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議会改革推進特別委員会

 第34回委員会 (1月28日)
出席委員 勝村孝行委員長,石橋保卓副委員長,菱沼和幸委員,村上泰道委員,櫻井茂委員,新田茜委員
市執行部 なし
議会事務局 庶務議事課長(中山善正)


勝村委員長)ただ今から,議会改革推進特別委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 初めに,議会報告会についてを議題といたします。報告書については,テープ起こしなどについて分担して行っていくことで確認をしているところであります。それでは,現在の状況について確認をしておきたいと思います。櫻井委員からご報告があればお願いしたいと思います。

櫻井委員)各委員に報告書案を配布させて頂きました。こちらにつきましては委員長からありましたように,報告会の発言内容をテープに録ったものをテープ起こしして頂きまして,データとしてとりまとめたものを,報告書案の中に盛り込んだものでございます。
 概要のみ説明させて頂きます。まず表紙です。これにつきましては,これまでの第1回,第2回議会報告会のものを踏襲してございます。表紙に写真を入れまして,どのような内容を記載しているのかということを,ページ数も含めて書かせて頂いております。今回34ページということで,まとめさせて頂きました。ページをめくって頂きまして,議会報告会の概要ということで,10月25日,10月26日に開催しました報告会の出席議員,あるいはその内容ということと目次を記載させて頂いております。2ページに石岡市議会議会報告会という案内パンフレットですね,こちらを掲載させて頂いて,3ページは当日の議会構成をお示ししてございます。4ページ,こちらは報告会の式次第ということで記載させて頂き,5ページ以降は各常任委員会の発表内容,パワーポイントで各常任委員会発表してございますけれども,その内容を掲載させて頂いております。こちらはですね,24ページまでがパワーポイントの内容となってございます。25ページから当日の常任委員会の発表時の質疑,あるいは意見交換会の市民の方々からの発言内容を取りまとめたものを掲載してございます。こちらにつきましては,市民の方それぞれの意見,それに対する議会からの回答ということで載せていますけれども,この内容がですね,どのような内容をどのように乗せるのかというのは,なかなか難しい部分もございますので,今日ご確認頂いてですね,その精査,校正をお願いできればと思っています。31ページ,32ページがアンケート調査ということで,これは前回からアンケート調査を実施してまして,その内容に準ずる形でアンケートの質問項目と集計内容を掲載してございます。33ページは報告会当日の会場の様子ということで写真を抜粋させて頂いて,掲載させて頂きました。今回については,私たちの任期中の最後の報告会ということもございましたので,最後の写真につきましては,特別委員会のメンバーの写真を載せさせて頂いたところです。最終の34ページ,総括につきましては,まだデータが整理されてございませんので,今後こちらについては精査したもので載せていくと。それをもって最終的な報告として頂ければと思います。
 ざっと説明させて頂きましたけれども,あくまでも皆さんが作って頂いたデータをとりまとめて,今日提案させて頂いた状況でございますので,もう一度内容を確認して頂き,訂正等があればそれに応じて直していきたいと思っております。よろしくお願いします。

勝村委員長)以上で説明は終わりました。報告書については,資料34ページにわたっておりますので,暫時休憩して確認したいと思います。暫時休憩いたします。

-休憩-

勝村委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。第3回議会報告会報告書案については,次回の委員会までに再度確認頂いて,またご意見頂きたいと思います。
 次に,報告書の議長への報告の時期,こちらについてご意見を頂きたいと思います。

櫻井委員)先ほど,報告書案については皆さんに見て頂きまして,修正点のご指摘を頂きましたので,これについては早急に直しまして,事務局を通じてメール等でファイルを送信できればと考えております。完成につきましては,先ほど委員長からございましたように,2月の中旬の委員会で完成にもっていければと思います。議長への報告については,3月,第1回定例会ですね。これの初日までに報告をして頂き,議会のホームページ等にアップし,市民にお知らせできれば一番いいのかなと考えているところです。

勝村委員長)ほかにご意見はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ただいま櫻井委員から,第1回定例会の初日に議長への報告書の提出ということでございます。それではこの件については,そのようにいたしたいと思います。そのほか議会報告会についてご意見はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ないようですので,本件については以上で終結いたします。
 次に,提案事項の協議として,石岡市政治倫理条例についてを議題といたします。本件については,先の委員会において,他市の事例等を配布いたしまして,今後引き続き協議を行うこととしたものでございます。それでは,本件について,各委員からご意見をお伺いしたいと思います。暫時休憩いたします。

-休憩-

勝村委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。

石橋副委員長)前回示されました他市の政治倫理条例の規定内容とか,石岡市等も踏まえまして,もう少しですね,その政治倫理に違反した場合の議員に対しての罰則といいますか,そういう部分を強化すべきだとは思うんです。辞職勧告という部分を含めて検討していければなと思うのですが,辞職勧告についても,現状では法的な効果はないと理解はされているようですけれども,もうちょっと勧告を出されたことに対しての重みといいますか,権威づけという言い方は合わないかもしれませんが,そういうところを今後研究して,突き詰めていければなと思っています。以上です。

勝村委員長)ほかにご意見はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ただいま石橋副委員長からご意見がございました。違反した議員に対しての辞職勧告等についても含めてというお話でございました。こちらの政治倫理条例については,今後また協議を進めてまいりたいと思いますので,それぞれ委員におかれましても政治倫理条例については継続でもっていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 次に,議会のICT化の推進についてを議題といたします。本件については,タブレット端末の運用について,特に来年度のペーパーレス化に向けた考え方について,皆様にご協議を頂きたいと考えております。現在,電子会議システムを導入する一方,従来の紙ベースでの資料配布も併せて行っているところでございますが,来年度のペーパーレス化の本格運用までに,すべての資料のペーパーレス化が可能かどうか,皆様のご意見を伺いながら,運用方針をまとめていきたいと考えております。
 それでは,すべての資料についてペーパーレス化を図っていくかどうか,皆様のご意見を伺いたいと思います。皆様のお手元に,現在の石岡市議会でのタブレット規程,それと加賀市議会におけるタブレット端末使用の取り決めという資料配布しております。こちらをまずご覧おき頂きたいと思います。
 加賀市議会におけるタブレット端末使用の取り決めの資料の内,3枚目からの資料についてはただいま石岡市議会では運用されておりません。こちらの資料を参考にしながらご意見を頂きたいと思いますが,こちらにつきましても次回の委員会で再度協議をしてまいりたいと思いますので,資料を参考にしながらお考え頂きたいと思います。そのほか,タブレット端末に関するご意見等ございますか。

新田委員)タブレットは7月に導入がされ,使用がされておりますけれども,今回の議会報告会の資料の作成に関してもそうであったんですが,タブレットの中にオフィスソフトの導入をお考えいただけないかなと。個人のパソコンで今まで資料を作っていますと,バージョン違いで見られなかったりとか,見られても編集ができなかったりと不便が生じたので,できれば統一したもので共有できればいいなということで,ワードとかエクセル,パワーポイントといったオフィスソフトの導入を検討して頂きたいなという意見です。

菱沼委員)私も同様でございまして,実際に会社や自宅にパソコンはあるんですけれども,せっかくタブレット端末が支給された以上,これを本格的に稼働していくのには,オフィスはものすごく必需品であると思っております。そういう中では,私も強くその部分では要望していきたいと思っております。
 それから,今後改選の時期に入ってくる訳ですけれども,現状のこのタブレット,データ的な部分が入っている方もいらっしゃると思うんですけれども,そういう部分を全部まっさらにして返却しなければいけないと思うんですよね。その部分をデータを消去して戻すのか,そのまま返して,実際改選でもし当選できれば,そのやつを支給されるのか,そこらへんを私としてはお聞きしておきたいのですが,いかがでしょうか。

庶務議事課長)改選時のタブレットの引き渡しについては,最終的には決まっていない,まだ調整中というところでございます。その時にデータを全部きれいにして一旦お戻し頂くか,あるいは改選後の結果に基づいて調整をこちらでさせて頂くかというのは,まだちょっと調整中でございますので,なるべく議員さんのご負担のないような方法で,さらに継続してご使用になられる方の場合はデータが引き継がれるような形で,あるいは新たに議員になられる方については,そのデータをどのように新たに保持していくかということもございますので,現在調整しているところでございます。ただいまのご意見を踏まえまして,よりご負担のないような方向で調整をしてまいりたいと考えております。

菱沼委員)あと1点,改選後なんですけれども,実際,改選後から石岡市においても全てタブレット端末の導入により,ペーパーレス化を図っていくというような状況である訳ですけれども,実際その改選後,タブレット端末が使用できる人と中々難しい人といらっしゃると思います。実際,6月の定例会から使用していくと思いますが,タブレット端末を支給しても,勉強としてタイムラグが。新たなメンバーの方が当選されてきた。その人に対しての指導というか教育はどのように考えているのか,お尋ねしたいと思います。

庶務議事課長)改選後に初めて使用される議員さんにおかれましてはですね,改めて。なるべく全議員改めて,もう一度確認も含めて,講習会・研修会などを開催したいと。さらに,初めて触られる方はタブレット自体の活用につきましても,非常に疑問点も多くあろうかと思いますので,個別にも開けるように。一度だけではなく,疑問点が生じましたら何度でも研修会等を開けるような形で対応をはかってまいりたいと考えてございます。

菱沼委員)ぜひともよろしくお願いいたします。確認の意味でお聞きしますが,6月から全てペーパーレスでよろしいでしょうか。

庶務議事課長)これまで改選後からペーパーレスということでタブレット端末については導入をされてきたかと思います。これまで半年にわたってタブレットをご使用いただいた上で,例えばですけれども,全てペーパーレスとしては使いづらい部分もあるかと。もしそういうことがあれば,例えば個別に,先ほど加賀市議会の別紙のページをご覧頂いておりましたけれども,できれば運用の規定の中にペーパーレスにするもの,しないものを一覧の表にして明文化して,共通認識で進めていくこととしてはどうかと考えております。そういう意味でも,今までご使用頂いた中でご意見等あれば本日お出し頂きまして,それを踏まえて,全てペーパーレスにしていくのか,最終的な運用規程の案をとりまとめていただけたらと思いますので,その部分についてはご意見として頂戴したいとところかと思っております。

石橋副委員長)現在のタブレットの使い勝手といいますか,そういう部分ではあまりストレスを感じずに活用できているのかなと。今,菱沼委員の質問やそれに対する事務局からの説明によって,今後もかなり充実したものになっていくのかなという感じはするんですけれども,一点ご検討頂きたいのは,現在,自分が所属している常任委員会の資料しか見ることができません。所属していない常任委員会の資料については閲覧もできない状況です。せめてですね,委員会の閉会後,そこに所属していない議員についてもですね,その時にどういう案件で,どういう資料が示されたのかということについて,可能であれば対応をお願いしたいと思います。

庶務議事課長)これまで紙ベースで委員会を開催していたときに,常任委員会に所属されている以外の議員さん方には資料としてお配りしていなかったという状況も引き継ぎながら,タブレットでの資料閲覧についても運用してきたところですけれども,ただいまのご意見を踏まえまして検討してまいりたいと思います。

勝村委員長)ほかにご意見はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ないようですので,ただいま頂いたご意見等につきましては,事務局にその意見を届けていきたいと思います。まずオフィスソフトの導入,それから改選後のタブレットの扱い,他の常任委員会の資料の扱いについて事務局に申し入れていきたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に,その他として,ほかに発言はございませんか。

菱沼委員)この議会改革で話すべきかあれなんですけれども,今の常任委員会の体制なんですが,総務委員会,教育福祉環境委員会,経済建設消防委員会ということで,今三つの常任委員会がある訳ですが,私も様々委員会見させて頂く中で,総務と消防は一緒かなと。また,教育福祉がかなりボリュームがあるという状況において,教育福祉,また,経済建設と環境という部分において様々な状況が今後,膨大なですね,各常任委員会の中で出てくると思う中で,今,22人体制の中で,8人,7人,7人ということで体制を組んでいる訳ですけれども,常任委員会の委員会構成ですかね。その部分を私としては見直す必要があるのかなと思っております。皆さんからのご意見を頂ければありがたいと思っております。

勝村委員長)ただいま菱沼委員からご意見が出されました,常任委員会の構成の内容ですかね。そちらについて皆さんのご意見をという話でございました。こちらについてご意見等ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)ないようですので,こちらについても次回の委員会で意見を頂きたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

石橋副委員長)新庁舎が落成して,3月に新庁舎においての初めての定例会が開催される訳ですけれども,これまで予定していたとおり,3月第1回定例会でインターネット中継が可能になるのかなと思いますけれども,その準備状況についてご説明頂ければと思います。

庶務議事課長)現在でございますけれども,インターネット中継の会社につきまして決定をいたしまして,ジェイフィットというシステムを使用することで契約をしたところでございます。新庁舎におきましても,外部への出力関係の設備の導入は済んだところでございまして,今後テストをしながら,第1回定例会の初日から中継ができるように準備を進めているところでございます。以上でございます。

石橋副委員長)準備に当たっては遺漏のないように進めて頂きたいと思います。もうひとつなんですけれども,前回,前々回でも話題になったかと思うんですけれども,インターネットではライブ中継になるかとは思います。その後の録画中継といいますか,録画での会議の公開という部分で,色々なお話がありまして,会議録との整合性という部分で録画の公開がだいぶ遅れるという,そういうような説明を受けた訳です。先日ちょっと茨城県議会のホームページでも確認はとったんですが,茨城県議会では翌日録画での公開をしているようです。その際に但し書きという形で,正式な記録ではないというような文言を入れて,無編集の録画内容を配信しているという状況があります。国会においては,当日には公開しているようです。前回の事務局の説明も理解できるところではあるんですが,録画での効果があまりにも,期間をおいてしまっては公開する意味もなくなるのではないかなと思いますので,茨城県議会の例,国会の例を参考にですね,私としては当日の夕方からでもすぐ公開ができるように,遅くとも翌日には公開ができるように,そういった部分で工夫をしていって頂ければと思います。以上です。

櫻井委員)今,石橋副委員長からご提案があり,私も全く同意でございます。できればですね,特別委員会の中で事務局に提言というか,ある程度ネット中継のルール化というか,事務局にお示ししてもいいのかなと思うんですね。事務局は今回新庁舎に移転したということで,色々な意味で手いっぱいの部分があると思います。そういったところで手探りで新たな仕組みを運用していくかという悩みもあると思いますので,特別委員会の中である程度こういう基準でお願いしたいというところを示して,最初からそれ全部は無理かとは思いますけれども,徐々に慣れてきた中ではそれを広げていって頂くような流れを作れればいいかなと思いますので,次回の委員会の中でそういったことも取りまとめるということで,委員長のほうでお取り計らい頂ければありがたいと思います。以上です。

勝村委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

勝村委員長)なければ,私から。次回の委員会の開催日程についてなんですが,事務局に日程調整頂き,皆様に知らせしたいと思います。
 以上で本日の議会改革推進特別委員会を閉会いたします。




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