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令和5年度 産業建設委員会

 第10回委員会 (2月7日)
出席委員 岡野孝雄委員長、川井幸一副委員長、鈴木行雄委員、高野要委員、関口忠男委員、山本進委員、新田茜委員
市執行部 【市長直轄組織】
市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(浅田禎智)、市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長(瀬尾正幸)
【生活環境部】
生活環境部長(鶴井重則)、生活環境部次長兼水道担当(櫻井浩司)、生活環境部参事兼ゼロカーボン担当(鈴木正人)、生活環境部参事兼コミュニティ推進課長(萩原信明)、生活環境課長(惣野代薫)、市民課長(中泉了)、保険年金課長(小沼努)、水道課長(小野瀬崇)
【産業戦略部】
産業戦略部長(塩畑浩行)、産業戦略部次長(箕輪栄治)、産業戦略部次長兼農政担当(萩原勇)、産業戦略部産業戦略企画監(野上周)、農政課長(大久保和夫)、商工観光課長(櫻井信康)、産業プロモーション課長(飯田昭憲)
【都市建設部】
都市建設部長(櫻井正洋)、都市建設部次長(林秀憲)、都市計画課長(幕内慎一)、下水道課長(稲葉孝)、建築住宅指導課長(小沼欽 也)、道路建設課副参事道路建設担当(関町隆行)
議会事務局 庶務議事課課長補佐(信田英二)

岡野委員長)ただいまから、産業建設委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の審査に当たり、説明員として出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 なお、本日の案件の説明のために出席を求めた者のうち、産業戦略部商工観光課副参事山田君、都市建設部道路建設課長飯嶋君については、あらかじめ本日の会議を欠席したい旨の申し出がありましたので、ご報告申し上げます。
 それではこれより議事に入ります。
 初めに、所管事務の調査として西口交流施設駐車場整備事業及び東口都市公園整備事業についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。
 なお、発言は挙手によりこれを許します。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)それでは、西口交流施設駐車場整備事業及び東口都市公園整備事業の進捗状況について、ご説明いたします。
 駅周辺にぎわい創生課資料の資料@現況写真をご覧いただければと思います。
 まず、西口交流施設駐車場整備工事につきましては、現在、駐車場システムの設置やインターロッキングブロックの設置などを進めております。工事につきましては、3月中旬に完了検査を行いまして、引渡しを受ける予定となっております。
 なお、供用開始につきましては令和6年4月1日といたしまして、令和6年第1回定例会において、石岡駅西口交流施設駐車場の設置及び管理に係る駐車場条例改正の上程を予定しております。
 次に、東口都市公園整備につきましては、現在、フェンスの設置、照明設備の設置や遊歩道の整備などを進めております。その後、順次、上水道工事、井戸の工事、マンホールトイレ、東屋の設置などを進めていく予定となっております。
 遊具設置工事につきましては、受注生産品となっておりまして、納入が年度末となる見込みとなっております。公園整備の工事の進捗と調整しながら順次進めてまいります。
 なお、公園整備事業につきましては、電気ケーブルや塩化ビニル製品など、一部の資材において流通がストップしており、入手が困難となっているものがございます。
 原因といたしましては、アフターコロナとなり建設工事等が増加したことにより、需要が増えたため、供給不足となったこと。また、万博や震災復興の影響を受けていることなどが考えられます。以上のことから、繰越しとなる見込みとなっております。
 以上が、西口交流施設駐車場整備事業及び東口都市公園整備事業についての説明でございます。
 よろしくお願い申し上げます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

新田委員)すいません。
 この西口交流施設駐車場整備についてお聞きしたいんですけど、ちょっとすみません、今さらで申し訳ないんですが、この倉庫兼会議室っていうのが2階にあるかと思うんですが、これって普通に市民の方も利用できるっていう認識でよろしかったのか、お伺いします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)ご質問のとおり、2階は倉庫兼会議室、3階が防災備蓄倉庫となっております。
 2階の倉庫兼会議室につきましては非常時には救援物資の集配及び保管場所として利用します。平常時は地域の自主防災活動の拠点であったり、防災に関する研修会を開催することが可能となっております。
 また、その他臨時的な使用といたしましては、ステーションパークにおいてイベントを開催する際の物品管理や休憩所などとしてご利用いただくことを想定しております。
 以上でございます。

新田委員)ありがとうございます。
 それとこのエレベーターもありますよね。それは普通に、日常使えるようになっているんでしょうか。
 それとも、何かあったときにしか使わないのか、お伺いします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)2階、3階については通常施錠はされておりますけれども、エレベーターにつきましては、駐車場からエレベーターホールに入りまして、夜間は施錠いたしますが、午前5時から午後11時の時間帯は開放しております。
 以上でございます。

新田委員)ありがとうございます。
 ちなみになんですが、このエレベーターについて、多分改選前の委員会でも質問に挙がってたかと思うんですが、パイプ仕様のテントとかそういったものを運べる大きさであるのか。
 あと、また何か非常事態あったときに、担架とかストレッチャーが入るようなエレベーターの大きさになってるのか、お伺いします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)資材搬入等で、台車等の搬入は可能かと思いますが、担架を横のまま入れるというのは、ちょっと厳しい大きさだと思いますけど。

新田委員)分かりました。
 完成したら、ぜひ実際、実物見てみたいと思います。ありがとうございます。
 以上です。

岡野委員長)ほかに質問等はございませんか。

川井副委員長)今お尋ねしました、エレベーターの件でお伺いいたしますけれども、これそういった大きさにしたのは、なぜなのか、まずお聞きいたします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)エレベーターにつきましては、これまでステーションパーク等についてですね、イベント等を行う際に、資材の搬入が階段、また吊り上げ等によって行っておりました。
 その辺はですね、台車等を使うことによりまして、スムーズに持ち上げられることということで、台車等が十分に入る大きさとなっております。
 また、駐車場のほうで身障者用の駐車スペースも確保しておりますので、車椅子等の方がスムーズに入るような大きさとなっております。
 以上でございます。

川井副委員長)今、お答えいただきましたけれども、設備等を運ぶためだけではなく、要するにイベントとなりますと、多くの人が集まる可能性がありますし、そこでの事故等も起こったときに、それでは2階から1階に運ぶ手だてとして、緊急車両、救急車が来たときに、やっぱり人を運ぶのに、それだと非常に不便だと思うんですよ。
 その点は、お考えがなかったのでしょうか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)緊急時でございますけれども、なかなかエレベーターに担架のまま、ストレッチャーのままという大きさとなりますと、相当な費用も掛かってまいりますので、その辺はですね、とりあえず資材の搬入等が十分な大きさとして確保したところでございます。
 以上でございます。

川井副委員長)いちいち課長に食いつくわけではないんですけども、その予算立てにしても、予算立てってなんですかっていうことになると、やはりそういった人命を含めた、緊急時のことも含めた中で予算立てしないと、予算って生きてこないと思うんですよ。その部分はお金がないからやらないということになると、やはりここに問題が出てきます。
 今更サイズを変えろ、変更はできないでしょうけども、その設計の段階の中で、そういったものを組み入れて予算立てしないと、やはりこれは不便な部分というか納得できないものになってくるかと思うんですが、お答えは厳しいかと思いますけども、何かあれば、お聞かせください。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)ストレッチャーが入るというと、病院にあるような大きさのエレベーターになるかと思いますけれども、なかなか敷地の都合上ですね、そこまでの大きさは取れなかったというのが現実でございまして、1.6メートル角程度ございますので、車椅子の方ですね、車椅子の方等に、車椅子に乗せての、けが人の移動等は十分できるかと思いますので、その辺は工夫していきたいと思います。
 以上でございます。

川井副委員長)今後とも全てその予算がどうとか、ここがこうでしたとかという理由の前にも、やっぱりそういったことも配慮しながら、今後は、進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)今後はですね、委員言われてる設計段階から、あらゆる事態を想定した中で最大限の効果が発揮できるようにしてまいりたいと思います。
 以上でございます。

川井副委員長)それとですね、もう1点。公園等を使う方の駐車場の件ですけども、それも質問して大丈夫なんですかね。また別件ですか。大丈夫ですか。
 前回無料化の駐車場、駐車台数が16台とお聞きいたしました。私もちょっといろいろ考えた中で、果たしてこの駅前の駐車場を無料化にすることっていうのは、どうなのかなという考えも出てきたんですよ。
 そもそもこの無料化になった経緯をお聞かせください。無料化した。無料化にするということ。

岡野委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

岡野委員長)再開いたします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)公園利用者のための駐車場でございますけれども、現在、仮設の駐輪場として使っていた場所がございます。一時的にですね、そこを仮設の砂利敷きの駐車場としてですね、お使いをいただきまして、そこについては一応無料として想定しておりまして、その様子を見ながらですね、駐車場の管理のほうをしてまいりたいと思います。
 あくまでも今回砂利敷きにして使っていただくのは、仮設という形で、基本的には東口の駐車場等を利用していただくという形になっております。
 以上でございます。

川井副委員長)仮設ということでという定義があるということは、それは一時的なものっていうのか、永久的というか、今後もずっと続けていくのか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 例えば車椅子とかですね、ベビーカーの方がいる場合に乗り降り等にも利用できることもありますし、とりあえずは仮設としてそこを使ってみてですね、あまりにも状態が悪いような場合には、そこは駐車場とせず、有料駐車場を使っていただくというような方向に持っていくための、様子見と言っては変ですけども、とりあえずは仮設として運用していきたいと思っております。
 以上でございます。

川井副委員長)私が言いたいことは、要するに駅前等には有料駐車場がたくさんあります。駅前に造るということは、やはりそこがメリットというかデメリットにもなってくると思うんですよ。
 だから、そこでの統一した見解でないと、要するにお金取る方と無料の方と出てきちゃうと、まずいと思うのが1点と。それ無料化にすると、要するに駅に置く人で、無料のところに継続的に置いてしまったり、そこにお金を払わずに置こうとする体の方が出てくると、せっかく造っても、そこがやっぱり有効利用できないんじゃないかと思って。その辺の危惧があるもんですから、その2点を心配してお聞きしました。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)私どもも、その辺のところは危惧しているところでございまして、駅、直近という立地上ですね、ずっと停めて行ってしまう方が出てくる可能性もございます。
 その辺の様子も見ながらですね、対応をしっかりと決めていってまいりたいと思います。
 以上でございます。

川井副委員長)分かりました。
  
岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、石岡市地球温暖化対策実行計画等の策定についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

生活環境部参事ゼロカーボン担当)石岡市地球温暖化対策実行計画等の策定についてご説明させていただきます。資料ナンバー4をご覧ください。
 令和5年12月12日の産業建設委員会において、地球温暖化対策実行計画の概要について、ご説明させていただきました。
 その際、パブリックコメントの実施についてのご報告をさせていただきましたので、今回、パブリックコメントの結果について、ご説明させていただきます。
 初めに、1 パブリックコメントの状況についてでございます。
 (1)実施時期につきましては、令和5年12月1日から令和5年12月28日までの約1か月間実施しました。
 (2)周知方法につきましては、市のホームページと市の公式Lineで実施しました。
 (3)閲覧場所につきましては、市役所本庁生活環境課と八郷総合支所総務課で実施しました。
 (4)意見の提出方法につきましては、電子メール、ファクシミリ、郵送、持参の4通りで実施しました。
 (5)パブリックコメントの結果につきましては、電子メールでの応募者数3人で、13件の意見をいただきました。
 次に、2 パブリックコメントの概要につきましては、左側から意見内容(要約)と回答、計画への反映を掲載させていただきました。
 それでは、計画への反映がございました意見のみ説明させていただきます。
 初めに、No.1の意見内容になります。太陽光エネルギー、食糧生産のスマートシティ、この2つの地産地消を意識した石岡の官民一体挙げてのプロジェクトチームを早急に立ち上げてはどうか。とのご意見でございます。
 次に、中央の回答をご覧ください。ご提案いただいたエネルギーの地産地消のための地域内送電網の構築にむけた体制作りやプロジェクトチームの立ち上げなどは、長期的な課題として検討させていただきます。また、食糧生産のスマートシティについて、行政の取組として記載させていただきます。
 次に、右側の計画への反映をご覧ください。計画書の第4章施策の柱2内の再生可能エネルギー設備導入の促進について、「市民・事業者等へ再生可能エネルギー設備(スマート農業含む)に関する普及啓発に努め、再生可能エネルギー設備の導入を促進します。」に修正を行い、担当課に農政課を追記しました。
 続きまして、3ページをご覧ください。左側の意見内容No.3のCになります。集合住宅、老朽家屋、借家などで太陽光パネルが設置できず、再生可能エネルギーを活用できない住民がたくさんおり、誰もが地域で作られる再生可能エネルギーを利用できる仕組みを考える必要がある。とのご意見でございます。
 次に、中央の回答Cをご覧ください。個人所有の建物まで、市が率先して記載する事ができない事をご理解いただきたいと思います。省エネルギーに自家発電を組み合わせるネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)について、物件所有者への啓発を図ってまいります。また、エネルギーの地産地消に関わるものとしまして、スマート農業についての普及啓発を図ってまいります。
 次に、右側の計画への反映Cをご覧ください。C先ほどご説明させていただきましたNo.1の意見と合わせまして、第4章を修正しております。
 続きまして、左側の意見内容Eになります。「石岡エネルギー自給準備会(仮称)が、再生可能エネルギーによる「市民電力」の設立を目指して活動を行っています。そうした中で、行政の市民活動への理解や支援、及び協働・連携についてビジョンに追記してほしい。」とのご意見でございます。
 次に、中央の回答Eをご覧ください。本計画を推進するために、市民・市民団体及び事業者等の協力が必要ですので、計画の表記を一部変更させていただきました。
 次に、右側の計画への反映Eをご覧ください。計画書の第6章1(4)を「本計画を推進するために、市民・市民団体及び事業者等の協力が不可欠であるため、地球温暖化等に関する周知啓発を行うことにより、温暖化対策への意識の醸成を図り、共に環境に配慮した行動を実践していきます。」に修正したところでございます。
 以上が、計画に反映させていただきました意見でございます。このほかの意見につきましては、データが元々無いものや、体制づくりについての意見であるため、計画案の変更は行わないなど、回答をしております。
 なお、パブリックコメントの内容につきましては、市のホームページにおいて公開をしております。
 現在、計画書の最終校正を行っておりますので、完成次第、議員の皆様へ電子データで送らせていただきたいと考えております。
 以上が、石岡市地球温暖化対策実行計画等の策定についてでございます。
 よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、令和5年度石岡セレクト認証品について、石岡市観光協会法人化について及び第2次石岡市観光振興計画見直しについての計3件を一括して議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

商工観光課長)私から3件一括してご説明申し上げます。
 まず最初に、石岡セレクト認証品の認証結果についてご報告申し上げます。
 産業戦略部説明資料の1ページをご覧願います。
 令和5年11月21日火曜日に開催いたしました石岡セレクト運営委員会において、石岡セレクト認証品として適当と認めた新規申請品10品、更新申請品19品について、12月14日木曜日付けで認定をいたしました。
 新規認定品の事業者につきましては、同日認定式を開催し、認定書を交付してございます。それぞれの認定品の詳細につきましては、資料をご確認ください。
 今後は新規認定品を含めた石岡セレクト認定品のPR及び販売促進に努めてまいります。
 次に、石岡市観光協会法人化についてをご説明いたします。
 産業戦略部資料3ページをご覧ください。法人化した観光協会で行う収益事業案について、ご説明いたします。
 現在までに、昨年に雇用しましたプロパー職員からの提案を基に、新たな事業計画等について協議を行ってまいりました。そういった中で、収益に関する事業案についてご説明いたします。
 4ページをご覧ください。1点目としまして、物品販売事業になります。インバウンド向けとなりますが、富裕層向けの高額商品販売。こちらにつきましては、以前に東南アジアを対象に日本で購入したいものについて調査を実施したところ、お神輿などの日本独自の文化のものを購入したいとの調査結果があり、また、予算については、お神輿であれば200万円程度を想定しているというような結果があったことから、獅子頭などを富裕層向けに販売を想定しております。また、ロックフェスティバルなどの大型イベントでの物品販売拡大。林間学校や校外学習受入れ時に朝日里山学校で臨時売店の出店。観光協会ブランドの商品開発、売上向上を図っていきたい。お土産コンテストを開催し、お土産品として持ち帰りのできる石岡ブランドの商品の開発。現在も行っていますが、MUCC関連商品の販売。人気釣り具メーカーとのコラボによる商品製造・販売。アパレルメーカーとコラボのコラボ商品販売などを考えております。
 次に5ページをご覧ください。2点目としまして旅行事業になります。石岡市観光協会において、第3種旅行業を取得し、旅行事業に参入するものです。内容としましては、宿泊・入場・体験コンテンツ販売。高付加価値バス等の造成・販売。文化財宿泊等の造成・販売。テレビとのコラボ商品の造成・販売。国際交流事業業務委託などを進めて行きたいと考えております。
 6ページをご覧下さい。最後に、その他の事業といたしまして、ふるさと納税返礼品の開拓。古民家再生・管理を行い、ワーケーション促進。シェアオフィス、貸しオフィス業務、インバウンド及び農泊・民泊に関する勉強会等を行い、事業参入を促進し、将来的には予約業務やコーディネート業務を観光協会で取り扱っていくことを想定しております。
 以上のような提案があったわけですが、全てを同時に進めるのではなく、選択しながら業務を進めて行く事となります。
 新たな事業を進めて行く上で、先進事例等を見ますと、経営の安定化を図るため、出資金を交付しており、石岡市においても、出資金について令和6年度当初予算へ計上を予定しております。
 以上が、石岡市観光協会法人化についての説明となります。
 次に、第2次石岡市観光振興計画見直しについてご説明いたします。産業戦略部資料7ページをご覧ください。私からは概要版に沿ってご説明をさせていただきます。
 第2次石岡市観光振興計画につきましては、今年度、学識有識者や観光事業者、各種団体などで構成する石岡市観光振興計画策定委員会に諮りながら、見直し作業を行っているところでございます。現在、後期基本計画の素案が出来上がりましたので、先ほども申しました概要版でご説明いたします。
 8ページをご覧ください。本計画の計画期間は、2019年度から2028年度、平成31年度から令和10年度までの10年間です。2019年度から2023年度までの5年間を前期計画、2024年度から2028年度までの5年間を後期計画とし、コロナ禍の影響など、取り巻く環境の変化に応じた見直しを行いました。また、前期基本計画の評価検証を行い、石岡市の観光の課題を整理いたしました。
 9ページをご覧ください。今回の見直しでは、将来像や基本理念、基本方針の主軸は前期計画から大きな変更は行わず、引き続き楽しめる観光のまちづくりを目指してまいります。
 10ページをご覧下さい。施策体系でございますが、環境の変化に応じた目標数値の変更を行っております。基本方針1の観光入込客数ですが、コロナ禍の影響により大きく減少するも、現在は回復傾向にあります。しかしながら前期基本計画の2028年度の目標値である195万人の達成は難しいため、中間目標の175万人とさせていただきました。観光客の満足度につきましては、87パーセントと目標値を上回っているため、87パーセント維持といたしました。
 次に、基本方針2の発信情報の満足度ですが、現状値は70パーセントとなっており、2023年度の中間目標を達成しているため、引き続き2028年度目標達成を目指してまいります。
 11ページをご覧ください。基本方針3の宿泊者の割合ですが、こちらも変更はなく引き続き2028年度目標を目指します。
 基本方針4の一人当たりの観光消費額ですが、宿泊単価向上に伴い、目標設定を上げております。
 10ページ、11ページの下段には、重点プロジェクトとして、前期計画から引き続きインバウンドの受入環境の充実を掲げております。
 12ページをご覧ください。前期計画で積み上げた観光地域づくりの展開を加速化させるため、重点エリア・ターゲットを設定して、そこに直接訴求する滞在プランや情報発信、受入観光整備を図ります。重点エリア1としまして、石岡(中心市街地)エリアを設定しました。エリアコンセプトとして、昭和レトロな街並みや食や人との交流が感じられる場としてのまちなかの滞在プランの充実としております。メインターゲットは、石岡のおまつり、雛巡りのイベントを中心とした、まちなかのイベントや日頃の中心市街地での買い物や体験に訪れる近隣市来街者や地域住民となっております。
 重点エリア2としまして、八郷エリアを設定しました。エリアコンセプトとしましては、日本の原風景であり、里山を体験できる場の滞在プランの充実となっております。メインターゲットは、一つ目には、いばらきフラワーパークを中心に花やさと山、観光農園等の体験を通じた自然景観・ウェルネスツーリズムに関心の高い30から40歳代女性といたしました。
 二つ目に、農業体験など里山や自然体験を中心に学ばせたい小学生以下の子供をもつ子育て世帯といたしました。重点エリアの横断的な連携としまして、それぞれの重点エリア同士が連携し、市内全域を周遊する流れを創出いたします。
 13ページには、ロードマップと実施主体を示しております。
 14ページには、推進体制の構築として、前期計画に引き続き、市民や事業者、観光関連団体と自治体が協同・連携を取りながら、オール石岡で将来像を目指してまいります。
 進捗管理につきましても、引き続き観光振興計画策定委員会において行ってまいります。今後、パブリックコメントを実施し、広く意見を徴収した上で策定してまいります。
 以上が、石岡市観光振興計画の見直しについての説明となります。
 3点説明させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

山本委員)まず石岡セレクト認証品についてお尋ねいたします。
 令和2年度から令和4年度まで78点の申請があり、35点を認証しているってことですが、これは78件の申請から認証されて35件引くと、43件ですね。43件は、審査を通らず、認証を受けられなかったということなんでしょうか。

商工観光課長)お答えいたします。
 委員おっしゃるとおりでございます。

山本委員)それではその認証を受けてる35品ですね。これ、令和2年から4年までなんですが、現在も終版になったりとか、生産してないとかということで、数が減ってるっていうことはないんでしょうか。35点そのまま認証を受けて販売してるんでしょうか。

商工観光課長)今年度、更新として認証したものが初めてでございますので、これが今回19品ということで、あと新たに9品を新規で認定いたしましたので、現在、今日時点で44品が認定品として認定をされております。
 以上でございます。

山本委員)分かりました。
 この44品のうち、どれだけふるさと納税の返礼品に登録されてるでしょうか。もし分かりましたら。ふるさと納税は管財課の所管なので、もし分からなければ結構ですけれど、観光協会の事業計画のほうに、ふるさと納税の返礼品として販路拡大するようなことが書いてありましたので、その辺、もしお分かりであれば、確認させていただきたいと思います。

商工観光課長)現時点ではっきりした商品ということはお答えできませんので、改めて調べた上で、お返事させていただきたいと思います。

山本委員)実はですね、なぜお尋ねしたかといいますと、石岡セレクト認証品として認証を受けてるんだけれど、ふるさと納税の返礼品に登録されてない。なぜかなということで、販売、製造してる方々等にお聞きしたんですが、その受注生産であったり、納期があったり、様々障害があって、なかなかふるさと納税の返礼品に登録できないんだと。できればそれにこしたことないんだけどということなので、ここはですね、石岡セレクト認証品として認証して観光振興にということで取り組んでるわけですから、これ、ふるさと納税のほうにですね、できる限り返礼品として登録できるような指導というか、アドバイスをしてもらえればいいなと思いまして質問いたしました。
 以上です。

商工観光課長)委員おっしゃいますように、ふるさと納税を担当している所管課と連携しまして、セレクト商品も登録できるような努力を進めてまいりたいと思います。
 あと、ふるさと納税に登録されている商品といたしましては、今回の中では、現在登録されてるものの中では、新鮮卵の、なくなったっていう……。

〔私語あり〕

岡野委員長)ほかにご質問等ありますか。

新田委員)すいません。私も今の石岡セレクト認証品についてお聞きしたいんですけど、資料2ページになるんですかね、3の令和2年度の更新の商品ということで、令和2年度認証品の認証期限が今年度であり、更新が可能なことから、再度申請、審査の上、19品の更新が決定したということで、さっき説明もあったと思うんですが、この更新があったのは、令和2年度に承認された商品が全てなのか。それとも、対象商品は何品あったのか、すいません、お伺いします。

商工観光課長)ご答弁申し上げます。
 今回更新の対象となりうる商品は……。失礼しました。21品ありまして、事業者さんの都合で、申請はされなかったということで、全ての、その対象の事業者さんにはお声掛けをさせていただいております。

新田委員)分かりました。申請のほうがなかったということでありました。先ほど山本委員からもありましたけど、認証してこの事業者がしっかりメリットを感じることができるように。また購入する側にも、ブランド力アピールできるように引き続き取り組んでいただきたいというふうに思います。
 以上です。

岡野委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、茨城デスティネーションキャンペーンに係る当市の取り組みについてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

産業プロモーション課長)私からは、茨城デスティネーションキャンペーンに係る当市の取組みにつきまして、ご報告いたします。
 茨城デスティネーションキャンペーンですが、本年10月から12月までに実施しております。
 産業戦略部資料の15ページをご覧ください。初めに、1 石岡駅おもてなし装飾につきましては、10月1日から12月27日まで実施いたしました。駅のホームフェンスへ横断幕を設置し、駅を利用する方だけでなく、電車に乗車中の方へも広く情報を発信いたしました。また、石岡駅西口の壁面装飾を展示したほか、しゃべる観光AIポスターを設置し、インバウンドで当市を訪れる外国人旅行者へのニーズにも対応いたしました。
 次に、2 ワーケーションモニターツアーは、11月16、17日に実施いたしました。こちらは企業の研修担当者等に参加をいただきまして、森林資源を活用したフィールドワークやブッシュクラフト講習、SDGsセミナーの模擬研修等を実施いたしました。企業の研修の誘致に向けた制度設計等について検討を進めました。
 16ページをご覧ください。次に、3 インバウンド誘客事業は、観光庁のインバウンド地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業補助金の採択事業といたしまして、観光果樹園やいばらきフラワーパーク、花やさと山などの観光資源を活用したインバウンド向け受入れ環境の整備を進め、リピーターの獲得と通年での来訪機会の創出を図りました。また、台湾人インフルエンサーを含むモニターツアーも2回実施いたしまして、SNS等を通じまして、当市の魅力を拡散しているところでございます。
 17ページをご覧ください。最後に、4 醸造発酵体験ツアーの造成につきましては、美や健康に興味のある方をターゲットといたしまして、市内の発酵や醸造に関する食事や体験を活用したツアーを造成しまして、国内観光客に向けた観光コンテンツの充実を図りました。
 産業プロモーション課からの説明は以上でございます

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、上林・上曽線についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

都市計画課長)私からは、上林・上曽線についてご説明いたします。
 資料6をご覧ください。上林・上曽線につきましては、暫定路線として県道土浦笠間線から下宿交差点までの整備を進めておりまして、本年度は用地測量と交差点付近の測量・設計を行っているところでございます。
 暫定路線につきましては、片側歩道での整備を予定しておりましたが、測量・設計を進めて行く中で、道路幅員の確保が課題となっていた変電所付近においても、両側歩道での道路幅員の確保ができる見通しとなったことや、この路線が八郷中学校への通学路となっていることを踏まえ、歩行者等の安全確保のため、両側歩道で整備を進めて行く予定でございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

川井副委員長)ご説明いただきましてよく分かりました。
 やはり今おっしゃったように、通学路としての活用という中で、私は以前から両側で造るべきだと思ってましたし、行政の進める考え方の中で、やはり何か物事、造るときに、もちろん予算立て、予算の中でやるわけですので、できることできないこと、また必要性、必要であるか必要でないかという部分を含めながら、こういったものは検討するわけですけれども、いろいろと今まで見てきますと、市でやってることって、割と、一度造ったけども、そのあとまた追加で、またこれをやり直してということが、多々あるような感じがいたします。
 やはり、物事、造るときには、そこで一気に造っておけば予算的にも低額で済むものを、新たに作り直すということは、またそこで大きな予算が出るわけですし、その辺も含めて、最初にしっかりと考えた上でやっていただきたいと思います。
 今回は、その変電所の決着がついたということなんで、進められたわけですけれども、要するに今後とも、最初にそういった必要性のものにしっかりとお金をかける。しっかりとしたものを造るということを、基本においてやっていただければと思っております。
 何かお答えがあればお願いします。

都市計画課長)お答えいたします。
 ただいま委員からご指摘がありましたとおり、今後事業を進めるに当たっては、その辺も留意した上で、確実に進められるように計画してまいりたいと思います。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、今後議会へ提案する予定の案件についてを議題といたします。
 本件については、執行部より説明を求めます。
 なお、本件の説明の順番は市長直轄組織所管、生活環境部所管、産業戦略部所管、都市建設部所管の順でお願いいたします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)今後議会へ提出する予定の案件のうち、駅周辺にぎわい創生課分について、ご報告いたします。
 まず、一般会計補正予算のうち、石岡駅周辺整備事業に係る経費について、国庫補助金の確定に係る歳入予算の減額、それに伴う地方債の減額並びに工事費等の繰越明許について、補正を予定しております。
 また、現在施工中の石岡駅西口交流施設駐車場の設置に伴い、石岡ステーションパーク駐車場が廃止となることから、石岡市石岡駅前広場駐車場条例の一部改正及び石岡市都市公園条例の一部改正について、議案の上程を予定しております。
 以上が、駅周辺にぎわい創生課所管分のご報告となります。よろしくお願いいたします。

生活環境課長)生活環境課からは第1回定例会に上程を予定している一般会計補正予算について、ご説明申し上げます。
 初めに、霞台厚生施設組合負担金でございますが、解体工事の入札及び契約に伴う減額補正を予定しております。また、この負担金の財源となっております新広域ごみ処理施設整備事業債についても併せて減額補正を予定しております。
 さらに、この事業が次年度にわたる見込みであることから、繰越明許費の設定を予定しております。
 次に、湖北水道企業団負担金でございますが、事業実績の負担額が確定したため、減額補正を予定しております。
 次に、霊園事業会計の補正予算でございます。霊園永代使用料でございますが、本年度販売を開始した区画が完売した場合の金額で当初予算を計上しておりましたが、販売見込額の金額に合わせて減額補正を予定しているものでございます。
 また、繰越金でございます。確定した令和4年度繰越金に合わせて補正するものでございます。加えまして、市営墓地整備等基金積立金でございますが、使用料減額に併せて減額補正するものでございます。
 生活環境課からは、以上でございます。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)それでは、今後議会へ提案する予定の案件のうち、コミュニティ推進課所管分について、ご報告いたします。
 令和5年度の主な事業費が確定見込みとなったことによりまして、一般会計の補正を予定してございます。
 最初に、旧市民会館維持管理経費において、電気料や電気施設保安業務委託などの経常経費全般の減額及び解体工事に係る委託料、工事請負費について、繰越明許費の設定と、不用となる入札差金分の減額を予定してございます。
 次に、街路灯・防犯灯事業において、電気料及びLED防犯灯補助金の不用見込み分について、減額を予定してございます。
 次に、コミュニティセンター維持管理経費において、南台コミュニティセンター改修工事に伴う委託料及び工事請負費が確定したことに伴い、不用となる入札差金分の減額及び歳入起債額について減額を予定してございます。
 最後に、令和5年度市民会館解体工事について、管理棟外壁のアスベスト除去、どん帳のタペストリー加工の追加など、設計内容の変更に伴い、工事請負金額の変更を見込んでおります、これに伴いまして、工事請負契約の一部変更について、議案上程を予定してございます。
 以上が、コミュニティ推進課所管分のご報告となります。よろしくお願いいたします。

市民課長)今後議会へ提案する予定の案件のうち、市民課所管分についてご報告いたします。一般会計補正予算を予定しております。
 戸籍法、住民基本台帳法の一部改正に基づく、戸籍システムの新たな機能追加に伴い、戸籍システム改修委託料の増額補正を予定しております。また、既存の予算と併せて委託料の繰越明許費の設定を予定しております
 以上が、市民課所管分の報告となります。よろしくお願いいたします。

保険年金課長)それでは私からは、第1回定例会へ上程を予定しております、保険年金課所管の一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計の補正予算につきまして、ご説明をいたします。
 初めに、一般会計でございますが、歳出の補正といたしまして、国民健康保険及び後期高齢者医療特別会計への繰出し金についての補正のほか、後期高齢者に係る健康診査委託料の減額、医療福祉費、マル福の増額などを予定しております。
 また、歳入の補正につきましては、歳出に関連します国、県の支出金等の補正のほか、後期高齢者医療広域連合負担金精算金の予算計上を予定しております。
 次に、国民健康保険特別会計につきましては、歳出の補正といたしまして、過年度の交付金等の確定に伴う返還金及び基金積立金の予算計上や、特定健康診査委託料の減額などを予定しており、歳入の補正につきましては、国民健康保険税の減額、社会保障・税番号制度システム整備費補助金及び令和4年度の繰越金の予算計上などを予定しております。
 次に、後期高齢者医療特別会計につきましては、保険基盤安定納付金が確定しましたことから、歳入歳出ともに減額を予定しております。
 保険年金課からの説明は以上でございます。

水道課長)水道課から、第1回定例会に上程を予定している条例の一部改正及び石岡市水道事業会計補正予算について、ご説明申し上げます。
 初めに、石岡市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてをご説明申し上げます。
 現在、厚生労働省が所管している水道整備や衛生管理行政について、水道法の一部改正により、国土交通省及び環境省へそれぞれ移管となることに伴い、条例中の引用条項を改正するものでございます。
 次に、石岡市水道事業会計補正予算について、ご説明申し上げます。収益的収入、一般会計繰入金及び収益的支出、営業費用について、児童手当が補正増となります。
また、資本的収入、工事負担金において、減額を予定しております。
 水道課からは、以上でございます。

農政課長)私からは、令和6年第1回定例会に上程を予定しております、石岡市一般会計補正予算のうち、農政課所管につきまして、ご説明申し上げます。
 初めに、鳥獣被害対策事業の鳥獣被害対策協力報償及び鳥獣被害緊急捕獲報償でございますが、イノシシの捕獲頭数が想定より減少したことにより、歳出の減額補正を予定しております。
 次に、土地改良区水利施設の電気料金高騰分に対して支援するため、土地改良区電気料金高騰対策支援金としまして、歳出の増額補正を予定しております。
 次に、県単土地改良事業補助金でございますが、工事費が確定し、入札差金が生じたことにより、歳入、歳出ともに減額補正を予定しております。
 次に、多面的機能支払交付金でございますが、国の交付金の額の確定により、歳入、歳出ともに減額補正を予定しております。
 次に、農業経営基盤強化資金利子補給金でございますが、基準金利が低いことで利子補給の必要がなかったことによりまして、歳入の減額補正を予定しております。

〔私語あり〕

農政課長)失礼しました。先ほど申し上げました、農業経営基盤強化資金利子補給金でございますが、歳入の減額補正と申し上げましたが、歳出の減額補正でございます。
 訂正しておわび申し上げます。失礼いたしました。
 次に、経営所得安定対策等推進事業補助金でございますが、国からの助成金が削減されたことにより、歳入、歳出とも減額補正を予定しております。
 次に、林業担い手育成強化対策事業補助金でございますが、県の事業廃止により、歳入、歳出の減額補正を予定しております。
 農政課からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

商工観光課長)私から、令和6年第1回定例会において上程を予定しております議案について、ご説明申し上げます。
 最初に、一般会計補正予算でございます。事業の完了または精算により不用額が生じたため、商業活性化共同事業補助金、創業支援事業費補助金、運送事業者燃料価格高騰対策支援金、企業誘致雇用促進奨励補助金の歳出について、減額を予定しております。
 続きまして、入札に伴いまして差金が発生したため、観光対策経費のおまつり関係委託料及びフラワーパーク駐車場整備事業につきまして、減額補正の予定をしております。また、観光施設整備等基金積立金につきまして、積立金の差金について増額補正を予定しております。
 続きまして、条例改正の議案でございます。石岡市ふれあい交流施設やさと温泉ゆりの郷条例の一部改正について及び石岡市つくばねオートキャンプ場条例の一部改正についての2点の条例につきまして、料金の一部改正について上程を予定しております。
 商工観光課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

産業プロモーション課長)私からは、令和6年第1回石岡市議会定例会に上程予定の石岡市一般会計補正予算のうち、産業プロモーション課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 事業の完了または精査によりまして不用額が生じたため、企業誘致推進事業の委託料、産業推進事業の謝礼金、普通旅費、食糧費、委託料、補助金等につきまして、減額補正を予定してございます。
 産業プロモーション課からは以上となります。よろしくお願いします。

都市計画課長)私からは、都市計画課におきまして、令和6年第1回定例会に上程を予定しております、一般会計及び駐車場特別会計補正予算の概要をご説明申し上げます。
 初めに、一般会計の歳入でございます。使用料の駐車場収入が当初見込みより増加したため、増額を予定しております。
 次に、国庫補助金の地域交通対策事業に対する、地域公共交通調査等事業補助金及び合併市町村幹線道路緊急整備支援事業に対する社会資本整備総合交付金。公園維持管理経費に対する公園施設長寿命化対策支援事業交付金の確定に伴い、減額補正を予定しております。また、合併市町村幹線道路緊急整備支援事業に対する防災・安全交付金の確定に伴い減額補正を予定しております。
 次に、県補助金の地域交通対策事業に対する、新たな移動サービス導入等支援事業補助金が確定いたしましたので、減額補正を予定しております。
 次に、寄附金のうち住民参加型まちづくりファンド支援事業寄附金につきまして,本年度の歳入見込みに合わせて増額補正を予定しております。
 次に、繰入金のうち、駐車場特別会計繰入金につきまして、市営駅東駐車場の使用料収入が当初見込みより増加したことによる増額補正。また、住民参加型まちづくりファンド支援事業基金繰入金について、本年度事業が当初見込みより少ないため、減額補正を予定しております。
 次に、市債について、合併市町村幹線道路緊急整備支援事業に対する起債額が確定いたしましたので、増額補正を予定しております。
 続いて、歳出でございます。
 都市計画一般経費の印刷製本費につきまして、執行額が確定したことから、減額補正を予定しております。
 次に、景観形成事業の住民参加型まちづくりファンド支援事業補助金につきまして、本年度事業が当初見込みより少ないため、減額補正を予定しております。
 次に、地域交通対策事業の委託料につきまして、入札差金により執行額が確定したことから減額補正。また、補助金及び交付金につきまして、運行実績等により増額補正を予定しております。
 次に、合併市町村幹線道路緊急整備支援事業でございますが、執行予定額が確定したことにより、委託料及び公有財産購入費につきましては減額補正、工事費及び補償補填及び賠償金は、増額補正を予定しております。
 次に、公園維持管理経費の需用費及び委託料について、入札差金等により執行額が確定したことから、減額補正を予定しております。
 次に、基金のうち、駐車場特別会計繰入金の増額による駅周辺整備基金積立金の増額補正。住民参加型まちづくりファンド支援事業寄附金の増額による、住民参加型まちづくりファンド支援事業基金積立金の増額補正を予定しております。
 最後に、駐車場特別会計でございます。
 歳入につきまして、市営駅東駐車場の使用料収入が当初見込みより増加したことによる増額。前年度会計からの繰越金確定による繰越金の増額。それに伴いまして、歳出において一般会計繰出金の増額補正を予定しております。
 以上が、令和6年第1回定例会に上程を予定しております、補正予算の概要でございます。よろしくお願い申し上げます。

下水道課長)下水道課から、令和6年第1回定例会に上程を予定している石岡市公共下水道事業会計に関する議案、石岡市農業集落排水事業会計に関する議案、一般会計に関する議案について、説明いたします。
 石岡市公共下水道事業会計に関する議案、石岡市農業集落排水事業会計に関する議案、一般会計に関する議案につきましては、事業費確定等による補正を予定しております。
 支出に係る補正に伴い、収入につきましても補正を予定しております。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

建築住宅指導課長)建築住宅指導課からは、令和6年第1回定例会における議案として、一般会計補正予算と石岡市営住宅管理条例の一部を改正する条例を制定することについての上程を予定しておりますので、ご説明申し上げます。
 まず、一般会計補正予算の内容でございますが、歳入、歳出ともに補正する事業といたしまして、木の住まい助成事業、木造住宅耐震改修促進事業、危険ブロック塀等耐震化推進事業、賃貸住宅ストック事業の4事業、歳出のみを補正する事業といたしまして、住まいづくり推進事業、狭あい道路整備事業、市営住宅維持管理経費の3事業を予定しております。いずれも、事業費の確定見込みに伴う減額補正でございます。
 次に、石岡市営住宅管理条例の一部を改正する条例を制定することについての内容でございますが、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律の一部を改正する法律が、令和6年4月1日に施行されることに伴い、石岡市営住宅管理条例について、所要の改正をするものでございます。
 建築住宅指導課における、次期定例会に提出予定の議案に係る説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

道路建設課副参事道路建設担当)道路建設課から、令和6年第1回定例会において上程を予定しております、一般会計補正予算、「工事委託契約の締結について」の一部変更について、土地の取得について及び市道の変更、認定、廃止についてご説明いたします。
 初めに、一般会計補正予算についてご説明いたします。歳入でございます。
 国庫補助金でございますが、防災・安全交付金及び道路メンテナンス事業補助金について、国交付金の内示割れ及び事業費の確定に伴い、減額補正を予定してございます。
 次に、市債でございますが、地方道路等整備事業債、排水路整備事業債、橋りょう長寿命化改修事業債、道路改修事業債及び(仮称)石岡・かすみがうら広域幹線道路整備事業債について、国の交付金の内示割れ及び各整備事業費の確定に伴い、減額補正を予定してございます。
 続きまして、歳出でございます。道路管理事務費でございますが、委託料について、事業費の確定に伴い、減額補正を予定してございます。
 道路維持経費でございますが、需用費及び工事請負費について、事業費の確定及び国交付金の内示割れに伴い、減額補正を予定してございます。
 地方道路等整備事業でございますが、委託料、工事請負費及び補償補填及び賠償金について、減額補正を予定してございます。
 (仮称)石岡・かすみがうら広域幹線道路整備事業でございますが、公有財産購入費について増額補正を、委託料及び補償補填及び賠償金について、国の交付金の内示割れ及び事業費の確定に伴い、減額補正を予定してございます。
 橋りょう維持費でございますが、委託料及び工事請負費について、国交付金の内示割れ及び事業費の確定に伴い、減額補正を予定してございます。
 排水路整備事業でございますが、委託料及び工事請負費について、減額補正を予定してございます。
 急傾斜地崩壊対策事業でございますが、負担金補助及び交付金について、県負担金の確定に伴い、増額補正を予定してございます。
 続きまして、「工事委託契約の締結について」の一部変更について、ご説明いたします。令和5年第2回定例会において議決をいただきました、令和5年度市道B3760号線道路整備事業(仮称)上曽トンネル整備事業につきまして、国交付金の追加内示がございましたので、工事委託契約の一部変更契約を締結するため、議案の上程を予定してございます。
 続きまして、土地の取得についてご説明いたします。(仮称)石岡・かすみがうら広域幹線道路整備事業、市道A6903号線道路整備事業について、石岡市三村地内の道路用地を取得する際、土地売買契約を締結するため、議案の上程を予定してございます。
 続きまして、市道の変更、認定、廃止についてご説明いたします。
 内容でございますが、石岡市碁石沢地内及び石岡市吉生地内において、市道の変更計2件を予定してございます。また、石岡市碁石沢地内において、市道の認定1件を予定してございます。最後に、石岡市片岡地内において、市道の廃止1件を予定してございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

都市計画課長)先ほど私が説明しました一般会計補正予算の概要の中で、合併市町村幹線道路緊急整備支援事業に対する、防災・安全交付金についてでございますが、私減額補正と説明させていただきましたが、増額補正の誤りでございました。
 訂正しておわび申し上げたいと思います。大変申し訳ございませんでした。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、その他として産業戦略部より発言を求められておりますので、これを許します。

商工観光課長)私からは、昨日の全員協議会におきましてもご報告させていただいておりますが、レジオネラ属菌検出に伴う入浴施設の使用停止について、再度ご報告させていただきます。 
 現在の対応状況ですが、2月5日月曜から6日火曜まで配管洗浄、消毒を実施いたしまして、本日7日午前に水質検査を行っております。
 この検査結果を土浦保健所に報告し、保健所のご指導の下、今後の再発防止対策の協議、確認を行いまして、営業再開をしてまいりたいと思っております。
 利用者等で体調不良等があった場合のお申し出いただく相談窓口につきましては、ホームページ等でお知らせしております。対応窓口につきましては、石岡市商工観光課とやさと温泉ゆりの郷の2か所で対応をしております。
 相談窓口の期日でございますが、昨日2月6日火曜から13日火曜の午前8時半から午後7時まで、土日祝日も対応してまいります。
 今後につきましては、土浦保健所による指導の下、再発防止対策を執るとともに、指定管理者への指導を行い、利用者が安心、安全に当施設を利用いただけるよう対応してまいります。
 誠にご心配をおかけしまして申し訳ありませんでした。以上でございます。

岡野委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれをお願いします。
 質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、都市建設部より発言を求められておりますので、これを許します

道路建設課副参事道路建設担当)私から、2月5日、6日の道路建設課における積雪対応についてご報告いたします。
 2月5日正午頃に積雪を確認し、同日15時付けで、朝日峠及び湯袋観光道路の市道2路線並びに上曽峠、湯袋峠、風返し峠及び道祖神峠の県道4路線の計6路線につきまして、通行止めとし、即時ホームページ等にて啓発をいたしました。
 翌6日に、改めてパトロールを実施いたしまして、通行止めの箇所について、車両通行の可能を確認し、14時30分に全ての路線について通行止めを解除し、ホームページ等で啓発いたしました。
 なお、平野部の一般市道については、パトロールの結果、積雪が確認されませんでした。
 報告は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

岡野委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 ほかに、その他として何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、その他の件を終結いたします。
 以上で本日の産業建設委員会を閉会いたします。





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