第１１回委員会　（３月１０日）
出席委員	櫻井茂委員長、小松豊正副委員長、菱沼和幸委員、池田正文委員、関口忠男委員、勝村孝行委員
市執行部	【保健福祉部】 部長（金井悟）、理事兼健康増進担当（豊崎康弘）、次長兼福祉事務所長兼新型コロナワクチン対策担当（塚本聡明）、参事地域医療担当兼地域医療対策室長（谷村祐樹）、社会福祉課長（萩原正晴）、高齢福祉課長（武井理江子）、高齢福祉課副参事介護保険担当兼介護保険室長（高橋加通）、こども福祉課長（�繻ｴ久美子）、健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当（荻沼宏樹）、健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当（原有平） 【教育委員会事務局】 教育長（岩田利美）、教育部長（吉澤房江）、次長（柴田健）、参事学校再編担当兼学校教育担当（朝賀隆行）、参事兼生涯学習課長（宮部善仁）、参事兼中央公民館長（柴山伊佐夫）、教育総務課長兼学校再編担当（坂入光彦）、教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長（小河原修）、教育総務課指導室長兼学校再編担当（須加野征博）、生涯学習課副参事中央図書館担当兼中央図書館長（大山剛司）、文化振興課長（松川祥丈）、スポーツ振興課長（小沼欽也）、学校給食課長兼石岡給食センター所長（中泉了）
議会事務局	庶務議事課係長（大川知道）

櫻井委員長）ただいまから、文教厚生委員会を開会いたします。
　本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
　次に、本日の案件の説明のため出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
　これより議事に入ります。
　初めに、議案第13号令和４年度石岡市一般会計補正予算（第13号）のうち文教厚生委員会の所管に係る部分、議案第17号令和４年度石岡市介護保険特別会計補正予算（第３号）及び議案第18号令和４年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算（第２号）の計３件を一括して議題といたします。
　本案について、執行部から説明を求めます。
　なお、本案の説明の順番は、保健福祉部所管、教育委員会事務局所管の順でお願いをいたします。

社会福祉課長）私からは、議案第13号令和４年度石岡市一般会計予算補正予算（第13号）における、社会福祉課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
　初めに、歳出からご説明いたします。補正予算書44ページ、45ページをご覧ください。表の中段、款２総務費、項１総務管理費、目５財産管理費のうち、右側説明欄、下から２行目の旧けやきの家維持管理経費、施設解体実施設計委託料235万4,000円につきましては、けやきの家の解体設計業務委託に係る契約差金の発生に伴う減額補正でございます。
　続きまして同じ表の２段下、目11諸費、右側説明欄、過誤納還付金のうち、上から７行目の生活保護費等国庫負担金返還金１億850万2,000円につきましては、令和３年度の生活保護費等国庫負担金の精算と、令和２年度の救護施設からの事務費の返還に伴う返還金を増額補正するものでございます。
　次に１つ下の行、生活困窮者自立相談支援事業費国庫負担金返還金126万4,000円、次の行、生活困窮者就労準備支援事業費等補助金返還金15万9,000円、次の行、セーフティネット強化交付金返還金454万5,000円につきましては、令和３年度のそれぞれの負担金や補助金、交付金の精算に伴い、返還金を増額補正するものでございます。
　続きまして次のページ、46ページ、47ページをご覧ください。下の表の１段目、款３民生費、項１社会福祉費、目１社会福祉総務費のうち、右側説明欄、生活困窮者自立支援事業、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金250万円でございますが、国における令和４年12月末までの申請期限の延長により支援金が不足すると見込まれたため、令和４年12月期の定例会において330万円の増額補正をお認めいただいたところでございますが、当初の見込みより申請者が少なかったことから、減額補正するものでございます。
　続きまして次のページ、48ページ、49ページをご覧ください。上の表の一番下、目８障害者福祉費、右側説明欄、障害者自立支援給付事業、介護・訓練等給付費6,000万円でございますが、当初の予想よりも介護・訓練等給付費の利用が少なかったことから、減額補正するものでございます。
　次にその下の行、障害者地域生活支援事業、訪問入浴サービス事業委託料80万円でございますが、訪問入浴サービスの利用者数が当初の予想を上回る見込みとなったことから、増額補正するものでございます。
　続きまして、歳入についてご説明いたします。ページをお戻りいただきまして、36ページ、37ページをご覧ください。上から５段目の表一番上、款15国庫支出金、項１国庫負担金、目１民生費国庫負担金、節１社会福祉費負担金、右側説明欄、障害者自立支援給付費負担金［1/2］3,000万円でございますが、歳出でご説明いたしましたとおり、障害者自立支援給付事業について利用が少なかったことから、減額補正するものでございます。
　次に、同じページの一番下の表の２段目、款15国庫支出金、項２国庫補助金、目２民生費国庫補助金、節１社会福祉費補助金、右側説明欄の１行目、障害者地域生活支援事業費等補助金［1/2］40万円でございますが、歳出でご説明しましたとおり、障害者地域生活支援事業費の不足が見込まれることから、増額補正するものでございます。
　次にその下の行、セーフティネット強化交付金［10/10］250万円でございますが、歳出でご説明いたしましたとおり、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金について、当初の見込みより申請者が少なかったことから、減額補正するものでございます。
　続きまして、38ページ、39ページをご覧ください。上から２番目の表、款16県支出金、項１県負担金、目１民生費県負担金、節１社会福祉費負担金、右側説明欄、障害者自立支援給付費負担金［1/4］1,500万円でございますが、こちらも歳出でご説明しましたとおり、障害者自立支援給付事業について利用が少なかったことから、減額補正するものでございます。
　次に、同じページの一番下の表の１段目、款16県支出金、項２県補助金、目２民生費県補助金、節１社会福祉費補助金、右側説明欄、障害者地域生活支援事業費等補助金［1/4］20万円でございますが、歳出でご説明いたしましたとおり、障害者地域生活支援事業費の不足が見込まれることから、増額補正するものでございます。
　社会福祉課からの説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

高齢福祉課長）私からは、高齢福祉課所管分の一般会計補正予算についてご説明申し上げます。
　補正予算書46、47ページをご覧願います。歳出からご説明いたします。一番下の表、款３民生費、項１社会福祉費、目３老人福祉費、右側説明欄、高齢者福祉団体助成事業877万8,000円につきましては、石岡地方広域シルバー人材センターが保有する施設であるグリーンパレス石岡の解体工事費用につきましては、シルバー人材センターの保有資金で賄うことができたことから、減額補正をするものでございます。
　続けて説明欄の２つ目、高齢者等支援事業286万円につきましては、令和４年度の敬老事業が終了し、記念品代及び郵便料が減額となったこと、また、高齢者ふれあいの家運営補助金につきまして、補助対象としておりました３つのいきいきクラブのうち１クラブが解散したことにより、補助金が減額となったことから、合わせて減額補正をするものでございます。
　続けて、48、49ページをご覧願います。上の表の右側説明欄、在宅高齢者サービス事業237万2,000円につきましては、緊急通報システムセンター装置の更新作業の完了に伴い、入札差金が生じたため、減額補正をするものでございます。
　続けて説明欄の２つ目、特別会計繰出金１億1,321万8,000円につきましては、介護保険特別会計及び介護サービス事業特別会計の補正によるものでございます。
　１つ目の介護保険特別会計介護給付費繰出金につきましては、介護保険特別会計歳出における保険給付費を８億5,000万円減額することに伴い、そのうち市が負担する12.5パーセント分、１億625万円を減額補正するものでございます。
　２つ目の介護保険特別会計職員給与費等繰出金につきましては、介護保険特別会計歳出における総務費416万円を減額補正するものでございます。
　３つ目の介護サービス事業特別会計繰出金につきましては、介護サービス事業特別会計歳出における特別養護老人ホームのぞみの介護用ベッド及び冷蔵庫購入に係る入札差金144万6,000円を減額補正するものでございます。
　４つ目の介護保険特別会計介護保険料低所得者軽減事業費繰出金につきましては、低所得者に対する介護保険料の軽減を行った際に、軽減した分を国２分の１、県４分の１、市４分の１を介護保険特別会計に繰り出すもので、国、県において交付決定がされたことに伴い、137万6,000円を減額補正するものでございます。
　５つ目の介護保険特別会計（介護予防・日常生活支援総合事業）繰出金につきましては、介護保険特別会計の歳出における地域支援事業費を10万7,000円増額することに伴い、そのうち市が負担する12.5パーセント分、１万4,000円を増額補正するものでございます。
　続けて、同じ表の下から２段目、目７ふれあいの里費の右側説明欄、施設維持管理経費54万8,000円でございますが、１つ目の電気料213万2,000円につきましては、12月に増額補正をいたしましたひまわりの館で使用する電気料でございますが、前回の補正を行った時点より電気料の燃料費調整単価が上がり、支払い不足になる可能性が出てきたため、増額補正をするものでございます。同じく２つ目の施設休日・夜間管理貸出業務委託料82万円、及び３つ目のふれあいの里管理委託料186万円につきましては、休日や夜間における施設の管理委託業務及び館内清掃等の委託業務について、差金が見込まれることから減額補正をするものでございます。
　次に、歳入のご説明を差し上げます。ページお戻りいただきまして、36、37ページをご覧願います。下から２つ目の表、款15国庫支出金、項１国庫負担金、目１民生費国庫負担金、節１社会福祉費負担金、右側説明欄の２つ目、介護保険料低所得者軽減事業費負担金［1/2］68万9,000円につきましては、先ほど歳出で説明いたしました介護保険料低所得者軽減事業費繰出金の財源となる国庫負担金であり、交付決定されましたことに伴いまして減額補正をするものでございます。
　続けて、38、39ページをご覧願います。中段の表、款16県支出金、項１県負担金、目１民生費県負担金、節１社会福祉費負担金、右側説明欄の２つ目、介護保険料低所得者軽減事業費負担金［1/4］34万5,000円につきましても、先ほどの国庫負担金と同様に、歳出で説明いたしました介護保険料低所得者軽減事業費繰出金の財源となる県の負担金であり、交付決定されましたことに伴いまして減額補正をするものでございます。
　続けて、42、43ページをご覧願います。上から３つ目の表、款21諸収入、項５雑入、目５雑入、右側説明欄の３つ目、特別養護老人ホーム電気使用料等負担金130万5,000円につきましては、歳出でご説明いたしましたふれあいの里石岡ひまわりの館で使用する電気料の増額補正に伴い、同敷地内にある特別養護老人ホームのぞみからの使用量に応じた電気料負担金の増額分でございます。
　次に、繰越明許費補正についてご説明いたします。ページお戻りいただきまして、４ページをご覧願います。上から２つ目の表、第３表、繰越明許費補正追加分の一番上、款３民生費、項１社会福祉費、事業名、有料老人ホーム施設修繕経費6,768万円でございますが、令和４年度石岡市地域医療介護総合確保基金事業補助金の交付対象施設であるハートピア石岡の修繕工事において、厨房設備、機械類等の納期が遅れることにより今年度内の工事完了が見込めないことから、繰越明許費の補正をするものでございます。
　高齢福祉課所管の一般会計の補正予算につきましては、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

高齢福祉課副参事介護保険担当兼介護保険室長）私からは、まず初めに、議案第17号令和４年度石岡市介護保険特別会計補正予算（第３号）についてご説明いたします。
　補正予算書18、19ページをご覧ください。補正予算につきましては、予算の総額から歳入歳出それぞれ７億9,882万8,000円を減額し、予算総額を歳入歳出それぞれ76億7,609万6,000円とするものでございます。
　内容につきましては、事項別明細書でご説明いたします。歳出から先にご説明いたします。補正予算書106、107ページをご覧ください。ページ一番上の表、款１総務費、項３介護認定審査会費、目１認定審査会費、右側説明欄、認定審査事務費の介護認定審査会委員報酬189万円及び手数料194万7,000円、及び次の行、目２認定調査費、右側説明欄、認定調査事務費の訪問調査委託料32万3,000円につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による臨時的な取扱いとして、国の令和２年２月18日付事務連絡にて、面会が困難な場合においては要介護認定及び要支援認定の有効期間を１年まで延長することができることとなっており、この臨時的な取扱いにより、認定審査会の開催数、主治医意見書作成件数、訪問調査委託件数が見込みを下回ったため、減額補正するものでございます。
　続いて次の表、款２保険給付費、項１介護サービス等諸費、目１居宅介護サービス給付費、目２地域密着型介護サービス給付費、目３施設介護サービス給付費につきましては、各保険給付費における本年度の執行見込み額を精査した結果、減額が見込まれることから、それぞれ減額補正するものでございます。内訳でございますが、右側説明欄、居宅介護サービス経費の介護報酬給付費を４億円。地域密着型介護サービス経費の介護報酬給付費を１億5,000万円。施設介護サービス経費の介護報酬給付費を３億円減額するものでございます。要介護の認定者数が見込み額を下回り、それぞれのサービス経費が減少したため、減額補正するものでございます。
　続いて次の表、款３地域支援事業費、項１介護予防・日常生活支援総合事業費、目１介護予防・日常生活支援サービス事業費、右側説明欄、審査支払手数料の手数料8,000円、及び次の行、目２介護予防ケアマネジメント事業費、右側説明欄、介護予防ケアマネジメント事業の総合事業ケアプラン作成委託料９万9,000円の増額につきましては、介護予防・日常生活支援総合事業利用者の増加が見込まれることから、それぞれ増額補正するものでございます。
　続いて次の表、款４基金積立金、項１基金積立金、目１介護給付費支払準備基金積立金につきましては、歳入の低所得者保険料軽減事業費繰入金の減額に伴うマイナス137万6,000円、歳出の保険給付費の減額に伴う2,558万9,000円、歳入の保険者機能強化推進交付金の増額に伴う1,161万3,000円、歳入の保険者努力支援交付金の増額に伴う1,112万1,000円、歳出の地域支援事業費被保険者負担分の増額に伴うマイナス２万3,000円を合計いたしました4,692万4,000円を増額補正するものでございます。
　続いて次の表、次ページまでわたりますが、款６諸支出金、項１償還金及び還付加算金、目３償還金につきましては、過年度分の地域支援事業費に係る国庫・県交付金の精算に伴い返還する必要が生じたことから、地域支援事業国庫交付金返還金541万6,000円、地域支援事業県費交付金返還金288万5,000円をそれぞれ増額補正するものでございます。
　次に、歳入についてご説明いたします。ページお戻りいただきまして、102、103ページをご覧ください。ページ一番上の表、款３国庫支出金、項１国庫負担金、目１介護給付費負担金１億5,500万円の減につきましては、歳出でご説明いたしました保険給付費８億5,000万円の減額補正に対し、居宅系給付費用の国の負担率20パーセント及び施設系給付費用の国の負担率15パーセント分を減額補正するものでございます。
　続いて次の表、款３国庫支出金、項２国庫補助金、目１調整交付金3,944万円の減につきましても、歳出の保険給付費の減額に伴い、国の負担率4.64パーセント分を減額補正するものでございます。
　続いて下の行、目２介護予防・日常生活支援総合事業交付金２万7,000円につきましては、歳出でご説明いたしました地域支援事業費10万7,000円の増額補正に伴い、国の負担率25パーセント分を増額補正するものでございます。
　続いて次の行、目５保険者機能強化推進交付金1,161万3,000円の増額補正につきましては、高齢者の自立支援、重度化防止等に向けた市の取組の評価により交付される交付金でございます。
　続いて次の行、目６保険者努力支援交付金1,112万1,000円の増額補正につきましては、先ほどの保険者機能強化推進交付金に加え、介護予防、健康づくり等に資する市の取組の評価により交付される交付金でございます。
　続いて次の表、款４支払基金交付金、項１支払基金交付金、目１介護給付費交付金２億2,950万円の減につきましては、歳出の保険給付費の減額に伴い、支払基金交付金の負担率27パーセント分を減額補正するものでございます。
　続いて次の行、目２地域支援事業交付金２万9,000円の増につきましては、歳出の地域支援事業費の増額補正に伴い、支払基金交付金の負担率27パーセント分を増額補正するものでございます。
　続いて次の表、款５県支出金、項１県負担金、目１介護給付費負担金１億2,125万円の減につきましては、歳出の保険給付費の減額に伴い、居宅系給付費用の県の負担率12.5パーセント、施設系給付費用の県の負担率17.5パーセント分を減額補正するものでございます。
　続いて次の表、款５県支出金、項２県補助金、目１介護予防・日常生活支援総合事業交付金１万4,000円の増につきましては、歳出の地域支援事業費の増額補正に伴い、県の負担率12.5パーセント分を増額補正するものでございます。
　続いて次の表、款７繰入金、項１一般会計繰入金、目１介護給付費繰入金１億625万円の減につきましては、歳出の保険給付費の減額に伴い、市の負担率12.5パーセント分を減額補正するものでございます。
　続いて次の行、目２一般会計繰入金416万円の減につきましては、歳出の総務費の減額補正に伴い、減額補正するものでございます。
　続いて次の行、目３介護予防・日常生活支援総合事業費繰入金１万4,000円の増につきましては、歳出の地域支援事業費の増額補正に伴い、市の負担率12.5パーセント分を増額補正するものでございます。
　続いて、104、105ページをご覧ください。一番上の表、目５低所得者保険料軽減事業費繰入金137万6,000円の減につきましては、先ほど一般会計でご説明いたしました介護保険料低所得者軽減事業費の財源となる国及び県負担金の交付決定がされたことに伴い、減額補正するものでございます。
　続いて次の表、款７繰入金、項２基金繰入金、目１基金繰入金１億6,467万円の減につきましては、歳出の保険給付費の減額等に伴い減額補正するものでございます。
　次に、議案第18号令和４年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算（第２号）についてご説明いたします。ページお戻りいただきまして、21、22ページをご覧ください。補正予算につきましては、予算の総額から歳入歳出それぞれ144万6,000円を減額し、予算総額を歳入歳出それぞれ３億1,695万8,000円とするものでございます。
　内容につきましては、事項別明細書でご説明いたします。歳出から先にご説明いたします。補正予算118、119ページをご覧ください。款１サービス事業費、項１施設介護サービス事業費、目１施設介護サービス事業費、右側説明欄、特別養護老人ホーム運営事業の施設用備品144万6,000円の減につきましては、先ほど一般会計でご説明いたしました特別養護老人ホームのぞみのベッド及び冷蔵庫を購入した際の入札差金でございます。
　次に、歳入についてご説明いたします。ページお戻りいただきまして、116、117ページをご覧ください。款２繰入金、項１一般会計繰入金、目１一般会計繰入金144万6,000円の減につきましては、歳出でご説明いたしました特別養護老人ホーム運営事業の施設用備品の減に伴うものでございます。
　高齢福祉課の介護保険特別会計補正予算及び介護サービス事業特別会計補正予算につきましては、以上でございます。よろしくお願いいたします。

こども福祉課長）私からは、一般会計補正予算のうち、こども福祉課所管分につきましてご説明申し上げます。
　補正予算書44ページ、45ページをお開き願います。初めに、歳出からご説明いたします。上から４段目の款２総務費、項１総務管理費、目５財産管理費、右側説明欄一番下の旧児童館維持管理経費のうち、施設解体実施設計委託料200万円につきましては、児童館の解体設計業務委託に係る契約差金の発生に伴う減額補正でございます。
　続きまして同じ表の６段目、目11諸費、右側説明欄、過誤納還付金のうち、上から６行目の子どものための教育・保育給付費交付金返還金8,000円につきましては、過年度の子どものための教育・保育給付費の交付金の精算に伴う返還金を増額補正するものでございます。
　続きまして、48ページ、49ページをお開き願います。下段の表、款３民生費、項２児童福祉費、目１児童福祉総務費、右側説明欄、母子・父子自立支援事業のうち、高等職業訓練促進給付金484万3,000円につきましては、申請者が当初の見込み人数を下回ったため、減額補正するものでございます。
　続きまして１行下、保育支援関係経費のうち、特定教育・保育施設整備事業費補助金554万2,000円につきましては、認定こども園泉ヶ丘こども園の園舎建て替えに係る費用の一部を補助するための費用でございますが、今年度分の工事の進捗率が当初の見込みを下回るため、減額補正するものでございます。
　同じく１行下の子ども・子育て支援事業費補助金3,955万8,000円につきましては、地域子育て支援事業を行う施設に対しての補助金でございますが、主な減額の理由といたしまして、地域子育て支援拠点事業の補助要件を満たす施設が当初見込みより減ったこと、また、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、一時預かり事業を利用する児童が当初見込みの人数を下回ったため、減額補正するものでございます。
　続きまして同じ表の２段目、目２児童措置費、右側説明欄、児童手当経費のうち、児童手当2,514万5,000円につきましては、児童手当受給者が当初見込み人数を下回るため、減額補正するものでございます。
　同じく１行下になります。保育等運営経費のうち、民間保育運営委託料１億6,816万5,000円につきましては、市内の民間保育園に対する入所児童数に応じた運営委託料でございますが、入所児童が当初見込み人数を下回ったため、減額補正するものでございます。
　同じく１行下の管外保育運営委託料701万7,000円につきましては、市外の公立及び民間保育園に対する入所児童数に応じた運営委託料でございますが、入所児童が当初見込み人数を上回ったため、増額補正するものでございます。
　同じく１行下の認定こども園保育等施設型給付費2,883万円につきましては、市内の認定こども園に対する入所児童数に応じた運営委託料でございますが、入所児童が当初見込み人数を下回ったため、減額補正するものでございます。
　同じく１行下の地域型保育給付費379万9,000円につきましては、市内外の地域型保育施設に対する入所児童数に応じた運営委託料でございますが、入所児童が当初見込み人数を上回ったため、増額補正するものでございます。
　同じく１行下になります。児童扶養手当経費のうち、児童扶養手当2,168万3,000円につきましては、児童扶養手当受給者が当初見込み人数を下回るため、減額補正するものでございます。
　続きまして、50ページ、51ページをご覧ください。目３保育所費、職員等人件費のうち、社会保険料201万4,000円につきましては、公立保育所の会計年度任用職員の社会保険料でございますが、この後ご説明いたします保育士報酬の減額に伴い、減額補正するものでございます。
　同じく１行下になります。保育事業費のうち、保育士報酬1,841万8,000円、その下、期末手当249万8,000円、その下、費用弁償51万1,000円につきましては、公立保育所の会計年度任用職員の人数が当初見込み人数を下回るため、それぞれ減額補正するものでございます。
　次に、歳入についてご説明いたします。ページお戻りいただきまして、36ページ、37ページをご覧ください。下から２番目の表、款15国庫支出金、項１国庫負担金、目１民生費国庫負担金、節２児童福祉費負担金のうち、児童扶養手当負担金［1/3］722万7,000円につきましては、歳出でご説明いたしました児童扶養手当の減額に伴い、減額補正するものです。
　続きまして、１行下の児童手当負担金［定額］1,922万8,000円につきましては、歳出でご説明いたしました児童手当の減額に伴い、減額補正するものです。
　続きまして一番下の表、下段の款15国庫支出金、項２国庫補助金、目２民生費国庫補助金、右側説明欄、子ども・子育て支援交付金［1/3・2/3］1,318万6,000円につきましては、歳出でご説明いたしました子ども・子育て支援事業費補助金の減額に伴い、減額補正するものです。
　同じく１行下の子どものための教育・保育給付費交付金［定額］9,074万3,000円につきましては、歳出でご説明いたしました民間保育運営委託料、管外保育運営委託料、認定こども園保育等施設型給付費及び地域型保育給付費の増減に伴い、減額補正するものです。
　次のページ、38ページ、39ページをご覧ください。前のページからの続きとなります。母子家庭等対策総合支援事業費補助金［3/4・1/2］397万円につきましては、歳出でご説明いたしました高等職業訓練促進給付金の減額に伴い、減額補正するものです。
　続きまして１つ下の表２段目、款16県支出金、項１県負担金、目１民生費県負担金、節２児童福祉費負担金のうち、児童手当負担金［定額］296万円につきましては、歳出でご説明いたしました児童手当の減額に伴い、減額補正するものです。
　続きまして１つ下の表２段目、款16県支出金、項２県補助金、目２民生費県補助金、右側説明欄、子ども・子育て支援交付金［1/6・1/3］1,318万6,000円につきましては、歳出でご説明いたしました子ども・子育て支援事業費補助金の減額に伴い、減額補正するものです。
　同じく１行下の子どものための教育・保育給付費交付金［定額］4,537万1,000円につきましては、こちらも、歳出でご説明いたしました民間保育園運営委託料、管外保育運営委託料、認定こども園保育等施設型給付費及び地域型保育給付費の減額に伴い、減額補正するものです。
　同じく１行下の子どものための教育・保育給付費地方単独県交付金［定額］469万3,000円につきましては、歳出でご説明いたしました認定こども園保育等施設型給付費及び地域型保育給付費の増減に伴い、減額補正するものです。
　同じく１行下の認定こども園施設整備補助金［1/2］369万5,000円につきましては、歳出でご説明いたしました特定教育・保育施設整備事業費補助金の減額に伴い、減額補正するものです。
　同じく１行下の子どものための教育・保育給付費交付金精算金［定額］1,000円につきましては、歳出でご説明いたしました子どものための教育・保育給付費交付金返還金に伴い、増額補正するものです。
　続きまして、42ページ、43ページをご覧ください。款21諸収入、項５雑入、目５雑入、節６雑入のうち、雇用保険被保険者掛金５万円のうち、こども福祉課所管分４万7,000円につきましては、歳出の保育士報酬の減額でもご説明いたしましたが、会計年度任用職員の人数が当初見込み人数を下回るため、減額補正するものです。
　続きまして、繰越明許のご説明をいたします。ページお戻りいただきまして、４ページの第３表、繰越明許費補正をご覧ください。款３民生費、項２児童福祉費、事業名、保育支援関係経費の1,654万3,000円につきましては、歳出でもご説明しましたが、認定こども園泉ヶ丘こども園の園舎建て替え工事に係る補助金であり、工事の進捗率が当初の見込みを下回ったため、当初の見込みとの差額を繰り越すものでございます。
　説明は以上です。よろしくお願いいたします。

健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当）私からは、健康増進課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
　補正予算書44、45ページをご覧願います。初めに、歳出からご説明いたします。下から２つ目の段、款２総務費、項１総務管理費、目11諸費、説明欄の過誤納還付金の上から３行目、母子保健衛生費国庫補助金返還金28万1,000円の補正増でございます。こちらは、令和３年度の母子保健衛生費国庫補助金の概算払いの精算に伴い、産後ケア事業、産婦健康診査事業分の国庫補助金の返還金を増額補正するものでございます。
　続きまして、50、51ページをご覧願います。上から２段目の表、款４衛生費、項１保健衛生費、目１保健衛生総務費、説明欄の献血推進事業、骨髄移植ドナー支援事業費補助金８万円を増額補正するものでございます。こちらは、所属する企業や団体に特別休暇制度がない骨髄移植ドナーに対し助成をすることで、ドナーの負担軽減と移植の促進を図ることを目的とした補助金となります。毎年申請のある事業ではなく、例年１名分の予算の計上をしておりますが、本年度２名の申請者がおりますことから、増額補正するものでございます。
　続きましてその１段下、目２予防費、説明欄、予防接種事業2,044万5,000円の補正減でございます。１つ目の風しん抗体検査委託料の201万円の減でございますが、こちらは平成31年度に開始となった、予防接種の機会がなかった昭和37年４月２日から昭和54年４月１日生まれの男性を対象に実施している国の風しん追加的対策事業におきまして、新型コロナウイルス感染症による受診控え等の影響で受診者が見込み数より少なかったため、減額補正をするものでございます。同じく、その下の予防接種委託料1,843万5,000円の補正減でございますが、減額の主な理由といたしまして、乳児対象の複数の予防接種について、年間出生数が当初見込みより少なかったこと、また、子宮頚がんのワクチンの接種者数が当初見込みより少なかったため、減額補正するものでございます。
　続きまして同じ表の４段目、目５市民健康管理費の説明欄、成人保健事業294万8,000円の補正減でございます。１つ目、健康診査コールセンター委託料38万5,000円の減でございます。保健センターでの総合健診の予約を健診協会へ委託しておりますが、本年度の事業が終了したことから、委託料の確定により減額補正するものでございます。２つ目は、胃がん検診委託料の256万3,000円の減額でございます。胃がんの検診受診者数が当初の見込みより少なかったため、減額補正をするものでございます。
　ページをお戻りいただきまして、38、39ページをご覧ください。歳入でございます。一番上の表２段目、款15国庫支出金、項２国庫補助金、目３衛生費国庫補助金、節１保健衛生費補助金の説明欄の疾病予防対策事業費等補助金［1/2］の107万8,000円の補正減でございます。こちらは、歳出でご説明いたしました国の風しんの追加的対策事業に係る抗体検査委託料201万円の減額補正、及び予防接種委託料のうち、一部のワクチン接種の14万6,000円を合算しまして、国の補助金の２分の１となる107万8,000円を減額補正するものでございます。
　続きまして同じページ一番下の表、最下段、款16県支出金、項２県補助金、目３保健衛生費県補助金、節１保健衛生費補助金、説明欄の献血推進事業費補助金［1/2］を４万円増額するものです。こちらは、歳出でご説明いたしました県の骨髄移植ドナー支援事業補助金に係る８万円の増額補正に伴い、県の補助金の２分の１となる４万円を増額補正するものでございます。
　続きまして、42、43ページをご覧願います。上から３段目の表、款21諸収入、項５雑入、目５雑入、節６雑入についてご説明いたします。説明欄上から４行目の胃がん検診負担金47万3,000円の補正減でございます。こちらにつきましては、歳出でご説明いたしました成人保健事業に係る胃がん検診委託料の補正減に伴い、検診受診者の個人負担分を減額補正するものでございます。
　最後に、４ページをご覧願います。第３表の繰越明許費補正でございます。表の上から２段目、款４衛生費、項１保健衛生費、事業名、母子保健事業70万円でございます。こちらは、不妊治療費補助金の不妊検査、一般不妊治療の補助金につきましては事前申請となっており、補助期間を交付決定日から１年としていることから、年度内に補助期間及び治療が終了しない場合は次年度に実績報告を受けてからの支払いとなるため、繰越明許費として補正させていただくものでございます。
　その１行下、石岡保健センター管理運営経費306万8,000円につきましては、工事請負費の２件を繰越明許いたしました。１件目は自動火災報知設備更新工事で、配電盤等を更新する工事ですが、昨今の半導体不足により、受注者から、資材の調達が遅れているため当初の工期内に間に合わないとの申し出があったためでございます。２件目は、非常用照明器具不良交換でございますが、非常用照明器具の不良交換箇所交換を予定しておりましたが、令和４年10月から令和５年２月まで、業者に対して５回ほどの見積り徴取を依頼するも予定価格以上や見積りの辞退などで単価算出ができなかったためでございます。
　説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当）私からは、健康増進課所管のうち、新型コロナワクチン対策担当分の補正予算につきましてご説明申し上げます。
　初めに、歳出からご説明いたします。補正予算書44、45ページをご覧願います。款２総務費、項１総務管理費、目11諸費の過誤納還付金のうち、上から４行目のワクチン接種対策費国庫負担金返還金763万5,000円でございます。こちらは、令和２年度から令和３年度へ繰越しした新型コロナワクチン接種経費のうち、ワクチン接種対策費国庫負担金の精算に伴う返還金を増額補正するものでございます。同じく下の行、ワクチン接種体制確保事業費補助金返還金5,833万9,000円でございます。こちらは、令和２年度から令和３年度分の新型コロナワクチン接種経費のうち、ワクチン接種体制確保事業費補助金の精算に伴う返還金を増額補正するものでございます。
　次に、ページお戻りいただきまして、36、37ページをご覧願います。歳入でございます。下から２つ目の表、款15国庫支出金、項１国庫負担金、目２衛生費国庫負担金、節１保健衛生費負担金のうち、上から１行目、ワクチン接種対策費国庫負担金［10/10］１億111万4,000円でございます。こちらは、令和３年度から令和４年度へ繰越しした新型コロナワクチン接種経費のうち、ワクチン接種対策費として国庫支出金の歳入が見込まれたことから、増額補正するものでございます。同じく下の行、ワクチン接種対策費国庫負担金精算金［定額］2,839万2,000円でございます。こちらは、令和３年度における新型コロナワクチン接種経費のうち、ワクチン接種対策費国庫負担金の実績に伴う精算金を増額補正するものでございます。
　次のページ、38、39ページをご覧ください。上段の表、上から２段目、款15国庫支出金、項２国庫補助金、目３衛生費国庫補助金のうち、上から２行目、ワクチン接種体制確保事業費補助金［10/10］１億7,926万3,000円でございます。こちらは、令和３年度から令和４年度へ繰越しした新型コロナワクチン接種経費のうち、ワクチン接種体制確保事業費として国庫支出金の歳入が見込まれたこと、また、令和４年度当初予算につきましては接種期間が令和４年９月末までであったことから、これまで国庫支出金として計上していなかった令和４年10月から令和５年３月末までの経費について、国庫支出金の歳入が見込まれたため、合わせて増額補正するものでございます。
　説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

櫻井委員長）暫時休憩いたします。10分程度といたします。

−休憩−

櫻井委員長）休憩前に引き続き、会議を開きます。

教育総務課長兼学校再編担当）私から、教育総務課所管部分についてご説明いたします。
　まず１つ目といたしまして、歳入歳出併せてご説明いたします。補正予算書38ページから39ページの歳入の項２国庫補助金、目２教育費国庫補助金、節２小学校費補助金、原子力・エネルギー教育支援事業補助金［10/10］、及びページ移りまして補正予算書の60ページから61ページ、歳出の項小学校費、目教育振興費、節備品購入費、教育振興用備品199万1,000円の減につきましては、エネルギー教育に必要な教材として市から補助金交付申請をしてまいりましたが、最終的に国からの交付金が全額交付されなかったため、減額補正するものでございます。
　次に２つ目といたしまして、補正予算書の58ページ、59ページの一番下の欄から、60ページ、61ページの項教育総務費、目事務局費、節報償費、新入学祝記念品200万円の減につきましては、令和５年度に小学校へ入学する児童に対する記念品のランドセル購入において、契約金額が確定したことにより、減額補正するものでございます。
　説明は以上でございます。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長）私からは、学校再編推進室所管の補正予算についてご説明申し上げます。
　歳入からご説明いたします。補正予算書38、39ページをご覧ください。款国庫支出金、項国庫補助金、目教育費国庫補助金、節小学校費補助金、学校施設環境改善交付金［1/2・1/3］3,762万1,000円の増額でございますが、南小学校の長寿命化改良工事に係る国庫補助金でございます。当初見込んでいた国庫補助金額に特別加算額及び事務費が上乗せされまして、国から交付決定通知がございました。そのことにより増額してございます。
　続きまして40、41ページをご覧ください。款繰入金、項基金繰入金、目、節学校施設等整備基金繰入金２億1,580万7,000円の減額につきましては、本年度の学校施設の整備改修等の財源として基金から繰入れを予定しておりましたが、財政担当との調整におきまして、繰入れすることなく工事費等の財源の確保ができたことから、全額減額するものでございます。
　続きまして、42、43ページをご覧ください。款市債、項市債、目教育債、節小学校債、南小学校長寿命化改良事業債2,030万円の減額につきましては、工事工程の一部変更をしたことに伴いまして、減額補正するものでございます。
　続いて、歳出についてご説明いたします。60、61ページをご覧ください。款教育費、項小学校費、目学校建設費、節使用料及び賃借料、南小学校長寿命化改良事業、建物借上料1,059万8,000円の減額でございますが、南小学校の校舎の工事期間中に使用する仮設校舎の借上料につきましては、令和４年４月25日に入札が行われ、入札差金が生じておりますことから、減額するものでございます。リース期間につきましては令和５年２月15日から令和６年２月14日までの１年間で、今年度の２月15日から３月31日分までのリース料の減額でございます。
　次に、その下の段をご覧ください。南小学校外構整備工事7,268万2,000円の減額につきましては、南小学校のグラウンドの工事工程の一部変更に伴い、減額するものでございます。当初計画におきましては、工事の４割を令和４年度で行い、残りを令和５年度で進める計画でございました。令和５年度以降に全ての工事を行うこととしてございます。
　次に64、65ページをご覧ください。款諸支出金、項基金費、目学校施設等整備基金費、節積立金、学校施設等整備基金積立金６億円の増額につきましては、学校施設の整備改修等に充てるための積立金として支出するものでございます。
　次に、４ページにお戻りください。款教育費、項小学校費、南小学校長寿命化改良事業、継続費の補正につきましては、先ほど歳出で説明いたしました外構整備工事費7,268万2,000円の令和４年度においての減額分について、令和５年度及び令和６年度に繰越ししてまいります。そのことによりまして、令和４年度においては7,268万2,000円減額し５億5,921万8,000円に、令和５年度においては6,448万5,000円増額し９億4,448万5,000円に、令和６年度には819万7,000円に繰越しの補正をしてまいります。
　続きまして５ページ目でございます。繰越明許費についてご説明いたします。款教育費、項事務局費、小中学校校務用コンピュータ整備事業680万6,000円につきましては、小学校19校に電子黒板を各校１台購入を予定しておりますが、年度内の納入が見込めないことから繰越しさせていただくものでございます。
　続きまして、項小学校費、学校維持管理費246万4,000円につきましては、石岡小学校敷地内において進めてございます電気工事において、必要となるケーブル等の製品の納入が年度内に見込めないことから、予算を繰越しさせていただくものでございます。
　続いて６ページ目でございます。債務負担行為補正についてご説明いたします。南小学校仮設校舎建物借上料でございますが、先ほど歳出でご説明したとおりでございますが、契約金額が確定してございます。そのことによりまして、令和５年度の借上料について、補正前の２億8,000万円から１億9,141万3,000円に減額補正するものでございます。なお、借上げ期間につきましては、令和５年４月１日から令和６年２月14日までとなってございます。
　１つ、発言に訂正がございます。先ほど説明いたしました５ページ目の繰越明許費でございますが、款教育費、項事務局費と申し上げましたが、正確には、款教育費、項教育総務費、小中学校校務用コンピュータ整備事業680万6,000円でございます。大変失礼いたしました。
　よろしくお願いいたします。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）私からは、教育総務課指導室所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
　補正予算書58ページ、59ページをご覧ください。初めに、歳出よりご説明いたします。58ページの一番下の表、款10教育費、項１教育総務費、目２事務局費、節１報酬。次から60、61ページになります。説明欄、特別支援教育アドバイザー報酬、スクールソーシャルワーカー報酬につきましては、特別支援教育アドバイザーの配置が５月途中からとなったこと、スクールソーシャルワーカーの都合により勤務日数が当初よりも少なくなったことにより、予算全額の執行が見込めないことから、実績見込みに応じてそれぞれ70万円、50万円を減額するものでございます。その下、節３職員手当等、期末手当につきましても、報酬と同様の理由により減額補正するものでございます。
　続きまして、節18負担金補助及び交付金、指導主事派遣負担金10万7,000円につきましては、市に派遣されている指導主事の人件費相当分を県に支払う負担金に不足が生じたため、増額するものでございます。
　続きましてその下、学校教育支援事業、節３期末手当につきましては、適応指導教室あすなろに勤務する会計年度職員の期末手当になります。こちらは、本年度のこれ以上の支出はないことから、25万円を減額補正するものでございます。
　次にその下、教育活動指導員配置事業の報酬、特別支援教育支援員報酬、期末手当、費用弁償につきましては、４月当初、予定の人数どおりに配置できなかったこと、体調不良等の理由で途中から退職された方がいたことで、予算全額の執行が見込めないことから、それぞれ400万円、570万円、250万円を減額補正するものでございます。
　その下、ＴＴ非常勤講師報酬と、職員手当等、期末手当につきましても、特別支援教育支援員と同様の理由により、それぞれ200万円、198万円を減額するものでございます。
　続きまして下から２段目の表、項３中学校費、目２教育振興費、節１報酬、部活動指導員報酬120万円の減につきましては、10名の配置を予定していましたが、今年度８名の配置となったことから、予算の全額の執行が見込めないことから、実績見込みに応じて減額補正するものでございます。
　その下、節負担金補助及び交付金、修学旅行等キャンセル料助成補助金62万7,000円につきましては、修学旅行を延期したことにより発生したキャンセル料の全額を助成し、保護者の負担軽減を図るものでございます。
　次に、歳入についてご説明いたします。補正予算書お戻りいただいて、40、41ページをご覧ください。上段の表、款16県支出金、項２県補助金、目７教育費県補助金、説明欄の部活動指導員配置事業補助金につきましては、部活動指導員報酬の３分の２が県から補助されるものでございますが、歳出の報酬を減額したことに伴って、合わせて110万1,000円を減額するものでございます。
　説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

教育委員会事務局参事兼生涯学習課長）私からは、生涯学習課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
　まず最初に、歳出からご覧ください。補正予算書60、61ページ最下段から、62、63ページ最上段にかけてでございます。款10教育費、項４社会教育費、目１社会教育総務費、節12委託料、説明欄、社会教育振興事業のうち、成人式会場設営業務委託料51万7,000円の減につきましては、令和４年11月に契約いたしました令和５年石岡市二十歳の集い会場設営撤去業務委託料に入札差金が生じたため、減額するものでございます。
　続きましてその下の説明欄、放課後児童健全育成事業のうち、実施設計委託料45万1,000円の減につきましては、当初、既存の南小児童クラブ保育室内に多目的トイレ改修工事実施設計委託料として計上させていただきましたが、既存の保育室内に改修工事を行うのではなく、増築する保育室内に多目的トイレの設置をすることといたしましたことから、減額補正をお願いするものでございます。
　続きまして、64、65ページ上段にございます、款10教育費、項４社会教育費、目５青少年育成費、説明欄、青少年育成事業のうち、青少年相談員報酬30万円の減につきましては、青少年相談員報酬の支払い実績と今後の見込みを精査し、減額するものでございます。
　続きまして、繰越明許費についてご説明申し上げます。お戻りいただきまして、５ページをお開きください。最下段にございます、款10教育費、項４社会教育費、事業名、施設維持管理経費72万1,000円を翌年度へ繰り越すものでございます。内容といたしましては、勤労青少年ホームキュービクル高圧変電設備修繕業務を予定しておりましたが、半導体不足によりまして当業務で使用する機器の入荷及び業務の履行期間の確保が困難となり、年度内の完成が見込めないことから、翌年度へ繰り越すものでございます。
　続きまして、次のページをお開きください。第４表の債務負担行為補正でございます。３番目の放課後子ども総合プラン運営業務委託料につきましては、令和４年９月に契約いたしました放課後子ども総合プラン運営業務委託料の契約金額が確定したため、委託料を減額するものでございます。補正前の５億4,131万円から５億3,734万9,000円に減額補正するものでございます。なお、期間につきましては、令和５年度から令和７年度までとなっております。
　生涯学習課からは、以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

生涯学習課副参事中央図書館担当兼中央図書館長）私からは、中央図書館所管につきましてご説明申し上げます。
　補正予算書62、63ページをご覧ください。款10教育費、項４社会教育費、中段やや下の目３図書館費、説明欄、中央図書館管理運営経費の図書館事務員報酬350万円の減及び期末手当125万3,000円の減につきましては、年間の実績見込みに応じて、予算の残額を減額するものでございます。
　次にその下、イベント広場管理経費の除草委託料91万1,000円の減につきましては、契約金額が予算額より下がったことから、差金を減額するものでございます。
　次にその下、郷の本棚やさと図書館運営経費の図書館事務員報酬83万円の減につきましては、中央図書館と同様、年間の実績見込みに応じて、予算の残額を減額するものでございます。
　説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

文化振興課長）私からは、文化振興課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
　先に、歳入からご説明申し上げます。補正予算書38、39ページをご覧いただきたいと思います。款国庫支出金、項国庫補助金、目教育費国庫補助金、社会教育費補助金の国宝重要文化財等保存整備費補助金319万8,000円の減額につきましては、当初予定していました外城遺跡の調査が年度内に実施できない見込みであることから、その財源であります国庫補助金について減額するものでございます。
　続きまして、歳出につきましてご説明申し上げます。補正予算書62、63ページをお開きください。下段、款教育費、項社会教育費、目文化事業費のうち、発掘調査経費の測量・調査等委託料386万4,000円の減額につきましては、先ほど歳入で申し上げましたように、開発行為等に伴う試掘調査の件数が今年度も非常に多くございまして、それにより外城遺跡の調査に着手できなかったことから、調査委託料の全額を減額するものでございます。
　次に、同じく発掘調査経費の作業員報酬76万5,000円の減、文化財保護保存及び普及経費の史跡管理委託料126万8,000円の減、指定文化財等保存事業補助金200万円の減につきましては、今年度の執行額がおおむね確定しましたので、執行残額を減額させていただくものでございます。
　次に、文化財保護保存及び普及経費の測量委託料177万1,000円の増、不動産鑑定委託料7,000円の減、補償算定委託料276万1,000円の減、用地購入112万7,000円の増、立木等補償13万円の減につきましては、今年度実施しました舟塚山古墳の公有地化事業の執行残額につきまして、文化庁及び茨城県と協議した結果、来年度の舟塚山古墳の公有地化事業を国庫補助金の対象とするため、今年度の執行残額を測量委託料と用地購入にまとめまして、来年度へ繰り越すものでございます。繰越し額につきましては、補正予算書の５ページをお開き願いたいと思います。第３表、繰越明許費追加補正の表の下から２行目、款教育費、項社会教育費の文化財保護保存及び普及経費1,313万2,000円。こちらにつきましては、舟塚山古墳の公有地化事業のため繰越しをさせていただくものでございます。
　補正予算書62、63ページにお戻りいただきたいと思います。次に、筑波山地域ジオパーク推進事業のジオパーク周知看板設置委託料63万8,000円の減につきましては、筑波山地域ジオパークの日本ジオパーク再認定の審査に向けまして、現在、筑波山地域ジオパーク推進協議会においてジオサイトの定義の見直しを行っているところでございますが、その結論が年度内に出なかったことから、説明看板設置委託料の全額を減額するものでございます。
　次に、芸術・文化振興事業の市民がつくるコンサート開催事業補助金50万円の減につきましては、コンサート開催に向けた相談があったものの、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして開催には至らなかったことから、補助金の全額を減額するものでございます。
　文化振興課からの説明は、以上でございます。よろしくお願いします。

教育委員会事務局参事兼中央公民館長）私から、議案第13号令和４年度石岡市一般会計補正予算（第13号）のうち、中央公民館所管に係る部分につきましてご説明申し上げます。
　補正予算書の42、43ページをご覧ください。初めに、歳入でございます。款22市債、項１市債、目６教育債、節２公民館債の公民館長寿命化改修事業債における30万円の減額につきましては、林地区公民館の長寿命化改修事業に伴う実施設計業務委託に係る支払い額確定に伴い、その財源である市債の減額をするものでございます。
　続きまして、補正予算書の62、63ページをご覧ください。款10教育費、項４社会教育費、目２公民館費の中央公民館管理運営経費における需用費につきましては、支出見込み額が確定したため、施設用燃料を40万円減額、電気料を110万円減額、水道料を10万円減額、それぞれ補正し、委託料につきましても、施設清掃・管理・保守保安委託料を50万円減額、施設夜間管理業務委託料を80万円減額、防火対象物定期点検委託料を10万円減額、石岡地区レクレーション実施委託料を10万円減額、それぞれ予算補正するものでございます。
　続きまして、府中地区公民館管理運営経費における需用費につきましても、支出見込み額が確定したため、電気料を20万円減額、施設清掃・管理・保守保安委託料を20万円減額、施設夜間管理業務委託料を20万円減額するものでございます。なお、備品購入費につきましては、調理実習室のガスコンロの更新を予定していたところですが、新型コロナウイルス感染状況や調理実習室の使用状況などを見極め、次年度にガスコンロ更新を行うこととしたため、80万9,000円を減額するものでございます。
　続きまして、東地区公民館管理運営経費における委託料につきましても、支出見込み額が確定したため、施設清掃・管理・保守保安委託料を20万円減額、施設夜間管理業務委託料を60万円減額するものでございます。
　続きまして、城南地区公民館管理運営経費における委託料につきましても、支出見込み額が確定したため、施設清掃・管理・保守保安委託料を50万円減額、施設夜間管理業務委託料を50万円減額、工事請負費も10万円減額するものでございます。
　続きまして、八郷地区公民館管理運営経費における委託料につきましても、支出見込み額が確定したため、施設清掃・管理・保守保安委託料を70万円減額、歳入におけるご説明でも申し上げた林地区公民館実施設計委託料を40万円減額するものでございます。
　続きまして、国府地区公民館管理運営経費における委託料につきましても、支出見込み額が確定したため、施設清掃・管理・保守保安委託料を10万円減額、施設夜間管理業務委託料を20万円減額するものでございます。
　以上によりまして、歳出につきましては総額780万9,000円の減額補正をするものでございます。
　続きまして、補正予算書の５ページをご覧ください。繰越明許費についてご説明申し上げます。款10教育費、項４社会教育費における中央公民館管理運営経費と府中地区公民館管理運営経費につきましては、年度内完了を目指して設計積算事務に取り組んでいましたが、度重なる建設資材の高騰による積算内容の検討や修正を行ったことに加えて、資材や部品の納入にもめどが立たなかった状況であることから、年度内の完了が見込めなくなったため、令和５年５月30日まで繰り越すものでございます。
　中央公民館からの説明は、以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

スポーツ振興課長）私からは、スポーツ振興課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
　まず最初に、歳出でございます。64、65ページをご覧ください。２段目の欄、款教育費、項保健体育費、目保健体育総務費、節旅費、体育振興活動経費、費用弁償54万8,000円の減。こちらは、全国及び関東スポーツ推進協議会事業において、今年度予定の事業の全てが終了したことにより、減額補正するものでございます。同じく、節委託料、石岡市招待中学生サッカー大会委託料４万3,000円の減。こちらは、新型コロナの影響で大会が中止となったため、減額補正をするものでございます。
　続きましてその下の段、目保健体育施設費、節委託料、海洋センター維持管理経費、実施設計委託料100万1,000円の減。こちらについては、海洋センタープール施設改修工事実施設計委託の業務が完了したため、入札差金を減額するものでございます。
　同じく、節委託料、柏原運動施設維持管理経費、高木剪定委託料79万2,000円の減。こちらも、業務が終了したことに伴う入札差金を減額補正するものでございます。
　同じく、石岡小学校プール開放事業、プール管理委託料635万1,000円の減。こちらは緊急を要する漏水工事が発生したことによりプールを使用できない期間が生じたため、この使用中止期間に伴い、減額補正をするものでございます。
　次に、歳入の説明をいたします。ページをお戻りいただき、42、43ページをご覧ください。上から４段目の欄、款市債、項市債、目教育債、節保健体育債、海洋センター長寿命化改修事業債90万円の減。こちらは、先ほど歳出でご説明申し上げた海洋センタープール施設改修工事実施設計委託業務が完了し、歳出を減額補正したことに伴い、事業債も減額補正するものでございます。
　最後に、繰越明許についてご説明申し上げます。戻りまして、４ページをご覧ください。款農林水産業費、項農業費、施設管理運営経費118万円でございますが、当初導入しようとしていたトレーニング機器の値上がりのため、機器の再選定を行ったことで入札実施が年度末になり、年度内の納入が難しくなったため、翌年度へ繰り越すものでございます。
　以上が、スポーツ振興課所管の説明となります。よろしくお願いいたします。

学校給食課長兼石岡給食センター所長）私からは、学校給食課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
　歳入からご説明いたします。42、43ページをご覧ください。款市債、項市債、目教育債、節学校給食センター債、八郷学校給食センター長寿命化改修事業債360万円の増につきましては、令和５年度から八郷学校給食センター施設の原状回復を目的とした中規模改修工事を予定しておりますが、本年度はその実施設計を業者委託しており、委託契約金額の90パーセントに当たる額を地方債として借り入れるものです。
　続いて、歳出でございます。64、65ページをご覧ください。款教育費、項保健体育費、目学校給食センター費、節委託料、八郷給食センター管理運営経費の施設清掃・管理・保守保安委託料90万円の減につきましては、八郷学校給食センター施設の維持管理に伴う各種委託料について、仕様書の見直しや入札差金によって生じた予算残額を減額するものでございます。
　説明は以上です。よろしくお願いします。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
　質疑はございませんか。

菱沼委員）まずですね、生活保護関係なんですけども、今回、返還金ということで１億850万2,000円ですかね、返金をするということでありました。そういう中でですね、近年、この生活保護の世帯数、また人数ですかね。近年の状況を伺いたいと思います。

社会福祉課長）ただいまのご質問でございますが、近年の生活保護の受給者でございますが、まずですね、今回、令和３年度の分の返還金でございますので、令和３年末で770世帯。令和４年12月末現在でございますが、778世帯というふうになってございます。
　以上でございます。

菱沼委員）今ですね、令和３年、令和４年ということでお聞きしましたけども、実際その生活保護、この新型コロナ禍で非常に厳しい状況はあるわけですけども、こういう近年の部分を見て、担当としてどのようにお考えなのかお尋ねしたいと思います。

社会福祉課長）こちら生活保護制度でございますが、経済的に支援が必要な方に対する国の制度でございます。現在窓口で、生活困窮の方並びに生活に不安を抱える方が窓口にお見えになって、各担当のほうで相談に当たるわけでございますけども、様々な理由によりまして、生活保護制度の内容を聞きに来られます。中には、年金生活ではなかなか生活が難しい方。また、病気により多額の医療費がかかってしまうことにより、不安を抱える方。また、就職先など、なかなか定職につけないなど、様々な理由があります。また、主な理由としまして、割合からもですけども、高齢者の世帯が一番多い状況で、高齢者の相談が多い状況でございます。
　そのようなことから、例えば、就労できるような年齢の方につきましては、他法制度をご紹介して就職につなげるなど、また、自立支援金等の活用を含め、自立する方向で相談に乗っている状況でございます。ただ、一番多い高齢者世帯につきましては、なかなか年金だけでの生活が難しいという方がおりますので、そちらにつきましては、収入の状況とか家族の状況等を鑑みまして、適正な審査を行い、生活保護制度につなげている現状でございます。
　以上でございます。

菱沼委員）ありがとうございます。
　実際ですね、私のところにもいろんな方がやっぱり相談に来たりとかがあります。それによってですね、いろいろ担当として大変だと思いますけども、真摯に市民の皆さんに向き合っていただいて、よろしくお願いしたいと思います。
　次に移ります。61ページ、新入学祝記念品ということで、ランドセルがですね、小学校１年生に配布されているわけですけども、今回入札差金ということで金額が出たわけですけども、今回の個数ですね、ランドセルを配布された個数、それから明確な金額をお尋ねしたいと思います。

教育総務課長兼学校再編担当）まず、契約金額でございますけども、１個当たり税抜きで１万4,353円に、当初見込んでおりました450名を掛けまして、それに消費税を掛けて、当初金額は710万4,735円でございます。450個で発注しましたが、最終的に転出とか、あとは転入を見込んで、450個発注しましたが、最終的な配布数につきましては435個でございます。
　以上でございます。

菱沼委員）分かりました。ありがとうございます。
　次にですね、アドバイザー、スクールソーシャルワーカーということで、報酬の減ということで、予定どおりの日数が確保されなかったということでありましたけども、学校に対してですね、影響はなかったのかどうかお尋ねしたいと思います。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）こちらのほうなんですが、スクールアドバイザーのほうの勤務が５月からとなったことで、もう１名いますので、学校のほうの対応は、そちらのほうは可能だったかなというふうに感じております。また、スクールソーシャルワーカーに関しましても、勤務日がちょっと減ってしまったんですが、それに対して保護者からの要望とか、あとは面談の日にち等も調整しながら対応させていただいたので、特に大きな問題等はありませんでした。

菱沼委員）ありがとうございます。
　次にですね、部活動の指導員ということで、当初10名を確保する予定だったんですが、８名ということでございました。これもですね、影響についてちょっとお尋ねしたいと思います。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）こちらも、学校のほうの要望を確認しながら配置しておりました。そういう中でちょっと、あと２名が、各学校からの要望等も今回なかったということで、そちらのほうは、予算のほうを有効に活用できるよう、今後は検討してまいりたいと思います。
　以上でございます。

菱沼委員）この部活っていう部分も非常に重要になってくると思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
　次に移ります。63ページ、中央公民館の件ですけども、今回ですね、中央公民館の中の整備ということで、洋式トイレ化っていうことで整備をするということで伺っておりましたが、今回整備がされなかったということで、様々な理由があると思いますけども、現状の進捗状況についてお尋ねしたいと思います。

教育委員会事務局参事兼中央公民館長）中央公民館に係るトイレの改修の現状でございます。令和５年２月24日に、一般競争入札によりまして請負業者が決定いたしました。この契約日は、３月２日に契約したところでございます。工期は100日間を見込みまして、その期限の中で完成を目指しているという状況でございます。
　以上でございます。

菱沼委員）中央公民館のですね、利用者の方からも様々なご意見がありまして、和式も必要ですけども、どうしてもやっぱり洋式化していただきたいということで。そういう中で、今回入札が３月２日ですね、契約できたってことで、100日間で整備をするということで、そこを利用される方が、非常にトイレっていう部分はやっぱり重要だと思ってますので、工期が100日ということでありますけども、１日も早く整備できるようにですね、担当としてよろしくお願いしたいと思います。
　最後の質問になります。65ページ、石岡小学校のプール開放事業ということで今回差金が出てるわけですけども、現在ですね、この石岡小学校プール開放という状況で、ただいま使用できるようになってるのかお尋ねしたいと思います。

スポーツ振興課長）使用できない期間は、令和４年ですね、４月当初から７月15日まででございました。今現在は、通常どおり使用できるようになってございます。
　以上でございます。

菱沼委員）ありがとうございます。
　実際ですね、４月から７月までということで。そうすると、今回の部分においては漏水があったということで、そういう意味では整備が完全にできてですね、しばらくの間は、この石岡小学校のプールっていう部分においても、改修しなくて済むという状況でよろしいですか。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長）お答えします。
　今年度におきまして、プールの改修が終わってございます。ただ、ほかの機械等の弁等でございますけれども、まだ老朽化がございまして、時々修繕を必要とする箇所が出てきてございます。したがいまして、引き続き注視をしてまいりたいと考えてございます。
　以上でございます。

菱沼委員）ぜひともね、そういう部分においては、使用期間が増えるように努力してもらいたいと思います。よろしくお願いします。
　以上です。

櫻井委員長）ほかに質疑はございませんか。

関口委員）補正予算書の63ページですね。中央図書館管理運営経費の図書館事務員報酬350万の減額と期末手当の減額がありますけど、これ、事務員がいなかったということですか。定数というか、定員が達しなかったということですか、これは。

生涯学習課副参事中央図書館担当兼中央図書館長）お答えいたします。
　人数につきましては、当初予算見込みから変わっておりません。確保できました。実績見込みが下がった要因といたしましては、当初予算編成時におきましては、時間単価の高い図書司書の有資格者を全て雇用する予定で予算化をしておりましたけれども、実際は有資格者のほうが半数程度にとどまったことから、実績見込みが下がったものでございます。
　以上でございます。

関口委員）今の説明で分かりました、この部分については。
　郷の本棚やさと図書館運営経費についても、やはり同じ内容なんですか。お伺いをいたします。

生涯学習課副参事中央図書館担当兼中央図書館長）お答えいたします。
　同様の理由でございます。
　以上でございます。

櫻井委員長）ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
　討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　議案第13号令和４年度石岡市一般会計補正予算（第13号）のうち文教厚生委員会の所管に係る部分、議案第17号令和４年度石岡市介護保険特別会計補正予算（第３号）及び議案第18号令和４年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算（第２号）の計３件を一括して採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は、いずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ご異議なしと認め、さよう決しました。
　次に、議案第29号石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
　本案について、執行部から説明を求めます。

保健福祉部参事地域医療担当兼地域医療対策室長）議案第29号石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについて、ご説明申し上げます。
　改正の理由でございますが、産科医療施設の開設支援に係る施策を行う費用に充てるための石岡市産科医療施設開設支援基金を設置するためでございます。
　説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
　質疑はございませんか。

小松副委員長）この内容を見ますと、産科医療施設の開設支援に係る施策を行う費用に充てるため、市長が必要と認めた金額を積み立てるということで、この金額が１億円になってると思うんですけども、これは石岡市の非常に大きな課題、市民の願いでもあるんですけども、これはどの程度まで見通しっていいますか、今回はそうなってるんだけど、担当部局としては、見通しはどのように考えてるのかお伺いしたいと思います。

保健福祉部参事地域医療担当兼地域医療対策室長）見通しでございますが、現時点で、候補になるような医療機関等につきましては把握しておりません。今後、事業を決定した後にですね、それを広報を行いまして、補助制度等を検討しまして、そちらを実施してまいりたいと考えております。
　以上でございます。

小松副委員長）これに関してですね、やはり石岡市民の切実な願いでもあるわけなので、この基金については、やはり行政のほうも考えるんだけども、民間の様々なやっぱり篤志家っていうか、そういう方の意欲も考えることができると思うんですけども、そういう点で、市民に対する基金の応募とか、民間から資金を集めるとか、そういうことはどのようにお考えになってるのかお聞きしたいと思います。

保健福祉部参事地域医療担当兼地域医療対策室長）お答えいたします。
　今回の基金につきましてはあくまでも行政のほうのことになりますが、例えば市民の方々から、産科の開設について寄附をしたいとかそういったお話がございましたら、それは受け入れる体制がございます。
　以上でございます。

小松副委員長）私、この件については以上です。

櫻井委員長）ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
　討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　議案第29号石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ご異議なしと認め、さよう決しました。
　次に、議案第30号石岡市学校設置条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
　本案について、執行部から説明を求めます。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長）私からは、石岡市学校設置条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明いたします。
　提案理由でございますが、令和６年４月１日に高浜小学校、三村小学校、関川小学校及び南小学校を、府中小学校及び北小学校をそれぞれ統合再編するためでございます。
　次のページをご覧ください。石岡市学校設置条例の別表にあります小中学校24校のうち、高浜小学校、三村小学校、関川小学校及び北小学校を削除するものでございます。
　次のページにつきましては、新旧対照表でございます。
　条例施行につきましては、令和６年４月１日としております。
　説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
　質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
　討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　議案第30号石岡市学校設置条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ご異議なしと認め、さよう決しました。
　次に、議案第31号石岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
　本案について、執行部から説明を求めます。

教育委員会事務局参事兼生涯学習課長）議案第31号石岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて、ご説明申し上げます。
　提案理由といたしまして、国が定める放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴いまして、当該条例の一部を改正するものでございます。
　概要でございますが、感染症の蔓延時の業務継続の課題や、子どもが巻き込まれる事故の多発等を受けて、厚生労働省放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が改正されたことに伴いまして、安全計画の策定等の新設、自動車を運行する場合の所在の確認の新設、業務継続計画の策定等の新設、衛生管理等の追記をされたことから、当該箇所を改めるものでございます。
　説明は以上でございます。よろしくお願いします。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
　質疑はございませんか。

小松副委員長）これはですね、読みますと、非常に社会的な問題にまでなった、そういう放課後児童育成事業の中で様々な、職員が安全を見落として事故になったとかそういう事例がかなり出されまして、それに対して国が、そういうことがなくするような指針を出して、それの具体化ということで私は理解しますけども、石岡市内においては、こういう事例っていうのは聞いてはいないんだけど、幸いにもなかったというふうに考えればいいのか、その辺はどうなんでしょうか。実態の、現実として、どのようにお考えなってるのかをお伺いしたいと思います。

教育委員会事務局参事兼生涯学習課長）石岡市内の児童クラブ等におきまして、民間施設のほうでバスのご利用してるところなんですが、そういった事案についての報告は受けてございません。しかしながら、今後も引き続き、安全管理が徹底していくように指導してまいりたいと考えてございます。
　以上でございます。

小松副委員長）分かりました。結構です。

櫻井委員長）ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
　討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　議案第31号石岡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ご異議なしと認め、さよう決しました。
　次に、議案第32号石岡市スポーツ交流施設条例を制定することについてを議題といたします。
　本案について、執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長）私からは、議案第32号石岡市スポーツ交流施設条例を制定することについてご説明申し上げます。
　提案理由といたしましては、旧城南中学校施設及び旧有明中学校施設を石岡市スポーツ交流施設とするためでございます。
　概要でございますが、旧城南中学校施設と旧有明中学校施設については、廃校後、グラウンド、体育館、武道館等については、市民への貸出しを行うなど有効活用を図ってまいりました。令和３年第３回石岡市公共施設等総合管理計画推進本部において、旧城南中学校施設、旧有明中学校施設のスポーツ施設の部分については、スポーツ施設としての利活用をする方針となりました。令和５年度から、教育総務課からスポーツ振興課へ所管替えすることに伴い、条例を定め、適切な維持管理を行っていきたいと考えております。
　現行の石岡市朝日スポーツ交流施設条例を廃止し、新たに石岡市スポーツ交流施設条例を制定し、該当施設は、石岡市朝日スポーツ交流施設、石岡市城南スポーツ交流施設、石岡市有明スポーツ交流施設といたします。
　説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
　質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
　討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　議案第32号石岡市スポーツ交流施設条例を制定することについてを採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ご異議なしと認め、さよう決しました。
　次に、議案第33号石岡市保育所条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
　本案について、執行部から説明を求めます。

こども福祉課長）議案第33号石岡市保育所条例の一部を改正する条例を制定することについて、ご説明いたします。
　参考資料の条文新旧対照表の18ページをご覧ください。今回の改正は、やさと中央保育所及びみなみ保育所において運行していました保育所送迎バスの利用希望者がいなくなったことから、バスの運行を終了することに伴い、条項を改正するものでございます。
　具体的な改正の内容ですが、第５条の見出し中、保育料等を保育料に改め、同条第４項、送迎バスの利用料に関する条項の削除を行います。また、第６条の見出しを含め、保育料等を保育料に改めるものでございます。
　説明は以上でございます。ご審議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
　質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
　討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　議案第33号石岡市保育所条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ご異議なしと認め、さよう決しました。
　次に、議案第34号石岡市子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
　本案について、執行部から説明を求めます。

こども福祉課長）議案第34号石岡市子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例を制定することについて、ご説明いたします。
　参考資料の条文新旧対照表の19ページをご覧ください。今回の改正は、こども家庭庁の設置により、子ども・子育て会議の機能が内閣府からこども家庭審議会に移管されることから、国の子ども・子育て支援法の一部改正に伴い、条例中の法律の引用条項の変更に伴い、改正するものでございます。
　説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
　質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
　討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　議案第34号石岡市子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ご異議なしと認め、さよう決しました。
　次に、議案第35号石岡市家庭的保育児事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
　本案について、執行部から説明を求めます。

こども福祉課長）議案第35号石岡市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて、ご説明いたします。
　参考資料の条文新旧対照表の20ページから22ページをご覧ください。今回の改正は、昨年９月に発生した認定こども園の送迎用バスに園児が置き去りにされ死亡した事案を受け、国が定める家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、条例中の法律の引用条項を改正するものでございます。
　改正の主な内容ですが、１つ目として、第７条の２及び３の２項を追加し、児童福祉施設が、送迎バスなどの付加的サービスを含め児童の安全確保に関する計画を策定し、計画内容の職員間の共有、体制確保、定期的な訓練や研修などによりその実効性を確保することとする基準が追加されたことに伴い、児童の安全の確保に関する計画の策定に係る規定を加える改正をいたします。
　２つ目としては、第13条の、民法における親権を持つ者が看護または教育に必要な範囲内において子に対する懲戒ができるとする規定が、児童虐待につながるとして削除されたことに伴い、第13条の懲戒について定める規定について削除を行います。
　説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
　質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
　討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　議案第35号石岡市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ご異議なしと認め、さよう決しました。
　次に、議案第36号石岡市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
　本案について、執行部から説明を求めます。

こども福祉課長）議案第36号石岡市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に係る運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて、ご説明いたします。
　参考資料の条文新旧対照表の23ページから32ページをご覧ください。今回の改正は、こども家庭庁の設置により関係法令の改正が行われること及び民法の一部改正に伴い、それらを引用している箇所について改正を行うものでございます。
　改正の主な内容ですが、１つ目は、国が定める子ども・子育て支援法の条削除に伴う改正でございます。こども家庭庁の設置に伴い、厚生労働省からこども家庭庁に移管される事務において、内閣総理大臣と厚生労働大臣の協議を義務づけている規定が不要となるため、協議について定める規定を削ることに伴う所要の改正を行います。
　２つ目は、学校教育法の一部改正に伴う改正でございます。幼稚園の教育内容に関する事項を定めることを規定している学校教育法第25条において、それを定める際の配慮事項や、内閣総理大臣の協議義務を定める規定が新設されたことにより、所要の改正を行います。
　３つ目は、民法の一部改正に伴う改正でございます。民法における親権を持つ者が看護または教育に必要な範囲内において子に対する懲戒ができるとする規定が削除されたことに伴い、第26条、懲戒について定める規定について削除を行います。
　説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　これより質疑に入ります。質疑は、挙手によりこれを許します。
　質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
　これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
　討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　議案第36号石岡市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
　お諮りいたします。
　本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ご異議なしと認め、さよう決しました。
　暫時休憩いたします。午後１時半から会議を開きます。

−休憩−

櫻井委員長）休憩前に引き続き、会議を開きます。
　次に、請願第16石岡市における学校給食費の滞納額の解消にかかる請願を議題といたします。
　本件について、事務局から受理の経緯及び請願の概要等について説明を求めます。

事務局）請願第16石岡市における学校給食費の滞納額の解消にかかる請願における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
　まず、受理の経緯でございますが、１月11日に提出され、同日付で受理いたしております。提出者は、石岡市柿岡の○○○○（個人名）様で、紹介議員は関口忠男議員でございます。
　次に、請願の概要でございますが、令和３年度決算において3,028万9,821円となっている学校給食費滞納額の問題について、教育委員会全体の問題として捉え、先送りすることなく、早急な解決を求めるものでございます。
　説明は以上でございます。

櫻井委員長）ただいま、事務局から受理の経緯等についての説明がありました。
　次に、本請願の審査に当たり、学校給食費の保護者負担額及び滞納額の現状について、執行部から説明を求めます。

学校給食課長兼石岡給食センター所長）学校給食費の保護者負担額及び滞納額の現状についてご説明いたします。
　保護者負担額は、月額小学生3,800円、中学生4,400円を徴収しております。小学生は、８月を除いて11か月で年間４万1,800円、中学生は、同じく11か月で年間４万8,400円を徴収しております。
　続いて、滞納額の現状についてですが、提出した資料に記載のとおり、平成13年度から令和３年度までの21年間を累積し、令和３年度決算額としましては3,028万9,821円となっております。滞納者数としましては合計1,121名でございますが、滞納者は年度ごとに積み上げていること、及び対象となる児童生徒が複数いる場合は重複してカウントしておりますので、実人数ではなく、延べ人数の合計でございます。平均しますと、１年当たり約140万円、滞納者は53人発生しております。また、直近の令和３年度の詳しい状況を申し上げますと、調定額２億681万7,827円に対して収納額２億578万2,049円、収納率99.5パーセントとなっており、収入未済額、つまり滞納額は103万5,778円。滞納者は59名でございました。
　説明は以上でございます。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　次に、本件についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いをいたします。

菱沼委員）ただいまですね、石岡市における学校給食費の滞納額の解消にかかる請願ということで、請願第16ということで今説明がありました。
　そういう中でですね、教育委員会として、この滞納対策としてどのようにされてきているのかお尋ねしたいと思います。

学校給食課長兼石岡給食センター所長）滞納者への対策ということでお答えいたします。
　今年度の対策につきましてご説明いたします。今年度につきましては、まずは直近の令和３年度の滞納について解消するべく、８月から11月にかけて督促通知の送付及び電話催告、さらに一部の滞納者については訪問を行いました。そして、今月初めに、令和２年度以前、平成30年度から令和２年度につきましての滞納者についても催告書を送付いたしました。
　以上でございます。

菱沼委員）催告書を送って、その後はどうなってるでしょうか。お尋ねします。

学校給食課長兼石岡給食センター所長）今申し上げた対策においての実績についてご説明いたします。
　先に説明しました令和３年度の滞納分についての督促につきましては、石岡地区、八郷地区合わせて54名に通知いたしました。その結果、納付に至ったのが約21万円ほどでございました。続いて、後に説明しました令和２年度以前、平成30年度から令和２年度分についての催告書については、72名に送付いたしました。石岡地区がそのうち61名、八郷地区が11名、催告書の対象となる金額は、合計しますと約250万円ほどでございます。
　以上でございます。

菱沼委員）そうしますとですね、今教育委員会としては取り組んでるのは取り組んでるという状況で、理解はいたしたところでございます。しかしながらですね、税の公平性という考えからすれば、この3,028万9,821円ということにおいては、かなりの高額な部分だと思っております。
　それとですね、あと１点ちょっと確認したかったのは、この滞納者に対して電話でも連絡したということでありましたけども、その滞納者からの声っていうかですね、実際どういうふうな状況で滞納になってるのかっていう部分は聞いているでしょうか。お尋ねしたいと思います。

学校給食課長兼石岡給食センター所長）電話催告における滞納者とのやり取りでございますけども、やはり生活困窮を訴えるものが多い傾向がございました。ですので、一度に納付ではなくて、分割して納付したいというようなこともございます。中には、なかなかこちらの電話内容にも応じていただけない方も実はいるのはいるんですけども、納付に至る方につきましてはそういった実情を訴える傾向がありますので、その実情に沿って、納められる額を納めていただきたいということで対応しております。
　以上でございます。

菱沼委員）ありがとうございます。
　そうしますと、今後の対策なんですが、実際この3,000万からの大きな金額が滞納されてるわけですけども、今後教育委員会としてですね、今年の４月からは銀行っていいますかね、今度口座から引き落としっていうことで、この前の一般質問というか予算でもありましたけども、4,700人の小中学生がいらっしゃって、それで4,500人がもう登録を済ませてるという状況で、今後滞納という部分が減ってくる、これからの部分においては未納額が減ってくるのかなと思ってますけども、それはそれとして、また別としてね、今の現状の今後の対応策っていうのは、何か考えられてることがあれば、お尋ねしたいと思います。

学校給食課長兼石岡給食センター所長）今委員からお話があったとおり、来年度から市のほうで直接徴収することに方式が変わります。これまでにつきましては、学校が徴収者であったことから、滞納者の個人情報について、私どものほうで十分ないっていうような現状がございました。ですので、その関係で十分な対応ができないということがございましたけども、来年度以降につきましては、給食費の公会計化事業といいますけども、その実施に伴いまして、先ほどもお話があったとおり、現在、全保護者から口座振替依頼書の提出を求めております。依頼書が提出されますと、納付義務者の氏名、電話番号等についても把握できますので、担当課において早期の滞納整理ができるものと考えております。
　以上でございます。

菱沼委員）了解しました。ありがとうございます。
　引き続きですね、この滞納対策、よろしくお願いしたいと思います。
　以上です。

櫻井委員長）ほかにご意見等はございませんか。

池田委員）添付資料の中で、学校給食費過年度分未納額一覧が示されております。毎年同額程度で積み上がってるわけですけども、令和２年度においては極端に少ない滞納額になってます。おそらくこれ、コロナの支援策に伴うものと思われますけども、この要因についてお伺いしたいと思います。

学校給食課長兼石岡給食センター所長）令和２年度の過年度分について少ない事情については、委員がご推察のとおり、コロナに伴う学校給食費の免除事業がございましたので、少ない状況となっております。

池田委員）それで、滞納の理由については様々あろうかと思います。でも、大きなものについては、いわゆる困窮世帯で生活苦に伴うものが主なものかとは思いますけども、それについては、学校の現場において、困窮世帯については学習材料費であるとか、あるいは給食費の免除等があると思いますけれども、その状況っていうのはどうなのか、併せてお伺いしたいと思います。

学校給食課長兼石岡給食センター所長）ちょっと詳しい数字的なものはないんですけども、先ほどおっしゃったように非課税世帯でありますとか、そういった方には準要保護制度というのがございまして、そちらの方が認定になった場合には、給食費が免除ということもございます。それから、当然生活保護制度の方も免除でございます。現在、そういった支援制度はございます。
　以上でございます。

池田委員）ただいま、学校給食課のほうから説明がありましたけども、準要保護について今の状況がどういうことになってるのか、併せてお伺いしたいと思います。

教育総務課長兼学校再編担当）給食費の扶助につきましては、令和４年度見込みといたしましては、対象者が279名、金額が400万3,000円程度見込んでおります。こちらにつきましては小学校の部分でございます。中学校につきましては、令和４年度見込みといたしましては、対象者数が154人、金額にいたしまして263万6,000円見込んでおります。
　以上でございます。

池田委員）小学校で279名、中学校で154名。これ、実世帯にすると何世帯ずつになるんですかね。当然、兄弟で通わせてる保護者の方もおいででしょうから、その実世帯数を教えていただければと思います。

教育総務課長兼学校再編担当）実世帯数につきましては、ちょっと数字のほうは、こちらちょっと用意してございませんので、後ほどお答えしたいと思います。

池田委員）それでは、後から教えていただければと思います。
　請願の中でちょっと気になったんですけども、「収入の少ない保護者から徴収するのではなく、その生徒さんにご負担いただくしかないと思われます」とございますけども、この場合ですね、債権者はあくまでも市で、債務者は当然子どもの保護者だと思いますけど、請願の中に出てくる、生徒さん本人がもう既に最高齢で35歳程度になっている、これ、債務者が保護者から直接的に子どもさんに移るってことは可能なのか。ちょっとその解釈がどうか分からないので、教えていただければと思うんですけども。

学校給食課長兼石岡給食センター所長）ちょっとその説明に関連しまして、この学校給食費の債権につきましては、民法によって規律される契約によって発生した債権と解されまして、私債権というふうに呼ばれております。その中において、学校給食費が分類される債権につきましては、民法によりまして、時効期間が５年というふうに定められております。それと、私債権につきましては、時効期間が経過したのみでは債権は消滅しないという性質がございまして、債務者が時効の援用といいまして、時効の成立、主張をする必要がございます。
　そういったこともある中でですね、考えますと、先ほどお話があったような、既にお子さんが成人になられているような古い債権につきましては、もう既にその債務者については援用権を主張できる状態となっておりますので、そういったことを私どもが存じ上げている状況で、それを徴収、請求するというのはいかがなものかと考えております。
　以上でございます。

池田委員）民法上の解釈の仕方もお伺いいたしました。
　で、やはり、何より過年度分を増やさないためには、現年度をきっちり徴収すること以外ないと思うんですね。結局、現年度を逃してしまうと過年度分に積み上がってくわけでありますので、悩ましい問題でありますけども、ぜひですね、学校の現場も大変お忙しくて給食費のことばっかりも騒いでられないと思いますけど、ただ、現年度分は学校において本当に徴収漏れがないようにしていただければとは思います。これは要望でございますので、お答えは結構です。
　以上です。

櫻井委員長）ほかにご意見等はございませんか。
　暫時休憩いたします。

−休憩−

櫻井委員長）再開いたします。

勝村委員）ありがとうございます。
　請願第16石岡市における学校給食費の滞納額の解消にかかる請願でございますが、ただいま事務局のほうからもご説明をいただいて、この問題については、長年懸案の事項であったというふうに思っております。
　平等性の観点からは、やはり滞納者全員から徴収するのが当然のことだとは思っております。しかしながら、先ほど説明がございましたように、生活困窮者等の、やはり納められないという観点からも、なかなか解消していくことは大変だろうとは思っております。ただ、本当に納められないでいるのか、本当に困っているのかということについては、なかなかそこまで調べ上げていくのも大変なことなんだろうと思います。言う方は勝手でありますからね、保護者のほうでも。で、そこをどこまで突き止めるかといったって、それは職員の皆さんができる範囲ではないかなと思っております。
　請願の願意は、滞納している生徒は最高でも35歳以上になるだろうと。そこから徴収できるんじゃないのかというような意見も添えてございます。しかしながら、この給食費滞納というのは、石岡市に限ったことではないわけでありますよね。で、どこでどうするのかっていうのも、大変職員の皆さんにも頭の痛い話というのは分かっております。
　徴収をすることについては、先ほど、次年度から方法が変わる、収納の方法が変えられるということでありますんで、改善もされていくのかなと思いますけれども、ここで示されておりますように、職員が例えば職務怠慢であるとか、そういうことはまずないと思うんですけどもね。本当にこの問題は長い間の懸案事項でありますけれども、いろんな知恵を出していただいて、進めていかなければならないと我々も考えております。
　ということでございますので、この請願に関する件ではですね、やはり、願意の中ではある程度そのとおりだと思えるところもあるんですが、市のほうの怠慢とかいうこともございますんで、この請願に対しては不採択としていきたいというふうに考えてございます。
　以上でございます。

櫻井委員長）ほかにご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、これより討論に入ります。
　討論は、挙手によりこれを許します。
　討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　請願第16石岡市における学校給食費の滞納額の解消にかかる請願を採決いたします。
　本件は、起立により採決いたします。
　お諮りいたします。
　本件は「採択とすべきもの」と決することに賛成の委員の起立を求めます。

−賛成者起立−

櫻井委員長）起立少数であります。
　よって、本件は不採択とすべきものと決しました。
　次に、請願第19石岡市教育委員会スクールバス委託契約の一者随意契約の改善に係る請願を議題といたします。
　本件について、事務局から受理の経緯及び請願の概要等についての説明を求めます。

事務局）請願第19石岡市教育委員会スクールバス委託契約の一者随意契約の改善に係る請願における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
　まず、受理の経緯でございますが、２月３日に提出され、同日付で受理いたしております。提出者は石岡市柿岡の○○○○（個人名）様で、紹介議員は関口忠男議員でございます。
　次に、請願の概要でございますが、市内４つの小学校のスクールバス委託契約が一者随意契約で落札されていることに対し、納税者から疑惑を抱かれ、業者と癒着する原因を作ることのない入札制度改革が必要とのことから、スクールバスの一者随意契約の改善を求めるものでございます。
　説明は以上でございます。

櫻井委員長）ただいま、事務局から受理の経緯等について説明がありました。
　次に、本請願の審査に当たり、スクールバス委託契約の現状について、執行部から説明を求めます。

教育総務課長兼学校再編担当）私から、スクールバスの契約の現状等についてご説明申し上げます。
　スクールバスにつきましては、２月１日の文教厚生委員会においてご説明いたしましたとおり、現在14台のバスで運用しております。契約の現状と、随意契約とした理由を合わせてご説明したいと思います。
　資料の表をご覧ください。表の１番の石岡小学校から５番の三村小学校までのスクールバスにつきましては、従来、令和４年度につきましては、当初予算で計上し、３月の議決後に入札に付し、受注者が変更となった場合、運輸局の申請許可に２か月間期間を要することから、４月からの運行開始が見込めないため、随意契約により受注者を決定しておりました。
　令和５年度につきましては、表の１番の石岡小学校から３番の柿岡小学校までにつきましては、令和４年の９月補正により予算を計上し、競争入札により発注を行いました。４番の関川小学校、５番の三村小学校につきましては、石岡中学校のスクールバスと重複することから、効率化が図れるか検討を重ねてまいりましたが、９月補正に準備を整えることができませんでしたので、随意契約とする予定でございます。今後、令和６年度からの高浜・三村・関川・南小の統合校のスクールバスを予定しておりますので、併せて競争入札で発注できるよう準備を整えてまいりたいと考えております。
　表の10番から13番までの石岡中学校のスクールバスにつきましては、前回は競争入札で実施しましたが、今回の令和５年度から令和９年度の契約につきましては、現受注者が使用している車両が引き続き使用できるため、車両損耗費用を計上せず経費の節減が図れることから、随意契約として契約しております。
　地方自治法により、公共調達は一般競争入札が原則であり、やむを得ない理由により指名競争入札または随意契約による契約ができるとされております。今後も競争性、透明性のある契約方法を検討してまいりたいと考えております。
　また、他自治体のスクールバスの契約についてですけども、原則競争入札による調達を行っております。ですが、１者の者と、特定した者と契約した場合有利となる場合には、随意契約による調達を行っているとお聞きしております。
　説明は以上でございます。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　次に、本件についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いをいたします。
　ご意見等はございませんか。

菱沼委員）請願第19石岡市教育委員会スクールバス委託契約の一者随意契約の改善に係る請願ということで、ただいま報告いただきまして、実際ここに１者随意契約ってことでありましたけど、今報告を受けた中では、実際競争入札で、石岡市においてもですね、今やってると。随意契約も、その車両の問題とかいろいろあって随意契約の部分ありますけども、切り替えてですね、競争入札にしてるっていうことであれば、私としてはこの部分においては不採択にすべきかなと思っておるところでございます。
　以上です。

櫻井委員長）ほかにご意見等はございませんか。
　暫時休憩いたします。

−休憩−

櫻井委員長）再開いたします。

勝村委員）ありがとうございます。
　ただいま、菱沼委員からもご意見がございました。まず、懸念される点といたしましては、随意契約がいかがなものかということだと思います。石岡市教育委員会スクールバス委託契約の一者随意契約の改善という請願でございますんでね。
　ちなみにですね、このバスの、競争入札で落札した場合、複数年契約ということで、５年間ということが一応決められているわけですよね。ちょっとその辺確認したいんですが。

教育総務課長兼学校再編担当）お答え申し上げます。
　複数年契約するものといたしましては、基本的に業者さんのほうでバスを用意していただく場合には、複数年の契約を組んでおります。この表の６番から14番までが業者さんのほうで持ち込んで用意していただいているので、そういったものについては複数年契約で契約のほうを行っております。
　以上でございます。

勝村委員）ありがとうございます。
　ということは、今後ですよ、スクールバスは業者さんが用意していただくというのが原則になってくるんですかね。市でバスを用意するってことも考えられるんですかね。今後ですよ。その点お聞きします。

教育総務課長兼学校再編担当）お答え申し上げます。
　市で所有してるバス、１番から５番まで、これは平成21年度に購入して今まで経過しておるんですけども、市でバスを所有して運営した場合と業者さんのほうでバスを持ち込んで運営した場合、それらを比較しまして、どちらが経済的かをもう一度ちょっと検証して、安いほうを採用していきたいと考えております。
　以上でございます。

勝村委員）ありがとうございます。
　スクールバスなんで、あまり事例はないと思いますけども、例えば乗用車、トラック辺りだと、リースで貸し出すというのもありますけどもね。そこはちょっと差し置いてですね、４年度の分については、期間がないために随意契約をしたという報告がありました。随意契約でも、そういった場合においては問題ないということでございますので、一概にこの随意契約で持っていくということではないので、改善は図るべきでありますけれども、この請願に対しては不採択ということでいいのかなと思います。請願者からも、職員が過ちを犯さないということがうたわれておりますけども、これはもう基本的なことなんで、そういうことでよろしいかなと思っております。
　以上です。

菱沼委員）この請願の中の文言でありますけども、一者随意契約では業者の言うがままの値段になってしまうってことでありますけど、「市民・国民の血税を節約した契約を実施することになりません」とこちらにはうたっておりますが、実際教育委員会としては、この点はどのように捉えているでしょうか。

教育総務課長兼学校再編担当）お答え申し上げます。
　一者に特定しますと、その分競争性がないという、そういう懸念はございます。競争入札が原則なんですけども、やむを得ない場合ですかね、やはり先ほどの石岡中学校のように、経費の削減といった優位性が確認できるのであれば、やむを得ず随意契約がされると。できると。そういうふうに地方自治法でもうたってることですので、一概的に随契がこう、何ていうんですかね、随意契約に対して否定的に考えてはございません。
　以上でございます。

菱沼委員）ありがとうございます。
　そうすると、やっぱり教育委員会としても、この随契の部分についてはいろいろ内容を聞いて、一応状況を見てですね、教育委員会としてはこうしたいっていう部分の要望を言ったりとか、そういう部分はしてるでしょうか。お尋ねしたいと思います。

教育総務課長兼学校再編担当）お答え申し上げます。
　確かに一者随契といいますと、統計的なものは取ってないんですけども、比較的やはりその落札率というか、予定価格と実際決定した金額が比較的近い数字っていうのがあるのかなとは思います。そういったことを防ぐ上でも、何ですかね、仕様書とか運用とかが一者に特定するようなそういう仕組みをまず一度考え直して、多くの業者さんが参加できるような仕組みとか、そういったものを今後考えていきたいと考えております。
　以上でございます。

菱沼委員）了解しました。

櫻井委員長）ほかにご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、これより討論に入ります。
　討論は、挙手によりこれを許します。
　討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　請願第19石岡市教育委員会スクールバス委託契約の一者随意契約の改善に係る請願を採決いたします。
　本件は、起立により採決いたします。
　お諮りいたします。
　本件は「採択とすべきもの」と決することに賛成の委員の起立を求めます。

−賛成者起立−

櫻井委員長）起立少数であります。
　よって、本件は不採択とすべきものと決しました。
　次に、陳情第20学校給食費の令和５年度無償化を求める陳情を議題といたします。
　本件について、事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。

事務局）陳情第20学校給食費の令和５年度無償化を求める陳情における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
　まず、受理の経緯でございますが、２月１日に提出され、同日付で受理いたしております。提出者は石岡市石川の新日本婦人の会石岡班代表、○○○○（個人名）様でございます。
　次に、陳情の概要でございますが、コロナ禍と物価高騰の中、子育て世代の貧困化等を踏まえ、令和５年度の小学校・中学校の学校給食費を無償とすることを求めるものでございます。
　なお、参考ではございますが、追加で署名をご提出いただいておりまして、事務局において名簿を確認した結果、175名の署名がございましたので、ご報告いたします。
　説明は以上でございます。

櫻井委員長）ただいま、事務局から受理の経緯等について説明がありました。
　次に、本件についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いをいたします。

菱沼委員）陳情第20学校給食費の令和５年度無償化を求める陳情ということで、過日ですね、一般質問においても、小中学校の給食費を試算するところ２億1,000万円ということで伺っております。小中学校合わせてですね。
　その給食費の無償化については、市民の方からも多く要望があるところでございます。私もですね、この給食の無償化、なればいいなと思っているところでございますが、実際この財源確保っていうのはどのように考えているのか、お尋ねしたいと思います。

学校給食課長兼石岡給食センター所長）財源についてでございますけども、本年度、令和４年度につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金がございまして、こちらを活用しまして、２学期から３学期まで７か月を無償にすることができました。このような活用できる財源は積極的に活用して、今後も実施していきたいと考えております。
　しかしながら、令和５年度につきましては、まだそういったものに充てられるものが示されておりませんので、そういったものが示されましたらば早速検討に入りたいと、現在はこのように考えております。
　以上でございます。

菱沼委員）私もたくさんですね、市民の方からも、学校給食の無償化はぜひともしていただきたいという声はたくさんあります。そういう部分においてはやっぱり財源の裏付けがないとですね、給食費の無償化っていうのもできないので、しっかり、先ほど担当からもお話がありましたとおり、国の動向、また県の動向もしっかりと見据えた上で、やっぱり市民の皆さんの、この子育ての部分において重要な給食費になってくると思いますので、しっかりと調査研究をしていただいて、前向きにですね、極力１日も早く対応できるように、私としては望むところでございます。
　以上です。

櫻井委員長）ほかにご意見等はございませんか。

小松副委員長）大変忙しい中ですね、今事務局も言われましたように、175人の署名を添えて陳情されたということに対しては、心から敬意を表したいと思います。
　今ですね、委員が財源のことを申されましたけども、それでは確認の意味で聞きますけども、現在まで、県内で学校給食の無償化が実施されているところはどこでしょうか。それをまずお伺いいたします。

学校給食課長兼石岡給食センター所長）現在、学校給食完全無償化、小中学校の完全無償化という意味でお答えしたいと思います。
　現在実施しているところは、潮来市、城里町、河内町、大子町。それから神栖市におきましては、令和３年、４年の限定的な実施。
　私どもの確認している状況は、以上でございます。

小松副委員長）今言われたところが、そういう地方創生臨時交付金あるなしにかかわらず、学校給食費が非常に重要だと。学校給食無償化ですね。重要だというそういう議論の中で、敢然と、今言われた３市５町ですか、実施をされてるわけです。
　そしてもう１つお伺いしますけども、今新聞等で大きく報道されておりますけども、令和５年度の予算がほとんど全てのところでね、提示されてると思いますけれども、令和５年度学校給食の無償化をやると予算化されている……。

〔「まだされてないですよ」と呼ぶ者あり〕

小松副委員長）予算化が提案されている、ですから、新聞報道ではそういうふうになってるということが大きく報道されておりますけども、どういうところだというふうに担当者としては認識されてますか。

学校給食課長兼石岡給食センター所長）令和５年度に新たに無償化に取り組む市町村というご質問についてお答えいたします。
　新聞報道等で私どもが確認できている内容についてご報告いたします。
　まずは、境町につきましては、令和５年度について限定実施という状況でございます。
　それから日立市については、令和５年度から実施するという状況でございます。
　並びに稲敷市につきましては、先ほどの境町同様に令和５年度の限定実施ということでございます。
　それから北茨城市につきましては、令和３年度から中学生を無償化しておりましたが、令和５年度から小学生の拡充をするということでございます。
　それから最後に水戸市につきましては、中学生のみを対象として、令和５年度から無償化するということでございます。
　以上、私が承知している内容でございます。

小松副委員長）今、担当者が言われておりますように、県内でも県都である水戸市、これは中学校の学校給食を無償化すると。踏み切ったと。それから非常に大きな都会部である日立ですね、小中。それから北茨城市も、報道されておりますように小中が無償化されると。同時に、私の同僚議員も言っておりましたけども、体質的な問題で、学校給食じゃなくて家庭から弁当を持って食べてるという方もいると、中にはね。こういう方については補助すると。非常にきめ細かなやり方で、子どもの学校給食の無償化、学校給食を非常に大事にしてるということが報道されております。
　で、石岡でも、先ほど議論がありましたように、令和４年度については２学期・３学期、７か月間学校給食無償化が実施をされました。それでお伺いしますけども、学校給食が無償化されて、それで執行部としてはどのような積極的な、保護者、また関係者のお話を聞いてますか。そのことをお伺いいたします。

学校給食課長兼石岡給食センター所長）保護者の皆様におかれましては、今回の措置につきましては、まずは２学期無償化を決定しましたが、さらに３学期延長したということで、大変にありがたかったというようなお声を頂戴しております。
　以上でございます。

小松副委員長）これはですね、私もいろいろ聞いておりますけどもね、非常に歓迎されてるんですよ。市長もですね、この地方創生臨時交付金の活用っていうのは、ある程度地方自治体でどういうふうに位置付けるかということも、そういうことできるわけですけども、市長がこういうことをやったことによって、非常に評価も高まってるということは事実なんですね。
　それで私は、強調したいのはこの学校給食っていうものの位置付けなんですけども、今、全国的には、子どもを持つ世帯の７世帯に１世帯は生活が大変な家庭なんだということが言われております。つまり、朝、それから夜、家庭がいろいろ、お母さんの関係なんかでしっかりしたものが食べられなくてもですね、しかし学校に行きますと、栄養士が作ってくれたご飯をみんなと一緒に喜んで食べられると。これはですね、発達途上の小学校、中学校、大人の体を作ってる過程の中におけるそういう方々にとりましてはですね、学校給食費の無償化という、無償で食べられるってことは、これは非常に大きなものなんですよ。
　この学校給食費、いわゆるこの問題については、憲法ではどのように書いてますか。憲法第26条、義務教育と国との関係ですね。それは私は言いますけども、憲法第26条の最後に書いてありますよね。「義務教育は、これを無償とする」と書いてあるわけですよ、はっきり。そういうことに向けての、積極的な地方自治体の努力がですね、このように現れて、これは茨城ではそういうことですけども、東京都、首都圏、非常に人口が多いところ、そういうところでは貧富の格差が大きくなっているだけに、東京関係なんかでは、学校給食無償化に進んでいるところが非常に多いです。それが大きな流れです。そのことを、まず私は確認をしたいと思うんですね。
　それで、次の問題は、次の質問も確認しますけども、じゃあ実際に石岡で実現できるのかという問題ですよ。ここでお聞きしますけども、小学校、学校給食費１人当たり幾らで予算化して、これだけの人数がいるから全体で小学校はこれだけの予算、中学校はこれだけの予算、総額幾らということを試算してると思うんですけども、このことについて質問いたします。

学校給食課長兼石岡給食センター所長）お答えいたします。
　先ほどもちょっと菱沼委員からお話がありましたとおり、小学生、中学生合わせて4,700名ほどおりますが、完全無償化した場合は２億1,000万円ほど掛かるということを試算しております。具体的に実施できるのかどうかということにつきましては、先ほどとちょっと重複してしまいますが、この問題は財源と併せて考えるべきものと承知しておりますので、まずは恒久的な財源の確保、これを考えていきたいと思っております。
　そういった中で、地方創生臨時交付金みたいなものや限定的なものに限らず、他市町村の無償化している例なども調査研究しながら、引き続き前向きに検討していきたいと、以上のように考えております。

小松副委員長）今、２億1,000万円というお話でした。これは前に、私も答弁で聞いております。これがどれほどのものかということなんですけども、令和５年度の当初予算との関係では、何パーセントになるもんですか、これは。これはですね、0.55パーセントです。1,000分の5.5です。ですからですね、これはやれるんですよ。やんなきゃ駄目だと。というのは、令和４年度の２学期、３学期、先ほど担当者も、それから質問された議員も言われておりますように、非常に喜ばれてるわけですから。他の自治体ではやってるんですからね、そういう地方創生臨時交付金がなくても。いわゆる大都市の水戸でも日立でも、稲敷などでもやってる。それをどうするかっていうことで、私も非常に注目しておりましたけども、しかし残念なことに、令和５年度予算には入っておりませんでした。だから私は、一般質問でも強く、これはやるように主張しました。
　そういうことと、もう一つは、石岡にある財政調整基金、これは28億などから大分減りまして、財政推計では15.8億円となっておりますけども、それだけのものもあると。それから、いろいろ一般質問等でも指摘されておりますように、様々な節約できる無駄もあるわけですよ。無駄を指摘されております。そういう点でですね、私は当然、石岡市民としては、令和５年度もぜひこの学校給食無償化はやってもらいたいと。これは非常に切実な願いなんですよ。それが今回の署名に表れてると思うんですね。
　ですから、この陳情はぜひ採択すべきと。この場でですね。我々議員の任期の最後の議会ですけども、せっかくの委員会で審議されているわけですから、ぜひやはり陳情を採択すべきだと。そういう意思をこの文教厚生委員会で示すべきだと。強くこれをですね、主張いたします。
　とりあえず以上です。

櫻井委員長）ほかにご意見等はございませんか。

関口委員）私、給食費の無償化、これには賛成なんですけど、４年度にそういう財源があって、２学期、３学期と無償化ができたということはよかったなと思ってます。その財源を使ってね。
　しかしながら、この令和５年度、陳情は令和５年度となってるんで、要は５年度に対して、今ですね、予算計上されてない中でこれを採択するのはいかがなものかなと思っております。できればですね、執行部においては５年度の途中でも、財源確保ができた場合には、ぜひ無償化を進めていただきたいと思っております。
　現時点では、私は採択はできないと思っております。
　以上です。

櫻井委員長）ほかにご意見はございませんか。

池田委員）この給食費の無償化については、私も基本的には賛成の立場であります。
　ただ、逆を考えますと、例えば貧困世帯と言ってもですね、本当に困ってる貧困世帯の層は、いわゆる生活保護で保護されてますね。で、その次に困ってる層っていうのが、いわゆるさっき出ました準要保護世帯。これも給食費を払ってないわけです。本当に困ってる世帯とその次に困ってる世帯は元々給食費は払ってないので、逆に言うと、裕福な家庭まで十把一からげで無償化するのが果たして本来の目的なのかっていうと、若干そこは違うような気がします。
　そういった制度の設計も含めまして、先ほどほかの委員から出ましたけども、令和５年度については予算ももう通過してるわけでありますので……。

〔「通過してない」と呼ぶ者あり〕

池田委員）失礼しました、通過すると思われますので、これは継続審査ということで、より制度設計も含めまして、慎重な対応を取るべきだと思います。
　以上でございます。

小松副委員長）これはですね、つまり生活保護もらってるとかその次だとか、だからどうとかっていうそういうことではなくて、憲法の精神はですね、義務教育ですから。小学校も中学校も義務教育。全ての国民が義務教育を受ける権利があって、受けてます。そういう方については無償化なんですよ。このやはりね、憲法の精神をですね、よく我々もわきまえて、この流れは非常に増えてて、石岡もやってきたわけだから、そういうことを、せっかくの陳情に対して、そこを担当する文教厚生委員会としては採択すべきだと。そのように私は強くですね、そういう観点に立ってもらいたいと。ここには議会をリードするそうそうたるメンバーがいらっしゃるので、それだけなおですね、この陳情について採択するという、そういう形式をもっていただきたいと思います。

櫻井委員長）ほかにご意見はございませんか。

勝村委員）ありがとうございます。
　陳情第20学校給食費の令和５年度無償化を求める陳情でございますが、各委員からいろいろなご意見がございました。私も、給食費の無料化ということについては、願意は妥当だというふうには考えてございます。
　近年ですね、やはり子ども・子育て、急激な少子化の時代が迫ってまいりまして、国の発表ですと昨年ですか、昨年の出生数80万人を下回ったというふうな話も出ております。本市でも今、少子化が進んでおるわけでございます。それは別として、学校給食費に関してはですね、やはり子ども・子育ての面からも、できることならば自治体で無償化する、していくのは、いい施策なのかなと思っております。
　しかしながら、先ほどご説明いただきました、県内自治体においてもまだ少ない、10市町ぐらいであるという報告がありました。これ、簡単に無償化すればいいということは、言葉で言うのは簡単なんですけど、なかなかやはり執行部のほうとしても、事業化するのにはまず財源を確保しなければならないということも考えられます。昨年度はコロナ対策事業の中で、確かに無料化ということで喜ばれたと思います。で、喜ばれたからさらに無料化していこうということが継続されていけば、私もそれは理想だとは思っております。しかしながら、先ほども言ったように、まず財源そのほかを考えて、それを見ないで我々が進めていってもどうかなということも考えられます。
　先ほど、それぞれの委員からありましたけども、対等な意味で、やはり無償化というのは、例えば先ほど議論しましたけども、スクールバスとか給食費、あるいは教科書とか、全ての教育に関するものが無償化になっていけば、それは理想的だなとは思っておりますけれどもね。しかしながら、この時点においてはよく考えていかなければならないかなと思っております。
　先ほど申し上げましたように、願意は妥当というふうに考えておりますけれども、令和５年度の中でも補正を組むこともできるんではないかということも考えられますし、さらに議論を進めていってもいいのかなと思っておりますので、継続審査ということでいいかなと思っております。
　以上でございます。

小松副委員長）今、委員のですね、皆さんのお話を聞いてると、これは望むと。そういう陳情の精神はですね。小学校、中学校の学校給食無償化は、やるのは非常に願意妥当、賛成だということでしょう。今回のこの委員会で議論すべきなのは、市民の皆さんからそういう思いを込めて署名つきで出された陳情について、どういう態度を取るかが問題なんですよ。だから、願意妥当、いいことならば賛成すべきなんですよ。そして、じゃあどうするのというのは、執行部にですね、その意見を言って、執行部で考えてもらう。我々も、議会も考えるということで前に進めるじゃないですか。それを我々が、いやそれはそうなんだけども財源がどうのこうのってなったらですね、全く進まない。
　それで、やはり私たちこの際脱皮すべきなのはですね、やはり議会でも、本当に多くの方が石岡市の人口減少を心配されてますよ。このままではどうなるんだと。そしたらば、やはり周辺の自治体、茨城県内の自治体と比べましてもですね、全力を挙げて、本当に教育しやすい、子どもが育てやすい、そういうことを全力を挙げて作らなきゃなんないですよ。そうしなければ、人口が増える、そういう社会的状況はできないですよね。
　そういう点で、財源がどうだっていうのは、それは考えて、補正という意見も出てましたけどもね、我々もいっぱい無駄を指摘してますよ。それはだから、ここでは採決して、執行部にそういう立場で考えてくれと、一緒に考えようじゃないかと、そういうことでいいと思うんですよ。我々執行部じゃないんだから、こと細かに財源どうのこうのっていうことまでは、権限外ですから、そういうことになりますとね。そういうふうにやっぱり考えて、採択すべきですよ、これは。
　それから、もう一つ私、意見言いたいのは、継続審査ということが出ました。継続審査っていうのはどういう意味なんですか、これは。廃案になるじゃないですか。何回もやって、これを繰り返してやって議論することはあるけども、この場で終わりだとすれば、継続審査となるということは、廃案を示すことになるんじゃないですか。私は、それは本当にちょっと、非常にひどいと思うんですよ。そういう意見です。ぜひ審議してください。

櫻井委員長）各委員からご意見が出てますが、陳情項目を確認していただきたいと思います。陳情項目は、令和５年度について小学校・中学校の学校給食を無償とすることでありますので、このことが願意でありますので、そこを確認していただいて、賛否を明確にお示しいただきたいと思います。いかがでしょうか。
　暫時休憩いたします。

−休憩−

櫻井委員長）再開いたします。
　ただいま、本件の取扱いについては、さらに調査・検討を要するため継続審査とされたいとの意見と、採決を行うべきとの意見がございました。
　初めに、継続審査とすることについてお諮りをいたします。
　本件は、起立により採決いたします。
　お諮りいたします。
　本件を継続審査とすることに賛成の委員の起立を求めます。

−賛成者起立−

櫻井委員長）起立多数であります。
　よって、本件は継続審査とすることと決しました。
　暫時休憩いたします。10分程度といたします。

−休憩−

櫻井委員長）休憩前に引き続き、会議を開きます。
　ここで、さきに保留した答弁について、その準備が整ったとのことでございますので、その答弁を求めたいと思います。

教育総務課長兼学校再編担当）大変失礼いたしました。
　先ほど、令和４年度の準要保護の小中学生の人数を報告いたしましたが、令和４年度につきましてはまだちょっと取りまとめしておりませんので、直近の令和３年度の数字のほうを申し上げたいと思います。
　準要保護を受けている小学生の数につきましては300名、中学生は182名、合計482名。実世帯数といたしましては、333世帯となります。
　以上でございます。

櫻井委員長）次に、陳情第21東成井小学校における運営の適正化に関する陳情を議題といたします。
　本件について、事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。

事務局）陳情第21東成井小学校における運営の適正化に関する陳情における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
　まず、受理の経緯でございますが、２月３日に提出され、同日付で受理いたしております。提出者は石岡市東成井の東成井小在籍児童父母、○○○○（個人名）様ほか１名でございます。
　次に、陳情の概要でございますが、東成井小学校５・６年生が参加した遠足において、本来経験できるはずだった国会議事堂見学が果たせなかったことに対し、学校からの説明会開催や、苦情・問題処理機関の設置等を求めるものでございます。
　説明は以上でございます。

櫻井委員長）ただいま、事務局から受理の経緯等についての説明がありました。
　次に、本件についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いをいたします。

菱沼委員）陳情第21東成井小学校における運営の適正化に関する陳情ということで、今事務局のほうから受理の経緯が、内容が報告されたわけでございますが、実際この本文の内容の実態についてですね、現状、この実態そのものなのか。実際どうなのかお尋ねしたいと思います。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）お答えいたします。
　こちらのほう、本文のほうを読みまして、まず遠足の見学場所なんですが、国会議事堂の参議院ではなくて、学校のほうが予定していたのは衆議院のほうに見学を予定しておりました。そちらのほうは、衆議院議員の事務局、警務部参観係というところに確認しましたところ、11月22日に東成井小学校の予定のほうは入っておりました。また、その時間帯に、ほかの５校もですね、見学の予定に入っておりました。
　また、当日は首都高に入るまでは順調だったんですが、そこに入ってから渋滞に巻き込まれてしまい、到着時間が50分遅れてしまいました。それに伴って、その当時コロナ禍ということもありまして、衆議院の、国会議事堂の中に入る人数制限がありまして、どうしても入ることができなかったと。ただ、それに向けて関わってくださった地元の国会議員の方も心配してくださいまして、その国会議員がそこの場所に来てくださって、いろいろ国会についての説明、また、国会議事堂を背景とした写真撮影等も行っております。ただ、中のほうは見学ができなかったという事実はございます。
　以上でございます。

菱沼委員）状況は分かりました。
　そうすると、この要望にあったですね、要望１に対して、学校側としては何かしらの対応をしたのかどうか、お尋ねしたいと思います。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）お答えいたします。
　こちらのほう、保護者に対してですね、説明のほうは大分遅くなってしまうんですが、２月24日の授業参観終了後に説明等を行っております。
　以上でございます。

菱沼委員）ありがとうございます。
　次に、要望２についてはいかがでしょうか。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）こちらのほう、教育委員会以外にもですね、県南教育事務所、県の教育委員会、または市のほうでも総務課等で対応はしてくださっています。ただ、教育委員会のほうでですね、きちっと保護者の要望を聞き取り、また学校でもきちっと聞き取り、対応できるように今後対処していきたいと思っております。
　以上でございます。

櫻井委員長）ほかにご意見等はございませんか。

関口委員）添付されているしおりも見たんですけど、その前にですね、この説明で、１、国会議事堂の予約がされてないとかね、こういったことは事実じゃない、この書いてあるのは事実じゃないってことが今説明で分かったんですけど、なぜ２月24日までこの遠足のことで説明をしなかったんですか。そこまでおいたんですか、長い時間。

教育総務課指導室長兼学校再編担当）11月22日に遠足のほうがありまして、その後、11月25日に授業参観等が東成井小のほうで行われました。その際に、その後の学年懇談とかはなかったんですが、保護者からの問い合わせ等もなかったこと、また、子どもたちにバスの中できちっと説明をしたというようなこともありまして、保護者からの意見等はないかなというふうに判断されたという形になっております。

関口委員）まず、このしおり見ましてね、国会議事堂の見学時間がですね、ちょっと厳しい時間帯なのかなと思うんですよね、最初の計画がね。８時50分っていうのは、非常に計画自体がちょっと甘いのかなっていうか、もう少し余裕を持った計画ができたらよかったのかなと思うんですけど。
　あとですね、やはりこのメインが国会議事堂見学っていうふうになってるんで、私はお子さんもね、楽しみにしてたんだと思うんですよ。国会議事堂の中を見たいっていう。ですから、そういったことがちょっと、交通事情ね、不可抗力で実現できないこともあるよと、そういうこともですね、このしおりの中に入れておけばね、こういう問題が起きなかったのかなと思うんで、そういう改善は今後していただきたいなと思っております。
　ちょっとこの陳情はですね、正確性が欠けてると思うんで、私は不採択なのかなと思います。
　以上です。

櫻井委員長）ほかにご意見はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、これより討論に入ります。
　討論は、挙手によりこれを許します。
　討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で討論を終結いたします。
　これより採決に入ります。
　陳情第21東成井小学校における運営の適正化に関する陳情を採決いたします。
　本件は、起立により採決いたします。
　お諮りいたします。
　本件は「採択とすべきもの」と決することに賛成の委員の起立を求めます。

−起立なし−

櫻井委員長）起立なしであります。
　よって、本件は不採択とすべきものと決しました。
　次に、陳情第22スクールバスの保護者負担金に関する陳情を議題といたします。
　本件について、事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。

事務局）陳情第22スクールバスの保護者負担金に関する陳情における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
　まず、受理の経緯でございますが、２月３日に提出され、同日付で受理いたしております。提出者は、石岡市高浜の石岡市立高浜小学校ＰＴＡ会長、○○○○（個人名）様ほか８名でございます。
　次に、陳情の概要でございますが、学校統合により、多くの学校では月3,000円を負担し児童がスクールバスを利用していることから、子育て世代保護者の負担軽減や子育て環境の充実の観点から、スクールバス無償化の検討を求めるものでございます。
　説明は以上でございます。

櫻井委員長）ただいま、事務局から受理の経緯等についての説明がありました。
　次に、本陳情の審査に当たり、スクールバス保護者負担金の現状等について、執行部から説明を求めます。

教育総務課長兼学校再編担当）私から、スクールバスの保護者負担金の現状等についてご説明申し上げます。
　現在の石岡市のスクールバスにつきましては、資料の左側の図面のとおり運行しております。また、右の図のとおり、保護者から負担をいただいている状況でございます。
　近隣のかすみがうら市、小美玉市、土浦市につきましては、保護者の負担金はございません。それらの市につきましては、運行ルートにつきましては旧小学校単位を集合場所とし、運行しているとお聞きしております。また、経費削減を図るため、毎年運行ルートの見直しなどを行っているとお聞きしております。
　また、県内においてスクールバスを運行しております35自治体のうち、スクールバスの利用料の保護者負担があるのが７自治体、保護者負担がないのは28自治体となっております。
　今後、統合が進むにつれ、バスの運行経費が増大されます。無償化に当たっては、今後、バスの運行経費を効率的に検討する必要があると考えております。具体的な事例、手法といたしましては、１つ目が路線の集約化。２つ目が便数。例えば下校時、従来２便ですけどもそれを１便にするなど便数の削減。３つ目につきましては、実情に合わせた路線設定を行い走行距離を減らすことなど、工夫した上で、効率的に運行経費を縮減する必要があると考えております。
　説明は以上です。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　次に、本件についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いをいたします。

菱沼委員）陳情第22スクールバスの保護者負担金に関する陳情書ということで、今説明がありました。
　その中でですね、保護者からのご意見っていうのは届いているでしょうか。お尋ねしたいと思います。

教育総務課長兼学校再編担当）お答え申し上げます。
　保護者のほうから、お声のほうはいろいろな方法でいただいておりまして、例えば統合検討委員会の中でとか、あとは直接教育総務課のほうに、無償化してほしい、そういった陳情もいただいてる状況ではございます。
　以上でございます。

菱沼委員）ありがとうございます。
　先ほどですね、報告の中でも、負担してるのが７自治体で、28自治体が無償化であるという状況でございます。そういう部分においては、この陳情という部分においてはですね、しっかりとやっぱり石岡市においてもこの無償化に向けてトライしていくのには、先ほどの給食費ではありませんけども、財源確保という部分がやっぱり重要になってくると思うので、そこら辺も含めて制度設計をしっかりやってもらいたいなということを思いますので、私としてはですね、この願意は妥当だと思ってますけど、慎重にその財源確保もしてもらいたいと思ってますので、私は継続すべきかなと思ってるところでございます。
　以上です。

櫻井委員長）ほかにご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、この際、お諮りいたします。
　本件については、さらに調査・検討する必要があることから、継続審査といたしたいと思います。
　これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ご異議なしと認め、さよう決しました。
　以上で、本委員会に付託されました案件の審査は全て終了したわけでありますが、これらに係る委員長報告の取扱いについては、委員長にご一任願いたいと思います。
　これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ご異議なしと認め、さよう決しました。
　次に、所管事務の調査といたしまして、ふれあいの里石岡ひまわりの館の入浴施設利用者アンケート結果についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

高齢福祉課長）私から、ふれあいの里石岡ひまわりの館の入浴施設利用者アンケート結果についてご報告いたします。
　お手元の資料１をご覧願います。１、概要でございますが、昨年12月の本委員会での繰り返しになりますが、ふれあいの里石岡ひまわりの館の入浴施設を利用する方の利用状況を把握し、今後の入浴施設の方向性を検討する上での参考資料とする目的で実施しましたアンケートの集計結果についてご報告いたします。
　２、アンケート内容につきましては、別紙１をご覧ください。
　３、アンケート結果でございますが、対象者数は、アンケート実施期間である令和４年12月13日から令和５年１月31日において入浴施設を利用した、10歳以上の実人員1,168人でございます。回収数は、対象者のうちアンケートへのご協力をいただいた方300件となり、回収率は25.7パーセントでございました。
　集計結果につきましては、別紙２をご覧願います。上から順にご説明いたします。１、年齢区分でございますが、70代が最も多く、38パーセントを占め、以下、80代以上が23パーセントと続き、全体で60代以上が約８割を占めてございます。
　２、性別でございますが、男性が62パーセントと６割を超え、女性の約1.7倍となってございます。
　２ページをご覧ください。３、居住中学校区でございますが、市内の利用者が約８割を占め、市内の内訳では、石岡地区が八郷地区の２倍以上となってございます。また、市外では、小美玉市の方が５割以上を占めてございます。
　３ページをご覧ください。４、交通手段でございますが、約９割の方が自家用車を利用し来館されていらっしゃいます。
　５、利用する頻度でございますが、週に数回と月に数回の利用が多く、月に１回以上の利用が、全体の８割以上となってございます。
　４ページをご覧ください。６、利用する曜日・時間帯でございますが、平日午後が46パーセントと約５割となっており、平日の利用で全体の７割以上を占めてございます。
　７、利用している施設でございますが、大浴場と露天風呂で約５割を占めてございます。
　５ページをご覧ください。８、利用する目的でございますが、リラックス・癒やし効果が最も多く23.6パーセント、次いで日常的な入浴、健康増進、手足を伸ばして入浴の順となってございます。また、自家風呂がない利用者が２名いらっしゃいますが、居住区は府中中学校区と行方市でございました。
　９、使用料金でございますが、安いと回答した利用者が約５割を占め、普通という意見を合わせると８割以上となってございます。
　６ページをご覧ください。10、他の利用施設でございますが、３割以上の方が他の施設を利用しており、施設名では、やさと温泉ゆりの郷、小美玉温泉湯〜ＧＯ！が多い状況でございます。
　７から９ページをご覧ください。11、ご意見・ご要望でございますが、74件の自由記載があり、記載内容のまま、同様な意見を年代順にまとめた形で一覧にしてございます。区分ごとに見ますと、設備面に対する意見・要望が28.4パーセントと最も多く、内容といたしましては、現在故障中のミストサウナを修理してほしい。一方では、高温サウナに変更してほしいなどがございます。次に多い衛生面につきましては、装置をきれいにしてほしい。一方で、掃除がきれいとの意見が半々でございます。次に多い営業時間につきましては、現在、新型コロナウイルス感染症対策のため閉館時間を２時間短縮し、19時までとしているところを、元の時間に戻してほしいとの意見などでございます。
　全体を通して、ひまわりの館の入浴施設を利用している方の傾向をまとめますと、60歳以上の高齢者、市内の石岡地区及び府中地区の在住者、自家用車で来館されている方が多い状況となってございます。また、週１回以上の利用者が約半数を占めており、いわゆるリピーターが多い傾向となってございます。
　資料１にお戻り願います。４、２回目のアンケート実施についてでございますが、令和５年４月にオープン予定の霞台厚生施設組合地域還元施設みらい交流館の入浴施設の影響を把握するため、令和５年５月から６月にかけて実施したいと考えてございます。２回目の集計結果がまとまりましたら、再度ご報告を差し上げてまいります。
　説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について、ご質問等がございましたら、挙手によりお願いをいたします。
　ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で本件については終了いたします。
　続きまして、児童館についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

こども福祉課長）私よりは、児童館についてご説明させていただきます。
　資料２をご覧ください。１、館庭の開放に向けた取組について、前回説明させていただきました後、仮囲い設置工事を株式会社松永工務店と129万8,000円で契約し、設置作業は完了しており、竣工検査及び遊具使用の準備が整い次第開放する予定でおり、来週中の開放を見込んでおります。開放に当たりましては、暫定的な開放となるため、利用時間は平日の午前９時から午後５時とさせていただきます。また、開放に当たっては職員の配置を行わないため、仮囲いの近くでは遊ばないよう、掲示物などで利用者への注意喚起を行ってまいります。
　２、児童館の検討状況についてですが、今後の方向性については、現在、次の３つの案を軸に検討を進めております。１つ目は、石岡市公共施設等総合管理計画に基づく案で、建て替えはせず、近隣の施設へ機能分散を行い、敷地の新たな利活用を検討する案でございます。２つ目は、石岡市公共施設等総合管理計画及び外遊びの場所の確保要望に基づいた案で、建て替えはせず、近隣の施設へ機能分散を行い、館庭を遊び場として開放する案でございます。３つ目は、住民の方からの陳情に基づいた案で、現地への建て替えを行い、これまでと同様の運営を実施する案でございます。なお、１つ目と２つ目の案において、児童館事業は、事業参加者の施設利用に支障を来さぬよう、府中地区公民館または近隣の公共施設での継続実施を予定しております。
　以上、お示しさせていただきました３つの案から、今後は石岡市公共施設等総合管理計画に加え、石岡市個別施設計画との整合性及び児童厚生施設運営委員の意見、ほかの公共施設との機能の共有または集約化の可能性など、いろいろな視点から検討を行い、早い時期に方向性をお示しできるように努めてまいります。
　説明は以上でございます。よろしくお願いします。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について、ご質問等がございましたら、挙手によりお願いをいたします。
　ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　続きまして、民間保育園等の整備状況についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

こども福祉課長）続きまして、民間保育園等の整備状況についてご説明させていただきます。
　民間保育園等の整備状況につきまして、９月の委員会において、民間保育園施設等の整備状況についてということでご説明させていただきましたが、その後の進捗も含め、補助の内容についてご報告させていただきます。
　資料３をご覧ください。１、現状としまして、働き方改革や女性の就業継続率の上昇などを背景に、ゼロ歳から２歳児の受け皿不足が当市の課題となっております。そのため、受け皿確保のための方策として、民間保育施設等の活用を積極的に進めるため、国の補助金を活用した施設整備を進めております。
　２、施設整備補助の内容といたしまして、茨城県または石岡市より認可を受けている保育施設等の整備に対する補助を実施しております。厚生労働省所管の保育所等整備交付金につきましては、補助対象経費に対し国が３分の２、市が12分の１を補助するものとなり、４分の１が事業者負担となります。また、文部科学省所管の認定こども園施設整備交付金につきましては、補助対象経費に対しまして県が２分の１、市が４分の１を補助するものとなり、こちらも４分の１が事業者負担となります。２か年にまたがる事業につきましては、年度ごとの進捗割合を掛けた額を補助金としてございます。どちらの交付金につきましても主に民間施設を対象としており、公立保育所につきましては、小規模保育施設のみが対象となっております。
　３、施設整備状況としまして、石岡明照保育園につきましては、施設が完成し、令和５年１月から新園舎にて保育を開始している状況でございます。続きまして石岡幼稚園は、小規模保育所が間もなく完成し、建物の引渡しになる状況です。また、小規模保育所の名称が、（仮称）スマイル保育園としておりましたが、正式にワンステップ石岡に決定いたしました。令和５年４月の開所に向けて、手続を進めております。石岡明照保育園及び石岡幼稚園のワンステップ石岡につきましては、保育所等整備交付金を活用してございます。
　最後に、泉ヶ丘こども園につきましては、２か年事業としまして、令和４年度50パーセント、令和５年度50パーセントの進捗を予定してございましたが、物品の納品の遅れに伴いまして、令和４年度42パーセント、令和５年度58パーセントに変更したいとの申し出がございました。国、県とも協議しまして、進捗率の変更をさせていただき、補正予算の計上をさせていただいております。こちらは、保育所等整備交付金と認定こども園施設整備交付金の２本の交付金を活用してございます。
　こども福祉課からの報告は、以上となります。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について、ご質問等がございましたら、挙手によりお願いをいたします。
　ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　続きまして、地域医療対策事業についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

保健福祉部参事地域医療担当兼地域医療対策室長）それでは、私から産科医療施設の開設支援に係る取組につきましてご説明いたします。
　資料４の１ページをご覧ください。まず１、施策立案に向けたこれまでの３市の協議結果につきましてご説明いたします。産科医療施設の開設に係る取組につきましては、今年度、かすみがうら市及び小美玉市とともに、当市で作成した施策案（たたき台）を基に、３市事務局の協議及び３市長の協議を実施してまいりました。１月までに実施した協議の結果は前回の委員会において報告しておりますので、前回委員会後の２月13日に開催しました令和４年度第３回地域医療に係る３市長会議の結果につきまして、ご説明いたします。
　当会議におきましては、産科医療施設の開設に係る調査研究の進め方とスケジュールについて協議いたしました。協議の結果につきましては、資料の２、産科医療施設の開設支援に係る調査研究の進め方に記載しておりますので、ご説明いたします。資料４の２ページをご覧ください。令和４年度第３回地域に係る３市長会議では、産科医療施設の開設支援に係る調査研究の進め方につきまして、次のとおり進めることで合意いたしました。
　まず、（１）産科医療施設の開設支援に係る調査研究の体制ですが、地域医療に係る３市事務局会議におきまして事業案を決定し、地域医療に係る３市長会議におきまして、事業案について協議の上、事業を決定いたします。
　次に、（２）調査研究の段取りですが、先進事例の調査研究と地域の医療機関へのヒアリングを行い、事業案の提案及び協議をした上で、事業の決定をいたします。
　最後に、（３）調査研究のスケジュール（案）につきましてご説明いたします。４月に３市事務局会議を開催しまして、先進事例の調査研究と地域の医療機関へのヒアリングの準備を行います。５月から６月にかけて、３市の事務局において医療機関ヒアリングを実施いたします。７月に３市事務局会議を開催し、医療機関ヒアリングの結果報告と意見交換を行います。８月に３市事務局会議を開催し、各市から事業案を提案し、協議を行います。10月に３市事務局会議を開催し、事業案を決定した上で、３市長会議を開催し、事業を決定いたします。
　各市とも、調査研究の進捗等につきましては、委員会にて適宜報告いたします。また、事業が決定し次第、事業に係る予算を上程したいと考えております。なお、３市協同での事業化は、協議の結果次第となります。
　説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について、ご質問等がございましたら、挙手によりお願いをいたします。
　ご質問等はございませんか。

池田委員）ただいまご説明いただきまして、最後の調査研究スケジュールの最下段、「３市協同での事業化は、協議の結果次第となります」ということでありますけども、この協同での事業化というのは何を指して、それに向かってどのような協議がなされる想定なのか、お伺いをしておきたいと思います。

保健福祉部参事地域医療担当兼地域医療対策室長）お答えいたします。
　３市の協議につきましては、先ほどご説明申し上げたとおり具体的な事業について検討いたしますが、また、今後は具体的な取組内容が固まってきた段階で、その事業の適用範囲ですとか、あとは費用の負担の有無などについても協議検討していくことになると思っております。
　以上でございます。

池田委員）現段階で非常に抽象的なんですけども、この想定される事業はどのようなものを想定されてるのかということをお伺いしてるんです。今現在お分かりになる範囲で結構ですので、お願いいたします。

保健福祉部参事地域医療担当兼地域医療対策室長）失礼いたしました。
　現時点ではまだ、今後具体的なところは３市の協議ということではあるんですが、想定しているものにつきましては、開設の支援ということで、ハード面の支援を想定しております。
　以上でございます。

池田委員）本市においても、あるいは３市においてもですね、自然分娩を担える産科医というのは非常に従前から要望が強いものでございまして、本当にこの地域においても必要なことだと思います。ただし、非常に難しい問題でもございますので、先進事例、成功事例も当然ございますので、そういったものを参考にしながら、ぜひ実現していただければと思います。この基金創設も含めまして一つの前進だと思いますので、よろしくお願いいたします。
　以上でございます。

櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんか。

勝村委員）ありがとうございます。
　私もひとつ、この産科医療施設開設に当たってですね、これ、相当難しいことだと思っております。当然皆さんもそうお思いだと思うんですが、大事なことは、少子化が進む中で、やはりこの石岡地域医療の中で産科体制が少ないということなんで、それが確立されるということは本当にすばらしいことなんですけど、それまでに持ってくことっていうのは、相当本腰を入れていかないと、事業化は難しいんじゃないかなと。ただ３市で協議していっても、ある程度までいってとん挫してしまうということもありますし、例えば、市内でも産科をやってたところがあった、以前にね。そこにどんとお金を出して、支援をして、やってくださいという方法も他市町村にありますけれども、それでもなかなか産科ができないというふうに聞いてます。要するに、産科医の確保、これ、非常に困難だというふうに聞いてますけども、本当に先の見通しになりますけども、その辺のお考えはいかがでしょうか。

保健福祉部参事地域医療担当兼地域医療対策室長）先ほど、基金の議案の説明のときにも少しお話ししましたが、現時点で、産科医療施設開設支援基金を活用しました支援先の候補となるような医療機関の情報は今のところ把握しておりませんが、今後、具体的な事業が決まりましたら、積極的に広報のほうを行いまして、受けていただけるような事業者さんの確保に努めたいと考えております。
　以上でございます。

勝村委員）ありがとうございます。
　やらない方向じゃなくて、やる方向でですね、ぜひとも進めていっていただきたい。そのためにはやはり他自治体のですね、視察研修を行っていただいて、しっかりと取り組んでいっていただき……先ほども言ったように、本腰を入れてやらないと、これ途中でゼロになっちゃいますからね。もったいないんで。ぜひともよろしくお願いいたします。
　以上でございます。

櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　続きまして、予防接種事業についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当）資料５、予防接種事業についてをご覧ください。
　１、事業の目的でございますが、帯状疱疹ワクチン接種費用の一部を補助すること、及びおたふくかぜワクチン接種費用の助成額を増額することにより、感染予防、重症化の防止並びに市民の経済的負担の軽減を目的といたすものでございます。
　２、帯状疱疹予防接種助成についてでございますが、帯状疱疹は細胞免疫が低下する50歳以上に好発する疾患であり、加齢により発症率は増加し、80歳までの約３人に１人がかかると言われております。50歳以上の患者２割に帯状疱疹後神経痛が発症するとの報告があり、痛みやかゆみを伴う発症です。また、治療後も痛みが残ることがあります。
　（１）対象者は50歳以上の市民といたします。
　（２）助成額は１回4,000円といたします。現在、帯状疱疹ワクチンについては、ビケン生ワクチンとシングリックス不活化ワクチンの２種類がございますが、ビケンは１回の接種で済み、接種費用は8,000円から１万円と言われ、有効年数はおよそ５年と言われております。有効率は約50パーセントとなっております。シングリックスについては２回接種が必要となり、接種費用が１回２万円から２万2,000円で、２回接種をしますとかなり高額となります。ただし、有効年数は９年以上、有効率は約８割、80パーセント増とのことです。ビケンは接種費用の１回4,000円、シングリックスは２回接種分の8,000円を助成いたしたいと考えております。
　（３）の申請方法については、償還払いといたします。
　３、おたふくかぜ予防接種助成についてですが、おたふくかぜは６歳までにかかることが多い病気で、中には成人になって感染する場合もあります。おたふくかぜは、成人になってかかると重症化や合併症を引き起こしやすいと言われており、おたふくかぜワクチン接種につきましては、これまでも子育て支援のために、１歳から就学前までを対象に3,000円の一部助成をしておりますが、令和５年度から、さらなる拡充のため、助成額を増額するものです。
　（２）の助成額でございますが、3,000円から、令和５年は5,000円に増額するものです。なお、（１）、（３）については、変更はございません。
　健康増進課からの説明は、以上になります。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について、ご質問等がございましたら、挙手によりお願いをいたします。
　ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　続きまして、新型コロナウイルス感染症対応総合窓口の取扱いについてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

健康増進課長兼石岡保健センター所長兼新型コロナワクチン対策担当）資料６、新型コロナウイルス感染症対応総合窓口の取扱いについてをご覧ください。
　１、設置場所でございますが、市役所本庁舎１階こども福祉課窓口に設置してございます。
　２、設置の経過でございますが、新型コロナウイルス感染症に関連する感染予防、ワクチン接種並びに経済対策等について、市民並びに事業者等へ迅速に情報提供を行う目的で、総合窓口を設置しました。この窓口は、令和３年４月１日からの当面の期間として設置いたしております。
　３、現状でございますが、資料２ページのほう、令和４年度をご覧いただきたいと思います。令和５年１月以降は、１月156人、２月は総合窓口の設置後最少となる62人と、100人を切るような数字となっております。令和４年度の相談の内容につきましては、事業者等への経済支援も終了しているために、相談、問い合わせも減っている状況となっております。また、国では、令和５年５月８日から、新型コロナウイルス感染症を２類から５類感染症へ位置付けるとの方向性を決定いたしました。
　４の今後についてでございますが、ただいまご説明いたしたことも踏まえまして、国での２類から５類感染症へ変更される令和５年５月８日月曜日17時15分をもちまして、新型コロナウイルス感染症対応総合窓口を終了したいと考えております。
　なお、ワクチン接種については令和５年度も実施される予定なので、ワクチン接種の予約については引き続きコールセンターで対応し、コロナの症状等の相談につきましては、現時点でも石岡・八郷保健センターにて対応してございます。今後におきましても、市民の皆様からの相談に対応できる体制の維持に努めてまいります。
　健康増進課からの説明は、以上です。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について、ご質問等がございましたら、挙手によりお願いをいたします。
　ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で本件については終了いたします。
　続きまして、新型コロナウイルスワクチン接種事業についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

健康増進課副参事新型コロナワクチン対策担当）それでは、私から新型コロナウイルスワクチン接種事業についてご説明いたします。
　資料７をご覧願います。初めに１、ワクチン接種状況につきましては、令和５年３月５日現在の接種状況となってございます。
　１行目の５歳以上の方につきましては、１回目接種済者の接種率は86.9パーセント、２回目接種済者の接種率は86.3パーセントとなってございます。
　２行目の65歳以上の高齢者の接種状況でございますが、１回目接種済者の接種率は93.5パーセント、２回目接種済者の接種率は93.3パーセントとなってございます。
　３行目の５歳から11歳の小児の接種状況でございますが、１回目接種済者の接種率は28パーセント、２回目接種済者の接種率は27.2パーセントとなってございます。
　次に、表の右から２番目の列、３回目接種済者でございますが、接種率は73.6パーセント。65歳以上の高齢者の接種率は90.4パーセント。５歳から11歳の小児の接種率は11.5パーセントとなってございます。
　次に、一番右側の列、４回目接種済者、こちらは12歳以上でございますが、接種率は54.9パーセント。65歳以上の方につきましては83パーセントとなってございます。
　次に、下の表、オミクロン株に対応した２価ワクチンでございます。接種対象者は12歳以上となっており、接種率は51.5パーセントとなってございます。
　次に２、小児（５歳から11歳）のオミクロン株対応２価ワクチンの接種でございます。こちらは、３月７日に開催されました国の第45回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会で議論されました、小児のワクチン接種に関する今後の方針でございます。
　初めに（１）位置づけでございますが、小児の接種につきましては、接種開始からの期間が短いため、接種機会の延長と位置付けられております。
　次に（２）対象者でございますが、５歳から11歳となってございます。
　次に（３）接種するワクチンでございますが、令和５年２月28日に薬事承認されました、５歳から11歳用のオリジナル株とオミクロン株、こちらはＢＡ.４−５の２価ワクチン。また、ファイザー社製のワクチンとなってございます。
　次に（４）接種間隔でございますが、前回の接種から少なくとも３か月経過した後となってございます。
　次に（５）接種場所でございますが、現在小児接種を行っています市内５つの医療機関での接種となってございます。
　次に（６）今後の予定でございますが、ア、予約開始につきましては、令和５年３月14日火曜日午前８時30分からとし、イ、接種時期につきましては、令和５年３月24日金曜日からといたします。ウ、予約方法につきましては市コールセンターや市の予約専用サイトとし、エ、周知方法につきましては、対象者への個別通知、ホームページ、メールマガジン等を予定しております。
　次のページをご覧ください。３、今後の接種についてでございます。こちらは、令和５年１月26日及び２月８日の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会の協議を踏まえまして、３月７日開催の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会で協議されました、今後の接種についてでございます。
　初めに（１）接種の法的位置づけでございますが、令和５年度の１年間につきましては、現行の特例臨時接種の実施期間を延長し、無料での接種を継続するものでございます。
　次に（２）令和５年度の追加接種のスケジュールでございますが、追加接種可能な全ての年齢の方を対象といたしまして、秋から冬、こちらは９月から12月にかけて１回。また、重症化リスクが高い方等には春から夏、こちらは５月から８月にかけて前倒しして、さらに１回接種を行うこととなってございます。
　次に（３）前倒しして行います春から夏の追加接種でございますが、ア、接種対象者につきましては、65歳以上の高齢者、５歳から11歳の小児を含む基礎疾患を有する方、その他重症化リスクが高いと医師が認める方に接種を行うとともに、重症化リスクが高い場所でサービス提供いたします医療機関、高齢者・障害者施設等の従事者となってございます。
　次にイ、使用するワクチンでございますが、オミクロン株対応２価ワクチンの使用を基本といたします。
　次にウ、開始時期でございますが、令和５年５月８日からとなってございます。また、令和４年の秋から接種を開始いたしましたオミクロン株対応２価ワクチンの追加接種、こちらの接種につきましては令和５年５月７日をもって終了し、今後は春から夏の追加接種へと移行することとなってございます。また、資料に記載はございませんが、特例臨時接種の期間の延長によりまして、全ての初回接種につきましては、令和６年３月31日まで延長されることとなってございます。
　次にエ、今後の対応でございますが、予約開始及び接種開始時期等につきましては、今後石岡市医師会や接種協力医療機関等と調整し、接種の体制の構築を図っていきたいと考えてございます。
　次に（４）令和５年度、こちらは秋から冬の追加接種でございますが、ア、接種対象者でございますが、接種可能な全ての年齢の方、具体的に、現行では５歳以上の方となっており、イ、使用するワクチンや開始時期等につきましては、今後国で議論される予定となってございます。
　次に（５）公的関与規定の適用でございますが、こちらは、令和５年５月８日からの追加接種につきましては、65歳以上の高齢者及び５歳以上の基礎疾患を有する方、その他重症化リスクが高いと医師が認める方以外につきましては、予防接種法の第８条（接種勧奨）、また、第９条（努力義務）の規定を除外することとなってございます。
　説明は以上でございます。
　なお、説明いたしました２番、小児（５歳から11歳）のオミクロン株対応２価ワクチン接種につきましては、本日中に、議会事務局を通しまして議員の皆様へ報告していきたいと考えてございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について、ご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
　ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　続きまして、令和４年度教育に関する事務の点検・評価に関する報告についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

教育総務課長兼学校再編担当）私から、令和４年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価結果に関する報告書についてご報告させていただきます。なお、点検・評価をする事業内容といたしましては、令和３年度分を対象としております。
　本報告書につきましては、報告書の２ページ下段にございますように、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条に規定されており、教育行政事務の管理及び執行の状況について点検・評価を行い、その結果に関する報告書を議会に提出するとともに、公表することが義務づけられております。
　５ページをご覧ください。この点検・評価では、石岡ゆめ創生プランに掲げる、教育に関する９つの基本施策、20の事業を対象としております。この20の事業について、各担当において事務事業分析シートにより自己点検・評価を行い、その結果について、教育委員会で委嘱しております２名の石岡市教育事務点検・評価委員とのヒアリングを実施し、ご意見等をいただきました。各事業に対する点検・評価委員からの意見については、６ページから25ページ、それぞれ下段に記載されております。
　26ページから34ページまでは、昨年度に点検・評価委員からいただいた各事業への意見と、いただいた意見を踏まえた本年度の取組状況について記載しております。
　また、４ページ下段には、各事業の見直しを継続して行うこと、点検及び評価やいただいた意見等を精査し、必要に応じた予算の確保、団体等への支援及び予算額の適正な配分に努めることなど、総括的なご意見をいただいております。
　本報告書につきましては、本日本委員会へご報告した後、議会へ提出させていただく予定となっております。
　報告は以上でございます。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について、ご質問等がございましたら、挙手によりお願いをいたします。
　ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　続きまして、南小学校長寿命化改良工事の進捗状況についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

教育総務課副参事学校再編担当兼学校再編推進室長）私からは、南小学校長寿命化改良工事についてご説明いたします。
　まずは報告でございますが、仮設校舎につきましては、令和４年５月３日から工事が始まりまして、令和５年２月14日に工事が完了いたしました。工事完了後、引っ越し作業を行いまして、２月20日から仮設校舎での授業が始まってございます。
　続いて、２の工事の進捗及び今後の予定でございますが、�@のグラウンド周りの樹木の伐採・伐根、�Aの駐車場の出入口及び仮職員駐車場、�Bの仮設校舎建設については完了してございます。
　今後でございますが、校舎及び体育館の改修につきましては、引っ越し後、工事が現在進められておりまして、校舎については令和６年１月31日に、体育館につきましては令和５年12月31日に完了見込みとなってございます。バスのロータリー及び来客用駐車場の整備でございますが、こちら、令和５年８月頃から工事を始めまして、来年１月頃に完了見込みとなってございます。グラウンドの整備につきましては、令和６年１月までに入札・契約を行いまして、本格的な工事については仮設校舎撤去後から始めまして、令和６年９月頃までに工事完了を見込んでございます。
　説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について、ご質問等がございましたら、挙手によりお願いをいたします。
　ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　続きまして、石岡市子ども読書活動推進計画（案）についてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

生涯学習課副参事中央図書館担当兼中央図書館長）石岡市子ども読書活動推進計画（案）についてでございますが、まずご説明の前に、さきに実施いたしましたパブリックコメントについてご報告をさせていただきます。
　令和４年12月20日から令和５年１月19日までの１か月間、ホームページやメールマガジン、ＬＩＮＥ等に掲載したほか、紙ベースの計画案を全ての図書館施設と本庁１階の総合案内に設置をいたしましたが、ご意見の提出はございませんでした。
　それでは、計画案につきまして、前回12月にお示ししたものから、３回目の子ども読書活動推進計画策定委員会などを経まして修正した部分が大きく４点ございますので、資料、修正点についてに基づいてご説明をいたします。
　まず最初のページ、修正点１といたしまして、計画策定の意図を表現するため、表紙の題名に「すべての子どもに読書の楽しみを」という副題をつけてございます。
　次に、２ページの修正点２でございますが、読書推進の意義の４行目、「しかし」以下の下線部分につきまして、修正前はテレビゲーム機、携帯電話、インターネットの急速な普及、あるいはテレビやコンピュータゲームなどに長時間費やすといった、若干時代に即していない表現がございましたので、次の３ページの修正後のように、タブレット端末やスマートフォン等の普及、また、インターネットやＳＮＳといった表現に修正をしたほか、学校における１人１台端末についても触れる内容としてございます。
　次に、４ページの修正点３でございますが、子どもの読書の現状の下線部分につきまして、次の５ページの修正後のように、市で７月に実施したアンケートの結果や傾向、課題について記載をしてございます。
　最後に、６ページの修正点４でございますが、子どもの読書応援事業につきまして、事業主体である社会福祉協議会に改めて確認をしましたところ、来年度以降、事業内容につきましては流動的であるということもございましたので、下線部分につきまして、事業概要のみの記載とさせていただきました。
　以上でございますが、これらの修正点を反映させた計画案一式を、別紙として別ファイルでお示しさせていただいております。今後、この計画案につきまして、年度内に公表してまいりたいと考えてございます。
　よろしくお願いいたします。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について、ご質問等がございましたら、挙手によりお願いをいたします。
　ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で本件については終結いたします。
　続きまして、第16回石岡つくばねマラソンについてを議題といたします。
　本件について、執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長）私からは、去る２月19日日曜日に開催いたしました第16回石岡つくばねマラソンについてご報告申し上げます。
　まず初めに、開催日当日は文教厚生委員会委員の皆様にも来賓出席いただき、どうもありがとうございました。
　資料をご覧ください。開催結果については、記載のとおりでございます。申込者数は合計1,058名、当日の参加者数は合計904名となりました。
　いばらきフラワーパーク様にご協力いただき、入園無料の特典を、また、やさと温泉ゆりの郷様にご協力いただき、入湯割引の特典を設けさせていただきました。利用実績についても記載のとおりでございます。
　石岡つくばねマラソンは３年ぶりの開催となりましたが、天候にも恵まれ、また参加者に大きなけがもなく、ご満足いただける大会になったと感じております。今回の運営の経験を生かして、次年度のハーフマラソン開催に向けて準備を進めてまいりたいと考えております。
　私からの報告は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長）以上で説明は終わりました。
　ただいまの件について、ご質問等がございましたら、挙手によりお願いをいたします。
　ご質問等はございませんか。

勝村委員）ありがとうございます。
　３年ぶりに行われました第16回石岡つくばねマラソンでございますが、天候にも恵まれまして、よかったなと思っております。
　ひとつ、参加者の感想などはいかがでしょうか。伺っておりますか。

スポーツ振興課長）よい意見もあったのですが、今回、着替える場所が少ないとか、トイレが詰まってしまったとか、ちょっとマイナス部分のご意見がございましたので、その辺は次年度のハーフマラソン大会に関しての課題として、検討してまいりたいとは考えてございます。
　以上でございます。

勝村委員）ありがとうございます。
　今言われました、次年度に開催予定のハーフマラソンでございますが、これ、次年度開催ができるというふうに解釈してよろしいですか。それと、時期はいつ頃を想定していますか。

スポーツ振興課長）直近の動きでございますが、昨年12月13日に警察のほうに、今年度実施いたしましたハーフマラソン開催検討調査業務の成果品を基に、警察のほうで協議をしてまいりました。その上で提出したんですが、さらにまた資料を提出してくださいということで、最近の３月２日にまた補足資料を提出して、警察のほうに許可申請をしている状況でございます。先日も警察の交通課長から連絡がありまして、今実際その資料を見ていただいてるところなんですが、危険箇所等もございますということなので、そちらに関しては、私どもと警察との協議を並行して進めていくということで、開催に向けての準備をしております。
　開催時期につきましては２月中旬、おそらく、今年度は２月19日でしたので、その頃の日曜日を想定してございます。
　以上でございます。

勝村委員）ありがとうございます。
　どうかですね、ハーフマラソン移行ということで期待しておりますんで、大変でしょうけども、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。
　終わります。

櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんか。

菱沼委員）今、勝村委員のほうからね、石岡ハーフマラソンということで話がございまして、今執行部のほうからもありまして、来年の２月を目途として警察との協議を進めてるということでございました。
　私もいろいろ情報収集する中で、龍ケ崎市がハーフマラソンを今度行うという状況で、龍ケ崎市さん、本当はもう以前にですね、決まってたわけですけども、それもやっぱりコロナでできなかったっていうことで。ただ、警察と執行部だけじゃなく、やっぱり陸上競技連盟の部分とか、あとは実際その役員に就く人も、今回のつくばねマラソンの10倍以上の人数が必要であるというような話も聞いてます。そういう部分においては、確かにこの警察、まずはね、警察のそのルートをしっかりと決めなくちゃいけない部分なんですけど、それと同時に、体協も含めて、そういう陸上競技連盟とか、それから様々な競技団体がありますので、しっかりとやっぱり打合せをしないと、やったはいいが結局事故があったとかいうことになったんでは、石岡市としてのイメージダウンになりますので、しっかりとやっぱり相当回数をかけて協議していかないとまとまらないっていう話を聞いてますので、そういう部分においては、来年の２月中旬にやるんであれば、もう今の段階からきっちりいろんな団体と協議をして進めてもらいたいと思います。
　私も、ハーフマラソンという部分においてはですね、大々的に、石岡市で今度ハーフマラソンができると市民の皆さん、また近隣の皆さんにも訴えていきたいと思ってますので、ある程度やっぱり執行部として体制をしっかり整えてですね、やっていただきたいと思いますので、これは要望とさせていただきます。よろしくお願いします。

櫻井委員長）ほかにご意見はございませんか。

菱沼委員）すいません。その部分で１件、教育長にですね、今後の石岡ハーフマラソンに向けての意気込みっていいますかね、そういう部分をちょっとお聞きしたいなと思います。

教育長）お答え申し上げます。
　ハーフマラソンに対する期待は、大変大きいものと捉えております。また、市民だけではなく、外部からたくさんの観光客の誘致をできると思っておりますので、そういったところも含めて、準備は着々と進めていく。また、その中で課題があれば迅速に対応し、しっかりとした大会にしていきたいと考えております。
　よろしくお願いいたします。

櫻井委員長）ほかにございませんか。

池田委員）念願のハーフマラソン化ということで、大変私も喜ばしく思ってます。
　以前、従来からのつくばねマラソンでも私再三申し上げてたんですけど、ぜひですね、新しいコースにおいては、陸上連盟の公認コースとして登録していただきたいと思います。結局、例えば従来のつくばねマラソンで、10キロで30分を仮に切るような世界的な記録が出たとしても、それは公認コースではない限り、参考タイムでしかないんですね。ですから、そういう意味では、やはり走るランナーのモチベーションにおいても、公認コースできっちりとした自分の記録が残るような、そういった取組もぜひ今回はやっていただきたいと思うんですけども、ご見解をお伺いしたいと思います。

スポーツ振興課長）お答え申し上げます。
　今年度までの石岡つくばねマラソンでございますが、ここ数年は同じコースで実施してまいりました。ただ、以前はフラワーパーク前からのコース、出発、スタートということで、何回かちょっとコースが若干変わったという経緯がございます。その中で、認定については、特に積極的な認定の申請はやっていなかったという情報は、前任から受けております。
　ただ、今回は新たなハーフマラソンということになりますので、その辺は委員おっしゃるとおり、ちょっと前向きには検討してまいりたいとございます。ただ、その公認コースを得るために関しては、スタートとゴールの高低差とかスタートとゴールの直線距離の差とか、いろいろ規制がということもちょっと伺っておりますので、その辺もちょっと今後検討しなければならないなとは感じております。
　以上でございます。

池田委員）様々なことがあるにしても、ぜひ前向きに取り組んでいただければと思います。
　それと、私事で恐縮ですけど私も１ランナーとして、ハーフマラソンは坂東の将門マラソンと日立のさくらロードレース出たことありますけど、どちらもランナーの受入れ体制、おもてなし感がものすごいですよ。坂東においては将門まつりとタイアップしてますし、さくらロードレースは今度４月２日に実施されますけども、桜が満開で、お祭りも一緒に合わせてやるようなおもてなし体制なんですね。ですから、当市においてもリニューアルするに当たって、先ほど教育長からもあったように、そのほかの部分ですね、結局観光の部分であるとか、同時にこの本市をアピールする場面であるとか、そういったおもてなしの部分を、本当にほかのレースを参考にしていただいて、十分にやっていただきたいと、これは強く要望したいと思います。
　以上でございます。

櫻井委員長）ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、以上で本件については終結をいたします。
　次に、その他の件といたしまして、何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ないようですので、その他の件を終結いたします。
　次に、閉会中の継続調査並びに審査の申し出についてを議題といたします。
　当委員会において閉会中もなお継続して調査並びに審査を行うため、石岡市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配付いたしました案文に、先ほど継続審査することと決した陳情第20及び陳情第22を加え、閉会中の継続調査並びに審査を申し出たいと思います。
　これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長）ご異議なしと認め、さよう決しました。
　以上で、本日の文教厚生委員会を閉会いたします。

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