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令和3年度 議会運営委員会

 第4回委員会 (6月23日)
出席委員 谷田川泰委員長,石橋保卓副委員長,髙野要委員,村上泰道委員,山本進委員,櫻井茂委員
その他の出席者 池田正文議長,菱沼和幸副議長,小松豊正議員
市執行部 市長(谷島洋司),副市長(田所和弘),総務部長(越渡康弘),財務部長(門脇孝)
議会事務局 局長(武石誠),次長兼庶務議事課長(中山善正),副参事(木﨑憲一)


谷田川委員長)ただいまから,議会運営委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に,本日委員長において,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,市長・谷島君,副市長・田所君,総務部長・越渡君,財務部長・門脇君,以上であります。
 これより議事に入ります。なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。
 初めに,最終日に追加提案予定の議案についてを議題といたします。執行部より説明を願います。

市長)今期定例会最終日に,一般会計補正予算を含む15件の議案を追加提出いたしたく,ご説明申し上げます。追加する議案は,令和3年度石岡市一般会計補正予算(第4号)の案件が1件。農業委員会委員の任命につき同意を求めることについての案件が14件の計15件でございます。
 令和3年度石岡市一般会計補正予算(第4号)につきましては,新型コロナウイルス感染症の流行の長期化を踏まえ,新たに国で創設された制度により,緊急小口融資及び総合支援資金の借入額が限度額に達している生活困窮世帯に対し,新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金を支給するための経費を追加するものでございます。急なご提案となりますが,緊急の新型コロナウイルス感染症対策予算であることをご賢察いただき,よろしくお取り計らいくださいますようお願い申し上げます。
 次に,農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてでございますが,本市農業委員会委員が,令和3年7月19日をもって任期満了となることに伴い,新たに農業委員会委員を任命するため,農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により,議会の同意を求めるものでございます。
 提案するのは次の14名でございます。1人目は,石岡市下林にお住まいの飯村伸一さん。昭和46年×月×日生まれ,現在50歳の方でございます。2人目は,石岡市石岡にお住まいの池田徹さん。昭和32年×月×日生まれ,現在64歳の方でございます。3人目は石岡市東岡三丁目にお住まいの磯部進さん。昭和30年×月×日生まれ,現在66歳の方でございます。4人目は,石岡市国府七丁目にお住まいの栗原茂さん。昭和29年×月×日生まれ,現在66歳の方でございます。5人目は,石岡市瓦谷にお住まいの小松與平さん。昭和27年×月×日生まれ,現在69歳の方でございます。6人目は,石岡市東府中にお住まいの高野済さん。昭和51年×月×日生まれ,現在44歳の方でございます。7人目は,石岡市下青柳にお住まいの髙橋憲治さん。昭和23年×月×日生まれ,現在72歳の方でございます。8人目は,石岡市大増にお住まいの高橋浩さん。昭和30年×月×日生まれ,現在66歳の方でございます。9人目は,石岡市青田にお住まいの田上光男さん。昭和25年×月×日生まれ,現在70歳の方でございます。10人目は,石岡市柿岡にお住まいの萩原重信さん。昭和26年×月×日生まれ,現在69歳の方でございます。11人目は,石岡市東成井にお住まいの花和清治さん。昭和27年×月×日生まれ,現在69歳の方でございます。12人目は,石岡市鹿の子一丁目にお住まいの前島慎也さん。昭和55年×月×日生まれ,現在41歳の方でございます。13人目は,石岡市小山田にお住まいの三輪正さん。昭和34年×月×日生まれ,現在62歳の方でございます。14人目は,石岡市三村にお住まいの山口和明さん。昭和37年×月×日生まれ,現在58歳の方でございます。以上14件の人事案件を,定例会最終日に追加で提案させていただきますので,よろしくお願い申し上げます。
 補正予算の詳細につきましては,担当部長からご説明させていただきますので,よろしくお願いいたします。
 
財務部長)私からは,予算関係の議案につきましてご説明申し上げます。令和3年第2回石岡市議会定例会に追加提案いたします予算関係の議案は,議案第64号,令和3年度石岡市一般会計補正予算(第4号)の1件でございます。今回の補正予算でございますが,新型コロナウイルス感染症対策に要する経費を基本的な考え方としております。資料に基づきましてご説明申し上げます。補正予算額は4,140万9,000円を追加いたしまして,歳入歳出の総額をそれぞれ335億6,685万5,000円とするものでございます。財源の内訳は,国庫支出金を増額するものでございます。
 補正する予算の内容を申し上げます。最初に,民生費の職員等人件費109万5,000円でございます。こちらは後にご説明いたします新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の支給事務に要する時間外勤務手当を計上するものでございます。次に,生活困窮者自立支援事業4,031万4,000円でございます。こちらは新型コロナウイルス感染症の流行の長期化を踏まえ,新たに国で創設された制度でございまして,緊急小口資金及び総合支援資金の借入額が限度額に達している生活困窮世帯に対し,新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金を支給するための経費を追加するものでございます。先の職員等人件費と併せ,財源といたしまして国庫支出金を計上するものでございます。以上が,追加提案いたします補正予算の概要でございます。よろしくお願い申し上げます。

谷田川委員長)以上で,追加提案予定の議案の説明は終わりました。ただいまの説明について,ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,ただいま執行部から説明のありました議案を,定例会最終日に追加提案することについて了承いたしたいと思います。
 次に,最終日に追加提案される議案の本会議における取り扱いにつきまして,議長のお考えをお示し願います。

池田議長)最終日に追加提案される議案につきましては,会議規則第35条第3項の規定により,質疑の後,委員会付託を省略いたしまして,討論,採決ということで進めたいと考えております。なお,その際の発言は,通告ではなく挙手により認めていきたいと思います。

谷田川委員長)ただいま議長から,最終日に追加提案される議案につきましては,質疑の後,委員会付託を省略し,討論,採決を行いたいということでございました。また,その際の発言は,挙手により認めていきたいということでございます。追加提案されます議案につきましては,ただいま議長からありましたとおり進めることにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,第3回定例会についてを議題といたします。市長より第3回定例会の告示日及び招集日についてのお考えを,お示しいただきたいと思います。

市長)第3回定例会についてご説明させていただきます。令和3年第3回定例会につきましては8月24日告示,8月31日招集といたしたいと思います。よろしくお取り計らいのほどお願い申し上げます。以上でございます。

谷田川委員長)ただいま市長から,第3回定例会につきまして,8月24日告示,8月31日招集という考えが示されました。
 ただいまの説明について,ご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,第3回定例会につきましては,8月24日告示,8月31日招集ということで進めてまいりたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 それでは,執行部におかれましてはご退席いただいて結構でございます。

-執行部退席-

谷田川委員長)次に,第3回定例会の会期についてを議題といたします。
 ただいま第3回定例会については,8月31日招集となったわけでございますが,その会期について,議長のお考えをお示し願いたいと思います。

池田議長)先ほど市長から,第3回定例会につきましては,8月31日に招集いたしたいとのことでありました。従いまして,お手元にご配付いたしました会期予定表案に示すとおり,8月31日に開会し,翌9月1日から5日までの5日間を議事整理のため休会とし,6日から8日までの3日間を一般質問といたします。翌9日を議案質疑といたしまして,10日から各常任委員会の審査となるわけですが,明日の最終日において委員会条例が改正となる予定でありますので,あらかじめ改正した場合の名称でご説明させていただきたいと思います。その場合,10日が文教厚生委員会,13日が総務企画委員会,14日が産業建設委員会となりまして,15日に議会運営委員会,16日を最終日といたしたいと考えております。ご審議のほど,よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)ただいま,第3回定例会の会期予定案について,議長の考えが示されたわけでございますが,本案につきまして,ご意見がございましたらお願いいたします。ご意見はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,第3回定例会の会期予定案につきましては,案のとおりといたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,新規の請願,陳情等の取り扱いについてを議題といたします。事務局より説明を求めます。

次長兼庶務議事課長)本日までに受理しておりますものは,陳情1件でございます。
 「辺野古新基地建設の中止と,普天間基地の沖縄県外・国外移転について国民的議論を行い,憲法に基づき公正かつ民主的に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情」でございます。6月22日に郵送により提出され,同日付で受理しております。提出者は,「新しい提案」実行委員会責任者・◯◯(個人名)様,全国青年司法書士協議会会長・◯◯(個人名)様でございます。内容でございますが,辺野古新基地建設の中止と,普天間基地の沖縄県外・国外移転について国民的議論を行い憲法に基づき公正かつ民主的に解決すべく国に対し意見書の提出を求めるものでございます。郵送による提出でございますので,これまでの例によりますと,資料配付の取扱いになるものと思います。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの説明について,ご質問等がありましたらお願いいたします。ご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,ただいま事務局からありましたとおり,「辺野古新基地建設の中止と,普天間基地の沖縄県外・国外移転について国民的議論を行い,憲法に基づき公正かつ民主的に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情」については,明日の最終日に資料として配付いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,第3回定例会に関する議会運営委員会の開催日と請願,陳情の締め切りについて,事務局から発言を求められておりますので,これを許します。

次長兼庶務議事課長)第3回定例会に関する議会運営委員会の開催日と請願,陳情の締め切りについてでございます。第3回定例会につきましては,8月24日告示とすることが示されました。通常,告示日の1週間前に議会運営委員会を開催しておりますので,今回につきましては8月17日となるものでございます。
 次に,請願,陳情の受付でございます。第3回定例会で審査付託される請願,陳情は,ただいまの議会運営委員会でその取り扱いが協議されるわけでございますが,周知を行う必要から,受付の締め切り日をあらかじめ決定しておきたいと考えております。これまで締め切りにつきましては,処理の関係から,審議される議運の土日を除いた2日前の午後3時を締め切りとしておりまして,今回の場合ですと8月13日の午後3時までとしたいと考えております。以上,ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

谷田川委員長)ただいま事務局から,第3回定例会前の議会運営委員会を8月17日に開催することについて,さらに請願,陳情の受付については,8月13日,午後3時までとしたい旨の説明がございました。
 この件につきまして,何か質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,議会運営委員会を8月17日に開催することとし,請願,陳情の受付は8月13日,午後3時までとすることに,ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,決算特別委員会についてを議題といたします。決算特別委員会につきましては,第3回定例会中に設置し,閉会中の継続審査として審査を行うことが,5月25日の議会運営委員会におきまして,決定しているところでございます。
 具体的な日程につきまして,議長のお考えをお示しいただきたいと思います。

池田議長)決算特別委員会の日程につきましては,調整いたしましたところ,10月26日から29日にかけての4日間の日程でいかがかと考えております。あらためて申し上げますと,10月26日火曜日から28日木曜日までの3日間を各常任委員会所管部分の審査とし,29日金曜日を総括審査としてはどうかと考えております。
 なお,審査方法等については,昨年までと同様の方法で行うこととですでに決定しているところでございます。以上,ご審議のほどよろしくお願いいたします。

谷田川委員長)ただいま,決算特別委員会の審査日程について,議長から10月26日から29日までの4日間の日程で行うという考えが示されました。
 この件についてご意見等がございましたらお願いいたします。ご意見はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,本年度の決算特別委員会の審査日程は,10月26日から29日までの4日間とすることにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,委員会条例の改正についてを議題といたします。本件については,これまでの当委員会において,各常任委員会の所管及び名称について見直すこととし,明日の本会議に委員会提出議案として改正案を提出することとしているものでございます。
 それでは,お手元に改正案を配付しておりますので,ご確認をお願いいたします。本件について,ご意見等ございましたらお願いいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので, 委員会条例の改正については,案のとおり改正することとし,明日の本会議に当委員会からの委員会提出議案として提出することといたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,会派持ち帰りの案件についてを議題といたします。
 一般質問及び議案質疑における質問時間についてでございます。本件については,前回,引き続き協議を行うこととし,会派持ち帰りとしていたものでございます。
 それでは,各会派の検討結果をご報告いただきたいと思います。

石橋副委員長)私どものほうの会派では,従前どおりの60分に戻すべきだというふうな意見であります。しかしながら,前回,時間を短縮したときもそうなんですけども,その都度延ばしたり短くしたりというのが頻繁に行われるのもいかがなものかなと。ある程度熟慮をした上で,きっちりとした共通認識のもとに,もう一度根本的な部分で決定をすべきではないかなというふうな意見であります。以上です。

村上委員)当会派につきましても,継続ということで各議員さんの意見を聴取しましたが,やはり従前どおり戻してもいいという意見と,今回の定例会,当会派については40分で皆さんまとまったということで,意見の一致ができませんでしたので,引き続きこの案件については協議していきたいという意見でございます。

髙野委員)うちのほうでは,40分でいいんじゃないかと。60分にしても40分にしても,やはり自分の意見というものをきちっと精査した中でやっていければ,今の40分でも十分じゃないかと。もし,やはり時間が皆さん足りないというようなお話が出てきたときには,中途半端なことでなく,50分とか10分延ばしましょうとかいうような考えでなく,また従前どおり60分に延ばしてやっていただきたいと。ただ先ほど副委員長からもありましたように,そんなに差し障りない,1人2人足りない人もいますけど。それはそれなりに努力してもらえばいいのかなということで,うちのほうでは,皆さんの意見を考えた中で,ごり押しをしないでくれというようなことでございます。

山本委員)前回の報告どおり,40分のままでいいという意見です。

櫻井委員)石翔会も会派全員集まりまして,基本的には現行どおりでよろしいんじゃないかということで,決定したところです。

谷田川委員長)それでは,ただいまの各委員の意見によりますと,熟慮すべき時間も必要なときもあったということであります。しかしながら,今回の定例会の進み方をさせていただいた中では,今のところを40分でも大丈夫かなというような意見が各会派から出されたところでございます。そういう意味で,今回は一般質問,議案質疑40分ということで,このまま引き続いてやっていきたいということに結論を持っていきたいと思います。そして,この質問時間なんですが,また新たな段階でそういうご意見が出たときには,次の議会運営委員会のほうで協議をしていくということにしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,通年議会の導入についてでございます。本件につきましては,前回,さらに協議を行うこととし,会派持ち帰りとしていたものでございます。
 今回,事務局において,県内の導入事例についての資料を提出いただいておりますので,初めに説明をお願いいたします。

庶務議事課副参事)通年議会の県内導入事例につきまして,資料に基づきご説明をいたします。県内においては守谷市議会,常総市議会,坂東市議会の3市議会において通年議会が導入されており,今回,各市議会に導入状況調査を行いました。資料では,質問項目ごとに各市議会の回答結果を掲載してございますので,それぞれ概要をご説明させていただきます。
 まず,質問項目①「通年議会実現のための手法」でございます。守谷市議会が定例会方式,常総市議会と坂東市議会が通年会期方式となってございます。
 次に,質問項目②「先ほどの手法を選択した理由」でございます。定例会方式では「現行の議事運営と大きな変更がない」との理由,通年会期方式では,「議会機能の強化」が主な理由として挙げられております。
 次に,質問項目③「会期設定及びその理由」でございますが,始期と終期はそれぞれ異なっておりますが,その理由についてはいずれも「議員任期を考慮する」というものでございます。
 次に,質問項目④「会議の種類と呼称」でございますが,これまでの定例会にあたる会議を定例月議会あるいは定例会議,これまでの臨時会にあたる会議を臨時議会あるいは随時会議としているとのことでございます。
 次に,質問項目⑤「通年議会の流れ」でございますが,市長の招集行為が年1回なのか4年に1回なのかの違いはございますけれども,これまでの定例会同様,定例的な会議を年4回開催し,会議ごとの流れは従来と同じとのことでございます。
 次に,質問項目⑥「本会議再開のルール」でございますが,いずれも再開1週間前に議会運営委員会を開催することとしているとのことでございます。
 次に,質問項目⑦「一般質問の取扱い」についてでございますが,従前どおり,これまでの定例会に類する定例会議で実施しているとのことでございます。
 次に,質問項目⑧「議案付番・議案配布の考え方」でございますが,従前どおり暦年ごとに一連の番号を付番するやりかたのほか,通年議会における年度ごとに一連の番号を付番する方式を採用しているところもございます。議案については開会7日前,議運の日に配布しているとのことでございます。
 次に,質問項目⑨「請願陳情の取扱い」でございますが,定例会議前に開催する議運までに受理したものは当該会議に上程,それ以降に受理したものは次回会議に上程しているケースが多い状況でございます。
 次に,質問項目⑩「議会の委任により指定した専決処分」,いわゆる180条専決処分でございますが,これまで指定していた損害賠償額の決定・和解などのほか,通年議会導入に際しまして「災害等突発的な事故により応急に必要となる維持補修及び工事等に係る歳入歳出予算補正」,「解散,欠員等の事由に基づく選挙費にかかる歳入歳出予算補正」,「会計年度末における地方税法等の改正に伴う条例改正」などを新たに追加したとのことでございます。
 次に,質問項目⑪「一時不再議の取扱い」でございますが,現行の規定に「ただし,事情の変更があったときはこの限りではない」を加えたとのことでございます。
 次に,質問項目⑫「発言取消又は訂正の取扱い」でございますが,発言した日から7日以内,あるいは発言した会議の期間中としているとのことでございます。
 次に,質問項目⑬「会議録発行の取扱い」でございますが,毎定例会議ごとに調製しているとのことでございます。
 次に,質問項目⑭「導入後会議開催回数は増えたか」との問いに対しましては,定例的な会議については変化がないものの,随時会議の回数については増加しているとのことでございます。
 次に,質問項目⑮「議員報酬の見直しや費用弁償の再検討」については,いずれも再検討はしていないとのことでございます。
 次に,質問項目⑯「通年議会導入後の議員・執行部からの意見」でございますが,会議回数の増加に伴う負担増や,議員の予定の立てづらさ等について意見があったとのことでございます。
 次に,質問項目⑰「通年議会導入のメリット」でございますが,議長権限で本会議を開くことができること,専決処分がほとんどなくなること,災害等の緊急時印即時対応が可能となることなどが挙げられております。
 次に,質問項目⑱「通年議会導入のデメリット」でございますが,会議開催増に伴う議会経費の増加や事務量の増加,議員の地域活動の時間が減少することなどが挙げられております。
 また,参考資料といたしまして,坂東市議会の通年議会の流れというものを,イメージとしてお示しさせていただきましたので,よろしくお願いをいたします。通年議会導入状況に関する調査結果については以上となります。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。
 それでは,本件について,あらためて各委員からご意見をいただきたいと思います。

石橋副委員長)ご説明ありがとうございました。県内で3市が導入してるということでありますけども,この3市それぞれ通年議会を導入した時期はいつごろになるのか,お手元で把握されていればご説明をお願いしたいと思います。

庶務議事課副参事)お答え申し上げます。申し訳ございません。導入時期について,今ちょっと手元に資料のほうがございませんので,後ほど皆様に資料のほうを渡しできればと思っております。申し訳ございません。

石橋副委員長)慌てなくても結構ですので,お願いをしたいと思います。それぞれに工夫をされて,メリットやデメリットもそれぞれ抱えながら運営されているというところであるのかなと思います。本来であれば,実施をしているこの3市を,実際にこちらから出向いてお邪魔をして,意見の交換なりができれば一番いいのかなと思いますけども,こういうご時世でありますので,なかなかそこは難しいのかなと思います。いずれにしろ,これについても拙速に導入を図るのではなく,もう少し制度の中身をきっちり調査する必要があるのかなというふうに思います。以上です。

村上委員)今回資料をいただきましたので,これについて各委員さんの理解等も少し進めた中で,そもそも通年議会について,また定例会方式と通年会期方式ということで,この方式の違い等の理解を進めた中で,どの形が石岡市議会に適しているのか,土台の資料いただきましたので,これもう少し時間をいただければというふうに思います。

髙野委員)同意見でございます。

山本委員)通年議会の導入は時期尚早という意見が圧倒的だったんですが,それで改選後の議論にして欲しいという意見でありましたが,今回他市の運営状況の資料をいただきましたので,一度会派に持ち帰ってよく中身を見せていただきたいと思います。その上で,再度ご報告させていただきます。

櫻井委員)石翔会では全員集まりまして,この件についても協議させていただきました。他府県の状況等も調べまして,導入状況あるいはその導入に向けた会議の内容等も見ましたけども,相当深いところまで調べなきゃなかなか難しいのかなという気がしております。特に我々の今現在行ってる議員活動も影響当然受けますので,そういったところも含めてメリット,デメリットを,自分たちの活動と照らし合わせた中で,どのような形が望ましいのかを十分に議論する必要があるのかなというところで,継続的に調査研究をすべきだろうという結論に至ったところです。以上です。

谷田川委員長)それでは,ただいまの各委員の意見によりますと,まだまだ調査研究の余地があるという部分があります。今では,ちょっと時期が尚早なのではないか。3市の調査研究,また3市を訪問して細かい内容についてお話をお伺いしたいといういろんな話が出てまいりました。全体的な意見を取りまとめてみますと,この件についてもやはりまだまだ調査研究の段階であると。そして,本市においても次期の議会運営において,あらためて協議の問題として出てきた場合に,再度この問題を取り上げていきたいというふうに認識をいたしております。現在においては,ちょっと時期尚早であるというような形で,この問題については一応この委員会で終結をいたしまして,最終的には次期のあらためての議会運営委員会において協議がなされるものと思っております。以上のようなこととしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他として発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で議会運営委員会を閉会いたします。
 なお,本日決定いたしました事項については,各会派の皆様にご周知いただきますよう,よろしくお願いいたします。お疲れ様でした。






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