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議会中継
  


平成30年度 教育福祉環境委員会

 第1回委員会 (4月17日)
出席委員 谷田川泰委員長,大和田寛樹副委員長,池田正文委員,小松豊正委員,玉造由美委員,新田茜委員
市執行部 【生活環境部】
部長(齋藤秀幸),次長兼水道担当(鈴木和彦),参事兼市民課長(鈴木利勝),生活環境課長(荻沼宏樹),まちづくり協働課長(武石誠),保険年金課長(武川俊郎),水道課長(萩原勇),市民会館長(櫻井浩司)
【保健福祉部】
部長(小倉俊彦),次長兼福祉事務所長(佐谷戸美紀),社会福祉課長(桜井信康),高齢福祉課長(菊地正樹),こども福祉課長(萩原正晴),健康増進課長兼石岡保健センター所長(武井理江子)
【教育委員会事務局】
教育長(櫻井信),教育部長(武熊俊夫),次長(豊崎康弘),参事学校統合担当兼学校教育担当(金子英信),教育総務課長兼学校統合担当(神谷一美),教育総務課副参事学校統合担当(細谷和彦),指導室長兼学校統合担当(松本浩一),生涯学習課長(広瀬義人),文化振興課長(原田和宣),中央公民館長(宮部善仁),スポーツ振興課長(大久保英明),学校給食課長兼石岡給食センター所長(小林浩之)

議会事務局 庶務議事課主任(萩原晶子)



谷田川委員長)ただ今から,教育福祉環境員会を開会いたします。
 本日の委員会は,平成30年度になり,初めて説明員として執行部に出席を求め,委員並びに執行部との情報の共有化,そして今後の円滑な委員会審査のため,開催するものであります。よろしくお願いをいたします。
 それでは,最初に委員の自己紹介をいたします。
 初めに私から申し上げます。教育福祉環境委員長の谷田川でございます。よろしくお願いいたします。
 自己紹介でお願いいたします。

〔各委員「自己紹介」〕

谷田川委員長)教育福祉環境委員会は,本日欠席をいたしております櫻井委員を含め,以上7名の委員でございますのでよろしくお願いをいたします。
 本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
 本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配布いたしましたとおりであります。
 これより議事に入ります。
 執行部から自己紹介と併せて所管事務,及び平成30年度新規・主要事業について説明をお願いいたします。
 初めに生活環境部から説明願います。
 なお,発言の際は,挙手によりこれを許します。

生活環境部長)生活環境部長の齋藤です。昨年に引き続き教育福祉環境委員会の所管事務を担当しますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私からは,お手元の生活環境部資料,生活環境部主要事業概要に沿ってご説明させていただきます。
 表紙をお開きいただきまして,1ページ目は職員配置図でございます。生活環境課・まちづくり協働課・市民課・保険年金課,2ページにつきまして,水道課・市民会館の5課1館体制で,昨年度より1名増の65名でございます。
 続きまして,3ページから6ページにかけまして,各課の事務分掌となってございます。7ページ目からは,主要事業施策概要となってございます。詳細につきましては,各担当課長から自己紹介を兼ねてご説明申し上げさせていただきますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。

次長兼水道担当)4月1日をもちまして,水道担当を兼ねて生活環境部次長を拝命いたしました鈴木でございます。部長の補佐をはじめといたしまして,部内各課の業務が円滑に遂行できるよう,部内外との連絡調整を図り,適切な進行管理に努めて参りたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

参事兼市民課長)生活活環境部参事兼市民課長の鈴木でございます。どうぞよろしくお願いいたします。それではお手元の資料に基づきまして,ご説明を申し上げます。
 まず,市民課所管事務でございますが,お手元の資料4ページに記載のとおり,住民基本台帳事務・戸籍事務等18項目でございます。
 続きまして,主要事業施策概要についてご説明を申し上げます。お手元の資料では11ページでございます。戸籍事務費として,1,503万8,000円を計上しております。主なものといたしましては,戸籍システム保守委託料387万6,000円,戸籍総合システム機器借上料524万9,000円ほかとなっております。
 次に住民基本台帳事務費として,3,899万9,000円を計上しております。主なものといたしましては,フロアアシスタント報酬1,044万7,000円,印刷製本費28万4,000円でございます。フロアアシスタントは嘱託職員で,申請書の記入等の案内や,証明書の交付を主とするもの7名,個人番号カードの交付などを主とするもの2名の合計9名おり,1日6時間未満で時差勤務にて配置しております。なお,窓口事務嘱託職員報酬398万9,000円は八郷総合支所の市民窓口課配当分でございます。
 また,旅券事務費として,133万9,000円を計上しております。主なものといたしましては,旅券事務嘱託員報酬130万6,000円でございます。
 以上が市民課の主要施策概要でございます。

生活環境課長)生活環境課長の荻沼でございます。昨年度に引き続きまして,よろしくお願い申し上げます。生活環境課事務分掌及び主要施策の概要についてご説明いたします。
はじめに事務分掌でございますが,お手元の資料3ページに記載されておりますとおり, 生活環境課では24項目の事務となっております。
 業務内容は,環境美化及び環境の保全、市営霊園の管理,公害対策,霞ヶ浦の浄化,犬の登録や狂犬病の予防接種,ごみ及びし尿処理,空き家等対策,放射線対策が主な業務でございます。
 次に,資料7ページから,生活環境課が所管しております平成30年度の主要事業については記載の通りでございます。主な業務についてですが,私から衛生費にかかるものと霊園事業の主なものについてご説明申し上げます。
 まず,石岡地方斎場組合負担金といたしまして6,729万円を計上してございます。施設管理運営費として,火葬等が3市負担で5,961万,式場等が2市負担で768万円でございます。
 次に狂犬病予防経費として,162万8,000円でございますが,うち犬猫の避妊・去勢手術補助金としまして76万8,000円を計上してございます。
 次に空家等対策事業として,173万1,000円でございます。主な経費としまして,空家等対策協議会委員報償,平成30年度新規の特定空家等現地調査委託料35万7,000円,同じく新規の石岡市特定空家等解体費用補助金90万円を計上いたしました。
 次に霞ヶ浦浄化対策経費として,1億895万円でございますが,このうち,下水道所管として合併浄化槽設置補助金としまして1億576万7,000円が含まれており,生活環境課分としましては318万3,000円となります。アオコ対策として,ジェットポンプの運転経費,河川や工場排水などの水質分析が主なものとなります。
 次に清掃一般事務費11億5,192万1,000円でございますが,継続的なごみ処理・し尿処理に要する経費として,湖北環境衛生組合・霞台厚生施設組合・新治地方広域事務組合への負担金でございます。
 続きまして,8ページをご覧ください。次に塵芥処理経費2億3,129万6,000円でございますが,廃棄物を適正に処理するための経費でございます。
 次の,し尿処理経費1,280万7,000円でございますが,生活環境保全のため,し尿汲み取り等に要する経費でございます。
 簡易水道統合整理事業でございますが,2,262万5,000円でございます。湖北水道企業団へ統合し,現在使われていない大塚機場解体工事の費用としまして1,560万円,統合後に湖北水道企業団へ負担するべき経費702万5,000円を計上してございます。
 次に霊園事業でございます。1,098万円でございますが,龍神山・半ノ木市営霊園2か所の維持管理に関する経費が主なものでございます。
 以上が生活環境課の事務分掌と衛生費及び霊園事業の主要事業施策概要説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

まちづくり協働課長)昨年度に引き続きまして,まちづくり協働課長を務めさせていただく武石でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 まず,まちづくり協働課の事務分掌でございますけれども,資料の3ページから4ページをご覧いただきたいと思います。1番,市民憲章推進活動の支援に関すること以下,次ページにかけてお示しした17項目が私どもの所掌管事務となってございます。なお,私どもまちづくり協働課におきましては,今年度から特定非営利活動法人,いわゆるNPO法人でございますけれども,これの認証等の事務につきまして,県からの権限移譲を受けたところでございます。石岡市内では現在16のNPO法人が設立され,活動しておられますけれども,これらの団体の皆様,そしてこれから設立をお考えの皆様のお力になれるよう,努めてまいりたいと考えてございます。
 次に,30年度の主要事業でございますけれども,資料の9ページをご覧いただきたいと思います。総務費,区長・協力員関係経費から次の10ページにお示ししている商工費,消費者保護育成事業までが,私どもまちづくり協働課の事業となっております。
 まず,区長・協力員関係経費でございますが,その中の区長・協力員報酬4,224万円につきましては,298人の区長さん,1,129人の協力員の方々への報酬でございます。また次の行,石岡市区長会補助金は,これまでと同額を計上させていただいております。
 次の文書管理事務費のうち,市報等配布委託料504万円でございますが,これまで同様,シルバー人材センターに市報等の折込み及び配布業務を委託するものでございます。
 次の交通安全対策経費でございますが,おおむね前年同様でございますけれども,民間交通指導員報酬に関しまして,現在,北小学校,それから,柿岡小学校の指導員の方が欠員となっている状況でございます。指導員に関しましては,学校からご推薦をいただいた方を委嘱するという形をとらせていただいておりますので,引き続き学校に推薦をお願いしてまいりたいと考えております。一段下の交通安全対策工事451万5,000円におきましては,スクールゾーンの路面標示工事を2か所予定しておりますほか,カーブミラーにつきましても,地元のご要望に応じて迅速な対応を図ってまいりたいと考えております。
 結婚相談経費につきましては,新規事業といたしまして,石岡市いばらき出会いサポートセンター登録補助金10万円を計上させていただいております。全県的に結婚支援事業を行っております一般財団法人いばらき出会いサポートセンターに新たに会員登録される方に対し,登録料1万500円の約半額にあたります5,000円を補助するものでございまして,初年度である今年度は,20人分を計上させていただきました。PRの方法といたしましては,4月15日号の市報でお知らせをいたしましたほか,市の窓口にサポートセンターの登録の際に必要な独身証明書を取りにいらした方に補助金のチラシをお渡しいたしまして,周知を徹底してまいりたいというふうに考えてございます。
 次の街路灯・防犯灯事業でございますが,街路灯設置工事として180万円を計上してございます。本年度は,新設約30灯,修繕約50灯程度を予定しているところでございます。またその下,LED防犯灯設置補助金757万円につきましては,自治会,町内会等が設置しておられる防犯灯を,LED化する際に交付している補助金でございます。従来型防犯灯からLEDへの取替え,またはLED灯の新設など,およそ730灯に対する補助を実施してまいる予定でございます。
 つづいて,コミュニティ・新生活運動事業につきましては,コミュニティ助成事業補助金220万円を計上してございます。これはいわゆる宝くじ補助でございまして,宝くじの社会貢献広報事業として,自治総合センターが実施しているものでございます。今年度は,片野地区と青木町が申請を行っておりまして,その採択を目指しているところでございます。
 次に,コミュニティセンター維持管理経費につきましては,ご覧いただきますとおり南台,杉並,鹿の子の各コミュニティセンターについて指定管理をお願いするものでございます。なお,この指定管理につきましては,今年度で指定管理が終了することになっておりますので,12月の第4回定例会にお諮りできますよう,指定管理に関する手続きを進めてまいりたいと考えてございます。
 まちかど情報センター運営経費につきましては,NPO法人まちづくり市民会議への指定管理料のほか,ご覧いただく経費を計上しております。
 旭台会館管理経費につきましても,一般財団法人産業文化事業団に対する指定管理料のほか,維持管理にかかる経費を計上しているところでございます。なお,資料に記載はさせていただいておりませんけれども,旭台会館の駐車場として借地している土地について,平成28年10月に実施した不動産鑑定からすでに1年半を経過しておりますので,今年度,不動産鑑定の時点修正委託料4万4,000円を計上させていただいております。再度不動産鑑定額を把握いたしまして,取得を検討してまいりたいと考えてございます。
 ページを送っていただきまして,10ページをご覧いただきたいと思います。
 協働まちづくり推進事業につきましては,協働のまちづくり推進委員報酬として,18万円を計上してございます。協働のまちづくり推進委員会におきましては,昨年度から,当市における市民協働の仕組みを構築するという目標を立てまして,現在,協議を行ってございます。今年度も3回の会議開催を通じ,協議を進めてまいります。その下,飲料水の提供,貸出用備品,自治会等集会施設運営補助金につきましては昨年同様の計上でございますが,自治会等集会施設運営補助金につきましては4月15日号の市報で皆様にお知らせをいたしまして,受付を6月1日から開始したいというふうに考えてございます。
 次に,安全・安心まちづくり推進事業でございますが,この中の防犯カメラ設置工事397万円,それから防犯用備品140万円,合計で537万円になりますけれども,これにつきましては,昨年度まで防犯カメラ設置工事として,この2つを1本でですね,600万円強の予算として計上していたものでございます。防犯カメラの設置予定数は,昨年度同様6基を予定しておりまして,現在,国体会場となる石岡運動公園付近の交差点ほかを検討しているところでございます。なお,茨城県の30年度当初予算を拝見いたしますと,茨城国体等の開催に向けて市町村が行う街灯防犯カメラ設置に対する支援が盛り込まれてございますので,制度の詳細が明らかになり次第,これら県の支援策を積極的に活用いたしまして,市民のより一層の安全安心の確保を図ってまいりたいと考えてございます。
 最後,商工費の消費者保護育成事業でございますけれども,近年,インターネットやSNSを悪用した詐欺商法など,市民の消費生活を脅かす新手の事案が多く発生している現状でございます。石岡市の消費生活センターでは,常時2人の相談員が業務にあたっておりますが,昨年度までは3人の相談員が交代で,2人体制を担ってきたところでございます。そのような中で,相談員1人あたりの負担を軽減し,また,先々相談員の入れ替え等も考慮いたしまして,今年度から相談員を1名増員いたしまして,4人の体制で常時2人体制をとっていくというふうなこととしてございます。ただし,出勤して業務にあたる相談員の数は1日2人とうことでこれまでと変わりませんので,報酬額については従前と変わってはございません。
 以上が私どもまちづくり協働課の主要施策概要でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

保険年金課長)4月1日付けをもちまして保険年金課長を拝命いたしました武川俊郎と申します。どうぞよろしくお願いしたいと思います。
 それではまず保険年金課の事務分掌でございますが,資料の4ページの下段から5ページをご覧いただきたいと思います。保険年金課の事務につきましては,大きく4つに分かれてございます。
 1つ目としまして,事務分掌の1番から9番の国民健康保険にかかる資格の管理や給付,保険税の賦課徴収,保険事業などでございます。
 2つ目は,9番から11番の医療福祉費受給者の資格管理や医療費の支給,自己負担分の一部を助成をするマル福制度の事業でございます。
 3つ目は,12番から15番の後期高齢者医療制度にかかる資格等の届出や保険料の徴収,保険事業などでございます。
 4つ目といたしまして16番から19番の国民年金にかかる資格の届出や各種申請受付などの業務でございます。
 続きまして,主要事業概要につきましてご説明いたします。資料の12ページをお開き願いたいと思います。一般会計民生費の特別会計繰出金についてでございますが,国民健康保険法に基づいた一般会計から国民健康保険特別会計への繰出金でございまして,7億4,929万8,000円を計上してございます。
 次に医療福祉一般事務費4億7,613万3,000円につきましては,妊産婦や小児,ひとり親家庭,重度の心身障害の方を対象としました医療費の一部負担金助成でございまして,県の助成制度にかかるものでございます。
 次に,その下の医療福祉市単独事業3,375万1,000円につきましては,所得制限などによりまして,県の助成対象とならない0歳から中学生までの小児や妊産婦の医療費,中学生の外来診療など市単独事業として,医療費の一部負担金を助成するものでございます。
 続きまして,特別会計でございます。はじめに国民健康保険でございますが,新規となります国民健康保険事業納付金25億1,668万2,000円につきましては,平成30年度からの広域化に伴いまして医療給付費分や後期高齢者支援金分,介護分にかかる県への納付金でございます。
 次に,特定健康診査事業経費8,244万2,000円につきましては,40歳から74歳までの国民健康保険の被保険者を対象に,生活習慣病を主とした有病者や,その予備軍の早期発見に主眼を置いた経費でございまして,特定健康診査委託料や人間ドック検診補助金を計上してございます。
 次に,その下の特定保健指導事業経費465万5,000円でございます。この経費は,特定健康診査の結果を基に,生活習慣病の有病者あるいは予備軍の方を対象に,保健師や栄養士,運動指導士などが保健指導を行い,生活習慣の改善を図るための経費でございます。
 次にその下の疾病予防事業1,218万円につきましては,健康の保持・増進を目的とした事業で,医療費のお知らせやウォーキング大会にかかる経費のほか,糖尿病性腎症化予防等(糖尿病の重症化予防等)にかかる経費を新規で予算化してございます。資料マル印の新規経費,医療費等データ分析業務委託料270万円につきましては,診療報酬明細書の医療データと特定健康診査データの突合を基に,医療費の分析を行う経費でございます。次の医療機関等受診勧奨事業委託費152万5,000円につきましては,医療機関へ受診していない方や治療を中断している方について,電話や通知により医療機関へ受診を勧めるための経費でございます。次の糖尿病性腎症重症化予防事業委託料281万9,000円につきましては,かかりつけの医師と連携し,対象者に対し保健指導を行うことにより重症化を予防するための経費を計上してございます。これらによりまして,糖尿病が重症化するリスクの高い未受診者や治療中断者を適切な治療に結びつけ,腎不全や人工透析への移行を抑制していきたいと考えております。
 最後に,一番下の後期高齢者医療特別会計の後期高齢者医療広域連合納付金8億1,399万6,000円でございますが,これにつきましては,茨城県後期高齢者医療広域連合に納付する,市が徴収しました保険料及び保険基盤安定納付金でございます。
 保険年金課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

水道課長)昨年度に引き続きまして,水道課長を務めさせていただきます,萩原と申します。どうぞよろしくお願いいたします。私から水道課の事務分掌及び主要施策概要につきましてご説明申し上げます。
 はじめに事務分掌でございますが,資料5ページをご覧ください。中段以降に記載されております水道事業の計画及び工事に関することからその他水道業務に関することまでの15項目におきまして,八郷地区の水道事業全般を所管しております。
 続きまして,平成30年度の主要施策概要でございますが,資料13ページをご覧ください。特別会計繰出金,上水道特別会計繰出金の水道事業会計への繰出3,236万3,000円につきましては,総務省からの平成30年度地方公営企業繰出金通知に定められた繰出基準に基づく,一般会計から水道事業会計への繰出金でございます。
 また,給水事業の概要といたしまして,平成30年度は,給水戸数7,248戸年間総給水量263万立方メートル,1日平均給水量7,205立方メートルをそれぞれ見込んでおります。
次に,水道事業,総係費の委託料2,162万3,000円の主な業務といたしまして,中長期基本計画策定業務2,137万4,000円につきましては,施設更新基本計画を柱とする,経営戦略等の策定も含めた業務委託料でございます。
 次に水道建設事業費の工事請負費8,539万4,000円の主な工事といたしまして,今年度完了を予定している園部地区東宝ランド地内のはい配水管布設替工事2,383万6,000円,道路改良等に伴い,移設が必要な場合の工事費用として,道路改良等同時施工分1,000万円,取水設備の監視及び制御機器の劣化による更新費用として,取水ポンプ盤更新工事1,725万6,000円,ろ過装置制御機器の劣化による更新費用として,ろ過池盤電磁弁更新工事1,859万8,000円でございます。
 以上が,水道課の主要事業施策概要でございます。よろしくお願いいたします。

市民会館長)市民会館長の櫻井と申します。昨年に引き続き,どうぞよろしくお願いします。
 それでは,市民会館の所管事務と平成30年度の主要事業施策概要について説明させていただきます。
 まず最初にお手元の資料の5ページ目下段から6ページ上段をご覧ください。市民会館が所管する事務は事務分掌に記載されておりますとおり,市民会館の管理運営に関すること,ほか5項目となっております。
 続きまして,主要施策概要でございますが,最後のページ14ページをご覧ください。市民会館の科目は総務費に属し,市民会館施設維持管理経費でございます。予算額として3,016万8,000円,内訳でございますが施設清掃・管理・保守保安委託料として,1,303万7,000円,その他施設修繕930万4,000円を計上しております。その他施設修繕の内訳でございますが,舞台機構設備ワイヤー及びベルト改修768万4,000円,高圧冷凍機盤vcb改修99万5,000円,障がい者用トイレ改修46万9,000円,鉛蓄電池触媒更新15万4,000円です。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で生活環境部所管については終結いたします。
 次に,保健福祉部から説明願います。

保健福祉部長)4月1日付けで保健福祉部長を拝命いたしました小倉でございます。どうぞよろしくお願いいたします。それでは資料に基づきまして,平成30年度保健福祉部の概要についてご説明させていただきます。
 資料の1ページ目お開きください。保健福祉部の組織図でございます。職員132人,うち再任用職員4人の体制で4つの課で構成されております。
 上から社会福祉課・高齢福祉課・こども福祉課・健康増進課でございまして,担当及び人員は記載のとおりとなっております。配置図につきましては,2ページから4ページ目のとおりとなってございます。
 事務分掌及び主要事業につきましては,担当課長からご説明させていただきますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。

保健福祉部次長)4月1日付けの人事異動によりまして,保健福祉部次長兼福祉事務所長を拝命いたしました,佐谷戸でございます。次長といたしまして,部長の補佐をはじめ,部内各課の業務が円滑に遂行できますよう,連絡調整等を図りまして,適切な進行管理に努めてまいりたいと存じますので,どうぞよろしくお願いいたします。以上です。

社会福祉課長)社会福祉課長の桜井でございます。引き続きよろしくお願いいたします。社会福祉課の事務分掌につきましてご説明させていただきます。
 平成30年度保健福祉部概要の5ページをご覧ください。社会福祉課の業務につきましては,1から17まで記載してございますが,大きく分けまして3つになります。
 1つには,障害者支援に関する業務です。2つ目は,生活保護法に関する業務です。3つ目は,民生委員・児童委員,戦没者遺族,日本赤十字,人権推進,生活困窮者の支援など社会福祉に関する業務です。
 続きまして,8ページをご覧ください。平成30年度における主要事業でございます。はじめに,上から5番目の生活困窮者自立支援事業883万2,000円につきましては,生活困窮者への早期支援と自立促進を図るための経費でございます。子どもの学習支援事業委託料につきましては,本年度も,4月から事業を実施しております。
 次に,その下の被災者生活再建支援金支給事業300万円につきましては,市内において発生した自然災害により,その居住する住宅に著しい被害を負った世帯のうち,被災者生活再建支援法の適用の対象にならない世帯の生活再建のための支援金を支給するものでございます。
 次に,一番下の段をご覧ください。障害者自立支援給付事業13億2,938万円につきましては,障害者総合支援法による福祉サービスを受ける際の経費として,自立心医療の給付や補装具などの支給について,補助基準に基づき扶助等を行うための経費でございます。
次に,9ページをご覧ください。2段目の,障害者地域生活支援事業7,642万3,000円につきましては,障害者の地域における生活を支える各種事業にかかる経費で,日中一時支援事業委託や日常生活用具の給付などを行っております。
 次に,ふたつ飛びまして,心身障害児福祉事業352万8,000円につきましては,在宅心身障害児の介護者等の福祉の向上を図るために,福祉手当を支給する経費のほか,障害者手帳の交付対象とならない軽度・中等度難聴児に対する補聴器購入費用の一部を助成する経費でございます。
 次に,生活保護費17億4,549万8,000円につきましては,生活に困窮する市民に対し,その困窮の程度に応じて最低限度の生活を保障し,自立を助成するための経費でございます。
 最後に,衛生費の精神難病福祉対策事業1,367万円につきましては,原因不明や治療方法が確立していない難病患者に対して,見舞金を支給する経費でございます。
 以上が社会福祉課所管の主要事業でございます。よろしくお願いいたします。

高齢福祉課長)高齢福祉課長の菊地でございます。引き続きまして,よろしくお願いいたします。私からは,高齢福祉課所管分の事務分掌についてご説明いたします。お手元の資料5ページから6ページをご覧願います。
 高齢福祉課の事務分掌は大きく分けて4つになります。
 1つ目は,「高齢者の生きがいづくり」や「高齢世帯」及び「ひとり暮らし高齢者」等の援護,老人クラブ等高齢者団体の育成・指導など高齢者福祉施策全般に関する業務でございます。
 2つ目は,「地域支援事業」や「介護予防支援事業」をはじめ,高齢者への総合的な支援を行う「地域包括支援センター」に関する業務でございます。
 3点目は,介護保険室が所管する介護保険制度の運営にかかる業務でございます。
 4点目は,「ふれあいの里・ひまわり館」が所管する施設の維持管理並びに運営に関する業務でございます。
 次に,平成30年度の主要事業の主なものについてご説明いたします。お手元の資料10ページをご覧願います。
 事業名,社会福祉団体助成事業でございますが,1億751万5,000円のうち,3,410万8,000円が高齢福祉課の所管分となります。内容につきましては,要援護高齢者や何らかの支援が必要な方に対し,専門職や地域ボランティアがチームを組み支援をする地域ケアシステム運営を石岡市社会福祉協議会に委託する経費でございます。
 次に,同じページ中ほどの事業名,高齢者等事業2,966万3,000円でございますが,高齢者の健康,生きがいづくりの推進に要する経費でございます。敬老会事業委託料1,590万9,000円,農村高齢者センター指定管理者指定管理料 210万2,000円,いきいきクラブ補助金 221万9,000円,高齢者ふれあいの家運営補助金 265万5,000円が主なものでございます。
 次に,その下になりますが在宅高齢者サービス事業1,490万5,000円でございますが,ひとり暮らし高齢者等に生活支援サービスを提供し,在宅の高齢者が安心して生活できるように支援する経費でございます。主な事業内容は,緊急通報システム用備品456万2,000円,高齢者飲料賄費扶助399万円,高齢者電話基本料扶助142万円,シルバーカー購入扶助75万円が主なものでございます。
 次に,ふたつ飛ばしまして,特別会計繰出金11億3,581万6,000円でございますが,介護保険特別会計の介護給付に対する市負担分12.5%にあたる介護給付費繰出金8億6,505万3,000円,介護保険運営にかかる人件費や事務費として繰り出す職員給与費等繰出金2億2,639万5,000円が主なものでございます。
 続きまして11ページ上段になりますが,生涯現役事業770万2,000円でございますが,高齢者が生涯にわたり生きがいをもって暮らせるように応援するための経費でございます。生涯現役プラチナ応援事業委託料710万円,老人性白内障術後補助眼鏡等購入扶助30万円でございます。
 次に2行目,ふれあいの里施設維持管理経費といたしまして,1億1,921万3,000円でございますが,施設全体の設備等の機能を健全な状態で維持管理するための経費でございます。電気料2,700万3,000円,施設清掃・管理・保守保安委託料3,392万3,000円,ふれあいの里管理委託料2,027万3,000円,その他施設修繕414万4,000円,施設用備品128万4,000円等でございます。
 続きまして,ページ中ほど,事業名,介護保険地域支援事業費につきましては,地域包括支援センターを核とした介護予防に関する経費1億7,923万2,000円でございます。このうち,介護予防・日常生活支援総合事業費1億960万2,000円のうち,地域リハビリテーション活動支援事業46万円につきましては,地域における介護予防の取組機能強化のため,地域包括支援センターが理学療法士等の専門職と連携しながら,住民運営の集いの場等へ訪問し,介護予防取組を総合的に支援するための事業でございます。また,包括的支援事業費4,378万1,000円のなかの,「生活支援体制整備事業」1,111万8,000円でございますが,これは,高齢社会が進むなかにおいて市民の互助による生活支援の取り組みを推進するために,地域資源の掘り起こしやサービス供給体制の支援について,協議を行う場となる協議体を整備する事業でございます。
 最後になりますが,その下の事業名,介護サービス特別養護老人ホーム運営事業につきましては,指定管理事業において運営しております特別養護老人ホームのぞみの運営経費でございます。このうち,施設修繕工事257万4,000円につきましては,施設厨房エアコン修繕等でございます。
 以上が高齢福祉課所管になります。よろしくお願いいたします。
 また,申し訳ございません。最初に事業名社会福祉団体助成事業ということで,1億751万5,000円のうち3,410万8,000円と,ただ今申し上げましたが,3,518万1,000円でございます。訂正させていただきます。以上でございます。

こども福祉課長)こども福祉課の萩原と申します。どうぞよろしくお願いいたします。こども福祉課の事務分掌につきまして,ご説明させていただきます。
 平成30年度保健福祉部の概要6ページをご覧ください。こども福祉課の業務につきましては,1から17まで記載してございますが,大きく分けますと2つに分かれます。
 1つ目は,児童手当の支給並びに児童扶養手当の支給事務,それに母子等の自立支援及び家庭相談等の業務でございます。
 2つ目は,私立保育所5か所の運営と事務補助及び民間保育所や認定こども園への委託事務とそれぞれの施設が行う各種保育等のサービスにかかる補助事業などの業務でございます。
 そのほか,児童館,児童センター運営にかかる業務がございます。
 続きまして,12ページをご覧ください。平成30年度における主要事業でございます。こども福祉課の主要事業につきましては,母子・父子自立支援事業から記載しております。このうち主な事業について,ご説明いたします。
 最初に,上から3段目の保育支援関係経費1億858万2,000円につきましては,保育需要の多様化に対応したサービスの充実を図るための経費でございます。今年度は新規事業といたしまして,保育の現場における発達障がいのあるまたは疑われる児童の支援方法を学ぶための発達支援研修事業委託料37万3,000円が含まれてございます。
 次に4段目の子育て支援事業6,001万3,000円につきましては,子育て世帯の経済的負担軽減と定住化促進を図るための経費でございます。
 続きまして下から2段目の保育等運営経費18億1,904万6,000円につきましては,認定こども園及び保育所が一定の基準を保持して入所児童の福祉を確実に保障するための委託運営経費及び施設型給付費でございます。
 続きまして13ページをご覧ください。上から3段目の統合保育所整備事業1,451万円につきましては,新規事業といたしまして,第1・第2保育所を統合し,新たな保育所を整備するための,統合保育所整備実施設計と第2保育所解体工事設計を委託するための経費でございます。
 こども福祉課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

健康増進課長)4月1日付の人事異動で,健康増進課長兼石岡保健センター所長を拝命いたしました武井でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 健康増進課の事務分掌について,説明させていただきます。
 保健福祉部の概要の7ページをご覧ください。健康増進課の事務分掌につきましては,母子・成人及び健康増進事業に関すること,献血事業,栄養改善指導,予防接種に関することなど,15項目の事務事業について担当してございます。
 続きまして,主要事業についてご説明いたします。お手元の資料14ページをご覧ください。衛生費の保健衛生一般事務費3,414万1,000円につきましては,市民の健康の保持・増進や保健衛生の向上を図るための経費でございます。主な経費としまして,病院群輪番制運営費補助金の3,111万5,000円でございます。また,今年度の新規事業といたしまして,丸印1つ目の石岡地域市民医療懇談会を開催するにあたり,委員報償24万円を,また,丸印2つ目口腔センター土浦備品整備費補助金として53万円を計上してございます。
 次に,2項目目,献血推進事業74万1,000円につきましては,献血及び骨髄提供の推進に要する経費でございます
 次に,3項目目,診察業務費2,163万9,000円でございますが,休日夜間の緊急医療確保のため,緊急診療業務,在宅当番医を実施し,市民の救急医療の充実を図るための経費でございます。
 4項目目,予防接種事業2億1,094万5,000円につきましては,予防接種法に基づく各種定期の予防接種及び,任意の予防接種等に要する経費でございます。
 次に,5項目目の健康づくり推進事業の713万3,000円でございますが,食生活改善事業の委託料及びいしおか健康応援プラン策定に伴う業務委託料経費でございます。今年度は,平成30年1月中に実施いたしましたアンケートの集計結果を分析し,プランの評価見直しを行う予定でございます。
 6項目目の成人保健事業9,354万6,000円でございますが,本事業は各種がん検診,健康診査等により,疾病の早期発見,早期治療を図り,生活指導・栄養指導等を行うことで,生活習慣病の予防を図るための経費でございます。
 7項目目の母子保健事業6,678万3,000円につきましては,母子の健康保持増進に要する経費でございます。今年度は,妊婦歯科健康診査委託料124万8,000円を新規事業として計上してございます。
 8項目目の精神保健福祉事業109万9,000円につきましては,心の悩みを抱えている方の相談業務及び自殺予防対策のための普及・啓発を図る経費でございます。
 次に15ページをご覧ください。1段目の子育て世代包括支援センター事業1,564万円につきましては,妊娠期から修学までの,切れ目のない支援を提供するための経費でございます。今年度の新規事業となります,産後ケア事業委託料55万円及び産婦健康診査委託料521万円を計上してございます。
 以上が,健康増進課の主要事業でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,ご試問ございましたら,挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で保健福祉部所管については終結いたします。次に,教育委員会事務局から説明願います。

教育長)教育長の櫻井でございます。昨年度に引き続きまして,どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。
 次長を含めまして21名の定期人事異動がございまして,新しいスタッフにより新年度がスタートをいたしました。
 各部署の事業につきましては石岡みらい創造プランに基づき,各部署が個別のプロジェクトに取り組んでおります。教育委員会といたしましては,教育改革プロジェクト,生涯現役・健康プロジェクトを中心に事業を進めて参りたいと思っております。
 教育委員会の主要事業等の説明につきましては,この後,部長以下に報告をさせますが,教育委員会の全職員が一丸となって事業を進めて参りたいと思いますので,どうぞよろしく願いを申し上げます。

教育部長)教育部長の武熊でございます。昨年度に引き続きまして,どうぞよろしくお願いいたします。私からは,教育委員会事務局の組織・機構についてご説明申し上げます。
 説明資料,平成30年度石岡市教育委員会概要の1ページから2ページをご覧ください。教育委員会事務局の職員配置図を記載してございます。教育委員会事務局は,教育総務課,生涯学習課,文化振興課,中央公民館,スポーツ振興課,学校給食課の5課1館をもって構成されております。本年度は,再任用職員12名を含めまして,全員で91名の職員構成となってございます。
 次に,各課の事務分掌でございますが,3ページから5ページに記載をしております。さらに、本年度の主要事業を6ページ以降に記載してございます。これらにつきましては,各課長から説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

教育委員会事務局次長)4月1日付の人事異動によりまして,教育員会事務局次長を拝命いたしました豊崎と申します。部長の補佐役として,円滑な業務遂行を行うために教育委員会,また部内外の連絡調整に努めてまいりたいと思っておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。

参事学校統合担当兼学校教育担当)教育委員会参事学校統合兼学校教育担当の金子でございます。学校教育の充実に取り組んでまいります。本年度もよろしくお願いいたします。

教育総務課長兼学校統合担当)4月1日付け人事異動によりまして,教育総務課長を務めさせていただくことになりました神谷と申します。どうぞよろしくお願いいたします。私から,教育総務課の事務分掌及び平成30年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。
 はじめに教育総務課の分掌事務でございます。資料の3ページをご覧ください。1の教育委員会の会議に関すること以下,28の事務を担当しております。
内容といたしましては,教育委員会の規則の制定・改廃など教育委員会の庶務に関すること。学校予算の執行計画及び経理に関すること。小中学校施設の整備及び維持補修に関することや,教材教具の整備及び管理に関すること。小中学校管理備品の整備及び管理に関することなどが主な業務となっております。
 次に,平成30年度の主要事業施策概要でございます。資料6ページをご覧ください。1項目目の教育委員会関係経費から7ページのICT環境整備事業中学校までのうち,18の事業を教育総務課が所管をしております。内容につきましては,記載のとおりでございますが,このうち新規事業についてご説明を申し上げます。
 はじめに,資料6ページの上から2項目目の庶務一般経費の中の転園補償,20万4,000円でございます。こちらは,平成30年3月いっぱいでの石岡市立東幼稚園の閉園にともない,園児1名が保育所へ転園をいたしました。この園児の保護者に対し,転園による経済的負担の増加について補償を行うものでございます。
 次に,2つ下の項目,学校施設事務費のうち,学校施設個別施設計画策定委託料660万円でございます。こちらは、平成29年に策定されました「石岡市公共施設等総合管理計画」に基づきまして,2か年の期間で学校施設個別計画を策定するための第1年目の委託料でございます。1年目の平成30年度は,各学校施設の老朽化,構造躯体の劣化状況などの現状把握と,状況を踏まえた課題の整理,今後の整備方針などを主な業務内容として予定しております。さらに2年目の平成31年度に,長寿命化計画を含めた,個別施設計画の策定を予定しております。
 次に,7ページ,下から3項目目の学校いきいきプラン推進事業(小学校)の中の,バス運転業務委託料445万5,000円でございます。こちらは,学校いきいきプラン推進事業のなかで実施する校外活動に使用する教育バスの運転業務委託料となります。平成29年度までは,登下校用の教育バスの契約の範囲内で校外活動等に教育バスを利用しておりましたが,陸運局から登下校以外に利用することは,貸切運行にあたりまして,陸運局の公示する時間及び距離に応じた単価の範囲内で支払うべきとの指導をいただいたことから,平成30年度から委託形態を見直して支出をするものでございます。
 以上が,教育総務課所管の分掌事務と,主要事業施策概要のうち,主なものの説明でございます。よろしくお願いいたします。

教育総務課副参事学校統合担当)教育総務課副参事学校統合担当の細谷と申します。主に小中学校の統合,再編を担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

教育総務課指導室長兼学校統合担当)教育総務課指導室長の松本と申します。昨年度に引き続きどうぞよろしくお願いいたします。私からは,指導室担当の事務分掌及び平成30年度における主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。
 はじめに,指導室担当の事務分掌でございますが,資料3ページをご覧ください。指導室でくくられた1項目目の学校教育の計画,経営及び生徒指導に関すること,から12項目目教職員の表彰に関すること,までの12項目になります。
 続きまして,平成30年度における主要事業施策概要でございますが,資料6ページをご覧ください。上から3項目目の学務一般経費から資料8ページの下から2項目目心の教室相談員配置事業までの合わせて9つの事業が指導室の担当事業となります。その中の4つの事業についてご説明申し上げます。
 まず,資料6ページの下から4項目目の語学指導事業でございます。新規事業の外国語活動等講師委託料815万3,000円でございますが,平成30年度から次期学習指導要領の移行期間に伴い,小学校3・4年生で外国語活動が新たに行われることになり,また小学校5・6年生では外国語として授業時間数が増えることになります。それに対応するため,AET2名を増員するための委託料でございます。
 次に,資料6ページの下から2項目目の教育活動指導員配置事業でございます。障害等により学校生活をしていく上で、特別な配慮が必要な児童に対する支援を行うことを目的に,介助員を47名分確保しました。現在21の小中学校に配置しているところでございます。介助員の報酬が経費でございます。
 資料7ページの上から2項目目の平和大使派遣事業でございますが,昨年度の長崎市から,今年度は広島市に派遣する予定でございます。経費としましては,生徒・引率者の宿泊費や交通費が主なものでございますが,派遣生徒数が昨年までの12名から10名に変わったことで,29年度より経費が減額しております。
 次に資料の7ページの中段の保健衛生管理経費(小学校)と資料8ページの上から2項目目の保健衛生管理経費(中学校)の産業医報酬でございますが,今年度,教職員の長時間労働からくる心理的な負担の程度を個人が把握するために,ストレスチェックを実施し,本人が希望する場合は医師による面接を受けることができるような体制整備に努めてまいります。そこにかかる産業医の報酬でございます。
 以上が指導室担当の主要事業施策概要の説明でございます。よろしくお願いいたします。

生涯学習課長)生涯学習課長の廣瀬でございます。昨年度に引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
 私から生涯学習課の事務分掌及び平成30年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。初めに,生涯学習課の所掌事務でございます。資料の4ページをご覧いただきたいと思います。1の生涯学習の企画,調整及び推進に関すること,以下,14の事務と中央図書館,1の図書館の管理,運営に関すること,以下,7つ,計21の事務を担当しております。
 次に平成30年度の主要事業の概要でございます。資料9ページをご覧いただきたいと思います。生涯学習課では,業務を社会教育振興事業を初めとする10の事業に分けております。これらのうち,主なものについて,ご説明申し上げます。
 業務名,上から2番目放課後児童健全育成事業につきましては,市内の全小学校,19校に開設しております,放課後児童クラブの運営経費となります。平成30年4月2日現在,利用児童数は828名。雇用支援員数は106名となっております。その中で,支援員の報酬費として,放課後児童支援員報酬1億3,081万2,000円を計上しております。放課後児童健全育成事業補助金3,329万2,000円については,条例・規則に基づき学童保育を実施している市内の民間幼稚園,保育園等を対象に,運営を支援する補助金として,平成27年度から交付しているものです。また,放課後児童健全育成事業整備補助金4,746万6,000円につきましては,新たに放課後児童健全育成事業を実施する民間事業者に対し,施設の整備に必要な,本体工事費及び設計委託料等の費用の一部を補助するものでございます。
 次に,その2つ下の家庭教育推進事業でございますが,子どもたちの健やかな育ちの基盤である家庭教育において,保護者がより正しい理解をもち,家庭教育の推進を図るために要する経費262万円でございます。事業名につきましては,生涯学習推進事業から家庭教育推進事業へと変更いたしました。
 その他事業につきましても,継続して取り組んでまいります。
 以上が,生涯学習課所管の主要事業施策概要の説明でございます。よろしくお願いします。

文化振興課長)4月1日付け人事異動によりまして,文化振興課長を務めさせていただくこととなりました原田と申します。どうぞよろしくお願いいたします。私からは文化振興課の事務分掌及び平成30年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。
 はじめに文化振興課の所掌事務でございます。資料の4ページをご覧いただきたいと思います。中ほどにお示しいたしましたとおり,1の芸術文化の企画及び推進に関すること,以下,9つの事務を担当しております。
 次に平成30年度の主要事業の概要でございます。資料の10ページの上の表をご覧いただきたいと思います。文化振興課では,業務を発掘調査経費,文化財保護保存及び普及経費,芸術・文化振興事業の3つの事業に分けております。これらのうち,主なものについて,ご説明申し上げます。
 初めに発掘調査経費1,544万3,000円でございます。これは開発行為等に伴う発掘調査に要する人件費や出土品の整理等に要する経費,また遺跡の微地形測量を行うための委託にかかる経費となります。その中で新規事業として2点目の測量・調査等委託料608万5,000円を計上しております。これは,茨城廃寺跡の文化財的な価値を高めるため,茨城郡家の推定地であります外城遺跡の地中のレーダー探査を実施するための経費でございます。
 次に文化財保護保存及び普及経費2,877万4,000円でございます。新規事業といたしまして常陸国分寺跡保存管理・活用計画策定委託料680万円を計上しております。平成30年度,31年度の2か年の継続事業として常陸国分寺跡の保存管理・活用計画の策定委託に要する第1年目の経費となります。主な委託内容としましては,資料の収集整理,基本方針の検討・設定,ゾーニングの検討・設定,策定委員会の運営等に関する業務の支援について委託を予定しております。
 その他の事業につきましても,継続して取り組んでまいりたいと思います。
 以上が平成30年度の文化振興課所管の主要事業施策概要でございます。説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

中央公民館長)4月1日付けの人事異動によりまして,中央公民館長を拝命いたしました宮部でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。私からは,中央公民館の事務分掌及び平成30年度主要事業施策概要につきまして,ご説明申し上げます。
 はじめに,中央公民館の事務分掌でございますが,資料4ページをご覧ください。中段下に記載されております1項目目の公民館の管理,運営に関することから3項目の事務を担当しております。
 続きまして,平成30年度主要事業施策概要でございますが,資料10ページをご覧ください。中段から次ページの,中央公民館管理運営経費から国府地区公民館管理運営経費までを所管しております。
 中央公民館・石岡地区公民館4館・分館2館・八郷地区公民館8館の計15館それぞれ特色のある講座等を含めた円滑な活動を行うための運営及び維持管理経費を計上しております。
 続きまして平成30年度新規事業といたしまして,2つございます。1つ目は,中央公民館技術業務委託料31万円ついて,ご説明申し上げます。中央公民館大講堂利用時の音響設備及び照明設備の設定と操作に関する業務委託でございます。年間100件以上の利用がございますが,そのうち5件程度は、利用者の細かな要望がございまして,音響設備,照明設備の詳細な設定と操作が必要とされ,専門業者に業務委託をするものです。
 2つ目は,八郷地区公民館管理運営経費の耐震補強設計委託料でございます。昭和56年以前の耐震診断基準で建設された対象建物につきまして,耐震診断を行った結果,3棟の公民館で耐震基準を満たしていない状況でございます。優先順位といたしましてIs値の低い葦穂地区公民館の耐震補強工事のため,設計業務委託料として計上させていただきました。
 中央公民館からの説明は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

スポーツ振興課長)スポーツ振興課長の大久保と申します。昨年度に引き続きよろしくお願いいたします。スポーツ振興課の事務分掌及び平成30年度における主要事業施策概要につきまして,ご説明いたします。
 はじめに事務分掌でございますが,資料の4ページの下ほどをご覧ください。1項目目の社会体育,スポーツ・レクリエーション計画及び実施に関すること。から社会体育施設の総合調整に関すること。までの7項目と国体推進室の事務分掌といたしまして,国民体育大会の開催にかかる各種事業の推進及び調整に関すること。その他国民体育大会に関すること。の2項目になります。
 続きまして、平成30年度における主要事業施策概要でございますが,資料11ページをご覧ください。農業者トレーニングセンター施設管理経費から,12ページ上段,八郷総合運動公園維持管理経費まで10の事業が主要施策事業になります。
 次に,新規事業及び主要事業について,ご説明いたします。初めに国体開催準備事業のホームページ作成委託料29万7,000円でごさいますが,来年の平成31年に開催されます「茨城ゆめ国体」の広報啓発のためにホームページを作成し,広くPRをするための予算となっております。次に第74回国民体育大会石岡市実行委員会交付金4,161万4,000円でございますが,国体を来年度に控え11月にリハーサル大会の開催にかかる経費等でございます。
 次に,石岡市運動公園維持管理経費の新規事業としまして,施設改修工事費2億2,263万円を計上しております。平成31年茨城ゆめ国体の開催に向け,バドミントンの競技会場となる石岡運動公園施設の改修工事費として,6,134万4,000円。陸上競技場の3種公認の更新のための改修工事費1億5,503万4,000円防犯カメラ改修工事費625万2,000円になります。
 続きまして,次ページ,柏原運動施設維持管理経費の新規事業としまして,柏原サッカー場人工芝化工事実施設計委託料236万6,000円ですが,既存の天然芝のサッカー場を人工芝化にするために測量及び設計をするためのものでございます。
 以上がスポーツ振興課の主要事業施策概要でございます。よろしくお願いいたします。

学校給食課長兼石岡給食センター所長)昨年度に引き続きまして,学校給食課長兼石岡給食センター所長を務めさせていただいております小林でございます。よろしくお願いいたします。それでは,学校給食課所管事務並びに主要事業について,ご説明いたします。
 資料の5ページの「学校給食課」の欄をご覧いただきたいと思います。学校給食課の事務分掌は9項目記載してございます。石岡と八郷の2つのセンターを所管しており,大きく分けますと管理運営及び調理業務の2つに分けられます。給食提供数は,石岡が日平均約4,000食,八郷が2,000食になってございます。
 次に主要事業施策の概要ですが,12ページ中段,学校給食課所管事業ご覧いただきたいと思います。石岡給食センターの管理運営経費は,4,797万4,000円を計上してございます。電気料,水道料,施設用燃料,施設の管理保守保安委託料の維持管理経費がその主なものでございます。
 次に調理業務経費といたしまして,2億5,877万9,000円を計上してございます。主なものといたしましては,調理業務や給食受入業務にかかる嘱託員の報酬や賄材料費,給食配送委託料などでございます。
 続きまして,八郷給食センターをご説明いたします。管理運営経費としまして,2,377万1,000円を計上してございます。主なものといたしまして,電気料,水道料,施設用燃料,施設の管理保守保安委料で維持管理経費でございます。次に調理業務経費したしまして,1億6,413万7,000円を計上してございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

新田委員)1点だけ関連するのでお聞きしたいんですけれども,スポーツ振興課の石岡運動公園についてなんですけれども,先月公園内の立木の剪定が行われたと思いますけれども,ウォーキングコースのあたりですかね。剪定後の処理というか,枝払いが行われていなかったということで,そのまま放置されていたということでですね,先日,何日かあったと思うんですけれども,強風などが吹いたときに,周りの,周辺にですね飛び散って非常に危険だったという声を多数聞いたんですけれども,現状どうなっているのかお聞きをいたしたいと思います。

スポーツ振興課長)平成29年度の予算で運動公園の高木剪定業務の委託事業を行っております。施工期間としまして,30年の1月28日から30年の3月20日までの52日間,主に3月に入ってから高木の剪定を行っております。
 委員ご指摘のとおり,剪定・伐採をした木につきましては,今回事後処理ということで,石岡運動公園のほうで切ったものを処理するという形で契約を結んでおりました。そういった中で切った枝につきましては,ある程度まとめて,利用者の皆様に邪魔にならないように置いておいたんですけれども,こないだの強風等で枝が飛んで人に当たったという経緯がございまして,色々指摘を受けております。
 そういった中でネットを張って,強風につきましては飛ばされないように処理をしております。枝につきましてもかなり量がございます。昨週の末から昨日,今週にかけて,委託をしまして早急に枝の残りにつきましては処分するような形で進めていきたいと考えております。以上でございます。

新田委員)ありがとうございます。実施されるということで,本来は剪定後すぐに枝払い等行われると思いますけれども,放置されたままだったということで,利用される方であるとか周辺の方にご迷惑となりますので,是非ですね,お願いしていただきたいというふうに思います。改めてお願いをしたいと思います。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,教育委員会事務局の所管については以上で終結いたします。
 次にその他の件といたしまして,生活環境課から発言を求められております。これを許します。

生活環境課長)3月15日の常任委員会におきまして,2月26日からの土砂持込の経過について報告させていただきましたが,再度,その後4月13日までの経過につきまして,前回の内容を含めて要点を報告させていただきます。
 「無許可による土砂の持込について(報告)」の資料をご覧ください。土砂の持込の住所は,柿岡字高山1543番地9,他4筆でございます。個人情報によりアルファベットで実質的な関係者を「Y」,現地の重機作業員3名をそれぞれ「K」「S」「I」といたします。
 2月26日に土砂の持込の情報により市職員が現地に出向き,関係者「Y」と折衝,売買により土地を所有とのことで,財産権確保による法面の崩落防止という主張がございました。
 28日になりますが,無許可による土砂の持込が継続されていることから,事業の説明を求めに現地に出向きましたが,「Y」が不在であったことから,出入口ポストに要求文を投函したところ,その日の夕刻に「Y」と「I」が来課し折衝してございます。
 3月2日,関係機関により対応策について協議をいたしてございます。
 9日,対応策として,近隣の「T」様の協力のもと,敷地内に監視カメラを設置させていただきました。
 14日,「Y」不在につき,「土砂搬入停止命令」を事務所ポストに投函してございます。同夕刻「Y」が来課し,残土条例等の申請手続きについて,その時は相談に来ております。
 15日,「教育福祉環境委員会」での現地視察をなさっております。
 16日,「Y」他3名が来課し,県の担当者2名が同席し対応しております。
 19日,「ダンプ過積載取り締まり」を石岡警察署が実施しました。仮処分の申請方法について顧問弁護士等に相談を行ってございます。
 20日,県や石岡警察署を含む関係者による残土対策連絡協議を立ち上げ,今後の対応策について協議を行っております。同日,内容を改め,2回目の停止命令を「Y」宛てに現地に立ち入りましたが,不在のため事務所ポストへ投函し,帰庁いたしております。同日「Y」より「本日で土砂の持込は終了する」というような連絡がありました。22日「告発状」の作成について,県廃棄物対策課へ聞き取りに行っております。裏面になります。
 24日,この日は土曜日でしたが,前日の23日までの3日間は土砂持込はなかったのですが,この日の早朝からダンプの持込情報により,市担当職員2名が現地への立入調査を実施いたしました。作業員「K」は関係者「Y」から事業を引き継いだとの主張で,「K」に対して「残土条例」は受け取りましたが,「土砂持込中止命令」は受け取りを拒否いたしております。
 26日,2回目の「残土対策連絡協議」を開催し,ドローンでの空中撮影の確認。「告発状」の提出。「水質・地質調査」実施について。「警告看板」の設置。「残土条例」の強化等について,協議を行いました。
 27日,「Y」から電話がありまして,「自分は手を引くが,危険防止のためK他が法面を重機で固める作業を継続し,明日までには土砂の持込は停止する。また,ダンプ搬入路に使用していた鉄板を一列残して撤収する」との連絡がありました。同日10時に「県廃棄物対策課」「石岡警察署」「支所総務課」「警察OBの嘱託職員」「生活環境課」で現地立入調査し,敷地内をドローンにて空中撮影を実施するとともに,現地の状況を調査いたしました。同12時頃「Y」のほうが突然現地に現れまして,土砂の持込を止めることについて再度折衝し,確認をいたしております。
 28日,現地の入口の扉は閉鎖,ただし現地の中では重機による法面作業を確認しております。この日土砂の搬入は確認されませんでした。
 29日,土砂持込はなく,引き続き重機は稼働しておりました。「Y」から電話があり,「土砂の持込を止めること」と「法面作業の一列を除き,そのほかの鉄板は除去する」というようなことを確認しております。また「Y」は売買により土地を所有したと当初言っておりましたが,まだ金の支払いはなく,今後購入して転売も考えているとのことで,当市の対応といたしまして,残土の除去命令,警告看板の設置について「Y」に告げております。
 30日,土砂持込の情報により現地に立入。「I」から土止め用の土砂不足により早朝数台の土砂を持ち込んだとの説明がございました。また同日,土砂搬入禁止の警告看板を設置いたしました。
 その30日から4月8日までは大きな動きはありませんでしたが,その間の早朝に数台のダンプによる土砂の持込等をしていることは確認をいたしております。
 また4月9日,入口扉は全開になっており,ダンプの土砂の持込を確認したことから,また現地の「I」と折衝をいたしました。法面を固めるための不足分の土砂は完了したが,重機により全体を再練する整地作業を今回までで完了し,その後撤退するという説明がありました。
 13日は水質検査を実施し,現場下流にある,水田に使うという沢水を,測定会社の職員同行のもとに採取しております。現地作業員の完全撤退を確認しまして,さらに事務所及び重機の撤去も確認いたしました。ただし,別添の公図の方の色付き,ピンクになっているかと思うんですけれども,1543の38番地に,太陽光発電をするのか支柱の埋め込み等を確認してございます。また当日警告看板の設置を追加いたしました。
 今後は担当課といたしまして,水質検査の結果を踏まえ、土質の調査を考えてございます。また,条例の強化などや,近隣市町村などと連携強化についても考えております。以上,説明を終わります。

谷田川委員長)ただ今の説明について,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。ご質問等はございませんか。

小松委員)今説明を受けたんですけれども,よく読んでみたんですけども,まったく約束守りませんよね。やらないって言ってやって,持ち込まないって言って,住民から持ち込んだって言ったら,あとで持ち込んだってなって。要するに,条例がきちんとあて,それに基づいて対応しているわけだけれども,相手側は結局守るって言って守らない。守らないということで,そういうことでどうですか。その,やりたい放題というか,まったく軽い口先だけで守らなかったでしょ。そういうふうに私は思うんだけども,どういうふうに考えていますか。業者の対応については。

生活環境課長)ただ今,委員のご指摘のとおり,確かに担当課のほうでは条例をもとに,その都度現場に立ち入ったり,事業者・作業者に対しては,その都度指導なり説明はしてまいりました。ただ,やはり条例等の弱い点をつけこんで,この関係者「Y」のほうは石岡市ではなく,前に説明させていただいたと思うんですけれども,ほかのへんもあるので,近隣で、ちょっと今土浦市を中心に対策の連絡会を持ったりとかして,今後条例の方を市町村レベルではなく,県の方にも働きかけながら,条例の強化だったりとか,今後警察の方ももっと綿密に協力をしていただくように調整を図りながら,今後はすぐに強化できるような方策とか,対応策については協議をしている状況になってございます。

小松委員)で,これ前に私が聞いた時にも,同じ人が,同じグループが,土浦市でも,それからその次は小美玉でも,石岡でも,というふうになって,どういう人がどういう手口でやるかっていうのはわかっていたわけでしょ。把握していたわけでしょ。私はそう聞いたんだけども。だから対策連絡会議を3月20日に持ったということで,そこには石岡警察署も入って,当初当局としては告発すると。市長名で司法に告発するという言葉で,元来告発の準備に入ったという経過があるけど,ちょっと遅いんじゃないの。もっとこれ,わかっているわけだからさ,そういう人に対しての対応っていうのは,一応言うことは言うんだけれども,それで言って守らなかった場合はね,重大な問題なんで。まったくこう,違法ですよね。無視するということは,もう行政レベルでやらない場合は,司法に訴えてやはり抑えると,告発するということで,今後ね。告発するということはしたんですか。

生活環境課長)告発の件なんですけど,告発状についてはやはりこの茨城県の担当所管課の廃棄物対策課や警察の方の担当と話したんですけど,告発するにあたっては,警察の方の調査なり資料を添付の上,裁判所というか,それなりに提出しなければならないというようなところがありまして,確かに担当課しての歯がゆい部分はありましたが,すぐに対応できなかったような,資料のほうを集められるような状況でなかったために,撤退してしまって,告発に至るまでの資料を徴収するというのはなかなか,現在も不明なところについては各市町村の方の戸籍だったり,関係者の戸籍だったり,住民票の資料だったり,調べられるものは現在も調査中になっているところでございます。

小松委員)だからね,こういう緊急の仮処分まで考えて提出するんですけど,やっちゃうんですかね。やっちゃって告発するわけでしょ。告発の段階では多少とどまらなくても緊急にやることが大事で。告発はやるんですね。これやり得だったら前と同じですよ。八郷の小桜と。やっぱりやってしまったわけだ。こっちもやったわけだ。そういうことで,これはやらないとえらいことになるということで,何度も私も調査に来たり,それから一般でも取り上げ,ここでも全体でやめるべきということになったわけだからね。住民も,議会も,皆さん方執行部も,一致しているわけ。だからこれはやり得にさせないで,果敢にやんないと,みんなも被害受けるでしょ。これまでそうであったようにね。そういうことはやれると思うんですね。今でもやんないと示しがつかない。これは。住民に対して。何を決めても何ら無視してもよくなっちゃう。彼らに対しては,それ相応の厳しい対応をしないと。同じことが繰り返されるわけですから。どうですか。

生活環境部長)委員が仰るとおりで,本当にやりたい放題やられっぱなしでございました。私どもの担当といたしまして,まず土砂の持込を止めることを優先させていただきました。そういった中で,当初告発状を考えておりましたが,警察との協議の中で,告発状をして捜査員が入るのには,充分な,現行犯逮捕じゃありませんけど,犯人を特定したような証拠を揃えたうえで申請しないと,石岡警察署の方は動かない。通常,条例違反で逮捕できるのは痴漢とか,現行犯で逮捕するのはすぐ,条例違反で逮捕することができるらいしいんですけど,こういった残土の持込等については,充分な搬入先から,犯人から,全部特定したうえで,証拠書類を提出したうえで裁判所に逮捕状を請求するという流れになるということで。告発状に持っていくまでが大変な作業ということで,後手後手に回ってしまったような状況でございます。以上でございます。

小松委員)これからどうするんですか。これからは。だから司法のこの対策会議は,だから石岡警察署の人も入った,そういう意味でね。だから彼らも司法の裏知っちゃないというか,あなた方が来なければ受けないという,そういう他人事ではまずいわけなんで,そういう目の前でそういうこと条例がやられているわけだから,司法当局の協力も得てね,やっぱりこれはやり得させないで,やって対応してもらわないと,住民にしたって納得できないしね。我々だって全く納得できないですよ,これは。今後のことも。だからそういう告発しそうなやつだったらば,そういう時はすぐし,協力を求める。やっぱり対応しないとそういうことを様々な人に見られている,そういう面もあるんだからね。そういう関係者にね。是非断行してやってもらいたい。やるべきだと思うんですけれどね。

生活環境部長)犯人が特定できた時点で,告発,まず土砂の撤去等について検討してみたいと思います。よろしくお願いします。

小松委員)犯人っていって,もうやる人はもう決まってるんでしょ。そういうやっている人を特定して,本人もそういう自覚して来ているわけでしょ。特定しているわけでしょ。相手は犯人って,やっている人を特定しているわけでしょう。だからあんまり難しく考えないで,わっと,やっぱりそういうふうにやらないといけないんじゃないでしょうかね。犯人はわかってるんでしょ。これ。わかってないですか。やった人。どういった意味でわからないと説明したんですか。

生活環境部長)現場にいる「Y」という人間が,おおよそ一番の関係者だと思っておりますが,実際の土地の所有者と登記簿謄本は動いていなくて,土地の登記簿上の所有者に聞き取りを行いますと,私は土地は売却したものだと言って。架空の売買取引をして買わせるというだけで,実際に売買するところも見せてもらえないし,断定するにははっきりしたことが聞き取れないので,また関係しているということで,犯人と断定までに至っていない状況にございます。以上です。

小松委員)実行犯ですよね。実行犯は特定されているわけですね。実行犯。その背後にどういう人があるかはそれはあれですが。実行犯は明確だからさ,やっぱり断固として告発するということでやってもらわないと示しがつかないと思います。

谷田川委員長)いいですか。ほかにご質問はございませんか。

大和田副委員長)今部長が言われたとおり好き放題やられてしまって,いろんな手は尽くしたんだけども中止することは出来ずにここまできてしまったということなんだと思うんですけど,中止命令をして,または残土条例に適して申請したり許可をもらってからやりますと言っても何もせずに嘘をつかれたまま,好き放題やられちゃったということなんですが,実際その出所のわからない残土を,無許可無申請で石岡市に持ち込んで造成したりするということが不法行為ということでよろしいんですかね。

生活環境部長)条例違反ですね。無許可の条例違反。

大和田副委員長)不法行為ではないんですか。

谷田川委員長)1回ずつ手を挙げて質問してください。

生活環境部長)失礼しました。法律では取締りや残土についてはないので,当市の条例に基づく無許可の条例違反ということで取り扱ってございます。

大和田副委員長)そうすると警察の方でも実際強制的に停止したり,逮捕したりすることができないということでよろしいんですかね。

生活環境部長)私どもの担当といたしましても,先ほどからの関係者「Y」という人間を特定できれば,警察の方がそれから関連して色々逮捕まで動いてくれるものかなと思っていたところ,そうではなくて,実際全部の証拠ですね。土であればどこから持ってくるとか,どういったトラックが入ってくるとか,全部証拠を揃えるということで,実際の前例を見せてもらうと膨大な資料で,厚さそして量で,こういったものを提出しないと石岡警察署さんは動かないということで,警察の担当職員から伺っております。

大和田副委員長)次長さんにですね,何度も常任委員会で説明を受けたり,また前次長さんのほうで一所懸命色々,委員長,副委員長,議長,副議長含めて何度も説明を受けたんですけども,今言ったように,実際証拠を,行政として全部膨大な資料を提出するのに揃えて,警察の方にそれを示して,逮捕するというのはなかなかはっきり言って難しいということになりますよね。結果として。じゃあそうなってくると,停止命令をしても停止しない。残土条例には違反をしているけれども,まあやり得でやりようがない。て,なった時に,じゃあ今後は,今回の件じゃなくて違う場所にそういうことが発生した場合にはどういうふうに対処するのか。または,残土条例自体にもっと法的拘束力が出るような,改定するなり罰則規定を強化するなり,何かくいとめる方策というのをどのように検討されていくのかを。

生活環境部長)条件があるんですけれども,搬入路がもし石岡市道であれば,ダンプが入れないような狭柵を。道路を狭めちゃってダンプが入れないような策をとるとか。今回の例でいいますと,条例に罰則規定があるんですけれども,200万という罰金があるんですけども,相手の「Y」から言わせると,罰金だったら払いますよくらいの金額なもんで,そういった条例の罰金等の強化の見直し等も検討したいと思います。

大和田副委員長)石岡市だけではやっぱり太刀打ちできないので,警察もそうだし,県もそうだし,しっかり今後こういうことがまた起こらないようにですね,再発防止を含めて,どうしていったらいいのかというのをしっかり検討してですね,こういうことが発生しないように強化をしていっていただきたいなあというふうにお願いします。それと実際その残土を撤去しろと言っても不可能ですよね。持ってくんなって言っても持ってきて。入っちゃってから,これから費用かけて撤去しろなんて言ったって無意味ですからね。どっちみち出来ないっていうことで。今後もそうですし,今回の件も踏まえて連携をしていただいて。石岡市だけの職員の皆さんで人間鎖をやれなんということもありましたけれども,そんなのどっちみち出来ないし,今後こういう事案が発生しないように,検討して実施していただきたいなと,そのように思います。以上です。

谷田川委員長)ほかにご質問は。

小松委員)この告発ということなんだけど,これもよく勉強してみてもらいたいと思います。告発,住民側が告発する,行政側が告発する,重大問題が目の前で起きて,これ不法だからね。やめさせてくれっていう告発をする場合を考えてみた場合に,そういう膨大な資料を揃えなければ告発受けられないとなった場合には,まったく住民とかさ,そういう専門でない人が,住民が告発ができるわけがないでしょう。そういうこと言ったらね。詳細なものを持ってこなければ受けられない,そうではないと思うんだよね。そうでないし,警察に告発を受ける場合は,告発状受けた方は告発受けたか調査します。告発状受けたかあなたを調査します。任意でもありうるからね。そういうことがあって私たちも大きさ理解するんで,私もそういうことを研究していきたいと思いますけれども。あるいは日本共産党は国会議員,それから県南,茨城県内で,石岡だけではなくて県内で起きてるわけでしょ,この人々。重大な問題としてやっぱりどういう対応するかですね。これはやっぱり取り組むようにですね,全力を挙げていきたいと思いますので。

谷田川委員長)ほかに質問はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上でこの件については終結いたします。
続きまして,その他の件といたしまして、市民課から発言を求められておりますのでこれを許します。

生活環境部参事兼市民課長)それでは市民課より,日曜日の休日窓口業務の実績について,ご報告申し上げます。
 住民サービスの向上を目的といたしまして,昨年に引き続き,3月最後の日曜日の25日と4月最初の日曜日の1日の2日間,臨時窓口を開設いたしました。
 転入転出などの市民課をはじめとする,窓口が特に混雑する時期に実施いたしました。実施いたしました業務は,個人番号カードの交付,住民票などの各種証明書の交付,転入・転出などの住民異動と,それに伴う主な手続き,市税の納税相談等でございます。
 利用状況につきましては,お手元にお配りしました資料をご覧ください。市民課窓口につきましては,3月25日は105件,4月1日には90件,合計2日で195件ご利用いただきました。また同日実施いたしました保険年金課から総務課でございますが,保険年金課は3月25日12件,4月1日17件,合計29件。税務課は,4月1日1件。収納対策課は3月25日27件,4月1日2件,合計29件。社会福祉課は3月25日4件。こども福祉課はそれぞれ3件で2日で6件。高齢福祉課,総務課は0件でございました。
 臨時窓口の開庁につきましては,休日の開庁ということで大変ご好評でございました。以上報告申し上げます。

谷田川委員長)ただ今の説明について,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

池田委員)ただ今ご説明いただきました。昨年に引き続きということで,実績の問題もありましたけど大変好評だったということでございます。参考までに昨年と本年度の数の対比を把握していればお伺いしたいと思います。

生活環境部参事兼市民課長)委員ご質問の昨年との数の比較でございますが,まず市民課窓口の手続きでございます。2日間の総数を申し上げますが,戸籍・住民票関係のところが46件でございます。内訳を計算しておりまして…計算いたしまして,まとまりましたらご報告させていただきたいと思います。

谷田川委員長)まとまりましたら,再度お願いします。
 ほかにご質問はございませんか。

小松委員)就学援助のことがどうなっているか聞きたいんですが…

谷田川委員長)何ですか。

小松委員)就学援助のね,4月からの実施について確かめたいんですけどいいですか。

谷田川委員長)それは後にしてください。ほかに質問はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上でこの件については終結いたします。
続きまして,その他の件といたしまして,保険年金課から発言を求められておりますのでこれを許します。

保険年金課長)私からは,専決処分についてご報告をさせていただきたいと思います。
 3月15日の委員会でご説明いたしました石岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について,総務部と協議をしました結果,3月31日に公布されました地方税法等の一部改正と合わせまして,石岡市国民健康保険税条例の施行日を4月1日とするため,平成30年3月31日で専決処分をさせていただいており,次の定例会へ承認の議案を提案する予定でございます。
 改正の内容につきましては,次の定例会で開催されます委員会でご説明申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。
 以上でございます。

谷田川委員長)ただ今の説明について,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上でこの件については終結いたします。
 先ほどの池田議員の質問に対し答弁が整ったようでございます。お願いいたします。

生活環境部参事兼市民課長)先ほどは大変失礼いたしました。昨年度との比較でございます。昨年は29年3月26日の日曜日と4月2日の日曜日と,2日間,臨時窓口を開庁してございます。
 1番でカウントしております,市民課の窓口業務の初日の日曜日が,今年は105件でございましたが,昨年初日は64件,今年2日目は4月1日の90件で,昨年2日目は112件,昨年合計で176件ご利用がございました。
 2番目に各窓口の利用件数ということで,お分けしてございます。個別に申し上げます。市民課は2日間で195件に対して,昨年は176件。保険年金課29件に対して,昨年は24件。税務課1件に対しまして,昨年は3件。社会福祉課4件に対しまして、昨年は1件。こども福祉課6件に対しまして,昨年は4件。高齢福祉課0件に対しまして,昨年も同じ0件でございました。総務課も今年と同じ0件でございました。今年の合計は264件に対して,昨年は210件のご利用がございました。以上でございます。

池田委員)時期的な繁忙期にこういった取組は大変有効だと思いますし,昨年との比較から見ても格段に伸びているということでございますので,時期を見計らって,市民の利便性の向上のために今後も続けていただければと思います。以上です。

生活環境部参事兼市民課長)例年ご好評でございますので,継続してまいりたいと思います。以上です。

谷田川委員長)次に進みます。続きまして,その他の件といたしまして,教育総務課から発言を求められておりますのでこれを許します。

教育総務課長)私から八郷中学校グランド改修工事についてご説明申し上げます。
 八郷中学校グランド改修工事につきましては,早急な改修工事が必要とのことから,前期定例会におきまして,概算ではございますが,当初予算を計上させていただき,今後,実施設計に基づき進めていくにあたって,常任委員会へご説明しながら進めて参りたいとのことで,説明をさせていただいたところでございます。
 今回事業を進めていくにあたりまして,八郷中学校のグラウンド整備に関するこれまでの経過を含めまして,工事概要等についてご説明をさせていただきます。
 はじめに,八郷中学校グラウンドに関するこれまでの経過についてご説明申し上げます。
 八郷中のグラウンドにつきましては,平成24年度の八郷中学校外構整備工事におきまして,グラウンド整備をいたしました。この際グラウンド舗装の中で新たにグラウンドとなる部分については厚さ10p,既存の部分については厚さ4pということで,現状土4割,黒土3割,砂3割により行うほか,残土処理としまして6,900?を行いました。
 その後,八郷中学校開校以来,水はけがよくないため,平成25年から26年度にかけて砂等の追加による補修を7回実施いたしました。
 また平成26年度には,暗渠排水の追加や補修工事を実施したところでございます。さらに平成27年度に砂等の追加補修を行っております。
以上のような補修を実施してまいりましたが,根本的な改善が見られないことから,昨年度,グラウンドの土質調査を実施いたしまして,その結果をもとに,今回,全体的な改修工事を実施するに至ったものでございます。
 次に,経費についてご説明申し上げます。次のページでございます。当初予算につきましては,予算要求時において,実施設計が完了していないことから,概算により計上させていただいていたところでございますが,実施設計におきまして,特にグラウンド舗装の工法と残土の撤去の部分について,検討を行いました結果,当初予算よりも安価な設計となっております。
 まず,グラウンド舗装の工法につきましては,複数の工法案を挙げまして,その中から,その特色や効果そして経済性について比較検討を行いまして,少ない経費でより良い効果が得られる工法を選択して,採用したところでございます。これらの工法につきましては,のちほど説明をしたいと思います。
 また,残土処理について,当初計画よりも現場に近い場所で処理をすることで,運搬距離の短縮それからストックヤードを予定していましたがその分処分費の軽減をいたしました。
 以上のような経費の削減に努めた結果,合計でございますが約1億円近く安価な金額での実施設計となったところでございます。
 次に,今回予定しております工事の概要について,ご説明申し上げます。資料につきましては3ページ以降になります。今回の改修工事では、グラウンド面積18,500uにおいて,全面的に土を掘削しまして,屋外体育施設建設の指針に基づき,砕石での路盤工,自然材良質土に土壌改良剤などを混合した改良土による表層工など,グラウンド専用のクレイ舗装とする予定でございます。あわせて,暗渠排水の敷設替えを行う予定でございます。
 先ほど申し上げましたグラウンドの舗装工法,こちらグラウンド舗装の比較表ということで,資料を付けさせていただいておりまして,この中で4つの工法を検討した結果,一番右側の特殊針葉樹皮混合土舗装ということで,内容につきましては,岩瀬砂を主といたしましてそちらに針葉樹皮100%国産の檜樹皮を加熱処理して,そちらの繊維を羽毛状に粉砕したものでございますが,こちらは30%混合したものでございまして,こちらの工法によりまして,ほかの3つの工法と比較した結果,クッション性に富む,また埃が立ちにくい,さらには草が生長しにくいというような,そのような利点がございましてこちらの工法を選んだところでございます。
 次に,今後の予定でございますが,現在,契約所管課において発注に向けての手続きを進めていただいております。こちらにつきましては,今年度発注に向けて手続きを進めておりましたところ,本日入札公告についてホームページへ掲載がされたところでございます。
 また,本件については,石岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条に規定する契約に該当するものと思いますので,その際には,手続きが整いましたら,6月開会予定の第2回定例会へ提案をしてまいりたいと考えているところでございます。
 さらに,その後の話となってしまいますが,実際に工事着工となりましたときには,学校においても様々な行事が予定されております。特に体育祭については,保護者の関心が高いところであると思いますので,工事による学校行事への影響を最小限に抑えられるよう学校と調整しながら進めて参りたいと考えているとこでございます。
 以上で,八郷中学校グラウンド改修工事についての説明を終わらせていただきます。

谷田川委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。ご質問はございませんか。

小松委員)平成29年度予算要求概算見積,その時は2億6,649万円ていうことだったんですけども,いろいろ改定して1億ですか。1億円減って,内容良くなるということなんですけど,これは工法によったということで,担当課としては専門家と相談して,さらに見積を取ってこうなるというご判断ということでいいんですか。そのあたりがわからなかったんで。

教育総務課長)ただ今のこちらの工法の選択につきましては,これまで水はけが良くなかったグラウンドについて,昨年度土質調査を入れまして,その調査結果をもとにグラウンド舗装について,どのような工法がいいかという中で,業者の方から(小松委員「業者からのね」),はい,4つの提案がございまして,そちらの提案の中からより良いものを設計の方に組み込んだものになります。

小松委員)そうすると,この額は,この額をもう一回組みなおしていくという意味なんですか。つまり工事の総額ですね,総額はこういうふうに従来かけたより安くなったんで,6月議会で提案して,議決したら正式に発注するということになるんですか。

教育総務課長)工事の額について議会の承認という話ですが,私の中で申し上げた部分につきましては,石岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例の内容で,予定価格が1億5,000万円以上の工事につきましては議会の議決をいただくことになっておりますことから,今回本日入札の公告が出されましたが,この時点で予定価格が1億5,000万円を超えておりますので,本契約をする場合には議会の議決をいただかなければならないということで,ご説明申し上げたところです。

谷田川委員長)ほかに質問はございませんか。

池田委員)今回の八郷中のグラウンド整備に関しまして,過去,いわゆる開校時から平成27年度あるいは現在も含めてですが資料をいただきました。開校時から,もう翌年から補修が始まってるわけですね。庁舎の時にも散々出ました,瑕疵担保責任,これにつきましてはこういったものは該当しないのか,あるいは,当初そういったものについては話し合いもせずに行ったのか,まずそれだけお伺いします。

教育総務課長)当時グラウンドの整備が終わった時点での瑕疵担保というようなお話でございますけれども,すみません,その契約の状況について手元に資料がないので確認できない状況でございますけれども,当初設計については,八郷中学校の外構整備工事の中でグラウンド舗装の設計が行われて,業者としてはその設計に従って整備をしたと考えております。その結果,今回の土質調査でも出たところでございますが,そのグラウンド表層に使いました土,そちらが粘性度の高いものであったというところが,一番大きな水はけが悪かった原因ではないのかなと考えております。

池田委員)過ぎたことについては,これ以上言っても時間は戻りませんので,まあ…。本年度整備するにあたって,相当,1億からのお金が減っているわけですね。てことは,当初の概算見積が甘かったのかどうか,それも含めまして,1億円減額になったのでそれでいいですよという理屈ではなくて,やはり今後二度と同じ轍を踏まないということが重要なんですから,その点よく詰めていただいて。子供が一番不自由な思いをしてかわいそうなものですからね,是非そのへんのことと,先にふれました瑕疵担保責任についても,今一度よく協議検討していただきたいと,そのように思います。以上です。

教育総務課長)ただ今委員からございました,グラウンド,こちらにつきましては生徒が一番使用するものでございます。良好な教育環境で勉強し,それから運動できる,それが生徒たちにとってより良いことでございますので,グラウンド整備につきましては,学校行事に極力影響がないような状況で進めてまいりたいと考えております。それから,ただ今ありました当初の概算見積の件でございますけれども,こちらにつきましても今後当初見積時点で,もっとより確実な金額に近いような見積ができるよう努力をしてまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。

谷田川委員長)ほかに質問はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上でこの件については終結いたします。
 その他の件でほかに発言はございませんか。
小松委員)就学援助制度が4月からどういうふうに実際なったのかと,結論ね。これを私,公式な場でも聞いたことありますけど,中学校と小学校に分けて就学援助制度の金額,それから入学準備金,それの額と支給日。前に取り上げて,石岡の担当部局の対応が遅れていて,ほかが2万か4万だったのに2万とか。支給が2月と6月で,ほかが3月末までに支給されたのがされなかったりとか。こういう対応が,関係者が不利益を被ったので,これをなくしたいということで、さんざん私は言ったんだけど,結局どうなったか報告を。

教育部長)それでは私の方からご答弁申し上げます。平成30年度の当初予算におきまして,国の基準額に合わせた金額の予算計上をしてございます。
 昨年度,委員さんからご質問のありました新入生,まず中学生につきましては平成29年度に前倒しで,入学前に実施させた報告をさせていただいたかと思います。中学生につきましては,平成30年度の予算で,前倒しで31年の4月ではなくて,31年の2月ごろの予定で,予算化をすでにしてございます。今年度中に来年度の新入生については対応するという予定でおります。
 小学生については,もうすでに今年4月の新入生については,2月に支給を完了してございます。

小松委員)私が認識していたのと違うので確認です。石岡における小学校の就学予定者の入学準備金,これはほかのところは4万600円になっているところがほとんど多いです。ところが石岡の場合は2万470円。県の資料ですよ。それで30年度の入学者からその内容にする。小学生は6月支給にならざるを得ないんだと。額は2万470円だけでも。これは,更正して直ちに全国水準に戻すいうふうにちょっと聞いたんですけどね。それから,中学生の場合は4万7,400円というのを平成29年度,つまり30年度入る方は29年の3月末までに前倒しして,4万7,400円を払う用意だったんだというのが私の理解で,その後ももう一回確認して聞いたんですが違いますか。

教育部長)中学生については,平成29年度,平成30年の2月に支給しています。ただ額につきましては,平成30年度の予算から額を上げておりますので,2月に支給した額については古い基準額。29年度予算ですので。小学生については30年度の予算化をしてますので,31年の2月に新入生については上げた金額,高い金額で対応する予定でございます。委員さんおっしゃる差額については,もう支給してますので,その調整を6月に検討してきたいと,予算委員会での答弁をしたところです。以上でございます。

谷田川委員長)その他の件でほかに発言はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,この際お諮りいたします。当委員会の管外調査についてを議題といたします。
 当市における重要な課題といたしまして,空き家活用,ごみ処理施設の整備などの環境対策,統合保育所の整備などの子育て支援,ICT環境整備など教育推進といった案件が,たくさんございます。
 こういった件につきまして,今後の当委員会の調査活動に資するため,委員による管外派遣を実施したいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 それでは調査都市・実施時期について正副委員長にご一任いただき,決定しだい各委員にご連絡したいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 さらにお諮りいたします。当該管外調査について,調査の充実を図るため,執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

谷田川委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,本日の教育福祉環境委員会を閉会いたします。




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