第３回（２月６日）
出席議員	関口忠男議長、村上泰道副議長、鈴木将史議員、富田雅史議員、中根淳一議員、鈴木康仁議員、飯村一夫議員、新田茜議員、川井幸一議員、櫻井茂議員、石橋保卓議員、岡野孝雄議員、玉造由美議員、谷田川泰議員、小松豊正議員、山本進議員、池田正文議員、菱沼和幸議員、岡野孝男議員、高野要議員、鈴木行雄議員
市執行部	市長（谷島洋司）、副市長（田所和弘）、市長公室長（門脇孝）、財務部長（佐谷戸美紀）、産業戦略部長（塩畑浩行））
議会事務局	局長（神谷一美）、次長兼政策調査担当（中山善正）、庶務議事課長（木﨑憲一）

関口議長）ただいまから、全員協議会を開会いたします。
　本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
　本件説明のため、市長・谷島君、副市長・田所君、市長公室長・門脇君、財務部長・佐谷戸君、産業戦略部長・塩畑君が出席しております。
　なお、本日の議題のうち「石岡市総合計画第２期基本計画について」及び「令和６年度石岡市予算（案）について」は、いずれも説明のみにとどめ、質疑がある議員におかれましては、本会議または今後設置されます予算特別委員会等においてなされますよう、お願いいたします。
　それでは初めに「石岡市総合計画第２期基本計画について」を議題といたします。本件について、執行部に説明を求めます。

市長）本日は、大変お忙しいところお集りいただきまして、ありがとうございます。初めに「石岡市総合計画第２期基本計画案（案）及び令和６年度リーディングプロジェクト」についてご説明させていただきます。
　石岡市総合計画第２期基本計画（案）につきましては、令和６年度から４年間を計画期間とし、目指すべき将来像「誰もが輝く未来へ共に創る石岡市」の実現に向け、９つの政策目標に人口減少対策とデジタル化の視点を踏まえた具体的施策と成果指標を定め、各分野の施策展開を推進していく計画として策定したものでございます。策定にあたりましては、総合計画審議会においてご審議いただくとともに、市民の皆様をはじめ広く意見を伺いながら進めてまいりました。
　本市に必要な施策の継続と新たな施策を展開し、本市が市民と共に成長し続けることができるよう、すべての市民が幸せを感じられる社会、特に子どもたちが石岡市に誇りをもって自らの未来に夢を描ける社会を目指し、持続可能な石岡市の構築に向け取り組んでまいります。
次に、リーディングプロジェクトにつきましては、石岡市総合計画の基本構想に掲げる政策目標を「輝く魅力向上」「輝くまち」「輝くひと」「輝く暮らし」の４つの分野とこれらを下支えするものである「チャレンジする市役所」に分け、各分野における施策展開をリードする事業をリーディングプロジェクトとして位置付けしたものでございます。
　今回、この５つのプロジェクトに加え、本市の喫緊の課題である人口減少対策のプロジェクトを新たに位置付けいたしました。令和６年度予算（案）における主な実施事業について、各プロジェクトを展開し、将来像の実現に向け、共生、共育、共働の理念のもと、迅速かつ効果的に取り組んでまいります。
　なお、石岡市総合計画第２期基本計画（案）及び令和６年度リーディングプロジェクトの詳細につきましては、担当からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。

市長公室長）石岡市総合計画第２期基本計画（案）につきましてご説明させていただきます。
　１ページをお開きください。初めに、総論の１基本計画とは、でございますが、石岡市総合計画の基本構想で定めている将来像の実現に向けて、９つの政策目標の基本方針を示すものとして策定され、政策目標に紐づく61の基本施策の展開方向や成果指標、主な活動を分野別に示すことにより、効果的、効率的で実効性の高い計画となっております。また、各分野の施策展開をリードする事業を、リーディングプロジェクトと位置付け、迅速かつ効果的に推進してまいります。さらに、第２期基本計画より地方創生石岡市総合戦略を基本計画内に位置づけ、デジタル化の視点も踏まえながら基本施策と一体的な取組を推進してまいります。
　次に２計画の構成と期間でございます。２ページ目をお開きください。総合計画につきましては、令和４年度から令和13年度の10年間を計画期間とする基本構想と、市長任期と同一期間とする基本計画で構成されており、今回お示ししますのは令和９年度までの４年間を計画期間とする第２期基本計画となります。
　次に、４ページから５ページにかけまして、４施策の大綱として将来像から基本施策、さらに地方創生石岡市総合戦略までの体系図をお示ししております。
　次に、６ページから11ぺージにかけまして、まちづくりの将来像・基本理念・共通テーマ、リーディングプロジェクトの位置付け等について記載してございます。なお、９ページでございますが、これまでのプロジェクトに加え、人口減少対策プロジェクトを新たに設けることにより、人口減少対策により積極的に取り組んでまいります。
　12ページから基本施策ページの構成を示してございます。基本施策ページの見方についてでございますが、61の基本施策ごとに、最初にあるべき将来の姿を定めております。政策目標が実現した将来の石岡市の姿として、実現したい理想の姿となります。このあるべき将来の姿に近づいているかを進捗管理することとし、それを図る指標を成果指標として設けております。
　次に、現状・これまでの取組として現状について、資料とともに示しております。課題では、社会情勢や現在の進捗状況を踏まえた課題を記載しております。また、それぞれの基本施策に関連する計画を示しております。
　続いて、主要な取組を記載しております。また、関連して主要な取組における参考指標を掲げ、基準値及び目標値を定めております。そのほか、適宜コラムを設けまして、取組内容の紹介をしております。
　続きまして、15ページからは基本施策ごとの内容でございます。１情報発信でございますが、シティプロモーションの推進や石岡ブランドの充実など６つの基本施策となっております。
　次に、31ページ、２歴史・観光におきましては、歴史・文化財の保存・活用や景観の保全と価値向上など５つの基本施策となっております。
　続いて、51ページ、３安全・安心でございますが、消防・救急体制の充実や防災機能の整備・強化など７つの基本施策となっております。
　75ページにまいりまして、４都市基盤・環境でございますが、駅周辺の整備や都市機能の集約化、交通ネットワークの整備など11の基本施策となっております。
　次に、107ページ、５健康・福祉におきましては、感染症対策の推進や地域医療の充実、地域福祉の充実など８つの基本施策となっております。
　続きまして、133ページ、６子育て・教育・学びでございます。結婚・出産支援の充実や乳幼児期支援の充実、子育て家庭支援の充実など９つの基本施策となっております。
　次に、167ページ、７産業・経済におきましては、企業誘致の推進・企業支援の充実、中心市街地の活性化など５つの基本施策となっております。
　続いて、187ページ、８地域・文化でございます。協働によるまちづくりの推進など４つの基本施策となっております。
　最後に、203ページ、チャレンジする市役所として、組織・人材マネジメントの充実や経営・財務マネジメントの充実など６つの基本施策となっております。
　これら９つの政策目標ごとに、それに紐づく基本施策で構成されております。また、それぞれの施策ごとに指標を設けており、この指標によって政策全体の進捗をはかっていくこととなります。この基本計画の策定により、目指すべき将来像に向かって具体的に取り組んでいくべき内容を明らかにし、誰もが輝ける未来の実現を目指してまいります。
　次に、229ページをお開きください。こちらから地方創生石岡市総合戦略（案）となってございます。
　初めに、231ページには、地方創生石岡市総合戦略の趣旨と位置づけについて記載してございます。本市では、まち・ひと・しごと創生石岡市総合戦略を策定し、地方創生に向けた取組を実施してまいりました。総合戦略を見直すにあたり、国のデジタル田園都市国家構想総合戦略の基本的な考え方であるデジタルの力を活用した地方創生に向けて、これまでの総合戦略の基本目標を維持しつつ、デジタル化の視点を踏まえて、新たに地方創生石岡市総合戦略として、各取組を強化してまいります。併せて、総合計画第２期基本計画内に総合戦略を位置づけることで、各施策の進捗管理の一元化を図るなど、より効果的・効率的な施策展開に向けた取組を推進してまいります。
　次に、232ページには人口ビジョンを記載しております。引き続き2060年で人口６万人を維持することを目標としております。
続きまして、234ページから235ページにかけまして、総合戦略の基本的な方向性を記載してございます。総合戦略では４つの基本目標と、基本目標を横断する重点テーマを設けております。基本目標ごとに講ずべき施策を整理し、数値目標を設定、さらに、数値目標を達成するために、具体的な施策と、重要業績評価指標、ＫＰＩを定めています。なお、このＫＰＩなどの数値目標については、総合計画に合わせておりまして、総合計画の取組の一部を総合戦略として抜粋している形となります。
　次に、236ページから、重点化テーマ、デジタルの力を活用して地方創生を目指すについて記載しております。
　次に、238ページから基本目標ごとの内容でございます。基本目標１市の強みを活かした安定した雇用の創出では、企業誘致と就職支援など３つの基本的方向性となっております。
　続きまして、243ページ、基本目標２市の魅力を活かした新しい人の流れをつくるでは、交流人口の拡大など３つの基本的方向性となっております。
　次に、248ページ、基本目標３若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえるでは、結婚・出産支援の充実など４つの基本的方向性となっております。
　続きまして、254ページ、基本目標４時代に合った地域をつくり、安心で心豊かな暮らしを守るでは、健康でいきいきと活躍できる社会の実現など４つの基本的方向性となっております。
　これらの基本的な方向性ごとに整理した具体的な施策及び事業と、総合計画第２期基本計画の各基本施策が連携しておりますので、令和６年度以降、総合計画及び総合戦略のもとに、より効果的・効率的な施策展開や進捗管理を行ってまいります。石岡市総合計画第２期基本計画（案）についての説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
　続きまして、令和６年度リーディングプロジェクト（案）についてご説明させていただきます。
表紙の次のページとなります、１ページ目をご覧ください。令和４年度からスタートした石岡市総合計画では、将来像である「誰もが輝く未来へ共に創る石岡市」を実現するため、３つの基本理念「安全・安心」「魅力・発信」「対話・学び」を定めております。また、市長任期に合わせ、令和６年度から令和９年度を計画期間とする第２期基本計画では、市の方針である「共生」「共育」「共働」の考えに基づき、各施策展開を図ってまいります。
　次に、２ページ目をご覧ください。総合計画をより実効性の高いものとするため、中段に記載のこれまでの「輝く魅力向上」「輝くまち」「輝くひと」「輝く暮らし」「チャレンジする市役所」の５つのプロジェクトに加え、本市の喫緊の課題解決に向けて「人口減少対策プロジェクト」を新たにリーディングプロジェクトに位置づけ、令和６年度予算（案）における主な実施事業について、本プロジェクトにより迅速かつ効果的に施策展開を行ってまいります。
　次に、３ページをご覧ください。これ以降につきましては、個別のリーディングプロジェクトの説明になります。なお、このリーディングプロジェクトに記載している組織名称につきましては、新たな年度における事業の推進体制となりますので、新しい組織名により表記させていただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。
　初めに、人口減少対策プロジェクトでございます。若い世代が結婚、出産、子育ての希望をかなえられる魅力あるまちづくりを進めるため、出生率の増加と移住推進の２本柱を人口減少対策として政策をパッケージ化したものでございまして、結婚から子育て、就職等のライフステージごとに各種支援事業をまとめることにより、より本市の支援策を分かりやすくしたものでございます。
　ステージ１結婚・新婚世帯支援でございます。いばらき出会いサポートセンターの登録料や民間マッチングアプリの利用料等について補助する結婚支援事業、子育てや教育に必要な費用と関連する公的な支援を見える化することで、子育てに必要な費用のイメージを描きやすくする子育て世代マネープラン事業などを実施してまいります。
　次に、４ページをご覧ください。ステージ２妊娠期・出産支援でございます。子育て世帯に対する包括的な支援のための体制強化及び、事業拡充のため、こども家庭センターの設置、育児支援ツールとして母子健康手帳機能を含んだ子育て支援アプリの導入、また、不妊・不育症治療費の助成、妊産婦健康診査の助成などを実施してまいります。
　次に、５ページをご覧ください。ステージ３乳幼児期の支援でございます。オムツだけでなく、子育て用品と引き換えのできるクーポンを交付するすくすく赤ちゃんクーポン事業、さらに４か月健診のほか、２歳児健診の際にも絵本をプレゼントするブックスタート・セカンドブック事業、また、産後ケア事業、こども休日診療などを実施してまいります。
　次に、６ページをご覧ください。ステージ４小学生・中学生への支援でございます。国交付金を活用して保護者の負担軽減を行う令和６年度の学校給食費の無償化、また、同じく保護者負担軽減のためのスクールバスの保護者負担軽減、路線バス利用者への支援などを行ってまいります。
　次に、７ページをご覧ください。ステージ５高校生・大学生・社会人への支援でございます。従来の制度から金額及び採用予定者数を拡充する高校生への給付型奨学金、市内企業等の人材確保を図るため、奨学金返還費用の一部を補助する奨学金返還支援事業、また、通学者・通勤者の定期券・特急券購入補助などに取り組んでまいります。
　次に、８ページをご覧ください。ステージ６移住・定住支援でございます。移住者・移住希望者からの相談や個別ニーズに対応するため移住コーディネーターの設置、民間事業者等からの自由な発想を踏まえた事業提案を受け、移住施策に取り組むための民間事業者と連携した移住支援事業、さらに、これまでの建築費用の補助に加え、Ｕターン移住者にさらなる上乗せを行う住まいに関する助成事業などを実施してまいります。
　次に、９ページをご覧ください。輝く「魅力向上」プロジェクトでございます。関係人口や交流人口の創出に向けて、シティプロモーションをはじめとする様々な取組を行うとともに、本市の強みである歴史・文化財の保存や活用、観光資源の磨き上げなどを通して魅力向上を図ってまいります。
　輝く魅力向上プロジェクトの１点目としまして、関係人口・交流人口の創出を掲げております。動画やＳＮＳ等による情報発信の充実のほか、石岡らしい統一的な公共サインのガイドラインを整備するシティプロモーションの推進、関係人口や交流人口の増加と地域の活性化を目指す石岡つくばねハーフマラソンの開催、令和７年10月の合併20周年記念事業実施のため合併20周年に向けた取組などに取り組んでまいります。
　次に、10ページをご覧ください。輝く魅力向上プロジェクトの２点目としまして、歴史・文化財の保存・活用でございます。舟塚山古墳周濠部の公有地化を進める国指定史跡等の公有地化事業、さらに出土品保存処理分析事業や、常陸國総社宮祭礼の獅子・山車等の調査を実施する民俗文化財等調査事業に取り組みます。
　続きまして、輝く魅力向上プロジェクトの３点目としまして、観光振興の強化でございます。法人化をしました石岡市観光協会による観光振興により、本市の様々な観光資源の活用に取り組んでまいります。さらに、国内外からの観光客を誘致する誘客プロモーションの推進、本市の魅力が伝わる観光拠点づくりとしていばらきフラワーパーク駐車場整備事業に取り組みます。
　次に、11ページをご覧ください。輝く「まち」プロジェクトでございます。
石岡駅周辺の整備や、高浜駅周辺のまちづくりの検討などをはじめとした取組により、住みよいまちを目指してまいります。また、災害の発生や犯罪などに対して安心して暮らせる環境整備、ゼロカーボンシティに向けた取組などを進め、市民が日々生活する基盤であるまちづくりに磨きをかけてまいります。
　１点目としまして、住みよいまちづくりの推進を掲げております。石岡駅周辺整備事業では、国分町ポケットパークの整備やステーションパーク１階部分の有効活用に向けた改修工事を行います。また、地域間道路交通のネットワーク強化や広域的な地域活性化を目指して、上曽トンネルの整備を進めるとともに、高浜地区のよりよい生活環境の向上を目指した高浜地区の下水道整備、さらに複合文化施設整備に向けた基金の積立て、グリーンスローモビリティ実証実験に取り組みます。
　次に、12ページをご覧ください。２点目としまして、安心して暮らせる環境整備でございます。空家に関する窓口を一本化し、相談環境の拡充などを行う空家等対策事業、浸水想定区域における訓練や自主防災組織の設立・活動に関する支援により災害リスクに備えた防災体制の充実を図ります。さらに、防犯灯の電気料に対する支援を行うことにより、防犯対策の強化と自治会などの財政的負担の軽減を図ってまいります。
　次に、３点目としまして、ゼロカーボンシティに向けた取組でございます。プラスチックごみの再資源化事業により、プラスチックごみの回収、再資源化、再商品化を推進するとともに、電気自動車の導入、さらに霞台厚生施設組合のごみ焼却熱発電からの電力購入や家庭用蓄電システム導入促進補助金などにより、カーボンニュートラルに向けた取組を推進してまいります。
　次に、13ページをご覧ください。続きまして、輝く「ひと」プロジェクトでございます。妊娠・出産・子育て・教育に対して、切れ目のない支援を行うことで、総合的な子育て支援、教育環境の充実を図ってまいります。また、石岡市に必要な保健・医療体制の強化を図ることや、生涯現役社会を目指すことで、それぞれのライフステージでの活躍を支援してまいります。
　１点目としまして、子育て支援の充実を掲げております。保育所等における業務のＩＣＴ化の推進や、保育補助者の雇用に要する費用に対する支援により保育所等の体制強化を推進してまいります。また、再掲となりますが、こども家庭センターの設置、すくすく赤ちゃんクーポン事業にも取り組んでまいります。
　２点目としまして、保健・医療体制の充実でございます。地域医療対策事業では、病院群輪番制や小児科休日診療などに引き続き取り組むほか、一次緊急診療や産科の設置等に向け協議・検討してまいります。また、老朽化している石岡保健センターと八郷保健センターを統合し、新しく総合保健センター（仮称）を整備してまいります。
　次に14ページをご覧ください。３点目としまして、教育環境の充実でございます。令和６年度における学校給食費の無償化のほか、学校給食へ地元産の有機農産物の活用率を高める有機食材活用促進事業、保護者や地域住民等が委員として学校運営に参画するコミュニティ・スクールの導入、プール授業民間委託事業の試験的導入に取り組んでまいります。
　４点目としまして、生涯現役社会の実現に向けた取組でございます。引き続き生涯現役プラチナ応援事業を実施するとともに、高齢者の包括的な疾病管理の重要性を踏まえた高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施に取り組んでまいります。
　次に、15ページをご覧ください。続きまして、輝く「暮らし」プロジェクトでございます。企業誘致をはじめとした各取組を推進し、持続可能な商工業や農業の振興を図ってまいります。また、市民が主体となり行う、様々な文化芸術活動や地域コミュニティの活性化に向けた取組の支援、国際交流の推進などにより様々な人が活躍できる共生社会の構築を目指してまいります。
　１点目としまして、持続可能な産業振興を掲げております。新規企業の誘致に向け、産業用地の確保する取組を進める企業誘致の推進、商店街街路灯が担う防犯の役割維持とともに、街並みの景観確保を図る商店街の街路灯電気料補助ＬＥＤ化・修繕・撤去支援事業、オーガニックビレッジ宣言に向けて、有機農産物の生産、流通・加工、消費について更に取り組んでまいります。また、再掲となりますが、奨学金返還支援事業、新規就農者への支援にも取り組んでまいります。
　次に16ページをご覧ください。２点目としまして、住民参加型の地域づくりでございます。地域コミュニティの活性化を図る事業に対する支援として、各自治会等で行う様々な事業にかかる経費を一部補助するコミュニティ事業費補助金のほか、市民と行政が共にまちづくりの進めていくための対話の場である石岡未来会議の開催により、住民参加型の地域づくりに取り組んでまいります。
　３点目としまして、文化芸術の推進でございます。音楽などの芸術文化に親しむ取組を推進するため、中学生や高校生をはじめとする市民を対象とする音楽ワークショップを開催してまいります。また、市民がつくるコンサート開催に対する補助を行うほか、複合文化施設整備のため複合文化施設整備基金に着実に積立を行うことにより、施設整備に係る事業費の計画的な確保に取り組んでまいります。
　４点目としまして、多様性の尊重・共生社会の構築でございます。男女共同参画の推進により、全ての市民が活躍できる社会を目指して女性の活躍促進やワークライフバランスの推進に取り組んでまいります。また、市内の国際交流団体の活動への支援や海外の都市との友好関係を築くための取組など国際交流を推進してまいります。　
　次に、17ページをご覧ください。全ての分野を下支えする行財政改革としてチャレンジする市役所プロジェクトを設けております。また、チャレンジする市役所では、組織・人材マネジメントの充実と経営・財務マネジメントの充実の２大テーマを掲げて、チャレンジする市役所自体を１つのリーディングプロジェクトとして位置づけました。取組といたしましては18ページをご覧ください。
　１点目としまして、組織・人材、経営・財務マネジメントの充実でございます。ふるさと応援寄附金事業においては、申し込みサイトや返礼品数の増加など利用しやすい環境づくりに努め、寄附額の増加を目指しています。また、職員採用において秋採用の実施やチャレンジいしおか枠の設定などにより人材確保を強化してまいります。さらに、持続可能な行政運営や行政手続きなどの効率化を図るためＢＰＲを推進してまいります。
　２点目としまして、デジタル技術を活用した取組でございます。市民の利便性向上やペーパーレス化の推進のため、職員が効率的にオンライン申請を作成することができる環境整備に取り組みます。また、小中学校保護者向け連絡アプリの導入や子育て支援アプリの導入などにも取り組んでまいります。
　以上、令和６年度リーディングプロジェクト（案）についてご説明させていただきました。ご説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

関口議長）以上で説明は終わりました。
　次に「令和６年度石岡市予算（案）について」を議題といたします。本件について、執行部に説明を求めます。

市長）次に、令和６年度石岡市予算（案）がまとまりましたので、ご説明させていただきます。
　昨今の物価の高騰など、行財政を取り巻く環境は厳しいものがございますが、人口減少問題への対応や、ゼロカーボンシティの実現等、複雑化・多様化する課題に対して、柔軟に対応しながら、持続可能な社会を創り上げていくことが重要と考えております。限られた財源を効果的・効率的に活用し、総合計画の将来像でございます「誰もが輝く未来へ共に創る石岡市」を実現していくため、令和６年度予算を編成いたしたものでございます。
　お手元の資料、令和６年度石岡市予算（案）をご覧いただきたいと思います。１ページの第１表総括表は、各会計の予算規模でございます。一般会計は338億1,000万円となり、昨年度と比較いたしますと32億9,000万円、8.9パーセントの減でございます。特別会計の合計は222億636万円となります。昨年度と比較いたしますと7,226万1,000円、0.3パーセントの増でございます。一般会計と特別会計の合計は560億1,636万円となり、昨年度と比較いたしますと32億1,773万9,000円、5.4パーセントの減でございます。
　以上が、新年度の一般会計と特別会計の予算案でございます。なお、新年度予算案の詳細につきましては、担当からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。

財務部長）私からは、新年度の予算案につきまして、お手元の資料、令和６年度石岡市予算（案）により、概要をご説明させていただきます。
　お手元の資料１ページをご覧願います。まず、第１表総括につきましては、各会計の予算額をお示ししてございます。一般会計の予算額は338億1,000万円で、昨年度と比較いたしますと32億9,000万円、8.9パーセントの減となってございます。これは、衛生費で新型コロナウイルスワクチン接種事業の減などにより３億2,000万円あまりの減。土木費で上曽トンネル整備事業の減などにより９億8,900万円あまりの減。教育費で南小学校長寿命化改良事業の減などにより18億8,300万円ほどの減となったことなどによるものです。
　続きまして、特別会計の予算額でございます。特別会計９会計の合計は222億636万円となります。前年度と比較いたしますと7,226万1,000円、0.3パーセントの増となりました。これは、国民健康保険特別会計で国民健康保険事業費納付金の減などにより１億2,200万円あまりの減。介護保険特別会計で介護サービス給付費の減などにより２億6,400万円あまりの減となっておりますが、後期高齢者医療特別会計で広域連合納付金の増などにより１億5,600万円ほどの増。公共下水道事業会計で工事費の増などにより３億7,300万円ほどの増となったことなどによるものでございます。
　この結果、一般会計と特別会計の総合計は560億1,636万円となり、前年度と比較いたしまして32億1,773万9,000円、5.4パーセントの減となりました。
　続きまして、２ページをご覧願います。第２表一般会計における歳入の款別予算額でございます。主なものについてご説明させていただきます。まず、１市税でございますが97億2,915万4,000円で、１億5,212万9,000円、1.5パーセントの減となってございます。こちらは、個人市民税におきまして、定額減税の影響額３億1,000万円を見込みましたことにより、減額となったものでございます。内訳でございますが、個人市民税が２億9,100万円あまりの減。法人市民税が２億2,000万円あまりの増。固定資産税が8,800万円ほどの減。軽自動車税が500万円ほどの減。市町村たばこ税が1,000万円ほどの増。入湯税は200万円あまりの増。都市計画税が100万円ほどの減となってございます。
　次に、10地方特例交付金でございますが３億6,240万円で、３億830万円、569.9パーセントの増となってございます。こちらは、先ほど市税の中でご説明いたしました個人市民税の定額減税の影響額の補填分として、その見込み額の全額を定額減税減収補填特例交付金として３億1,000万円を計上したことによるものでございます。
　次に、11地方交付税でございますが70億4,500万円で、２億600万円、3.0パーセントの増となってございます。こちらは普通交付税で基準財政需要額の増加により２億100万円の増となったことなどによるものでございます。
　次に、15国庫支出金でございますが54億7,219万8,000円で、７億202万6,000円、11.4パーセントの減となっております。こちらは物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金が１億4,800万円あまりの増となったものの、ワクチン接種対策費国庫負担金が１億8,800万円ほどの減、ワクチン接種体制確保事業費補助金が１億3,900万円ほどの減、社会資本整備総合交付金が５億4,800万円ほどの減、学校施設環境改善交付金が２億8,700万円ほどの減となったことなどによるものでございます。
　次に、16県支出金でございますが24億9,932万4,000円で、１億7,986万5,000円、6.7パーセントの減となってございます。こちらは地域医療介護総合確保基金事業補助金が２億8,100万円ほどの減、認定こども園施設整備補助金が1,800万円ほどの減、合併処理浄化槽設置事業費補助金が1,800万円あまりの減となったことなどによるものでございます。
　最後に、19繰入金でございますが25億5,851万4,000円で、２億2,967万9,000円、8.2パーセントの減となってございます。こちらは財政調整基金繰入金は増額となりましたが、公共施設整備基金、学校施設等整備基金からの繰入金が減額したことなどによるものでございます。
　続きまして、３ページをご覧願います。第３表一般会計の歳出の款別の予算額でございます。初めに、２総務費でございますが、34億9,691万7,000円で、旧国民宿舎維持管理経費の増などにより１億6,450万円、4.9パーセントの増。
　次に、３民生費でございますが、132億3,900万6,000円で、児童手当経費の増などにより３億3,407万円、2.6パーセントの増。
　次に、４衛生費でございますが、19億8,926万6,000円で、新型コロナウイルスワクチン接種事業の減などにより３億2,012万2,000円、13.9パーセントの減。
　次に、５労働費でございますが、574万4,000円で、就職支援事業の増などにより459万9,000円、401.7パーセントの増。
　次に、６農林水産業費でございますが、11億1,149万8,000円で、地籍調査事業の増などにより１億916万1,000円、10.9パーセントの増。
　次に、７商工費でございますが、６億8,933万7,000円で、朝日里山学校管理運営費の減などにより１億956万8,000円、13.7パーセントの減。
　次に、８土木費でございますが、36億1,987万9,000円で、上曽トンネル整備事業の減などにより、９億8,945万7,000円、21.5パーセントの減。
　次に、９消防費でございますが、14億7,662万2,000円で、消防団施設整備事業の減などにより1,980万円、1.3パーセントの減。
　次に、10教育費でございますが、43億5,907万3,000円で、南小学校長寿命化改良事業や小学校及び中学校における学校維持管理経費の減などにより、18億8,296万1,000円、30.2パーセントの減。
　次に、12公債費でございますが、31億2,748万3,000円で、借換債元金の減などにより５億447万5,000円、13.9パーセントの減。
　最後に、13諸支出金でございますが、３億9,116万円で、産科医療施設開設支援基金費が皆減となったことなどにより、8,183万8,000円、17.3パーセントの減となっております。
　続きまして、４ページをご覧願います。第４表令和６年度における主要事業施策概要でございます。丸印が付されております事業が新規事業でございます。左側から事業名、事業概要、予算額を記載しております。後ほど、ご確認いただければと存じます。これらのうち、特に重点的に実施する事業につきましては、先ほど説明のございました、別綴りのリーディングプロジェクトに記載されているところでございます。
　次に、大きくページをおめくりいただきまして、32ページでございます。第５表は令和６年度当初予算における性質別の内訳でございます。こちらの表は、第３表でご説明いたしました歳出の款別の予算を性質別に分類した表でございます。表の上段が性質別の区分、左側が款別の区分となっております。款別の区分の14予備費の１つ下に計Ａの行がございまして、こちらがそれぞれの性質別の予算額となっております。この２つ下の行が令和５年度の性質別の予算額Ｂ。下から２つ目の行が増減額の行。一番下が増減率の行となっております。
　それでは、主なものを中心にご説明させていただきます。初めに、人件費でございますが、62億5,576万7,000円で、５億4,662万9,000円、9.6パーセントの増でございます。
　次に、物件費でございますが、54億7,397万1,000円で、3,720万1,000円、0.7パーセントの減でございます。
　次に、維持補修費でございますが、３億2,499万6,000円で、4,850万4,000円、17.5パーセントの増でございます。
　次に、扶助費でございますが、79億347万7,000円で、３億5,799万6,000円、4.7パーセントの増でございます。
　次に、補助費等でございますが、51億4,013万1,000円で、２億9,446万1,000円、6.1パーセントの増でございます。
　次に、普通建設事業でございますが、29億2,615万7,000円で、39億351万4,000円、57.2パーセントの減でございます。
　続きまして、33ページをご覧願います。公債費でございますが、31億2,748万3,000円で、５億447万5,000円、13.9パーセントの減でございます。
　最後に、繰出金でございますが、21億8,530万4,000円で、3,324万6,000円、1.5パーセントの減でございます。
　続きまして、35ページ、36ページでございます。第６表普通建設事業の内訳でございまして、先ほどご説明しました第５表性質別内訳の普通建設事業の詳細となっております。後ほどご確認いただければと存じます。
　次に、37ページは、第７表都市計画税の使われ方でございます。同様に、後ほどご確認いただければと存じます。
　次に、38ページは、第８表市町村交付金（社会保障財源化分）が充てられる社会保障４経費その他社会保障施策に要する主な経費でございます。地方消費税交付金の充当先を示すものでございます。地方消費税交付金のうち社会保障財源化分９億4,959万円の充当先でございますが、社会福祉及び社会保険関係の繰出金と保健衛生関係の扶助費としております。
　以上が、令和６年度石岡市予算（案）の概要でございます。よろしくお願い申し上げます。

関口議長）以上で説明は終わりました。
　次に「レジオネラ属菌検出に伴う入浴施設の使用停止について」を議題といたします。本件について、執行部に説明を求めます。

市長）次に、「レジオネラ属菌検出に伴う入浴施設の使用停止について」ご説明させていただきます。
　昨日、やさと温泉ゆりの郷で、指定管理者でありますやさと農業協同組合よりレジオネラ属菌が検出されたとの報告があり、施設を使用停止とし、土浦保健所の立入調査が実施されました。具体的な内容につきましては、担当部長から説明させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

産業戦略部長）私からは、レジオネラ属菌検出に伴う入浴施設の使用停止について、やさと温泉ゆりの郷の内湯１か所からレジオネラ属菌が検出されたため、ご報告させていただきます。
　１の発生場所と検出値ですが、場所は、やさと温泉ゆりの郷でございます。検査項目は、レジオネラ属菌で、検出値は10ＣＦＵ／100mlとなっており、基準値の10ＣＦＵ／100ml未満を超えております。
　２の経過でございますが、昨日２月５日月曜日午前10時35分、休館日ではございましたが、水質検査を実施している委託業者から、浴槽４か所のうち、内湯１か所からレジオネラ菌が検出されたとの連絡が指定管理者に入り、その後、市に報告が入りました。茨城県土浦保健所にもレジオネラ菌が検出されたことを報告し、同日午後２時から午後３時30分にかけまして、やさと温泉ゆりの郷に土浦保健所の立入検査が入りました。土浦保健所による立ち入り検査では、浴室、配管、受水槽、貯水槽、水質検査結果、清掃状況等の現地確認と聞き取り調査が実施されました。
　３の対応状況といたしまして、２月５日月曜日から６日火曜日にかけまして配管洗浄、消毒を実施しております。
　４の相談窓口・問い合わせ先でございますが、利用者等で体調不良等があった場合、お申し出いただく相談窓口を設置、ホームページ等でお知らせしてまいります。期間は、２月６日火曜日から13日火曜日の午前８時30分から午後７時で、土日祝日も対応してまいります。対応窓口は、石岡市商工観光課とやさと温泉ゆりの郷の２か所で対応いたします。
　今後につきましては、土浦保健所による指導のもと、再発防止策をとるとともに、指定管理者への指導を行い、利用者が安心、安全に当施設を利用いただけるよう対応してまいります。説明は以上です。

関口議長）以上で説明は終わりました。
　本件に関しましては、ご質問等がございましたらお願いいたします。なお、質問にあたっては、従前の申し合わせのとおり、質問のみ１人５分までとさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

池田議員）このレジオネラ菌の検出ということで、またかという、非常に印象を受けます。直近だと平成30年の７月にひまわりの館でやはり検出があって、１人の方が体調不良を訴えたということがございました。今回、２月５日にいわゆる委託業者から、今回検出されましたというような報告があったということですけれども、そのときの質疑の中で、検体いわゆる採水をして２週間程度培養をした後に、それがレジオネラ菌が存在したかしないかっていうのがわかるというような報告があったんですけれども、そうなりますと、１月の二十何日かわかりませんが、２週間ほど遡っての採水、検体の採取であったと推測されるわけですけども。報告の前の流れについて、ご説明をいただければと思います。

産業戦略部長）お答えいたします。議員おっしゃるとおり、この採取につきましては1月23日に採取をしているところでございます。検出にあたりましては、何日間かお時間を要しますので、検出からは日数がたっているところでございまして、菌が発生してからですね、何日かたった経過がございます。以上でございます。

池田議員）そうしますと、報告は２月５日ですが、検体の採水については１月23日。では、1月23日から報告があったまでの開館日数と利用者数について、お伺いいたします。

産業戦略部長）１月23日から２月４日まで現在で、延べ4,923人の利用があり、営業日では11日間となってございます。以上でございます。

池田議員）その間、利用された方の健康状態、不調を訴えるとかそういったことの申し出や相談があったのかなかったのか。あったとすれば、何件あったのかお伺いいたします。

産業戦略部長）今日現在、体調不良等により、ということで、そういう相談は今のところはございません。以上でございます。

池田議員）それは幸いなことだと思いますが、本当に毎回ですね、大事なのは、原因の徹底究明と、それに伴う再発防止策の徹底なんですよ。本当にこれ、中には死亡事故も当然、当市においてもあったわけですので、温浴施設を提供している以上、このレジオネラ菌の検出というのは、自然界に普通に存在する菌ですので致し方ないとはいえ、やはり事業者、委託をしているとしても、事業者としての本当に責務だと思いますので、その２つは徹底していただきたいと、意見として申し述べておきます。以上です。

関口議長）ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口議長）ないようですので、本件については以上で終結いたします。
　執行部におかれましては、ご退席いただいて結構でございます。

－執行部退席－

関口議長）次に、令和６年度石岡市一般会計予算（案）の議会費について、事務局から説明願います。

庶務議事課長）お手元に令和６年度一般会計予算案のうち、議会費を予算書ベースで表記いたしました資料を配布させていただいておりますので、ご覧いただきたいと思います。昨年度当初予算と比較しておりまして、主なものについてご説明をさせていただきます。
　初めに、職員等人件費でございます。令和６年度の議会事務局職員の人件費にかかる経費総額として7,011万円を計上いたしております。前年度比239万6,000円の増額となっております。こちらは令和６年１月１日現在の職員数で積算をしておりまして、令和５年度の人事異動等の影響もあり、増額となっております。
　次に、議員活動運営経費でございます。令和６年度予算額は１億9,996万2,000円でございます。前年度比303万9,000円の増額となっております。主なものとしまして、初めに議員報酬76万4,000円の増額は、改選に伴う議員数の増によるものでございます。以下、議員期末手当、議員共済負担金等につきましても、同様の理由で増額となっております。
　次に、講師謝礼20万円の減額は、議員研修会の研修内容の見直しにより減額をするものでございます。
　次に、費用弁償45万4,000円の増額は、複合文化施設建設特別委員会の設置に伴う増でございます。
　次に、被服類購入費95万3,000円の減額は、改選に伴う議員防災服の皆減に伴うものでございます。
　次に、電話料98万5,000円の増額は、タブレット更新に伴う端末レンタル代を含む通信料の増に伴うものでございます。
　次に、速記委託料を実情に合わせまして会議録作成業務委託料に名称変更したことに伴い、速記委託料を474万9,000円皆減し、会議録作成業務委託料として461万円が皆増となっております。
　次に、電子会議システム保守委託料、電算業務委託料、備品借上料、システム使用料については、令和６年度中に予定しているタブレット更新に係る費用でございます。
　次に、事務局経費でございます。令和６年度予算額は393万7,000円でございます。前年度より45万6,000円の増額となっております。主なものは議長車及びハイエースの車検のほか、ハイエースのリースアップに伴う車両購入費の増額などによるものでございます。
　以上、令和６年度の議会費の予算につきまして、主なものをご説明いたしました。説明は以上となります。

関口議長）以上で説明は終わりました。ご質問等がございましたらお願いいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口議長）ないようですので、今後質問等がある場合は、直接事務局へ問い合わせ願います。
　次に、私から皆様に２点ほどお伝えしたいことがございます。１点目でございますが、一般質問の通告期間の見直しについて、先日の議会運営委員会で決定した事項を、改めて皆様にお知らせいたします。
　具体的には、次期定例会より一般質問の通告期間を、告示日から３日間とすることといたしましたので、令和６年第１回定例会におきましては、告示日である２月13日火曜日から15日木曜日までの３日間が一般質問の通告期間となります。
　なお、質問順の抽選については、これまで同様、開会日の本会議終了後に実施いたしますが、通告日ごとに抽選を行うこととし、代表質問・議案質疑の通告期間については従前のとおりとなりますので、ご了知願います。
　２点目でございますが、先日の総務企画委員会において、職員を対象としたハラスメントに関するアンケート集計結果に関する説明がありましたが、その中で議員からのハラスメントがあったとする回答がございました。
　本市議会の最高規範である石岡市議会基本条例には「議員は、市民の代表として、高い倫理観を持ち、品位の保持に努めること」と議員の活動原則が定められており、また、石岡市政治倫理条例においても「市職員の公正な職務執行を妨げ、その権限又は地位による影響力を不正に行使するよう働きかけをしてはならない」と政治倫理基準の定めがございます。
　改めて申し上げるまでもなく、議員は公職者として高い倫理観が求められております。行為者にそのつもりがなくとも、受け手がハラスメントと受け取ることもございます。発言や行動にあたっては、議会基本条例、政治倫理条例に即し、モラルを重んじた対応をいただくよう、議員各位におかれましては、よろしくお願いをいたします。
　以上を持ちまして、全員協議会を閉会いたします。