仕組みを作ると伺いましたけれども。そうなった場合,あそこは現在市道になっていると伺いました。それであの道路は先の状態で言うと,行き止まり道路のような状態ですけれども,道路としては生板池の方へ抜けていると伺ったんですけれども。その道路上にスロープを付けた場合の通行の主張みたいなものをされる可能性もあるかなと思うんですけれども。そういう場合どういう対策を取られるのか。まず一点,お尋ねいたします。

まちづくり協働課長)委員さんから今,お話がありましたように,旭台会館の駐車場,今回購入を考えております土地の旭台会館側の擁壁の部分に,市道A4056号線という路線が入ってございまして,その路線はほぼ今回購入を考えている土地の,生板池側の先端部分までが路線となってございます。その先を引き継ぐような形で,村上六軒線から市道A4318号線という号線が下りてまいりまして,その路線が生板池方面に。一応現況はかなり草が生い茂った状況になってございますけれども,図面上は残っているという状況の中で,ご質問のあったようなスロープを降ろす場合。仮にこの旭台会館の擁壁に沿った形でスロープを降ろそうとする場合には,市道の機能を損なうことにはなりますので,道路建設課と協議を要することになろうかと思います。また,私どもで考えますところ,村上六軒線から生板池方面に下りる市道。これについて幅員が十分あるかどうかというのは,現況が確認できない状況ではございますけれども,仮にこの市道の機能の復元が可能なのであれば,こちら側からのアクセスというのも考えてまいりたいとは思っております。

櫻井委員)結局,現在は通れないんだけれども,道路なんだからこちらからこちらへ通りたいというようなことを言う方もいらっしゃる可能性があるんです。ですから道路に関しては思い切って廃道にしちゃうとか。あとは今考えたんですけれども,土地の上からこういう,端の状態をこうやって丸くカーブをかけてね。今回購入した部分にスロープを造ってくる。これちょっと費用的には大変なやり方ですけれども。私はもうどちらかしかないと思います。ですからそのへんは執行部でよくお考えになった方がいいと思います。
 あともう一点なんですけれども,現地を見ますと近隣住民の駐車場になっているというような感じを受けました。常時ああいう状況であると,やっぱりせっかく旭台会館の駐車場として利活用していく上で,少し問題なのかなと感じたんですけれども。こういう点に関して今後どのように対処していくのか,ちょっとお尋ねできれば。

まちづくり協働課長)駐車場の北側に当たりますでしょうか,住宅地側に止まっていた車のことをお話されているかなと思いますけれども。実はここ4月以降ですね,旭台会館に数度足を運んでおりますけれども,必ずしも車が同じ状態で。まあ今日は確か4台程度あそこに止まっていたかと思いますが。同じような状況で止まっているわけではないので,私個人的な考えとしては必ずしも近隣の住民の方ではないのかなというふうには感じてはございますけれども。ただいずれにいたしましても,公共の駐車場の場合,そういった形で利用されてしまうというような心配はいずれにしてもあると思っておりますので。管理につきましては心がけてまいりたいと思います。

櫻井委員)近隣住宅のものではないかもしれないというお話ですけれども,旭台会館の利用者を調べれば,その車かどうかは簡単にわかるわけですから。そのへんのところ。それでも市民サービスの提供だと言えばね,石岡市民のためにって言うならいいんでしょうけれども。どうもちょっと目的が違っているような感じがしますので。そのへんのところは多分,私が言わないでもわかると思いますので。注意なさったらいいと思います。

小松委員)東地区公民館との関係が言及されましたけれども,東地区公民館は地代が異常に高いということで,あれはまた非常に古くもなってきたということで指摘されているわけですけれども。基本的な東地区公民館の今後の活用計画と言いますか,今後の方向性というのはどのようになっているのかお伺いしたいと思います。

まちづくり協働課長)このお示しいたしました,旭台会館個別施設計画の中におきましては,あくまでも生活環境部の立場で述べさせて頂いておりますけれども。私どもで承知している状況を申し上げれば,ここに書かせて頂いているとおり,抜本的な見直しが行われると伺っているという程度でとどめさせて頂ければと思ってございます。

小松委員)今,生活環境部からはそういうことだけれども。ここには教育関係,社会教育,生涯教育の関係がいらっしゃいますので。基本的な考え方がどうなっているのか質問したいと思います。

中央公民館長)東地区公民館につきましては,先の委員会でもご説明させて頂いたかとは思うんですが。今年の4月,交渉を進めていく中で金額の折り合いがつかず,契約に至らなかった結果,駐車場が施錠されてしまったということがありました。このことを受けまして,市の顧問弁護士に相談したところ,適正賃料の設定が必要だということで判断されました。今後は不動産鑑定を実施しまして,その鑑定評価額に基づきまして,地権者と交渉及び協議を進めてまいりたいと考えております。

小松委員)要するに地代を下げるということもあるんだけれども,かなり抜本的な。つまり東地区公民館でやってきたやつを別にするとか。そういうことも考えていると感じましたけれども。そういう考え方で受け止めてよろしいんですか。

中央公民館長)ご説明したとおり,今のところ不動産鑑定を。継続地代の鑑定評価を行いまして,その評価額に基づき,交渉をしていきたいと考えてございます。

小松委員)了解しました。
 
谷田川委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。
 続きまして,市民課より発言を求められておりますので,これを許します。

市民課長)市民課からは,戸籍附票の誤交付につきまして,平成29年6月16日の当委員会並びに22日の全員協議会にて,その概要と経過をご説明させて頂きましたが,その後の経過についてご報告申し上げます。
 6月定例会閉会後,新居宅への転居に伴う諸費用といたしまして7月5日に8,640円を,8月3日に契約途中の転居を理由とした違約金並びに諸雑費等といたしまして,15万116円をお支払いいたしました。この8月3日の支払いをもちまして,今回の誤交付に伴う被害者様への請求分,全て合計で72万7,808円のお支払いを完了いたしました。
 しかしながら,7月25日に被害者様より何の事前連絡もなく,被害者様から委任を受けた代理人と名乗る弁護士の方から,本案件の経過に関するお尋ねと,今後被害者様の代理人になる旨の通知がございました。8月3日に,先方の弁護士に対し,被害者様から請求分全額をお支払いしたこと,支払いの完了をもって示談の話し合いを始めたい旨,通知を差し上げました。
 8月26日に,先方の弁護士より既払い分とは別に,慰謝料として30万円の請求をする旨の通知がございました。
 市といたしまして,現在顧問弁護士と,請求された慰謝料の支払いや金額の妥当性などにつきまして協議を行っております。
 今後も,進展に応じて随時ご報告をさせて頂きます。委員の皆さまにはご心配をおかけして大変申し訳ございません。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。
 次に,ただ今の報告に対し,質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。 
 質問等はございませんか。

〔「なし」との声〕
 
谷田川委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。
 続きまして,その他の件といたしまして,保険年金課から発言を求められておりますので,これを許します。

生活環境部参事兼保険年金課長)国民健康保険税及び後期高齢者医療保険料における軽減判定所得算定の誤りの進捗についてご報告申し上げます。
 全国的なシステム設計の誤りによる賦課誤りが,当市においても該当者がおりましたことに関しまして,これまでの委員会でご報告してきたところでございますが,その進捗状況を申し上げます。
 まず,後期高齢者医療制度の保険料軽減額の算定誤りに伴う,賦課及び還付につきましては,4月下旬に平成27年度分,5月下旬に平成20年度から26年度分,そして8月に28年度分について事務処理を行いました。追加で賦課となる場合はご自宅を訪問し,お詫びと説明,納付のお願いをいたしまして,納付者全員に了承を得ました。還付となる場合は,お詫び文書と還付手続きに関する書類を同封し発送いたしました。8月16日現在での賦課・還付状況ですが,賦課分としまして,平成27年度1件,4,600円,28年度8件,11万700円,合計9件,11万5,300円の追徴がございました。還付につきましては,21年度2件,4万6,800円,22年度8件,15万2,900円,25年度1件,2万7,700円,26年度3件,7万9,100円,27年度6件,13万8,400円,28年度1件,1,600円,合計21件,44万6,500円となります。
 次に,国民健康保険税ですが,システムの改修により賦課誤りがあった被保険者世帯の件数と金額を把握することができました。こちらは地方税法に基づき,賦課は現年度を含めた3年,還付は5年で更正を行いました。追加で納付をお願いするのが27年度5件,13万3,500円,28年度8件,25万3,000円,合計13件,38万6,500円となりました。還付を行うのが,25年度10件,28万1,800円,26年度9件,27万700円,27年度10件,24万3,700円,28年度9件,33万8,400円で合計38件,金額が113万4,600円です。
 これらの対応といたしまして,追徴となるお宅には8月4日から9日に職員が訪問し,お詫びや説明,納付のお願いをしまして,全ての納税義務者からご理解を頂くことができました。8月16日に更正後の納税通知書を発送してございます。また,還付となる世帯には同日に,お詫び文書と還付手続きに関する書類を同封し,発送いたしました。手続きが整い次第,順次還付を行っております。
なお,システム改修を行ったことにより,現年度は正しく賦課決定を行えるようになりました。
 システム設計の誤りとは言え,石岡市が賦課決定を行っておりますことから,一部の被保険者にご迷惑おかけいたしましたことを改めてお詫びいたします。
 以上でございます。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。
 次に,ただ今の報告に対し,質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。
 質問等はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。
 続きまして,その他の件といたしまして,こども福祉課から発言を求められておりますので,これを許します。

こども福祉課長)こども福祉課から,認定こども園の閉園についてご報告申し上げます。
 平成29年8月16日付けで学校法人わかば学園から,当該法人が柿岡2943の1で運営する認定こども園わかば八郷について,平成29年秋から3歳児の園児募集を停止し,平成32年3月31日をもって閉園を予定する旨の報告がございました。
 今後は平成27年度に策定しました,子ども・子育て支援プランに掲げた施策に対して,現在の保育需要の動向と保育の現状を照らし合わせながら,子ども・子育て会議からの意見を聴取するなど,市としての対応を検討して参りたいと思います。
 こども福祉課からの報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。
 ただ今の報告に対し,質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。
 質問等はございませんか。

〔「なし」との声〕
 
谷田川委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。
 続きまして,その他の件といたしまして,教育総務課から発言を求められておりますので,これを許します。

教育総務課長兼学校統合担当)教育総務課からご報告させて頂きます。
 特別支援学校の設置に伴う,旧八郷南中学校の校舎等の売却については,前回の第2回定例会において議決を頂いたところでございますが,今回,茨城県からスケジュール変更の申し出がありましたので報告させて頂きます。
 旧八郷南中学校の校舎等の売却についての議案につきましては,当初,石岡市議会の議決後,10月の茨城県議会第3回定例会において議案を提出する予定でございました。今回,知事の改選に伴い,新知事が就任したことにより,12月の第4回定例会に議案を提出したいとのことでございます。
 平成31年4月開校の予定に変更はございませんが,本契約や引き渡しとなる時期が2か月程度先となる見込みでございます。また,現在,小幡地区公民館として利用していることから,利用可能時期についても延長できるよう県と協議し,地元の方々にも説明をしてまいりたいと思います。
 報告は,以上でございます。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。
 ただ今の報告に対し,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」との声〕
 
谷田川委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。
 その他の件といたしまして,ほかに発言は,ございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。
 この際,当委員会の管外調査についてを議題といたします。
 当市における重要な課題といたしまして,空家・環境対策,健康・子育て支援対策,教育問題・図書館運営管理といった案件がございます。こういった件につきまして,今後の当委員会の調査活動に資するため,委員派遣による管外調査を実施したいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 
 それでは調査都市・実施期日について正副委員長にご一任願いたいと思い思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。内容が決定次第,各委員にご連絡したいと思います。
 さらにお諮りいたします。当該管外調査については,調査の充実を図るため,執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において,閉会中も,なお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配布いたしました案文に示す事件・事由について,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,本日の教育福祉環境委員会を閉会いたします。






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